2021年2月9日
定期例会(総会・講演・交流会)
講演内容の概要(2013年)
2013年12月18日 学士会館
12月講演・交流会
「これからのエネルギー戦略 迫られる大転換」
「12月度講演・交流会」は12月18日(水) 通商産業省(現:経済産業省)ご出身で国際エネルギー機関(IEA)前事務局長、東京大学公共政策大学院教授の田中伸男氏を講師にお迎えし、「これからのエネルギー戦略-迫られる大転換-」というテーマでご講演いただきました。
2013年11月19日 学士会館
11月講演・交流会
「あなたのお孫さんに薦める10年後の最も魅力的な職業は」
11月講演・交流会は11月19日(火)学士会館で、約60名の会員が参加して行われました。
IT起業家で著述家でもある、データセクション株式会社取締役会長、デジタルハリウッド大学教授の橋本大也氏を講師にお迎えし、「あなたのお孫さんに薦める10年後の最も魅力的な職業は」をテーマに、" デジタル世代の新しい知的世界、データ解析で世界を動かす知的仕事人(データサイエンティスト)への招待 " というサブタイトルで、最先端のソフト技術を使うとどのような世界が広がってくるのかについてお話しをいただきました。
2013年10月15日 学士会館
10月講演・交流会(第24回会員総会)
「どうなる日本!今後の政治経済の行方」
10月講演・交流会は、10月15日(火)学士会館で、約150名の会員が参加して行われた第24回会員総会と同時に開催されました。
今回はTVや新聞などのメディアでお馴染みの岩田公雄氏(讀賣テレビ放送報道局特別解説委員)を講師に迎え、「どうなる日本!今後の政治経済の行方」というタイトルで講演いただきました。入社した読売テレビでは修羅場に強い記者と評価され、数々の時代を代表する事件現場に派遣されることになったそうです。その生々しい体験談や、岩田氏自ら撮影した映像も含むビデオも放映あって、激動の時代の一面を知ることが出来ました。
2013年9月17日 学士会館
9月講演・交流会
「アミノ酸の話 がんのリスクもわかります !! 」
9月17日(火)学士会館で100名を超える会員達に、山口範雄氏(味の素会長)から、うま味だけではない驚くべきアミノ酸の持つ様々な機能について、"熱く"、"味のある" 講演をしていただきました。
初期のがんも見つけられる? 酒好きの会員に朗報?
2013年8月21日 学士会館
8月度ミニ勉強会
「相続と遺言」
会員の方々からご要望がありました「第1回ミニ勉強会」が、8月21日(水)午後3時から午後5時までの2時間、学士会館で会員77名が参加して行われました。
今回は、DF会員で広報・CSR担当事務局員として長年活躍され、行政書士でもある常信伊佐夫氏から、「相続と遺言」というテーマで講演いただきました。
何かの理由を付けて対応を先延ばしし勝ちですが、誰しも大きな関心を抱いているテーマのため、申し込み開始からあっという間に定員に達し、会場の椅子席を増やして対応する盛況でした。
社会に役立つ老人でありたいと70歳を過ぎてから行政書士を目指した経緯、相続についての親の意識と子供の期待とのズレ、誰が自分の相続人となるかその相続分は、相続税と改正のポイント、相続対策のステップ、遺言の種類と遺言でできること、遺言書がない場合の遺産分割協議書、節税対策としての贈与の活用と留意点および不動産と生命保険の活用などに加え、オフレコの話も交えた極めて具体的で興味深い講演でした。
一般的な質問・応答で時間一杯となり、個人的な質問は講師に直接連絡を取って欲しいということでお開きとなりました。誰しも避けて通ることができない課題に、背中を押していただいた講演会でした。
業務詳細は、常信行政書士事務所ホームページをご覧下さい。連絡先も記載されています。
2013年7月29日 学士会館
7月講演・交流会
「東京国立博物館の現状と書の魅力」
一般社団法人ディレクトフォスの7月講演・交流会は、7月29日学士会館で会員約80名が参加して開催されました。
今回は、東京国立博物館副館長の島谷弘幸氏を講師にお迎えし、「東京国立博物館の現状と書の魅力」というテーマで講演いただきました。島谷氏は、美学・美術史をご専門とされ、古筆学と日本書道史に深い造詣をお持ちの方で、貴重な財産である文化財の保存・活用をはかりながら東京国立博物館の活動・発展にご尽力されておられます。
講演としては、東京国立博物館は厳しい運営環境にあるが、展示以外にも多くの活動を進めていることや書の魅力について解説されました。書の鑑賞の仕方は、無理して文字を読もうとしないで、まずその調和のとれた美しさを楽しみながら、その書の背景にある日本の文化や価値観を感じとることであると説明されました。
2013年6月12日 学士会館
6月講演・交流会
「若者の教育や雇用について」
一般社団法人ディレトフォースの6月講演・交流会は、6月12日学士会館において会員約80人が参加して開催されました。今回はカルビー株式会社前代表取締役社長の中田康雄氏を講師にお迎えし、「戦略とは戦わずして勝つこと」というテーマで講演いただきました。
中田氏は卓越した手腕で同社を東証一部に上場させ、株価を上場時の4倍にするなどカルビー社の企業価値を高めることに多大な貢献をされた方です。創業家以外から初となる社長に就任されました。商品開発と鮮度保証、営業改革の推進などたゆまない経営イノベーションを続け、業界で確固たる地位を築いてこられました。退社後は、経営コンサルタントとしてご活躍になり、若き経営者やビジネスパーソンの教育に力を入れておられます。
今回のお話では、カルビー社の経営戦略を紐解かれ、実践されたオリジナルの戦略をお聞きすることができました。
2013年5月27日 学士会館
5月講演・交流会
「若者の教育や雇用について」
5月講演会は、5月27日(月)学士会館で会員約80人が参加して開催されました。今回は「若者の教育や雇用について」というテーマで、経済学者で東京大学教授の玄田有史氏に講演いただきました。
玄田氏は労働経済学をご専門にしておられますが、希望学(希望と喪失が対で語られる現代において社会のなかでの希望の意味とあり方について、一人ひとりが探究するための科学プロジェクト)という新しい分野を作り上げた方です。ニート問題についても著書や講演などでさまざまな見解を披露され、メディア出演も含め広くご活躍されておられます。
今回の講演では、子供たちが人生の長い道のりを歩んでいく上で、苦しみ、悩みを乗り越える力を身につけ、希望を抱いてもらうためのキャリア教育が大切だと説かれました。なお、ディレクトフォースの活動はキャリア教育の精神に叶ったものと評価をいただきました。
詳細レポートはこちら(DF会員限定)
2013年4月25日 学士会館
4月講演・交流会
「日本の社会保障と財政 一体改革を考える」
4月の講演・交流会は、4月25日に学士会館で会員約90名が参加して開催されました。今回は、財政学の第一人者であり、一橋大学特認教授の田近栄治氏を講師にお迎えして「日本の社会保障と財政〜一体改革を考える」というテーマで講演いただきました。
田近氏は、近年は個人所得税負担の実態や政府間財政調整、医療・介護保険改革、途上国財政問題等をテーマにして研究を続けてこられました。税制、社会保障問題については理論と制度のバランスを重視しながら財政の具体的な問題に言及されておられます。今回の講演でも、社会保障制度に国はどのように関わっているのか、その負担はどこからきているのか、更に一体改革をどう考えたらいいのかなど日本の社会保障制度が抱える根幹的な問題について解説いただきました。
社会保障制度はディレクトフォース会員にとって最も身近なテーマであり、その本質的な問題について考える格好の機会となった講演会でした。
2013年3月27日 学士会館
3月講演・交流会
「外務省を辞して、スーダンでのNGO活動 やむにやまれぬ大和魂」
3月の講演・交流会は、第23回会員総会のあと記念講演として開催されました。今回は講師にNPO法人ロシナンテス理事長・医学博士川原尚行氏をお招きし、「外務省を辞して、スーダンでのNGO活動―やむにやまれぬ大和魂」というテーマで講演いただきました。
川原氏は外務省医務官としてスーダンに赴任されたとき、外務省官僚としてできることの限界にジレンマを感じ、医師としての使命感から外務省を退官してNPO法人を立ち上げ、現在は特定非営利活動法人ロシナンテスの理事長としてスーダンの医療活動にご尽力されておられます。
今回2ヶ月ぶりに帰国、日本滞在のわずかな時間を割いてDF講演・交流会の講演をお引受けいただきました。東日本大震災支援活動及びスーダンにおける医療活動を通してお感じになった「人間にとって一番大切なことは何か」を語られました。人間の生き方そのものを考えさせられる感動的な講演でした。
詳細レポートはこちら(DF会員限定)
2013年2月18日 学士会館
2月講演・交流会
「むら社会か、国際か、これからのニッポンは?
(偏見に満ちたアメリカ人の日本論)」
2月の講演・交流会は、2月18日に学士会館で会員約130人が参加して開催されました。
今回は、DF会員で流通経済大学教授の David Shapiro 氏を講師にお迎えし、「むら社会か、国際か、これからのニッポンは?(偏見に満ちたアメリカ人の日本論)」というテーマでご講演頂きました。 Shapiro 氏は、大学卒業後に米国のみならずハワイ、東アフリカ、フィリピン等で仕事をされたご経験をお持ちで、様々な分野の企業、組織で役員、コンサルタント、アドバイザーとして活躍されてこられました。
現在は大学で英語、異文化、コミュニケーション、演劇などの講義をされていらっしゃいます。新聞・雑誌でもビジネスや社会問題など多岐に亘って見解を述べておられます。 今回のお話は、日本人がひきずる「むら社会」の文化や習慣が日本の国際化進展のネックになっている、更には日本が直面する課題である経済発展、エネルギー問題、高齢化などについてグローバルな視点で考え、対応すべきであると歯切れの良い見解を示されました。
2013年1月22日 学士会館
1月講演・交流会
「2013年 世界の潮流と日本経済」
1月講演・交流会は、1月22日学士会館で会員130名余りが参加して開催されました。今回はJPモルガン証券株式会社チーフエコノミストの菅野雅明氏を講師にお迎えし、「2013年 世界の潮流と日本経済」というテーマでご講演いただきました。
菅野氏は日本銀行ご勤務時代から培ってこられた幅広い知識と高い見識を基に、JPモルガン証券の日本のチーフエコノミストとして金融経済の分析や予測の分野でご活躍されておられる方です。今回のお話は、世界の経済情勢とりわけ米国、欧州、中国の動向について触れられたあと、デフレ脱却、経済成長をめざすアベノミクスの評価とその問題点を鮮明に解説いただきました。日本が直面する深刻な経済問題を考える時宜を得た講演・交流会となりました。詳細は次のとおりです。
詳細レポートはこちら(DF会員限定)