(最終更新日: 2013年2月15日 )
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登山同好会
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筑波山山頂にて |
春のオープン企画は東日本大震災で中止にしたため1年ぶりの開催となった。一般DF会員の参加を呼び掛ける企画は、初心者でも可能で都心から近距離なことなどを考慮する必要があり図書館で様々なガイドブックを借りて検討するなど毎回頭を悩ませる。
今回は、企画者本人が登ったことがなく甚だ無責任なことではあるが、つくばエクスプレスの利用で便利となった筑波山に決定した。
一般会員にはホームページに掲載して呼びかけたが反応はなく、結局同好会メンバーだけでの登山となったが、長らく闘病されていた満岡さんが復帰した記念すべき山行となった。
筑波山の登山ルートはいくつかあるが、今回は登りが代表的なコースである「御幸が原コース(1時間50分)」、下りは「おたつ石コース(1時間20分)」を選択した。
アクセスは、つくばエクスプレスの快速で秋葉原から45分、駅前のバスセンターからシャトルバスで40分という便利さである。
バスを筑波山神社入り口で下車し、イザナギ、イザナミの男女の神を奉った名社に登山の安全を祈願して登り始める。ケーブルカー宮脇駅を横目にケーブルカーの左沿いを見事な杉の大木を眺めながら樹林コースを歩く。春の登山シーズンの日曜でもあり登山者は多く、子供連れや若い女性組も目立つ。われわれのパーティーは全員が60代半ばから70代であり、追い抜かれる事を気にしないゆっくりしたペースで登る。途中休憩を2本入れ、ほぼ中間地点の中ノ茶屋までが1時間、その後ケーブルカーとトンネルの上で交差してしばらく歩くと百人一首の陽成院の歌「筑波嶺の 峰より落つる男女の川 恋いぞつもりて淵となりぬる」で有名な男女川の水源がある。ここで水の補給も可能だ。
水源を通り過ぎてしばらく歩くと勾配も強くなりゴロゴロした岩場の道になり御幸が原に出る。御幸が原は土産物が並ぶ茶店が多く拍子抜けしてしまう。予定より15分程早いことから、そのまま男体山に登ってから昼食を摂ることにした。
林間の急坂を10分程登る。標高860m男体山の山頂には筑波山神社の男体祠が祭られており、足元には関東平野が広がり、遥か彼方にはスカイツリーがかすかに見えた。
昼食後、日本百名山の標識と877mの三角点が置かれた女体山を目指す。ここにも立派な女体祠が奉られており大石が重なる山頂は、眼下に霞ヶ浦が広がり眺望抜群である。
百名山の標識を囲んで記念写真を撮り、下りのおたつ石コースで下山する。
このコースは露岩の急な登山道で、途中に大仏岩、北斗石、出船入船など巨岩や奇岩が次々に現れる。中でも、弁慶七戻り岩は豪快な弁慶が頭上の不安定な巨岩が恐ろしくて何度もくぐることを迷ったと伝えられる岩である。比較的樹木が少なく展望のよい岩の道を1時間20分程下るとつつじヶ丘の駐車場に着いた。シャトルバスの始発停車場でもあり、バスの時間に合わせて土産物店も兼ねたレストランでささやかな懇親会を開催して山行を終えた。