一般社団法人 ディレクトフォース

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事務局より

事務局ニュース

2022年12月28日 掲載

第44回新入会員情報交換会開催

12月20日(火)新入会員8名を迎え情報交換会を開催しました。代表による歓迎の挨拶、企業支援、教育支援、各部会研究会紹介、ホームページの見方の説明、続いて懇親会では新入会員自己紹介の後、歓談に移り、新会員からは早速、各DF活動への参加の表明がありました。また、参加された新入会員同士で「同期会を作ろう!」とメールアドレスを交換しあうなど、早くも交流の輪が拡がっています。

以 上(得丸 英司、矢島 健児、田崎 慎)
2022年12月20日 掲載

DF創立20周年記念パネルディスカッション
12月9日(金)学士会館にて開催
~ DFの NEXT 10 Year をより実り多きものとするために ~

DF創立20周年記念事業の締め括り、そしてDFの NEXT 10 Years への出発点として、12月9日(金)学士会館202号室に於いて、パネルディスカッションが2部構成で開催され、会員約80名が出席、それに加え40名がZoomによるオンラインで参加されました。

第一部「人生100年時代と私たちの社会 –ディレクトフォースという生き方-」

モデレーター
牧野 篤(東京大学教育学部教授・DF顧問)
司会(兼)パネリスト
高橋 宣治(858 理事・事務局長)
パネリスト
恩田 昭子(1141 支援先企業)
岡田 知之(1302 ビジョン委員会・代議員)
得丸 英司(1333 アカデミー本部・広報担当)
牧野 篤(東京大学教育学部教授・DF顧問)

冒頭に、牧野教授より「人生100年時代の特徴と課題、全員が AAR cycle により当事者となり『認めあう社会』『小さな社会』を作っていくこと、その中で『人生の先達』として次の世代のために一肌脱ぎ、子供たちと関わって行くことにより次の世代に良い社会を受け渡す『恩送り』を行なう『DFという生き方』を通じて、人生の主役を担い続けて頂きたい」との基調講演があり、それを受けて各パネリストから意見が述べられました。

パネリスト

各パネリスト(敬称略)の意見要旨は以下の通り。

岡田
DFが「ビジョン2030」に掲げる「世界のシニアの先駆者集団」を実現するために、デジタル技術も活用しながらDFの資産である会員の経験・知見を活用できる場として、益田市の「カタリ場」のような活動により、地方創生に関わって行くことも一つの在り方。
若い世代が一歩前に踏み出せるよう背中を押す形で人生の主役を担い続けるべきではないか。
得丸
「恩送り」という言葉が胸に刺さった。DFでは理科実験グループに参画しているが、メンバーは皆、明確かつ強い意志を持った技術者集団で、対外的にも十分通用する高いレベルの活動。「恩送り」の1つとして、この活動を地方にも拡大して行っては如何か?
同時に、地方のリタイアした技術者を巻き込み、活動の担い手になってもらう。
これはDFの地方拠点構築という観点からも面白いのではないか。
恩田
企業支援を受けている立場として参加。中小企業のウィークポイントは ① 信用力、②営業力、③資金力であるが、このうち①②はDF支援で一挙に解決。DFの持つ資産は活用次第では正に「魔法の杖」であるが、将来的には「①アドバイザーが組織ではなく個人の力に依拠、②『支援』の意味が『人脈紹介』に留まっており、もう一歩深い踏み込みを期待、③早く支援体制を立ち上げ、結果を出す方法を共に考えて欲しい」という課題がある。
人脈営業のマッチングからもう一歩踏み出した「未来に繋がるサービスへのブラッシュアップ」を期待したい。
高橋
DFの財政基盤の大半を担っている企業支援事業は、支援により企業の成長に寄与しているが、内容としては、ビジネス基盤・ビジネスモデルが出来上がった企業への営業支援が中心であった。
私見ではあるが、今後は次世代のスタートアップ企業を対象に、予算も掛けてDF単独事業として伴走支援を行ない、資金調達面でのサポートも考えていきたい。一般社団法人としての制約もあるので、 NEXT 10 Year に向けて株式会社(子会社)を持つことも一案。

これらのパネリスト意見を踏まえ、牧野教授より

「大事なのは、次の世代の子供たちがどう受け止めるか。社会の中での位置付けを確立し、対話していくこと。引退ではなく、第一線に立ち続け、次の世代の育成に臨んで頂きたい。ソクラテスの「産婆術」、孔子の「印材施教」は教育手法として有名であるが、対話を通じて社会的位置付け・役割を自ら認識してもらうことがポイント。若者と関わって、その良いところを引き出し、認め、社会で育てていく。是非、ソクラテス・孔子の役割を果たして頂きたい。」

との総括とエールの言葉を頂きました。

第二部「100歳時代の新しい生き方」

坂東 眞理子(昭和女子大学理事長・総長)
モデレーター
坂東 眞理子(昭和女子大学理事長・総長)
司会(兼)パネリスト
西村 美奈子(1318 ビジョン委員会・代議員)
パネリスト
瀬谷 洋子(413 DF関西・代議員)
藤村 峯一(499 理事・100歳総研副所長)
平井 隆一(1022 理事・ガバナンス部会長)

冒頭に、坂東理事長より

「人生100年時代を迎え、『教育⇒仕事⇒引退』という『単線型の3ステージ人生』から、『マルチステージ型人生』へ。それに伴い、結婚(晩婚化、生涯未婚率、離婚等)や新しい家事能力(育児・介護等)など家庭の在り方・形も変ってくる。働き方改革が進み、副職・リモートワーク・リスキリング等、職場や学習の形態も変化、リカレントラーニング・学び直しが求められ、高齢になればなるほど無形資産(スキル・知識・教養等の生産性資産、健康・活力資産やソフトネットワーク等々)の重要性が増してくる。

人生100年時代の50歳は、後半期の新たなスタート。自己実現から、利他貢献へ。人生前半の栄光(失敗)を引きずることなく、自分の好きなこと・得意なことを活かしながら、若い人を応援することで、社会を良くするため、人を幸せにするために今できることを一生懸命に行って頂きたい。」

との基調講演がありました。

引き続き、司会の西村さんが、坂東理事長の著作「70歳のたしなみ」から3つの質問(下記)を事前に選定、それに回答する形で各パネリストより意見が述べられました。

《3つの質問》

  1. 機嫌良く過ごすことは高齢者のたしなみ。上機嫌でいるためにどういう努力をしているか?
  2. 「まだ仕事の出来る高齢者は、未熟な若者に仕事を譲るのではなく、壁になるべき。若者は自分で仕事を創出せよ。」についての意見は?
  3. 自分へ挑戦する心意気があれば、人生は豊かになる。今、挑戦していることは?
パネリスト

各パネリスト(敬称略)の各質問に対する回答要旨は以下の通り。

藤村
  1. 多様性が進む中、相手をリスペクトすることが重要。Diversity & Inclusion がキーワード。
  2. 若者への壁となることは、「既得権」だとすれば良くない。会社のポジション等はどんどん譲るべきだが、モラルや思いやりに関することは安易に譲ることなく壁になるべき。
  3. 「DFに貢献すること」「元気で長生きすること」「高校生のキャリア教育等を通じ、若い人と接点を持ち続けること。『いつまでも青春』という生き方。」
平井
  1. 心身ともに健康でストレスを溜めない。円満な家庭生活。ソコソコの生活が出来る Some Money。健全な人間関係をKeepすること。
  2. 若者は自分の人生を切り開いている。壁は作らず、アドバイスを求められればいつでも歓迎。
  3. 所属していた会社をリタイアする時に決めたチャレンジ目標が3つ。「ピアノ(「大人のための初めてのピアノ」を10年間継続)」「大型バイク免許取得(これは断念)」「読書」これに加え、今は部会長を務めているガバナンス部会活動の更なる改善。
瀬谷
  1. 人に対して自分の不機嫌を撒き散らさない。
    「和顔愛語」:穏やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接すること。
  2. 組織が高い業績を維持するために「壁」となることが重要なケースもあるが、然るべき若い人がいれば自分の場所を死守するのではなく、バトンタッチする。鈍感力ではなく、敏感に感じ取り、求められればアドバイスをするスタンス。
    ユングの言葉に「人生の正午は40歳」があるが、今なら「50歳」か。人生の前半は「学び、吸収する」ステージ。後半は「惜しむことなく伝え、継承していく」ステージ。
  3. 「語学:フランス語検定2級を目指している」「研究者:49歳で大学院に入り、50歳で卒業。『キャリアデザイン講座』を担当している。『キャリアコンサルタント』を取得し、企業で働いている人をサポート」「仕事:自分の経営している研修会社に於いて、自分の中で定年を65歳としていたが、大学の非常勤講師を引き受けたこともあり、少なくとも70歳までは現役で」

これらのパネリスト回答に対し、坂東理事長からは下記の通り、夫々コメント・アドバイスを頂きました。

  1. 「笑顔」で周りだけでなく、自分も良い気持ちになり、「自分の発した言葉」で自分が力付けられることもある。「服装」も含め、意識して心掛け、自らを元気付けて行くことが大切。
    人間関係のメンテナンスについては、新しい「出会い」により、「親友」だけでなく「新友」(但し、過大な期待はしない)を作ること。
  2. 「誇り」が大切。ポストにしがみつくのではなく、先達として、仕事のやり方、姿勢を示し、伝えるべき。
  3. 「昭和女子大学理事長として:2023年4月から専門職大学院をスタート」「物書きとして:ベストセラーではなく、『より伝えたい』」「短歌:2019年に馬場あき子さん主宰の短歌結社『歌林(かりん)の会』に新人として参加」。50歳の時の私と、今の私を比較すると「人間として、共感できる力」等、成長していると思う。
    是非、自分への挑戦を続け、豊かな人生を送って頂きたい。

この日、パネルディスカッションで示された各パネリストからの意見も参考に、モデレーターの先生方から頂戴した貴重なご意見・アドバイス、そしてDFへの熱いエールと期待に応えるべく、DFはより実り多き NEXT 10 Year を目指して努力を続けて参ります。

以 上(葛目 薫)
2022年11月24日 掲載

DF創立20周年記念総会&感謝パーティ
10月19日(水)学士会館にて盛大に開催
~ 「過去20年への感謝」「今を楽しく、愉快に」
そして
   「未来、ネクストステージへ」 ~

今年1月から始まったDF創立20周年記念事業イベントの山場として、10月19日(水)学士会館210号室に於いて記念総会と感謝パーティが盛大に開催され、来賓17名、会員125名、計142名の方が出席、それに加えて50名の会員がZoomによるオンラインで参加されました。

会場全体とZoomスクリーンショット

今回はコロナ対策もあり、DFとしては初の試みである「着席&コースメニュー形式」が採用されましたが、久方振りの大規模なFace-to-Faceのリアルイベントということもあり、会場は会員同士の「お久し振り」「元気でしたか?」の声で溢れ、開会前から大きな盛り上がりを見せていました。

第一部の記念総会は15:00にスタート、高橋宜治事務局長による開会宣言後、段谷芳彦代表より「20期業績、21期事業計画・組織体制等」の報告が行われ、15:15過ぎに終了、引き続いて第二部の記念感謝パーティに移りました。

DF段谷代表による
スピーチ

パーティでは、冒頭に代表より主催者挨拶があり、20年に亘って大変お世話になった企業支援本部・アカデミー本部・理科実験グループ等の関係先の皆様、DF活動を精力的に支え、担ってこられた会員の方々への感謝の言葉が表明されました。

引き続き、ご来賓の方々を代表してDF創立時発起人の元昭和電工社長・現名誉相談役の大橋光夫様、アカデミー本部で長年お世話になっている東京都市大学副学長の大上浩教授から、創立以降のエピソードを交え、今後のDFへの大いなる熱い期待を込めたお祝いのご挨拶を頂戴し、その後、三優監査法人会長の杉田純様によるご発声で、Zoom参加者も含めた参加者全員による「創立20周年を祝う乾杯」が盛大に執り行われました。

大橋光夫様
大上浩様
大上浩様
杉田純様
杉田純様

ご来賓リスト

寄せ書き・動画表彰 得丸英司会員
寄せ書き・動画表彰 得丸英司会員

その後、引き続いて第二部企画編に移行、美味しいコースメニューとお酒を楽しみながら、久し振りの懐かしい顔触れ・メンバーとの歓談に花が咲きましたが、並行して「今を全員で一緒に楽しむ」というコンセプトの下、「おかえりなさいハガキ」による退会者・休会者からの寄せ書き、HP特設ギャラリーに投稿された会員や各部会・研究会・同好会からの寄せ書き・動画の紹介と、優秀作への表彰が行われました。

パーティ終盤には、「飛び入りコーナー」として、水野勝特別顧問(元代表)によるDF創立時の想い出・エピソード紹介を織り交ぜたDFへの熱いエール、寺崎志野会員による長年DF活動に多大な貢献をされ、6月に逝去された故三納吉二様への感謝と弔意の言葉の表明があった後、合田隆年委員長より記念事業に参加された全ての皆様への心からの御礼の挨拶がありました。

 寺崎志野会員
寺崎志野会員
水野勝会員
水野勝会員
合田委員長挨拶&髙橋事務局長
クリックで拡大

会場が最高潮の盛り上がりとなった中、17:20頃、高橋宜治事務局長より20周年の感謝の言葉とNext 10 Yearに向けた「私たちは『世界のシニアの先駆者集団』を目指します」との力強い決意表明を以て、記念すべき感謝の宴は無事お開きとなりました。

この日参加された会員の皆様全員の盛り上がりと熱意、ご来賓の方々から頂戴したDFへの熱いエール、そして今後益々大きくなる社会・世の中からのDFへのニーズ・期待に応えるべく、DFはNext 10 Year、そして20年・30年後に向けて、更なる充実した活動と発展を目指して努力を続けて参ります。

参加者のテーブル (クリックで拡大)

創立20周年記念総会(会員限定)

第一部
(会員限定、パスワードを入力してご覧ください)
以 上(葛目 薫)
2022年10月31日 掲載

ICT/DX推進室に改称(リモート交流推進室)

DF事務局のリモート交流推進室は、10月20日をもって、「ICT/DX推進室」と改称致しました。

【趣旨】

DFではIT活用による情報提供、会員情報の整備一元化など、既に実質的に取り組みを進めている中、更なるICTの活用促進とデジタルデータの有効活用を推進すべく、従来のリモート交流推進活動から軸足をICT/DX推進に移し、組織名称の見える化と同時に、業務の一層の効率化を図り、広報活動と連携しつつ、会員満足度向上DF活動の外部発信強化により、会員の皆様へのサービス向上を目指します。

【主な業務内容】

  1. 内部データの保全とセキュリティー強化
    1. 会員情報管理
      1. 定型業務の自動化、一元化
      2. 業務インフラのDX化対応・整備
      3. 基本データ整備(共通項目、個別項目)、データ分類整備
      4. 管理マニュアル整備と運用体制(情報管理責任階層、閲覧権の設定等)
      5. 会員情報の有効活用(部会研究会同好会、企業支援活動への情報提供
    2. サーバーの管理(セキュリティー強化への対応、one time PW 確立等)
  2. 通信・リモート環境の整備
    1. 生活様式に合わせた能動的な会議体制の浸透
    2. リモートスキルアップ
      1. 関連機器とマニュアル整備
      2. ICT関連業務を担当できる人材の増強とスキルアップ
      3. 会員のITリテラシー向上のための勉強会
    3. 通信環境への追随、整備
  3. 広報活動の支援
    1. 広報部門のコンテンツの構成の支援、HPへの反映
    2. 現HPと「サブHP」「スマホ版構築」が当面目標
    3. SNS連携(インスタグラム等)皆で作るHPの精神の会員への浸透

皆様のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

お問い合わせ:dfremote@directforce.org

※ ICT
Information and Communication Technology
情報通信技術を使って様々な課題を解決に導くこと
※ DX
Digital Transformation
デジタル技術を使って社会活動の仕組みや生活のスタイルを変えること
以 上(ICT/DX推進室)
2022年10月25日 掲載

第43回新入会員情報交換会を開催

10月13日に会員番号1388以降1413までの新会員11名が参加して新入会員情報交換会・懇親会を開催いたしました。「会員増強・プラスワン作戦」への会員の皆さまのご協力のおかげで、新入会員数も増加傾向にあり、前回(7月4日)に続いての開催の運びとなりました。

当日は、段谷代表の挨拶の後、各本部、部会、研究会から活動内容のプレゼンがありました。また、トップページをリニューアルしましたDFホームページの利用方法についてのガイダンスや新設の「会員募集ページ」の紹介も行いました。

情報交換会終了後は、オフィス内で懇親会も行われ、リアルならではの「情報交換」ができました。

新入会員からは、「各分野で実際に活動されている方々から“臨場感のある”お話を聞くことができて有意義だった」、「幅広くかつ奥深いDFの活動がよく理解できたので、いろいろな活動に安心して参加できそうだ」という声がありました。会場では、部会・研究会・同好会の世話役とさっそく参加を約す姿も見られました。会の最後には新会員からエールが発せられ盛会のうちにお開きとなりました。

次回は、今年12月に開催する予定です。

引き続きプラスワン作戦も進行中であり、新規会員番号も№1420を超える勢いです。さらなる会員各位のご協力をお願いいたします。

以 上(矢島 健児 得丸 英司)
2022年10月12日 掲載

経営支援NPOクラブ 20周年記念式典に参加

10月5日(水)経営支援NPOクラブ 20周年記念式典が大手町サンケイプラザ・ホールで開催され、DFからは段谷代表はじめ5名が参加しました。総勢350名の盛大な20周年記念式典でした。

認定特定非営利活動法人「経営支援NPOクラブ」とは今春、友好団体提携を樹立しており、すでに、同好会では囲碁同好会(師出会)が合同の囲碁会を催すなどの提携をはじめているところ、今後は更に緊密に連携をはかり、教育・企業支援・地方再生などに取り組む予定です。
なお、DFの記念総会には先方理事長と理事の2名が参加される予定です。

関連記事:経営支援NPOクラブと友好団体提携を樹立 “友好団体提携 樹立によせて”

以上(近藤 勝重)
2022年9月1日 掲載

20周年企画 夏休み動画紹介アワー第2回開催

20周年企画 夏休み動画紹介アワー第2回開催

8月24日(水)20周年行事の一環として夏休み特別企画 動画紹介アワー第2回を開催しました。この企画は、DFの20周年を機に、部会、研究会、同好会などの各組織それぞれが動画を作成することにより、今までの活動を振り返り、今後の方向を見つめつつ、会員メンバーの増強を目指せればとの思いで、20周年企画委員が制作を呼び掛けて、各組織の皆さんが自ら制作したものをZoom会議で多くの会員の皆さんに見て頂くことを目的としています。

今回は延べ46名の会員にZoom参加を頂き、14件の組織の動画を順に上映し、その都度、組織の幹事、世話役の方に一言ずつコメントを頂きました。どの動画もそれぞれに創意工夫があり、お互いに参考になる手法が随所に施されており、大変、魅力的な出来栄えとなっていました。

創設時からの部会、研究会もあり、また、20周年を機に新設された同好会もあり、お互いに紹介し合うことにより、一層の理解が深まり、新たにそれぞれの活動に参加されるなどの効果が生まれることを期待しております。

これから動画を制作される同好会などの皆さんはお声がけいただければ、リモート交流推進室がお手伝いさせて頂きます。

なお、20周年ギャラリーに掲載されている動画は、次のURLでいつでも見ることができます。現在、36の動画が一括公開されていますが、対外活動などで、個別にご利用になられたい場合は、お知らせ頂ければ、それぞれのURLをお伝え致します。
https://www.directforce.org/20th/movie.html

以 上(小林 慎一郎)
2022年7月20日 掲載

第1回部会研究会同好会動画紹介アワー開催

7月14日(木)に第1回部会研究会同好会動画紹介アワーに50名の参加を得てZoom開催しました。このイベントは20周年記念行事の一環として開催を企画したものです。以下の各組織が制作した動画を提供された順番にZoom共有画面で放映し、各動画毎に幹事世話役または制作者が一言ずつ紹介を付け加えました。参加同士は自分の所属していない組織の活動を知り、新たに参加を考えたり、相互の交流を模索する参考になったのではないかと感じています。また、会員各位が会員増強を目指すプラスワン作戦に活用いただければ幸いと考えています。今回の放映は次の15件でした。

第1回部会研究会同好会動画紹介アワー開催
\動画はこちらから!/
  • スキー同好会
  • 環境部会
  • 華写の会(写真同好会)2件
  • 蕎麦打ち同好会
  • Sing Joy(コーラス同好会)
  • 観光立国研究会
  • 技術部会
  • 彩遊会(美術同好会)
  • 海外旅行研究会
  • テニス同好会
  • アカデミー本部
  • 食と農業研究会
  • ジャズ同好会
  • 理科実験グループ
以 上(リモート交流推進室 小林 慎一郎)
2022年6月28日 掲載

NPOクラブの講演会に参加

6月25日(土)DFと友好団体提携関係にある「経営支援NPOクラブ」の講演会に招待を受け、DF環境部会、アカデミー本部、事務局等から数名の会員が聴講しました。

東京大学名誉教授の小川雄一氏による「核融合発電」の話は各種電力エネルギーの利点と問題点の評価から始まり、太陽との比較を交えた核融合発電の原理、世界の研究開発の進捗状況、高額を要する工学分野の国際協力の必要性、最後には核融合発電の社会的意義など、広範にわたり、大変やさしくわかりやすい解説でした。

 Google Meets の画面
Google Meets の画面
 NPOクラブの講演会資料
資料はこちら 会員限定

核融合発電は人類共通のエネルギー源であり、日本のとっても技術安全保障上重要で、エネルギー技術の輸出国になれ、且つ、いろいろな技術・材料分野に応用できるものであることが強調されました。約50年ほど前に本格的な研究が始まり、国際協力の下、現在に至って、日本の量子科学技術研究開発機構からも参加してフランスに試験炉「イーター(ITER)」が建設されており、これから50年後の実用化が望まれるところの長期的な視野に立った人類文化としての価値が予感されました。
最後に経営支援NPOクラブのご厚意に感謝いたします。

なお、参考までに、2022年3月に開催された「核融合エネルギーフォーラム」関連のURLを添付します。

核融合エネルギーフォーラム (qst.go.jp)
ITER/BA計画の現状と展望 (qst.go.jp)

量子エネルギー部門 - 量子科学技術研究開発機構 (qst.go.jp)

以 上 小林 慎一郎
2022年4月11日 掲載

会員増強作戦のお願い ー20周年を機にー

事務局長 髙橋宜治

会員の皆様には日頃、DFの諸活動にご参加いただき厚く御礼申し上げます。
今年は20周年の年になりますので、20年を感謝すると共に、今後のDFの活動をさらに活性化するために一層の会員増強を進め、来るべきNext 10Yearsを実りあるものにしたいと願っております。

「プラス・ワン」作戦開始

つきましては、会員増強を目指す「プラス・ワン」作戦を会員の皆様と力を合わせて実行したいと思います。この会員増強策は、昨年設置され議論が重ねられてまいりました「会員制度委員会」の施策の一つであります。コロナ禍の時期、部会・研究会・同好会の活動も制約を受け、メンバーも固定化しがちであり、若手メンバーの参加を望む声も高まっています。
このプラス・ワン作戦を実行することにより、局面を打開していきたいと思います。

会員一人ひとり、もう一名の新入会員の紹介をお願いしたいのです。
事務局にも専任メンバーを配置します。事務局長が陣頭指揮に当たります。そして、重点的にチャネルも設定し、皆様のご協力もお願いすることにしております。部会・研究会・同好会の活動組織にも増強・勧誘に動いていただきたいと思います。会員総力作戦に是非ともご協力をよろしくお願いします。

各組織のメンバーの方々がDF会員にふさわしい友人・知人にお声掛けをいただくところがスタートです。勧誘のためのミーティング等には事務局メンバーが積極的に支援のために参加します。また、予算措置も考慮しています。今後関係者の方々に事務局メンバーからお声がけをさせて頂きますのでご協力のほどよろしくお願いします。

担当連絡先

高橋宜治
ytakahashi@directforce.org
大崎晃久
osaki@directforce.org
矢島健児
yajima@directforce.org
得丸英司
tokumaru@directforce.org
事務局長 髙橋宜治
2022年4月11日 掲載

第41回新入会員情報交換会・懇親会が開かれました

事務局長 髙橋宜治

去る4月5日(火)15時より、スタジオ751にて3か月ぶりの新入会員情報交換会が8名の新入会員参加により開催されました。
情報交換会では、段谷代表理事からの挨拶に続き、企業支援の大水さん、アカデミー本部は戸田さん、部会からは理科実験グループの松尾さん、授業支援の会の遠藤さん、環境の中西さん、佐々木さん、企業ガバナンスの戸村さん、エグゼクティブサーチは織田さん、企業支援本部は大水さん、岡本さん、百歳社会総研を中尾さん、20周年委員会は小林さんがそれぞれ説明をされました。

第41回新入会員情報交換会・懇親会1

2時間に及ぶ説明が滞りなく進行し、終了後はオフィスにおいて懇親会が行われました。新入会員の自己紹介に始まり、名刺交換、質疑応答、歓談と約1時間半の懇親会はあっという間の時間が過ぎました。最後に、新入会員最年長の高尾さんの手締めで終了しました。

今回参加の新入会員は、1334番見目久美子さん(富士通)、1379番大橋昌平さん(丸紅)、1380番樋口宣行さん(日本航空)、1381番高尾正樹さん(ワーナーマイカル)、1382番吉田格(みずほFG)、1385番渡邉泰之さん(総務省)、1386番並河秀憲さん(リクルート)、1387番西竹栄さん(日本ノート)の8名でした。

第41回新入会員情報交換会・懇親会2
第41回新入会員情報交換会・懇親会3

会員の皆さん、積極的に同好会、部会研究会等に声掛けをお願いします。

以 上
2022年4月11日 掲載

経営支援NPOクラブと友好団体提携を樹立
“友好団体提携 樹立によせて”

4月1日、DFは経営支援NPOクラブと「友好連携に関する協定書」を締結いたしました。両社は今後、より良き発展を目指して相互に友好な関係を構築することを目指します。

連携先の概要:認定特定非営利活動法人 経営支援NPOクラブ

  • 認定特定非営利活動法人 経営支援NPOクラブ (ka-npo.com)
  • 東京都千代田区内神田1-5-13
  • 会員230名 大企業OBが主メンバー
  • 代表 助川英治氏(味の素出身)
  • 創立2002年6月
  • 中小企業の経営支援が主事業(地方公共団体のプログラムに参加し、販路開拓やビジネスマッチングを得意とする)
  • 友好協定書:4月1日締結(内容は下記ご参考)

代表理事コメント

今回友好提携関係を結ばせていただいた「経営支援NPOクラブ」は奇しくもDFと同じ2002年が創立年で、両団体はいわば双生児。志を同じくする良い同志の団体に巡り合ったと言えます。
これからは何事においても「連携の時代」です。手を取り合って、お互いに受け入れ合い、双方の組織を維持・発展し合っていかねばなりません。今後の関係の進展に大いに期待いたします。

代表理事 段谷芳彦

友好関係に関する協定書(抜粋)

特定非営利活動法人 経営支援NPOクラブ(以下、甲という)と一般社団法人 ディレクトフォース(以下、乙という)とは、甲乙ともが2002年に設立された企業OBを主要なメンバーとして貢献活動をする団体である。
甲と乙は、今後の両社のより良き発展を目指して相互に友好な関係を構築することに合意し、ここに協定を結ぶこととする。

第1条(表明)

甲は、①会社経営や専門分野で活躍した企業OB等が、豊富な知見を中小企業等に提供し経営支援を行う。②次世代を担う若人の育成支援を行う。③災害復興支援を通じて被災地の中小企業等の支援を行うことを通じて、社会に貢献することを目的として設立した特定非営利活動法人である。

乙は、企業・団体のシニア・エグゼクティブの経験者を組織化し、その知見・人脈を活かし、社会貢献活動を行うと同時に、自己研鑽と交友の場を目的として、一般社団法人として設立された。
甲乙は、それぞれの活動において双方の友好関係、相互補完と互助の関係が求められていることを認識する。

第2条(表明)

甲乙は、お互いにすでに活動や団体の内容について情報の交換会を開催し、理解を深めた関係にある。
ここに甲乙双方は正式に友好関係を樹立し、相互に友好団体として認知し、それぞれの広報において友好団体としての紹介・表記をすることを了解する。
また、それぞれの会員への周知・告知を行い、今後の円滑な交流の基盤づくりを行うものとする。

第3条(表明)

甲乙の交流は、今後各活動グループレベルにおけるものと、団体全体としてのものが想定される。
それぞれ交流についてのニーズを相手方に忌憚なく伝える関係を構築する。
しかしながら両者の関係は、基本是々非々判断で取り組む原則が適用されるものであることを確認する。それぞれが受け入れられない領域や風土があることを了解する。
相互に以下の窓口を設け、定期的な全体の情報交換会は継続して開催するものとする。

経営支援NPOクラブ:DFチーム
ディレクトフォース:団体連携推進担当

<以下、省略>

以上(広報担当 近藤勝重)
2022年4月4日 掲載

第20期3月度理事会・臨時代議員総会のご報告

事務局長 髙橋宜治

3月29日、定期理事会及び臨時代議員総会がハイブリッドで実施。
最初に段谷代表理事の挨拶。
今回は決議事項は無く、以下の報告事項中心の内容であった。

  1. 事務局 (高橋事務局長)
    • 今期上半期の業績
      好調に推移しており、下半期に若干の不安要素はあるが、
      今期も黒字で着地できる。
  2. 企業支援本部 (大水理事、岡村理事)
    • 半期の業績の報告と通期の見通し
      予算通り推移している。
  3. アカデミー本部・教育事業 (戸田副代表理事、藤村理事)
    • アカデミー本部、理科実験G
      コロナ禍において活動が制限されたものの、オンラインでの理科実験や首都圏だけでなく全国に活動の舞台が広がった。
    • 授業支援の会、100歳社会総合研究所
  4. 20周年記念事業(近藤理事)
    記念の会員総会を今年の10月19日(水)に、12月9日(金)にはパネルディスカッションをいずれも学士会館で行う予定。
    その他の主要イベントについてはホームページに特設欄を設置するので、参照願いたい。
  5. 会員制度検討委員会の答申内容 (平井理事)
    昨年からの活動内容(詳細は別途、ホームページに掲載予定)。
    特に会員増強については「プラス・ワン」作戦として会員の皆さんのご協力をお願いする。
  6. その他
    内容の詳細はそれぞれの活動部門のWEBサイトを参照。
    業績数値の公表は、上期下期での変動があるため、10月の会員総会で報告。
第20期3月度理事会

最後に平尾理事より上半期の活動に対する総括と講評がありました。

以 上
2022年3月14日 掲載

東京大学大学院 牧野篤教授がDF顧問に就任

この度、昨年12月度の講演交流会で講師を務めて頂いた東京大学大学院教育学研究科教授の牧野篤先生にDFの顧問に就任していただきました。牧野先生の研究テーマは「生涯学習」「地方創生活動」「中国の教育研究」など多岐に亘り、生涯学習社会、自治体、コミュニティ、シニア等をキーワードとして幅広い分野で活動しておられ、DFの活動と極めて高い親和性があります。

今後は、牧野先生の活動に参画することによりDFの社会貢献の場を広げるとともに、主としてDFの教育支援分野や100歳社会総合研究所の活動を中心に幅広くアドバイスをいただく予定です。
合わせて同教授は、(一財)人生100歳社会デザイン財団の代表理事として多数の教育支援プロジェクトを抱えており、これらの分野でもDFとの協働が期待されます。

牧野 篤 まきの あつし 氏のご経歴
  • 愛知県刈谷市生まれ
  • 名古屋大学教育学部卒
  • 「陶行知の教育思想研究」で教育学博士
  • 東京大学大学院教育学研究科教授
  • 総合教育科学専攻生涯学習基盤経営講座
牧野 篤
以 上(事務局 / アカデミー本部 / 100歳社会総合研究所)
2022年1月26日

新入会員交歓会を開催

コロナの感染状況が小康状態の折、すでに報告の通り、11月30日に「新入会員情報交換会・懇親会」を開催しました。入会したものの交流の機会が少なかった折から、久々の顔合わせで、皆さんから好評でしたので、1回目にご都合のつかなかった方を中心に、12月6日、12月20日に、さらに開催を続けました。結果、各回の参加人数は、11月30日11名、12月6日8名、12月20日5名と対象者42名中24名の参加でした。

新入会員情報交換会
第2回(12.6)参加の皆さん
新入会員情報交換会
第3回(12.20)参加の皆さん
新入会員情報交換会
第2回 概要説明
新入会員情報交換会
第3回 概要説明

いずれの回も、前半2時間はDFの各事業及び主な部会・研究会の説明を行いました。後半はオフィスにおいて、若干のアルコールを交えた懇親会ということで、リアルでの情報交換会は、オンラインでは実現できない臨場感がありました。相互の懇親を深める中で、各事業や部会研究会への理解が深まり、入会時の目的を超えて、いろいろな活動に参加の意向を示された方もおられ、会員の皆様との交流という観点からも重要であることを再認識しました。
今後は、2~3か月に1度程度開催をしていきたいと思います。

以上(事務局長 髙橋宜治)
2022年1月

「新年のご挨拶」(巻頭言)

段谷代表

明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては良き新年をお迎えのことと存じます。 DFも昨年はコロナ禍で厳しい環境の中、皆様全員の大変な努力のお陰で何とか乗り切り、こうして記念すべき設立20周年の年を迎えられたこと、改めて感謝申し上げます。

今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」、厳しい冬を超えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる年、という意味だそうです。
これまでDFの発展を支えていただいた先輩会員の皆様への感謝とともに、その価値を再認識し、正に今年の干支の如く更なる飛躍の礎の年となるように、皆様と共に進んでいきたいと強く願っております。

最重要イベント20周年記念の様々な催しの開催、昨年策定した「中長期ビジョン」の継続的実行そしてDF価値を担っていただいている各部会・総研・研究会・同好会の諸活動が一層の発展を遂げられる年になりますことを期待しております。
そして何よりも20周年を皆様とともに祝う楽しい1年にしたいと考えておりますので、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。