「ディレクトフォース」ありがとう

会員番号 49 原田 忠和

分刻みだった現役から解放された20年程前、小金井市公民館主催の成人大学を受講していたら、昔から付き合いのあった宇部興産の合田隆年さんにばったり。そこでこんな団体があるよと誘われたのが「ディレクトフォース」だった。

アカデミーで大学などの講義や企業のコンサル活動などなどをやってきたが、最大の活動はやはり子どもへの理科実験教室の実施。

2009年横浜開港150年を記念したイベントとして依頼され、「日本の成長・発展を担ってきた我々が子ども相手の理科実験？」という声もあったが、とにかくやってみようとやってみたらそのときの子どもたちの反応がすごい。それに押されこの時いただいた謝金を基金としてこの活動を是非続けようとできたのが理科実験グループ。「基金が底をついたらどうしよう？…その時は皆ゴルフに行ったつもりで拠金…。」と話し合ったのも懐かしい。

金融庁整理回収機構の「企業再生検討委員会の委員―委員長」などを務めたのも、このディレクトフォース活動の縁からであり、現役リタイア後の小生の人生を充実させてくれたのは、紛れもなくディレクトフォースの存在だ。