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勉強会・総会

見出し トピックス(2009年版)

イベント 内容

2009年10月13日
「第5回環境時事セミナー」

『第5回環境時事セミナー』 65名の参加者を得て成功裡に終了!

テーマ:
「待ったなしの日本の新エネルギー実現・太陽光発電を中心にその現実と課題を検証する」

(財)地球環境財団と環境部会・環境時事分科会は、昭和シェル石油(株)ソーラ事業本部参事(一般社団法人太陽光発電協会幹事)杉本完蔵氏を講師に、表題の第5回環境時事セミナーを、9月29日午後3時から青山の環境パートナーシップ会議室で開催した。小雨のぱらつく中、会場一杯に65名が参加して熱心に聴講した。

 



昭和シェル石油の事業戦略と金属薄膜太陽電池事業に続いて、本題へと講義は入っていった。

  1. 発展途上国を中心に、人口が30億人増加しエネルギー需要は今の2.5倍に膨れ上がる。
  2. ドイツは太陽光発電を中心とする再生可能エネルギーにより、エネルギー供給の、2050年には50%を、2100年には90%を賄うとしている。太陽光発電事業において投資を回収するのに、日本では20から25年掛かるところを、ドイツでは、日本の3倍の買取価格等により10年で回収できる政策が支えている。日本における国の補助は、1KW当り70万円を要する投資額に対して7万円でしかない。
  3. 太陽光発電量はドイツ、スペイン、アメリカ、韓国、イタリーに次ぎ次ぎと抜かれる有様であり、政策および制度設計が悪いと伸びない。先行していた日本の太陽電池生産も、中国、台湾、インド、欧州勢に抜かれ、下位に低迷している。
  4. 将来的な太陽光発電を、欧州が70から80%を発電所により、日本は逆に70から80%を住宅によるとしているが、現在、2,600万戸の戸建て住宅に対して、その普及は2%、46万戸にすぎない。
  5. 再生可能エネルギーのうち、風力は漁業補償、国立公園法、低周波騒音、不安定な風力・風向が、バイオマスには原料確保が大きな障害となり、太陽光発電に多くを依存することとなる。電力会社の推すヒートポンプには再生可能エネルギーとして疑問がある。
  6. 太陽光発電導入には、電力会社10社による地域独占を崩す自由化と、消費側に電力源を選択できる制度設計が必要である。不安定な太陽光発電には蓄電池対応ではなく、調整電力が優位にあるが、原発では電力調整が困難なこと、配電線上のトランスを2倍設置しなければならないことから、太陽光発電が電力供給の20%以上になることを電力会社は拒絶するため、50%にはなりえない。
  7. 導入拡大には支援・補助政策に加えて、コストダウンが不可欠である。太陽電池には、結晶系と金属薄膜系があり、結晶系は組立産業型であり、シリコンインゴットは多量の電力を消費する。それに対して金属薄膜系は一貫体制産業型であり、コストダウンには結晶系より有利と考える。
  8. 電気の使用者側による太陽光発電を拡大するため、設備の寿命約17年対して10年で投資額が回収できる、現在価格の2倍の買取制度が求められる。
  9. 持続可能な低炭素社会実現のためには、省エネルギー、再生可能エネルギーとして、今のシステムの価格に近い太陽光発電システムの実現が必要であり、そのためには、
    ・政策主導による市場拡大と競争原理に基づいた価格低減
    ・早い技術開発と設備投資
    ・太陽光発電導入へ価値観の個々人への醸成
    ・太陽光発電産業による雇用創出
    にあるとし、私たち自身が、次世代のために再生エネルギー普及の伝道者たれ、と結ばれた。
≪コメント≫
盛り沢山の資料を使って、次から次への精力的な講演であった。大筋を理解するのが難しかったが、
 日本では政策支援や電力会社の地域独占が大きくは変わりえないので、欧州のようなメガソーラの拡大は期待できないこと、住宅中心の太陽光発電に注力せざるをえないことを学んだ。この情けない状況を国や大企業のせいにして政策や制度の変革を待つのではなく、投資効率が落ちるとしても、個々人が消費者側から太陽光発電の普及に取り組み、そして発言力を高め、変革を求めていくことが大切と感じた。

以上
(環境時事分科会 戸田宗男記)

2009年9月17日
「環境部会勉強会リポート」

千葉大学における環境配慮型「植物工場」の講演と見学実施の報告

千葉大学大学院園芸学研究科 宮下さん(出光OB、NPOフォレスト副理事長)ならびに同大学院 渡辺先生(元サントリー)ご尽力により、DF環境部会の勉強会の一環として「産学官連携による環境配慮型植物工場の構想と今後の計画」の講演と見学(写真>>クリック拡大)を千葉大学柏の葉キャンパスで行いました。35名(DF会員16名)の方にご参加いただき盛況裡に終了いたしましたのでご報告いたします。
  見学終了後、千葉大学から、珍しいルクリアの花(別名アッサム匂い桜)、(品種登録申請中の花)を参加者全員頂き、思いがけないプレゼントに感謝し帰路に向かいました。
今回の勉強会の狙いは、温度や光量を制御し、育苗を自動的に行い、太陽光などを使う環境配慮型植物工場の構想と今後の展開をウオッチすることでした。
とりわけ「野菜工場」が産直の新しい供給源として注目を集めており、国内の野菜工場現在の50ヵ所(今後3年間で3倍の150ヶ所)の施設を低炭素化社会に向け、人口光利用から、人工光、太陽光併用型の開放型施設にシフトさせ、農水省、経産省を中心に千葉大と自治体、企業NPOとのコラボにより実証実験を経て、実現させようとするものです。
  課題は3年間で、コストを3割減とする技術開発及び運営体制などがキーとなります。
  私達の関心はこの他に、自然光と太陽光+人工光併用による室内植物工場の植物栽培のすみ分けと食の安定供給、安全にどう役立てる事かと思っています。
 企業ではこの分野に、既に三菱化学、JFEホールディング、そして最近、丸紅がこの分野の事業を開始しており、環境ビジネスとして期待が高まっています。
最後に参加者の方のコメント2、3ご紹介いたします。

  • 先生方のお話を拝聴し勉強させて頂きました。唯一つ、高度化セル成型苗の生産システムにて人工光閉鎖型植物工場が稼働されていれば見学時、沢山のお話 質問をしたかったのですが。
  • 今後も時間的に可能な限り、環境部会の活動に参加させていただきたいと思っています。
  • 農業にはやるべきことがたくさんあると思います。私も野菜つくりでもと思っていましたがあなたの体力ではとても無理といわれています。

「ご参考:当日のプログラム」

講 演1:産学官連携による今話題の環境配慮型植物工場の構想と実現に向けて
講師:千葉大学 環境健康フイールド科学センター長 高垣美智子教授

講 演2:千葉大学大学院における花の育種・栽培の研究活動について
講師:園芸学研究科 生物資源科学コース 栽培・育種学領域 渡辺均准教授

植物工場や園芸圃場のなどの見学。

以上

2009/8/22

- 環境教育支援分科会からのお知らせです -

T.DF講師による環境問題に関する講演活動

(実施済み報告)
鎌倉市教育委員会主催深沢学習センター市民大学土曜講座

  • 開催日:2009年6月20日
  • 講演テーマ:「人類の営みが(豊かさの飽くなき追求が)地球環境を蝕む」
  • 講 師:大谷浩一
  • 参加者のコメント:
    「人間の活動が地球環境に多大な影響を、与えたことがよく理解できた。経済第一 主義を見直すことを考えさせてくれた」など。
  • 開催日:2009年7月4日
  • 講演テーマ:「持続可能な発展のための社会システムの構築(リサイクルの現状と課 題)」
  • 講 師:飯田孝司
  • 参加者のコメント:「リサイクル現場の苦労や、リサイクルシステムの問題点がよく理解できた」など。

(今後の実施予定)
ものつくり大学大学院

  • 開催日: 2009年10月7日(予定)
  • 講演テーマ:「水と森林問題対応技術」
  • 講 師:金井英夫

U.ものつくり大学大学院(吹上市)とのタイアップ

  1. 来年度開催される環境講座「サスティナビリティ技術特論」(36コマ)に環境教育支援分科会から提案。担当教授の承認を経て、11月頃大学院で正式承認される予定
  2. 環境教育支援分科会メンバーの飯田氏の知人である「ものつくり大学院」の桜井教 授の依頼により、同大学院で来年開催される環境講座のカリュキュラムを作成すべく環境教育支援分科会で数回にわたり検討。この程企画案を纏め提出、担当の桜井教授の概ねの承認を得られました。

    今後は大学院の審査を受け、11月か12月頃、正式な承認を得られる予定です。
    問題はこの講座を担当するDF側の講師陣の発掘です。
    環境講師経験者及び企業での環境技術、環境問題経験者への呼びかけ、DFとしての環境分野の教育講師陣の基盤を創って行きたいと思っています。
    また、今回のこの「サスティナビリティ技術特論」をテーマ別にモジュール化し、内容も平易なものにすることにより、今後の環境教育を必要とする企業、大学、市民講座などの要求にお応えするとともにDF会員の「環境伝道師」という新たなご活躍の場になればと思っています。

メンバー: 大谷(リーダー) 嶋矢(サブリーダー) 飯田、金井(英)、横井、野村
(木村冨士男)

2009年7月10日

第2回
富士学びの森
終了報告

>>> 全体のアルバムはこちらでご覧ください。

「富士山まなびの森」にて森林ボランティアを実施しました
DF環境部会では去る7月10日、自然保護活動分科会の行事として、住友林業が社会貢献活動の一環として取り組んでいる富士山麓での風倒木被害エリアの森林再生事業である「まなびの森(国有林90ha)」において、総勢17名で下草刈りのボランティアに取り組みました。
 現地はJR御殿場駅から貸切りバスで凡そ45分、富士山の2合目の海抜1,200〜1,300mの地域で、下界よりは涼しいとはいうものの、下草狩りは通常梅雨の末期に行う作業で、晴れれば夏の炎天での過酷な作業ともなりかねませんでしたが、幸い(?)な事に当日は濃い霧の中での作業となりました。

 

 
参加メンバー勢揃い   霧の中で記念撮影
 
下草刈り作業1   下草刈り作業2

 残念ながら富士山は見ることは出来ませんでしたが、雨も降らず、気温も約20度と快適な作業日和で、大型の鎌を使う危険を伴う作業でしたが、皆さん現地の管理人である金森さんの指導を良く守っていただき、無事作業を終えることが出来ました。
 昼食後はまなびの森の天然林を散策、ケヤキの大木や町で見ることの出来ないようなヒメシャラの大木など、心の洗われるような森林浴をする事が出来ました。
 帰路御殿場の御胎内(おたいない)温泉に立ち寄り、此処では今度は体をきれいに洗い、心身ともに爽快な気分で打ち上げのビールを飲み、素晴らしい1日を語り合いました。
まなびの森での森林ボランティアは昨秋に続き、今回で2回目ですが、いずれも皆さんに好評で、今回霧の中での作業でしたが、ほぼ全員の方が来年も是非やりましょうと意気盛んでした。
 来年は秋の紅葉のシーズンに富士山を見ながらの作業を企画したいと思いますので、今回参加できなかった方も是非ご参加下さい。 (写真クリック>>>拡大)

幹事 金井英夫

2009年
6月25、26日

第1回
緑のボランティア上越大会
終了報告

>>> 全体のアルバムはこちらでご覧ください。

6月25,26日の両日「第1回緑のボランティア上越大会」を実施いたしました。
梅雨の期間でもあり天候を心配いたしましたが天気に恵まれ、当間山のすばらしいブナの天然林の中の遊歩道整備作業に汗を出してきました。
参加者は20名、十日町市の関口市長、中越森林管理署枝澤署長の出席のもと開会式を行い2班に別れ皆さん普段使った事のない道具を持ち、急な斜面への階段作り、小川を渡るための橋づくりに励みました。
またおいしいお酒を一杯飲んだ夜の懇親会、蕎麦打ち同好会による蕎麦、楽しくもあり有意義だった2日間でした。
なお、この活動は地元メディアの「新潟日報」「十日町タイムス」、十日町市報「だんだん」に取り上げられています。 (写真クリック>>>拡大)


 
関口十日町市長の挨拶   全員が活動開始
 
2日目の活動前に   階段作り

2009年5月20日

第4回
環境時事セミナー終了報告

第4回環境時事セミナー
「エコカー(クリーンカー、環境対応車)開発の現状と自動車産業の将来」
の終了報告

(財)地球環境財団とディレクトフォース環境部会(環境時事セミナー分科会)は、標題の第4回環境時事セミナーを5月20日午後2時から青山の環境パートナーシップ会議室で開催した。講師は朝日新聞社編集委員の安井孝之氏。
今回はホットなテーマでもあったため、関心が高く、同会議室が満員となる53名が熱心に聴講した。
>>> 詳細はこちら

2009年3月19日 "環境問題のものの見方、考え方を学ぶ"
「グローバルエコ入門講座シリーズ」
 ー 盛況裡に終了!ー

2月12日、(財)地球環境財団主催、中間法人ディレクトフォース後援による「グローバルエコ入門シリーズ講座」がスタートし、3月19日に盛況裡に終了した。
参加者は41名。20才代〜70才代まで幅広い層で、環境問題に対する関心の高さが伺える。DF会員の参加者は14名。その他の参加者は一般のビジネスパーソン、市民、大学院生などである。
 当初、毎週木曜の午後2時間を講義に参加するのはむづかしいのではないかと心配したが、それも杞憂で、5回以上の参加者が31名で規定の講座の終了証書を主催である(財)地球環境財団から授与された。
 この講座の狙いは、環境保全を「地球規模で考える Think Globally 」という事に主眼を置き、環境問題を幅広く捉えられるいわゆる「地球環境ウオッチャー」を養成する事である。

6回のシリーズ講座を通じて小生が理解し学んだ事を以下に要約する。(図はいずれもクリックして拡大)

  1. 本来、地球に無くてならないCO2(地球表面温度の維持、植物の光合成など)を私達人類が悪者にしてしまったことの反省。
  2. IPCC(地球気候変動に関する政府間パネル)は"地球気候変動の頼もしい監視役"である。そして、このIPCCの提言を受け、持続可能な社会を築くためには、COP(気候変動枠組条約締約会議)において、自国のエゴを超え、地球規模での協調が極めて重要である。そして、2013年以降の国際的な枠組みは、本年度末に開催されるCOP15で合意されるので、私達はその動向を注視すべきである。
  3. 地球環境破壊の原因は過度な経済成長と人口増加からもたらされた資源消費、化石燃料の使用、汚染物質、廃棄物排出、食糧大量生産、森林伐採などによる過度な経済活動の拡大にある。
  4. 地球環境問題は、オゾン層破壊、酸性雨、野生動物種の減少、森林の減少、砂漠化、海洋汚染、有害物質の越境移動、開発途上国の環境問題など多々あるが、今、私達がやらなければならないのが「ストップ温暖化」。「低炭素化社会の仕組み」をまず確立する事である。然しながら、低炭素化社会はあくまで持続可能な社会を築くための手段である。
  5. その上で地球に存在する3千万種(確認されているのは175万種)といわれる多種多様な生物と人類は共生することを自覚すること。
  6. 生命と経済活動の基盤である「環境保全」に重点を据え直した新しい文明社会(環境文明)を実現する事。そのためには、「経済」+「人間社会」と「生態系」のバランスをとる
    ための価値観や意識の転換、技術や制度の転換が急務である。
  7. 今日の地球変動については古くから警鐘が鳴らされていた。すなわち、100年前にはスウェーデンのアレニウス、30〜40年前のアメリカのレーチェルカーソンの「沈黙の春」、ローマクラブの「成長の限界」、シューマッハの「Small is beautiful」、中野孝次の「清貧の思想」のなどの先人有識者の提言を真剣に考える暇なく時を過ごし、漸く、世界規模で環境問題が取り上げられたのが1992年のリオデジャネイロで「環境と開発に関する国連会議」であった。1972年のストックホルムの「国連人間環境会議」から実に20年が経過していた事。
  8. そして、1987年ブルントラント委員会が発行した「我ら共有の未来」の通り、私達は持続可能な社会の実現のために、先人が残してくれた美しい地球を守り、次世代に継承して義務がある事。
     最後に加藤講師から、複雑な環境問題の本質を捉えるにあたって、サンサン(3×3)マトリックスが紹介された。 これは横軸に価値の転換、制度の変革、技術の革新、縦軸に循環、共生、抑制におき、その問題がどうであるか多角的に検証するもので、私達が今後、環境問題を考えるにあたり、貴重なツールをご提供いただいた。

そして本講座を終えるにあたり、参加各位の次なる行動の参考として下記のことが示された。

  1. 気づく→環境負荷を知る:環境に与える影響や効果をなるべく具体的、定量的に気づく
    その上で環境負荷を軽減するための緩和策、あるいは適応策を考える。
  2. さらに知る、学ぶ→ニュースなどで環境問題の本質を把握。先人の有識者の書物を読む。COPなどの動きを注視。環境セミナーに参画。各種資格にチャレンジ
  3. 活動する→各種環境ボランティアなどに参加。

そしてこうした行動を通じ、参加各位の皆様に幅広い分野で"エコリーダ"としてご活躍いただくことを期待したい。
最後に本講座を後援した中間法人ディレクトフォースから「環境部会」の活動内容を紹介した。

(ディレクトフォース環境部会環境学習分科会 木村冨士雄記)

2009年4月22日

環境時事セミナー終了報告

環境時事セミナー
「低炭素化社会への途と世界の原子力の課題」終了報告

(財)地球環境財団とディレクトフォース環境部会(環境時事セミナー分科会)では、2月17日、3月24日、2回シリーズで、地球温暖化防止のエネルギーとして原子力発電をどう考えるかを環境時事シリーズ講座として企画、青山の環境パートナーシップオフィス会議室で開催された。講師は日本経済新聞社 清水正巳論説委員。2回講座で約延べ70人の方が参加された。
>>> 詳細はこちら

2009年
3月27日〜31日

「さくら美守り隊」 のボランティア活動に参加

今年,DFは千代田区の「さくらサポーター」に登録し、環境部会はこれをきっかけとして、地域の環境ボランティア団体が組織するさくら美守り隊の活動に参加しました。

3月27日から31日の5日間,花冷えの中でしたが延べ31名の方々に参加頂きました。ご参加の皆様には心より御礼申し上げます。
 千鳥が淵緑道から北の丸公園一帯を約1時間かけての清掃活動と(さくら美守り隊が10年間にわたって活動してきた成果から,大変きれいでゴミを見つけるのに一苦労でしたが)、さくら再生のための募金呼び掛けを行いました。「さくら再生」そして「環境美化」にささやかですが協力できたのではないかと思っております。
 これまで何回となくお花見には出かけていましたが,「さくら美守り隊」の様な地道な活動のお陰で気持ち良く「さくら見物」ができていることを肌で感じ取ることができました。
 今回DFとしては初めての参加でしたが,来年以降も継続していきたいと思っています。来年また千鳥が淵でより多くのDFの皆さんと一緒に活動できることを願っています。

サクラが満開の千鳥ヶ淵でのボランティア活動の様子(クリック>>> 拡大写真)

文責:環境部会 自然環境分科会 神山 利 

2月12日
「グローバルエコ入門シリーズ講座」報告
環境入門講座「グローバルエコ入門シリーズ講座」
 ー 40余名の参加者を得てスタート!ー

財団法人地球環境財団主催、中間法人ディレクトフォース後援による「グローバルエコ入門シリーズ講座」が2月12日スタートした。参加者は40余名。参加者は20才代〜60才代まで幅広い層で、環境問題に対する関心の高さが伺える。ディレクトフォース参加者は15名、それ以外は一般のビジネスパーソン、学生である。

 第1回目は地球環境財団の理事長嶋矢志郎氏(写真)による「環境問題とは何か〜その全体像を俯瞰する」というテーマで環境問題の全体像を浮き彫りにしその原因、プロセス、結果の連関と構造、そして地球規模で考え、足元から行動することの必要性を説かれた。
講座は講師、受講者間の双方向の対話を重視し、講義の後、十分な質疑応答の時間を設けている。初回なので皆さん多少遠慮がちであったが、今後は活発になることを期待している。
 第2回目講座はNPO法人環境文明21の共同代表加藤三郎氏。テーマは「地球環境は今〜深刻化する環境破壊とその影響」で、加速する温暖化とその影響、複雑多様化する環境破壊とその影響、都市/生活環境とその影響について述べられた。環境問題とは詰まるところ、文明の問題であり、それを理解しないと本質は見えてこないと説かれている。そして、地球温暖化問題は科学技術の発展と、世界人口の増加、市場経済の急拡大によるもので、その進行を地球規模で遅らせるべきであり、待ったなしの問題であると述べられた。

2009年2月17日

「環境時事講座開催」のご報告

先にご案内した、「環境時事講座開催」の第1回目が地球環境財団の協力をえて2月17日、地球環境パートナーシップで開催されました。参加者は30名。その内21名はDF会員でした。
今回のテーマは、「低炭素社会への道と世界の原子力回帰」で、講師は日経論説委員清水正巳氏でした。
>>> 詳細はこちら

2008年1月01日

「環境検定試験」に見事合格!

森林インストラクター、環境社会など環境検定試験に会員がチャレンジ!見事合格!

この程、環境部会メンバーがにわか勉強も何ものぞ!2つの検定試験に挑戦、見事合格いたしました。合格者の声をご紹介いたします。なお、環境部会では(財)地球環境財団を後援し独自の環境入門講座として「グローバルエコ入門講座」を来年2月からスタートする予定です。
>>> 続きはこちら

環境入門講座「グローバルエコ入門シリーズ講座」、40余名の参加者を得てスタート!

財団法人地球環境財団主催、中間法人ディレクトフォース後援による「グローバルエコ入門シリーズ講座」が2月12日スタートした。参加者は40余名。参加者は20才代〜60才代まで幅広い層で、環境問題に対する関心の高さが伺える。ディレクトフォース参加者は15名、それ以外は一般のビジネスパーソン、学生である。
 第1回目は地球環境財団の理事長嶋矢志郎氏による「環境問題とは何か〜その全体像を俯瞰する」というテーマで環境問題の全体像を浮き彫りにしその原因、プロセス、結果の連関と構造、そして地球規模で考え、足元から行動することの必要性を説かれた。
講座は講師、受講者間の双方向の対話を重視し、講義の後、十分な質疑応答の時間を設けている。初回なので皆さん多少遠慮がちであったが、今後は活発になることを期待している。
 第2回目講座はNPO法人環境文明21の共同代表加藤三郎氏。テーマは「地球環境は今〜深刻化する環境破壊とその影響」で、加速する温暖化とその影響、複雑多様化する環境破壊とその影響、都市/生活環境とその影響について述べられた。環境問題とは詰まるところ、文明の問題であり、それを理解しないと本質は見えてこないと説かれている。そして、地球温暖化問題は科学技術の発展と、世界人口の増加、市場経済の急拡大によるもので、その進行を地球規模で遅らせるべきであり、待ったなしの問題であると述べられた。