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DF歴史研究会

歴史研究会

トピックス(2023年版)

【 目 次 】

掲載日 項 目
2023年7月5日(木) 東博で初のフィールドワークを開催
2023年2月16日(木) 歴第10回歴史研究会開催(2023.2.9)
2023年7月5日

東博で初のフィールドワークを開催

歴史研究会は2021年5月に創設、現在会員は11名に。会員の方々にご自身の歴史に関する興味を語って頂き、それを肴に気さくな談話をしてまいりましたが、コロナ禍も明けてようやく外での活動ができるようになりました。今後は、徐々に活動範囲を広げていくつもりです。今回は東京国立博物館の見学会となりました。

第12回 2023.06.30

第12回は、歴史研究会初のフィールドワークとなる「東京国立博物館の通常展示を見る会」を実施いたしました。東京国立博物館は通称「東博」として国内最大の博物館です。時折開催される特別展を見学することは多いのですが、総合文化展(従来の平常展)をじっくり見ることはあまりありませんでした。今回は、その総合文化展を「日本の考古(平成館)→ジャンル別展示(本館1F)→日本美術の流れ(本館2F)」の順で見てまいりました。

縄文期の見事な火焔土器、古墳時代の副葬品である埴輪や銀で細かく象嵌された鉄剣、企画展の伊万里焼、平安時代の仏教美術、鎌倉時代の刀剣、安土桃山時代の屏風、見事に装飾された日常用具、などなど国宝・重文の数々… 見るものを飽きさせません。 時節柄外国の観光客の姿も多く目に付きました。是非皆さまもご家族で一度じっくりと通常展示を見学されることをお勧めします。尚、当日終了後「感想会」と称し、付近の料理店で一献傾けながら、歴史談議を楽しみました。

以 上(小谷 雅博)
2023年2月16日

第10回歴史研究会開催(2023.2.9)

歴史研究会は2021年5月に創設、現在会員は11名に。会員の方々にご自身の歴史に関する興味を語って頂き、それを肴に気さくな談話をしてまいりました。出身地域のこと、興味を持って調べたこと、仕事でかかわったことなどを歴史の視点で語って頂いていますが、毎回の皆さんの深いご洞察に敬意を表し、ここに暫時記録として残します。

江戸は食のワンダーランドー貴方が江戸時代にタイムスリップしたら
会員限定
エッセイはこちら

第10回は、三宅宏会員(1405)より、ご自身の勤め先がキッコーマンであったことから、特に江戸時代の食に関するテーマとして「江戸は食のワンダーランド — 貴方が江戸時代にタイムスリップしたら」と題しお話しをいただきました。100万人の人口を擁した江戸は、当時世界最大の都市で、江戸時代265年間でその食の内容も変化してきました。当初は塩辛い味付けの家食中心が、次第に醤油、鰹節、味醂などを使い、新鮮で豊富な食材を生かした多様なものに変わりました。屋台、棒引き売りは長屋生活の庶民に無くてはならないものになり、外食も盛んであったことや、新鮮な江戸前ものを生で食べる刺身や寿司など、当時は世界に類を見ない贅沢なものです。江戸の町や庶民のライフスタイルも、今で言う環境にやさしいサイクルエコノミーそのものです。世界は江戸に学ぶべきことが多いと改めて感じました。

歴史研究会

世話役: 小谷雅博(会員番号913)
連絡先 e-mail: hiro-kotani@s01.itscom.net