東博で初のフィールドワークを開催
歴史研究会は2021年5月に創設、現在会員は11名に。会員の方々にご自身の歴史に関する興味を語って頂き、それを肴に気さくな談話をしてまいりましたが、コロナ禍も明けてようやく外での活動ができるようになりました。今後は、徐々に活動範囲を広げていくつもりです。今回は東京国立博物館の見学会となりました。
第12回 2023.06.30
第12回は、歴史研究会初のフィールドワークとなる「東京国立博物館の通常展示を見る会」を実施いたしました。東京国立博物館は通称「東博」として国内最大の博物館です。時折開催される特別展を見学することは多いのですが、総合文化展(従来の平常展)をじっくり見ることはあまりありませんでした。今回は、その総合文化展を「日本の考古(平成館)→ジャンル別展示(本館1F)→日本美術の流れ(本館2F)」の順で見てまいりました。
縄文期の見事な火焔土器、古墳時代の副葬品である埴輪や銀で細かく象嵌された鉄剣、企画展の伊万里焼、平安時代の仏教美術、鎌倉時代の刀剣、安土桃山時代の屏風、見事に装飾された日常用具、などなど国宝・重文の数々… 見るものを飽きさせません。 時節柄外国の観光客の姿も多く目に付きました。是非皆さまもご家族で一度じっくりと通常展示を見学されることをお勧めします。尚、当日終了後「感想会」と称し、付近の料理店で一献傾けながら、歴史談議を楽しみました。