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(最終更新日: 2014年10月29日

囲碁同好会 
世話役:宮越 正夫 

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見出し 2014年版

第5回 DF囲碁大会の結果報告

去る10月5日の日曜日、台風が近づく中第5回目となるDF囲碁大会が開催された。

会場は八重洲南口から地下街で続く大きな碁会所である「いずみ囲碁ジャパン」で以前は同じ八重洲の北口にある日本棋院八重洲囲碁センターで開催していたが日本棋院が有楽町に転居したため昨年より会場をこの「いずみ」にしている。

年に1回の開催で毎年20人前後の会員が参加して熱戦が繰り広げられているが今年は仕事の都合など会員の活躍のお蔭?で出場キャンセルがあり15名と少し寂しい大会となった。

朝の10時に集合、手合時計を使っての1日4局の対戦で囲碁好きの会員にとっては楽しみと共に優勝カップを目指す目標のある1日であった。

棋力は3級から七段までと幅広く、七段から三段までをDブロック、二段から3級までをFブロックとして二グループで優勝を争うこととなる。最初は段級位順に並んだ対戦表の隣同士で対局し、2局目からは勝者同士、敗者同士と組合せ、星の潰し合い、勝ち星の奪い合いをして貰うことになる。

進行を円滑にするため、手合時計を使い1人持ち時間40分として時間切れを負けとしているが、幸い時間切れ負けのケースはなかった。世の中の他の大会では内容的には大負けなのに相手の時間切れを狙って何時までも投了せず打ち続ける方もいるが、DF内の懇親の対局でもあり、皆さんフェアで相手が時計を押し忘れたことに気付くとそれを教えるなど気持ちの良い紳士の熱戦風景であった。普段の対局で時計を使用することが少ないので慣れていないため打ったあと時計を押すことを忘れることが往々にしてあるが、それを勝敗の道具にするような輩はDFにはいないのである。

戦績は別表の通り、1人4局であるが奇数参加のため幹事が2局ずつ対局して調整した。

優勝はDブロックが徳田駿一三段が全勝で優勝、Fブロックは河村肇二段と白井憲治初段が共に3勝1敗であったが、この大会は年長者を優位としているので河村二段の優勝となった。

お2人とも初優勝で、4年前からの(持ち回り)優勝カップとささやかな賞金(クオカード3千円、全勝者は4千円)を獲得された。

参加費は2500円で会場費と手合時計の費用を支払った残りが賞金となり、優勝賞金のほかに3勝賞(2千円)2勝賞(千円)1勝賞(5百円)も出され、和気藹々のうちに終了した。

いつもは大会終了後、優勝者を囲んで自由参加の懇親会を行うが、今回は台風が接近中だったため、懇親会は断念し交通が混乱しないうちに帰宅しようということとなったのは残念であった。

 

【対戦成績】

対戦者 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 最終成績
対戦相手 対戦相手 対戦相手 対戦相手
蒲生 邦道 七段 熊野 藤井 徳田 1勝3敗
熊野 隆喜 六段 蒲生 藤井 川添 0勝4敗
川添進一郎 六段 手空き 熊野 手空き 1勝1敗
林 義光 五段 川添 蒲生 徳田 熊野 3勝1敗
藤井 健 五段 徳田 熊野 蒲生 立石 3勝1敗  
宮越 正夫 五段 手空き 河村 手空き 本田 1勝1敗
徳田 駿一 三段 藤井 中山 蒲生 4勝0敗 優勝
中山 雅弘 三段 立石 徳田 石原 河村 3勝1敗
立石 裕夫 二段 中山 本田 田部 藤井 1勝3敗
河村 肇 二段 本田 宮越 佐賀 中山 3勝1敗 優勝
本田 徹 二段 河村 立石 白井 宮越 1勝3敗
石原 正之 二段 白井 佐賀 中山 田部 2勝2敗
白井 憲冶 初段 石原 田部 本田 佐賀 3勝1敗
佐賀 治夫 2級 田部 石原 河村 白井 2勝2敗
田部揆一郎 3級 佐賀 白井 立石 石原 0勝4敗

 

【過去の結果】

第1回大会 平成22年6月23日 Dブロック 伊藤俊一二段 Fブロック 中山雅弘初段
第2回大会 平成23年9月25日 Dブロック 伊藤俊一三段 Fブロック 三納吉二二段
第3回大会 平成24年7月1日 Dブロック 藤井 健三段 Fブロック 本田 徹初段
第4回大会 平成24年9月29日 Dブロック 蒲生邦道六段 Fブロック 藤井健三段

 

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DF囲碁大会幹事 川添進一郎