2017年5月13日
食と農業研究会
トピックス(2016年版)
第24回 食と農業研究会(2016/10/11〜12)
「温泉とらふぐ養殖場」「松乃井酒造」
ーー 十日町市産業観光部渡辺正範部長による研修会 ーー
今回は研究会の守屋雅夫さんが市のプロモーション大使をされている関係で、市産業観光部渡辺正範部長より「温泉とらふぐ養殖場」「松乃井酒造」の紹介を受け研修会の運びとなった。
1)十日町市について
十日町市について簡単に紹介すると以下のとおり(十日町市観光パンフより)。
十日町市観光パンフ |
- 平成17年に旧十日町市、川西町、中里村、松代町、松之山町が合併
- 関口芳史市長(昭和34年生まれ、3期目)
- 平成28年9月末で人口55,385人(世帯数19,951)
- 65歳以上の高齢化比率(全体で36%、旧松代、松之山地区などの過疎地域は49%)
- 信濃川流域に位置し590平方Km(東京23区621平方kmに匹敵、東西31km、南北41km)、両岸は見事な河岸段丘がひろがる
- 平成19,23年にそれぞれ大きな地震災害にあう
- 姉妹都市 コモ市(伊);サッカー交流 クロアチア
- DFとの関係;環境部会による里山整備、技術部会による理科実験出前授業など過去、現在と協力関係にある。数名のDF会員は十日町プロモーション大使として活躍。
2)10月11日の行動
ダイニング「しみず」昼食 ⇒ 道の駅「クロステン」⇒ 清津峡 ⇒ ミオン中里「とらふぐ養殖場」⇒ ミオン中里宿泊
十日町駅には産業観光部の西山仁主事の出迎えを受け、まずは腹ごしらえと「ダイニングしみず」で郷土料理の昼食をいただき、次いで 道の駅「クロステン」での地元産品の爆買い 。
西山主事には2日間のフルアテンドとミオン中山提供のマイクロバスに会員一同感謝。
十日町市駅より車で1時間の所にある日本三大峡谷・清津峡を見学。清津峡は片道7.5kmの観光トンネルで途中3ケの見晴所があり渓谷美、柱状節理の岩盤を楽しめた。
ダイニングしみずでの郷土料理 | ||
ミオン中山提供バス | 静津峡柱状節理 |
3)とらふぐ養殖場見学
ブランドマーク |
本日のメインイベントの見学。
ミオン中里の養殖場で「株式会社エヌプラス」の杉谷清之社長の出迎え、説明を受ける。
- エヌプラスは地元有志の出資により平成26年3月に設立
- ブランド名;「とおかまち雪国温泉とらふぐ」平成27年末より出荷開始
起業にいたる経緯;
- ミオン中里の設備は、宮中島温泉水を利用し、宿泊設備、食堂、日帰り入浴、流れる温泉プールからなる十日町市温泉総合保養施設であったが、流れるプールは遊休となっていた
- そんな中、きっかけは市の産業政策課が他県での成功例に着目し中里商工会に打診したのが始まりで、全国初の温泉トラフグ養殖を手掛けた栃木県那珂川町の「夢創造(株)」を視察見学後、共同出資者をつのり事業を始める事となった
設備;
- 10トン水槽1基、16トン水槽4基、ろ過設備、バイオマスボイラー、その他
養殖技術;
- 「夢創造」からの技術指導を受けている
- 塩分濃度温泉水と地下水を注入した人口海水で飼育(海水3%より低い塩分濃度)
- 水温泉源が47度と低温のため18〜20度Cになるように冬場はボイラーで加温
- ボイラー燃料信濃川からの流木(JR東日本の宮中ダム流木)を燃料
- 1年物 600〜800g/匹に成長
- 養殖数 現在3700匹前後
- 養殖用の水 完全閉鎖型循環方式で糞、餌かすなどは濾過で除去
販売方式;
- 共販会社をとおして販売
その他;
魚粉養殖なのでいわゆるフグ毒はもっていないとのこと
(*フグ毒は海洋細菌によって産生され、食物連鎖によってフグの体内に蓄積されるとみる外因説が有力となっている ウィキペディアより)
低塩分濃度(フグの体内生理液と同じ濃度)で育てるとフグにストレスを与えないので生育が早く、養殖温度20度前後と組み合わせると海水(3%塩分)養殖に比べると1.5倍ほど早いとのこと。
即ち通常1.5年が1年で成魚となる。
「ミオン中里」全景 | 手前の大屋根内部が養魚場 |
養魚水槽 | オゾン導入装置 | |
濾過装置 | 成魚(900g前後/匹) | 杉谷社長より説明を受ける |
4)ミオン中里での食事・懇談会
養殖場見学後ミオン中里にcheck−in後、関口市長、渡辺部長、渡辺産業政策課課長の出席のもと会食がはじまった。
まず初めに食と農業研、酒井尚平世話人よりお礼の言葉、次いで関口市長より挨拶があった。
市長挨拶要旨;
- DF食と農業会の歓迎、フグ養殖を始めた経緯、
- 今年がふぐ養殖の正念場、火焔型土器をモチーフとした東京オリンピックの聖火台に採用陳情、人口減少対策としての移住者促進助成、若者の起業助成、十日町の魅力の拡大の為にもDFとの情報交換の依頼等があった。
懇談の中で 農家の平均年齢70歳、後継者の問題、十日町こしひかりのブランド化(魚沼産コシヒカリでないと偽者扱い、あるいは混ぜ物のイメージ、10倍のこしひかりが出回っている)、織物産業の衰退(600億の売上が今や30億/年)、大地の芸術祭(3年に一度のトリエンナーレ)では50万人の観光客が来るも宿泊設備不足など十日町が抱える問題点が出された。
フルコースのフグ料理、ひれ酒など楽しい食事会であった。7時半には渡辺部長のご挨拶で散開となった。
酒井世話役の挨拶 | 関口市長挨拶 | 会食前の記念写真 |
ふぐ料理 | お品書き | |
ふぐひれ | 渡辺部長ご挨拶 | 締めの記念写真 |
5)2日目の行動
星峠の棚田見学 ⇒ 松之井酒造見学 ⇒ 昼食「田麦そば ⇒ 博物館見学 ⇒ 十日町駅(帰京)
ミオン中里より西へ車で約40分の松代地区・星峠で河岸段丘に広がる見事な棚田を見学。
松代地区の棚田はいたるところに広がり見どころだけでも8か所、その中でも星峠のは素晴らしいとの説明を受けた。
星峠に広がる見事な棚田を背に記念写真 | 松代町棚田の夕景(ネットより転載) |
6)松乃井酒造見学
星峠棚田より車で約45分・信濃川沿いにある「松乃井酒造」を見学。
出迎えて頂いた古澤裕常務より酒造工程の説明を受けたあと、自家製なら漬けと各種お酒を試飲し、お持ち帰り酒の爆買いに備える。お土産に、松乃井銘入りのぐい飲みを頂いた。
常務、奥様以下とても家庭的な雰囲気の醸造元で、さすがと言われる新潟十日町のお酒でした。
松乃井酒造 | 常務より工程の説明を受ける | 爆買い後の皆さん |
【以下は同社のWebサイトより】
常務兼杜氏の古澤さん(左) チームマネジャーの布美子さん(右) |
チーム松乃井のT-シャツ |
「松乃井酒造」のブランド | |
松乃井の工図
- 水;信濃川・伏流水を井戸から汲んで使用
- 酒米;山田錦(兵庫原産日本一の酒米)、五百万石(新潟原産)、越淡麗(山田錦と五百万石交配)等を使用
- 蔵入れ:2000俵は加工米を購入、1000俵は自家精米
越淡麗、山田錦、五百万石、たかね錦などを使用 - 精米:35%精米迄は90時間かけてゆっくりと精米する
玄米から10%迄は 赤ぬかと称して 有機肥料へ
そのあとの精米残は せんべいの原料へ
- 洗米、浸漬:笊に15kg入れ全て手洗い
- 蒸し:和釜で水より蒸すこれにより米のデンプンがアルファー化(糊化)する
- 製麹:酵母室で酵母を培養、増殖をおこなう(麹むろ)。酵母、麹菌は業者より購入
- もろみ作り:酒母に米麹、蒸米、水を加え「もろみ」を作る
「初添(はつぞえ)」、2回目が「仲添(なかぞえ)」、3回目が「留添(とめぞえ)」の
三段階仕込み
この「もろみ」の中では、麹が蒸米のでんぷんをブドウ糖に変え、そのブドウ糖を酵母がアルコールに変える「併行複発酵」が行われている - 上槽:「もろみ」と酒粕を分離する作業を言い、15kg/袋で濾過するが、この袋を「船」と呼ばれる容器に横積み
高級品は縦につるし濾過。普及品はフィルタープレスにて濾過、搾る - 火入れ:搾った酒は、そのままでは酵母が生きているので、変質を防ぐ為低温殺菌を行い、酵母の活動を休止させる
火入れをせずに特殊なフィルターを通して、酵母やその他の菌を漉し取り、発酵を止めたものが「生酒」である 。
6)「田麦そば屋」で珍しい「へぎそば」を堪能
松乃井酒造での試飲がきいた会員は昼食に駅近くの「へぎそば*」を案内された。
「あさつき」のつまみとワサビでなくて「洋カラシ」で美味しくいただいた。鈴木大地スポーツ長官の色紙と 浜京子そっくりのおかみさんが印象的でした
*へぎ(片木)と呼ばれる器に載せて食される事からこの名がついた。 へぎは「剥ぎ」を語源とし、剝ぎ板で作った四角い器の事を言う。 「つなぎ」には織物の横糸をピンと張るために使っていた布海苔を使用。 |
7)縄文の華 国宝火焔型土器 を鑑賞
十日町市博物館では平成11年に篠山遺跡出土品57点が国宝に指定、中でも有名な火焔型・王冠型土器(写真)を石原副館長の案内で鑑賞。
その他、縄文時代の遺跡、暮らしぶりなど見て古代へ Time-Slip。
石原副館長の案内で鑑賞 | 火焔型・王冠型土器 | 十日町市博物館で記念撮影 |
8)最後に
十日町市駅には、渡辺正彦課長がわざわざお見送りに見えた。この2日間のお礼を申し上げる。
また、2日間フルアテンドいただいた西山主事及び関口市長はじめ幹部の皆さんに改めて感謝、
後日関口市長に感謝のお礼状を差し上げた。
今後十日町市の更なる発展を祈念して、一同帰京の新幹線に乗車。
参加者(11名 敬称略);
酒井尚平、四方満、七字祐介、千原長美、藤田公一、峯脇達也、吉崎蓮一、福本昌弘、長谷礼三、守屋雅夫、中村悠一
(文責 中村悠一)
第23回 食と農業見学記(2016/6/28)
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
-遺伝資源の保管、研究開発の最前線-
今回は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以後農研機構と略す)の見学会を実施した。平成28年4月1日に、農研機構、農業生物資源研究所、農業環境技術研究所、種苗管理センターの4法人が統合し、新「農研機構」として、スタートしたばかりである。その中で、基礎・基盤技術を担う「生物機能利用研究部門」「遺伝資源センター」「高度解析センター」(農業生物資源研究所を引き継ぐ部署)にて、最新の育種技術(遺伝子組換え技術、ゲノム編集技術)とそれを支えるジーンバンク、ゲノム情報データベースについて、講演をいただき、施設を見学した。
これら施設は、茨城県つくば市観音台の農林研究団地内にある。秋葉原から「つくばエクスプレス」快速にて45分「つくば駅」に到着した。同駅前から「つくバス」で約20分「農林団地中央」バス停にて、下車した。バス停には、農研機構連携広報部の栗山さんらのお迎えを受け、遺伝資源センターの映写室に案内された。広大な敷地であるので、初回訪問者には、大変ありがたい対応をいただいた。
◇ ◇ ◇
生物機能利用研究部門長 門脇 光一 様
ご挨拶
門脇部門長のご挨拶 |
国立研究開発法人農業生物資源研究所の基礎・基盤技術の研究開発を引き継いだ「生物機能利用研究部門」の門脇光一部門長から、歓迎のご挨拶をいただいた。「この見学会で得た知識を皆様の社会貢献活動の中で、活用してほしい。また、経験豊かな皆様から、農研機構の研究開発に対しご意見・ご助言をいただきたい」とのお話をいただいた。
遺伝資源センター長 根本 博 様
「ジーンバンク」の役割と見学
農業にとって重要な遺伝資源を収集・分類・同定・特性評価・保存し、育種材料や研究材料として、研究者や育種家に配布しているのがジーンバンク事業である。遺伝資源センターが「センターバンク」で、このほか「サブバンク」と呼ばれる協力施設がある。
種子貯蔵庫の見学 | 種子貯蔵庫 |
遺伝資源センターの種子保管庫にはイネ4万種を始め14万種の種子が保管されている。ジーンバンク全体では植物22万点、微生物3万点、動物2千種が保管されている。特にイネ、ムギ、マメについては、多くの種類を保管しているのが特徴である。
育種にはこうした遺伝資源が必要で、要望に応じ、年間1万点を配布している。配布先は国内が80%、海外が20%である。現在もアジアを中心に世界から遺伝資源の収集をしている。耐病性、耐虫性、耐乾燥性、耐寒性などを付与した品種を開発するには、これらの特性を持った遺伝資源を多く持つことが重要であることを認識した。
ゲノム情報大規模解析チーム 伊藤 剛 様
農業生物ゲノム情報データベースの見学
ゲノム情報データベース見学 |
イネ、ダイズ、カイコなど農業生物のゲノム情報がデータベースとして公開されている。データベースの解説を受け、コンピューターが設置してある施設を見学した。
生物機能利用研究部門 四方 雅仁 様
遺伝子組換え・ゲノム編集技術等による
育種技術について
講師による講演 |
従来の育種技術の解説や歴史を説明いただき、遺伝子組換えによる育種では除草剤耐性ダイズ、害虫抵抗性トウモロコシを始め、ウイルス抵抗性パパイヤや、日本で開発され、商業栽培している青いバラにつて現状を解説された。また、開発途上のゴールデンライス(ビタミンA補給)や農業生物資源研究所で開発が進められた「スギ花粉治療イネ」の開発状況が解説をされた。
次に、今、話題になっているゲノム編集技術について、解説を受けた。
新育種技術として大変期待されていて、世界的な開発競争となっている。ゲノム編集技術には、精確なゲノム情報が必要であり、基礎・基盤技術の重要性を認識した。
スギ花粉治療イネを栽培している隔離圃場の見学
スギ花粉症の治療薬候補となる「スギ花粉ポリペプチド含有イネ」が栽培されている隔離圃場を見学した。イネの成育状況は農研機構のホームページで公開されるとのことで、収穫までぜひともフォローしていきたい。
隔離圃場での説明 | 隔離圃場の見学 |
最後に、ジーンバンク正面玄関で、記念写真を撮り、充実した見学会を終了した。
ジーンバンク正面玄関で記念撮影 |
感想
今回は、農業生物資源研究所が担っていた育種の基礎・基盤技術とそれを支えるジーンバンク、農業生物ゲノム情報データベースの解説を受け、その施設を見学した。その中で、基礎・基盤技術の重要性を認識した。新「農研機構」は基礎・基盤研究から実用化研究までを担当することになり、その成果で日本農業のイノベーションを期待したい。
最後に、今回の見学会に際し、門脇光一部門長を始め農研機構の研究者、連携広報部の方々には、お忙しい中、ご対応いただいたことをここに感謝いたします。
◇ ◇ ◇
今回の参加者は以下の19名でした(あいうえお順 敬称略)。
池上眞平 河村肇 木村峰男 酒井尚平 佐々木幸子(奥様)佐々木隆造 七字祐介 千原長美
谷口雄二郎 鶴岡忠成 富沢進 中尾誠男 長谷川峯夫 福本昌弘 藤田公一 峯脇 達也
守屋雅夫 四方満 渡辺明
(文責 長谷川峯夫)
第22回 「㈱グリーンメッセージ」(2016/4/25)
カット野菜工場「株式会社 グリーンメッセージ」
今回は「カット野菜工場」の見学会を実施いたしました。好天気に恵まれた中、中央林間駅に集合し、タクシー相乗りで本社、工場へ。
カット野菜工場という先入観とは打って変わった本社、工場社屋に思わず驚きながら、期待が膨らみました。
【会社概要】
- 所在地:神奈川県大和市鶴間2415
- 代表者:代表取締役社長 林 素彦
- 設 立:2013年12月3日
- 資本金:20億円(キユーピー㈱‥51% 全国農業協同組合連合会‥49%出資)
- 決算期:11月
- 事業内容:カット野菜等の青果加工品の製造・販売
- 経営理念:野菜加工を通じて、お客様・産地・地域の皆様に健康を提供いたします。
【本社工場】
- 敷地面積:4,084坪
- 延床面積:1,300坪
- 生産能力:8,000トン/年(製品)
- 操業開始:2015年5月開始
- 生産品目:業務用サラダ野菜
会議室で社長直々に工場見学の説明
会議室でパワーポイントを使用しながら、林社長自ら説明をして頂きました。グリーンメッセージ社が高品質なサラダ野菜をお届けするために
- 生産:キユーピーグループが培ってきた野菜加工技術と品質管理
- 原料:JAの広域集荷力を活かした産地明確で鮮度の良い国内野菜
- 販売:キユーピーグループのメニュー提案とJAグループの野菜情報を活用して、新鮮なサラダ野菜を提案
等々熱心に説明頂き、質疑応答も大いに盛り上がりました。
約2kmの所に東名横浜インターもあり、首都圏はほぼカバーできるとのこと、また、地下水にも恵まれ、今後一層の拡大が期待できそうです。
いよいよ工場見学
野菜加工といってもすべて生鮮品、熱処理等は全くないため、工場内に入るためには完全武装、帽子、マスク、全身を覆うツナギのウェア、そして手袋、入る前のエアシャワー等々安全対策、危機管理に関しては、昨年操業開始の最先端工場でした。殺菌に利用している微酸性電解液を、少量口に含みましたが、全く無味無臭、内部での仕分けも相当厳しく行っており、皆さん、感心しきりでした。
また、キャベツ、ネギ、レタス等、業務用に特別発注だそうですが、我々がスーパーの店頭で目にするものより、立派なものが多く、こちらも感心しきり、野菜ブームの中の、最新鋭技術に目を見張りました。
林社長自ら説明いただいた | 完全武装して工場見学 | 見学後の野菜の試食 |
瑞々しいカット野菜に舌鼓 | 屋内荷卸し場を見学 | 見学を終わり帰路につく |
最後に試食
見学後に会議室に戻り、試食と質疑を行いました。
試食は ネギ、キャベツの千切り、ロメインレタスの3品 塩もドレッシングもつけずに全くのプレインで食べましたが、いずれも瑞々しくびっくり !! 鋭い刃先でカットすることにより細胞を痛めず本来のうまさを損なわないとのこと。
初めに抱いていた「カット野菜工場」が最新鋭の高品質サラダ野菜の提案工場であることを実感しました。
尚、6月からは、JALの国際線でのカット野菜の導入が決定したとのこと、そのうちいずれかの方か、口にする機会も出てくるかと思います。
お土産もいただき、正面玄関で記念写真を撮り満足のうちに終了となりました。
本社玄関前で記念撮影 |
今回の参加者は以下の12名でした(あいうえお順 敬称略)。
池上眞平 植木五郎 酒井尚平 三納吉二 四方 満 富沢 進 中尾誠男 中村悠一(初)
長谷川峰夫(初)藤田公一 守屋雅夫 渡邊 明
(渡邊 明)