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一般社団法人 ディレクトフォース

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DFの社会貢献活動

2018年6月14日

見出し食と農業研究会

見出し トピックス(2013年版)

第15回 食と農業見学記(2013/11/26)

キューピーグループ・カナエフーズ見学記

2013年11月26日、府中市キューピー中河原工場内のカナエフーズを見学しました。

(株)カナエフーズ(キューピーグループ)は、1986年6月1日に設立されたタマゴ加工品に特化している企業で、国内トップシェアであると同時に、他社にない "オンリーワン" 技術を誇りとしている会社です。

生産している商品は、厚焼きたまご、薄焼きたまご、たまごサラダ、オムレツ、スクランブルエッグその他。関東、関西での味覚、形状の違いなどに細心の注意を払い生産しています。マーケッティングも十分になされているメーカーです。日本人が年間1人当たり300個以上消費する卵を、そのまま使うだけでなく、泡立てたり、つなぎとしても使えたり、マヨネーズをつくる過程のように撹拌して乳化させたり ‥‥ 卵の可能性はまさに無限大であることを一同勉強させられました。卵焼きや錦糸卵のような加工品だけでなく、製菓材料など意外な場所でも同社の技術は活躍しています。

工場内は随所にその技術が活かされており、まさにノウハウの塊といった会社です。

中でも最も苦労した技術は、「ゆで卵の脱殻技術」ということでした。僅か0. 数ミリという差が、その歩留りに影響するとのことです。見学は守屋雅夫様のお世話で実現、鈴木、中尾、福本、四方、峯脇、守屋、谷口、酒井、七字の9名が参加しました。

楽しく、勉強させて頂き、その後行われた懇親会も和気あいあいという日でした。

(谷口雄二郎記)

第14回食と農業見学記(2013/8/8)

エスフーズ株式会社「関東ミートセンター」見学

8月8日(木)午後、「関東ミートセンター」の見学と懇親会を開催しました。 参加者は、藤田、河村、酒井、四方、谷口、植木、馬来、福本、中尾、池上、七字、 富沢の12名、懇親会には11名参加。

 

同ミートセンター(牛枝肉加工・面積約1万㎡)は、ロングセラー製品「こてっちゃん」を生み出したエスフーズ(東証1部)が、3年前に東日本における牛肉を中心とする食肉事業の拠点として埼玉県八潮市に建設。処理能力150頭/日は国内最大級。

ミートセンターでは、400頭収容できる枝庫→枝肉解体・脱骨・整形分割の各工程→二次加工室→冷凍・冷蔵庫→出荷プラットホームのほか、「ドライエージング」という究極の熟成法でさらにおいしく仕上げる同社オリジナルの熟成庫も見学。

研究会は2011年6月に都の品川市場で「屠殺から競売まで」を見学しており、今回、搬入、加工を経てスーパー・レストランに出荷される流れを、詳しく理解することができました。なお、解体から整形までのナイフ捌きは、熟練した匠の技でした。見学後同センターの幹部より食肉の講話を受けた後、同社グループの焼肉チェーン「牛太本陣」のヨドバシアキバ店に会場を移し懇親会を開催、タン・ヒレ・肩ロース・ハラミ・サーロインステーキなど最上級和牛肉に舌鼓を打ちました。見学したばかりの各部位を、食感で再確認、印象に残る一日でした。

(富沢 進 記)

第13回食と農業見学記(2013/4/11)

「東京築地市場」見学

4月11日 築地市場見学と懇親会を開催しました。参加者は、藤田、河村、鶴岡、酒井、四方、谷口、長谷、馬来、鈴木、福本、木村、中尾、池上の13名、懇親会には11名参加。

東京都が経営する築地市場は、昭和10年に日本橋から移転、東京ドーム5個分の23万平方メートルの広さのところに、水産物市場と青果物市場があり、巨大都市東京の食生活を支えています。今回は水産物仲卸市場の中を歩き見学しました。生産者から卸売業者(7社)に出荷された水産物は仲卸726社に卸され、ここに寿司屋町の鮮魚店、加工業業者などが仕入れに来ています。約750社の仲卸商が集積しており一日350トン(約21億円)の取引がされています。今回の参加者13名で場内を歩き見学と同時に買い物を楽しみました。大量の魚が所狭しと並べてありますが、全く魚臭はしないのは驚くべきことです。この市場も建物が老化しており手狭なので平成26年には 約3500億円をかけて「豊洲」に移転する予定です。

場内見学後、活気のある場外の市場も見学と、買い物を楽しみ、懇親会を10時から開催美味い築地のおつまみと、朝酒を楽しみました。

(福本昌弘 記)

第12回食と農業見学記(2013/2/7)

「石井食品(株)国分(株)船橋日の出町流通センター」

2月7日に前日の雪の交通混乱が嘘の様な快晴で午後1時20分東葉高速鉄道八千代緑が丘駅に集合。

  1. 石井食品(株)

石井食品(株)は戦後すぐに佃煮工場からスタートし、現在東証2部の企業で八千代工場・京丹波工場・唐津工場で操業されており、八千代工場では一日にミートボール約14万袋、ハンバーグは約5万袋、とりそぼろなどの商品も合わせると、チルド工場で約20万袋を生産しております。

1970年(昭和45年)にミートボールを調理済み食品として日本では初めて出したメーカーです。

石井食品(株)の企業理念として ① 厳選素材 ② 品質保証番号(トラサビリティー等)③ 無添加調理を3大原則として打ち出しており、鶏肉は(株)十文字チキンカンパニーより供給され、2ヶ月以内の若鳥(卵アレルギーを排除する)を使用して、商品をチルド(0℃〜10℃)で流通させている事でも解る様に徹底して品質に拘っていました。社員は全員自社社員で運営しているとの事、理解出来ました。

  1. 国分(株)船橋日の出町流通センター

国分(株)の物流を担っている国分ロジスティク(株)は8300坪の敷地面積にDCセンター保管・管理型、TCセンター通過型の2棟を運営しており、DCセンターではコンビニ大手の460店舗、680万ケース/年を請け負っており、ベルトコンベアーでIT(情報技術)を駆使して流れ作業をこなしております。欠品が万分の1を達成しているのが理解できます。TCセンターでは大手量販店向け(日配チルド、冷蔵・冷凍汎用センター)運営しており、取扱通過高120億円/年であり、まさに1個単位の取引であり、我々消費者の要求に応える為の作業であり、作業の大変さを理解致しました。

参加者(敬称略): 河村 酒井 四方 吉崎 長谷 鈴木 福本 守屋 中尾 藤田

(藤田公一 記)