(最終更新日: 2013年3月11日 )
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ワイン同好会
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以上
(文責 石井)
DFワイン・クラブ メンバー各位
秋冷の候、ワインを楽しむ機会が増えつつあること存じます。
10月13日(火)に開催されました幹事会で、決定されましたことをお知らせします。
例会日程 | 担当幹事 (敬称略) | |
2月例会 5月例会 9月例会 11月例会 |
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戸成 了晟 橋本 秀雄 河島 彦明 石井 勝巳 |
なお、本年11月例会(担当幹事:石井勝巳)は、12月3日(木)に開催される予定であります。
以上
(世話人:戸成了晟)
2009年9月25日レストラン響(丸の内)
今回は、同じボルドーの赤の2つ、若いワインと古酒のヴィンテージの違いを味わい、楽しもうというワイン会でした。若いワインとして、史上最高のヴィンテージといわれる2005年ものの、メドック地区ののシャトー・モーカイユの赤。古酒として23年前、1986年に醸された、シャトー・トレファンの赤。
白については2種用意され、同じ土地ボルドー、同じヴィンテージ(2007年)での、造り手による違いを見ようというものでした。(シャトー・ティユレとシャトー・レイノンの白)
メインの料理はすずきのパイ包み焼きと鴨ロース蒸しでした。
今回の出席は18名。皆さん、賑やかに、それぞれ堪能されました。
以上
(文責濱本龍彦)
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究極の豪華ワイン会に大満足
2008年7月21日(火)於フォーシーズンホテル椿山荘東京
フォーシーズンホテル5階のスイートバンケット Chef's Room は名庭園を見下ろす最高の眺望のキッチン、カウンター付きのホテルの最高級の部屋であり、ブラックタイのスタッフに迎えられ、ソムリエが丁重にサービスしてくれました。
ホテル提供のシャンパンで喉を潤し、藤田観光(株)末沢社長の歓迎のスピーチで19名のワイン会が開宴しました。シェフが説明したメニュー通り、特別なフルコースの料理であり、それに合わせて高級ワインを楽しみました。先ずは、ツナのカナッペ、サーモンマリネやパルマ産プロシュートの前菜に合わせて、シャルドネ種のみのシャンパン、200年の歴史を持つアンリオ ブランを飲み、北海道産帆立貝のソテーはカウンターで料理され、これにはコルトン(白)特級畑シャンドン ド ブリアイユ 2001の果実味溢れるシャルドネの白を合わせました。次のグリーンアスパラガスのリゾットとロブスターのラグー添えとのマリアージュも絶妙でした。会員提供の白の高級ワイン、ピュリニィ モンラッシェ ドメーヌ デュジャック2006も最高でした。
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Chef's Room でワインを楽しんだみなさん (写真クリック>>>拡大) |
さあ愈々、肉料理と赤ワインです。ホロホロ鶏のローストにはニュイサンジョルジュ1級畑レ・ブド1996で造り手はポール レイツでブルゴーニュのピノノワール特有の繊細さが良く合いました。メインデッシュのラムチョップのハーブクラスト、それに続くチーズ・セレクションには会員提供の超高級ワインが続々と抜栓され、感嘆の声があがりました。
カリフォルニア・ナパのドミナス エステート2006(2本)、オジャイ ウインヤード シラー、そして更に高級なシャトー マルゴーのセカンドラベルのパヴィヨン ルージュ2006、名手、故アンリ ジャイエの高弟ドニ モルテによるジュブレ シャンベルタン・ドメーヌ ドニ モルテ2006を賞味し、ポイヤックのシャトー ラツールの隣の2級畑シャトー ピション ロングヴィル バロン2000(最良のヴィンテージでミレニアム記念)は十分に熟し、堪能しました。締め括りは、シャトー ムートン ロシルト1998(2本)で、最高潮に達しました。正に、銘酒ムートン ロシルトであり、感激しました。そして、デザート、コーヒーに至るまで、多くの高級ワインの余韻に浸りました。
参加者の皆さんからは、これは究極の豪華ワイン会と絶賛されました。高級ホテルの最高のスイートバンケットで、シェフの特別料理をプロのスタッフがサービスし、極上の超高級ワインの数々を、最後にシャトー ムートン ロシルト1998を2本も堪能したのですから、究極の豪華ワイン会だったと言えましょう。
当日のワイン・リスト
(ホテルよりのサービス)
- シャンパーニュ マム ブリュット
(会費による購入分)
- シャンパーニュ アンリオ ブラン スーヴェラン ピュール シャルドネ
- コルトン特級畑2001 シャンドン ド ブリアイユ(白)
- ニュイサンジョルジュ1級畑レ・ブレド1996 ポール・レインツ(赤)
(以下は参加者よりの提供ワイン)
- ピュリニィ モンラッシェ ドメーヌ デュジャック2005(白)
- ジュブレ シャンベルタン ドメーヌ ドニ モルテ2006(赤)
- ドミナス エステート(2本)
- サンタ リタ ヒルズ オジャイ ヴィンヤード シラー(赤)
- パヴィヨン ルージュ ド シャトー マルゴー2006(赤)
- シャトー ピション ロングヴィル バロン2000(赤)
- シャトー ムートン ロシルト1998(赤)(2本)
高級ワインを提供いただきました皆さん、最高のもてなしをしていただいた藤田観光のご厚意に感謝します。
以上
文責:戸成了晟
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登美の丘でワインを満喫したみなさん (写真クリック>>>拡大) |
昨年の第15回(5月)例会いらいの日本ワイナリー訪問を企画し、今年も去る12日朝、同好会メンバー21名が甲府駅に集まり今年100周年を迎える“サントリー登美の丘ワイナリー”に行って参りました。
総面積150haの丘の麓の醸造所にまず到着、ワイナリー幹部の出迎えを受け、映像で全般の説明を受けたのち醸造工程に沿って葡萄の破砕機、発酵・熟成その後の横穴内の樽熟庫・ビン熟庫を見学して、隣接のティスティングルームでお待ち兼ねのワインティスティング。この日は特別に5種のワインを準備していただき、ゆっくりと、色・香り・味をそれぞれの原料ブドウの種類・構成などの詳しい説明とともに満喫した。
ちなみに5種の顔ぶれは次のとおり:
≪名前原料のブドウの種類および構成≫
ティスティングのあと丘の頂上にあるワインガーデンに移動、ちょうど頃合いよく空も晴れ明るいレストランでおいしい食事に舌鼓をうちました。ワインは白の定番“登美の詩”ついで”登美の丘“(赤)を心行くまで楽しみました。
食事の後ワインガーデンのshopで買い物、記念の集合写真をカメラに収め、つぎの目的地山梨県立美術館へ。美術館は県の誇る芸術の森公園の一角にあり、ジャン=フランソワ・ミレーの代表作を常設展とするミレーの美術館として有名。ここで世界屈指ともいえるミレーのコレクションをみて1日清遊の頂点を究めました。
常の例会では専ら輸入ワインの名品を賞味する同好会にとって、年1回の日本ワイナリー訪問は国産のワインを賞味する機会であるだけにとどまらず、ブドウ園を眼前にして良いワインのできるまでの背後の歴史に思いを馳せる良い機会となっていると思います。
適地、土壌の改良、水、葡萄の種類の選択、品種改良そして醸造技術と先人の努力と自然の賜物に感謝しつつワインの飲める幸せをより深く感じながら帰途につきました。
以上
5月例会幹事 河島
2009年3月16日(月) ワイン居酒屋 TOKYOVINVIN
2006年1月の第1回例会から奇数月開催を続けて、此の度20回目の記念すべき会を迎えることとなった。当番幹事の唯一の特権(?)は自分の飲みたいワインと会のテーマを提案できること。かねがね、普段小宅では口にしたことのない少々お値段の張る代表的なフランスワイン数種を是非飲み比べてみたいと思っていて、その願望を世話人代表の戸成さんと顧問の七里さんに諮ったところ、直ちに賛同を得た。こうなればシメタ!もので、後は全て七里さんに丸投げし、“ビュフェでフランスワインと楽しく遊ぶ会”は同氏のプロデュースで次の通り執り行われた。
全員からの回答を回収し採点した後、種明かしされたワイン名、ブドウ品種、産地は末尾に記載の通り。なお、赤の4種類は2種類ずつ2回に分けて比較した。全問正解者(即ち、試飲した6種類のワインのブドウ品種と産地を正しく回答出来た人)は市古紘一さん1人であった。
七里顧問の講評「市古さんは、自信があった訳でなく偶々当たっただけと謙遜されたが、ゲスト参加のワインのプロを差し置いての優勝で大変ご立派。平均点は60点といったところ(品種、産地とも)。多分余り飲んだことのないシラーを入れたので、易しい飲み分けではなかった筈なのに、平均60点とは常連の腕前(舌前!)が上がってきた証左」
Tokyo VinVin には特別に栓抜き料を免除してもらい、ワインとのマリアージを考えた美味しい料理・チーズ、そして心の籠ったサービスを提供して頂いた。31人で飲んだワインのボトル数は何とスターターのスパークリング4本、白8本、赤18本の合計30本!これで、我々の舌は更に進化したに違いない。ワインだけで1人当たり7つのグラスを使った訳で、前島店長とスタッフの皆様には大変な御手数をお掛けした。心から感謝申し上げる。
それでは6種類のワインを試飲した順に記して報告の結びとしたい。
(A)サンセール(ドメーヌ デュノゼ)2007 ソーヴィニョン ブラン ロワール
(B)マコン オー ボワ ダリエ(コルディエ)2006 シャルドネ ブルゴーニュ
(C)ブラゾン ド レヴァンジル1999 メルロー(78%) ボルドー
(D)ボマール(ミシェル アルスラン)1999 ピノワール ブルゴーニュ
(E)ラ ダム ドモンローズ1998 カベルネ ソーヴィニョン(65%) ボルドー
(F)エルミタージュ(マルクソレル)2001 シラー コート デュ ローヌ
以上
(文責 唐沢憲正)
2009年1月24日(土) 17:00-19:40 於:セレブリティークラブ 九段迎賓館
今回も七里さんに全面的なテーマ指導を頂きながらの準備スタートであったが、特にワイン・テーマを“アルザス”に決定するまで多少の紆余曲折があった。昨年9月にボルドー、11月にヌーボーとラングドックとフランス・ワインを2回続けたところで、今回も同国ワインに固執するか、伊と仏の両股をかけるかで行きつ戻りつした末に、まだ仏でも未登場のアルザス・ワインを採り上げることに最終的に決定したのは、イチョウの葉も落ち始めた昨年12月の初めであった。
これに従ってワイン・セレクションは以下のようになった。
2009年第1回目の当例会は、1月末の肌寒い土曜日の夕刻、皇居の堀を隔てて北の丸公園の桜並木と武道館を見上げる位置に建つ九段迎賓館で開かれ18名の出席者が参集した。会の世話人の戸成さんによるご挨拶・乾杯の後、七里ワイン顧問のアルザス・ワインにまつわるお話があった。宴も進んだところで、七里さんのゲストである武田秀雄さん(独力でwine expertの資格を取られ、先日のコマンドリー・ド・ボルド-に叙任された方)から味わい深いお話を頂いた。年初ということと出席者同士の認知度を深めるという目的で全員の自己紹介をお願いしたが、今回は水野夫人、原夫人のご出席もあり自己紹介も華やいだ雰囲気の中で行なわれた。会の最後は水野さんのいつもながらのユーモア溢れるお話で締めて頂き、ワインと食事と懇談の2時半があっという間に経過した。尚、今回の一番大きな収穫は、一時は講師降板の気持ちを口にされた(!)七里さんにワイン講師を今後も継続して頂くことをご承諾頂いたことであろう。皆がホッと胸を撫で下ろしたことはいうまでもない。
以上
(文責 藤崎武彦)