(最終更新日: 2014年3月6日 )
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ワイン同好会
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会場の イタリア料理店「パパミラノ」 |
ボジョレ・ヌーボの解禁日は11月の第3木曜日と決められていますが、今年は11月15日(木)が解禁日でした。この直後の20日の例会では、ボジョレ・ヌーボとブゴーニュ・ワイン、そして料理で秋の夕べのひとときを楽しく過ごしました。レストランは、JR東京駅日本橋口のサピアタワービルにあるイタリア料理店パパミラノです。部屋にはボジョレ・ヌーボの“垂れ幕”も設けられ、雰囲気を盛り上げていました。出席されたのは26名です。
七里さんのいつもながらの名レクチャーに耳を傾けながら、ワインと料理を楽しみました。大きな地図で説明されブルゴーニュとボジョレの位置関係もよく判り、また土壌の違いからくるワインの味の違いも理解できました。
ワインは 次の4種類でした。
料理は 前菜、パスタ、ピッツアと来て、メインは次の2つでした。
出席の皆さんは十分に堪能されたことと思います。
以上
文責;11月例会幹事 濱本 龍彦
DFワイン・クラブ メンバー各位
10月23日、DFワイン・クラブ幹事会を開催し、下記を決めましたので、連絡致します。
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顧問: |
七里淳哲 | |
幹事: |
石井勝巳 | 唐沢憲正 |
河島彦明 | 戸成了晟 | |
濱本龍彦 | 藤崎武彦 |
代表幹事は、引き続き戸成了晟であります。
2007年 |
11月 |
濱本龍彦 |
2008年 |
1月 |
藤崎武彦 |
3月 |
唐沢憲正 | |
5月 |
河島彦明 | |
7月 |
戸成了晟 | |
9月 |
濱本龍彦 | |
11月 |
石井勝巳 |
11月20日(火)、パパ・ミラノ、サピアタワー店で開催予定。詳しくは担当幹事、濱本龍彦さんから案内が送られます。
1月19日(土)昼の開催で、初めて昼の例会を予定しております。
担当幹事は藤崎武彦さんです。
女性の参加者が少ないのが残念ですが、ご夫人、ガールフレンド、部下 ‥‥ の参加をお待ちしております。
楽しいワイン会で大いに盛り上がれば幸いであります。
以上
文責;戸成了晟
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会場の ダイニングバー「響お台場店」 |
隔月ベースで開催される例会も今回は遂に11回を数え、回を追う毎に賑わいを増してきた感が一入だ。今までは仏、独、西、伊などワインの主力産地を巡るシリーズを重ねてきたが、今回は趣向を大きく変えて特別企画を行うことにした。恒例となる七里特別顧問のイニシアティブで、少々遠隔地の嫌いあるもサントリー直営ダイニングバー「響お台場店」に場所を設けた。お台場のテラスできりりと冷えたシャンパンで談笑しながら、暮れなずむお台場の日没とレインボーブリッジのライトアップを望み、そして折しも中秋の名月を愛でることができたのは幸いであった。当初、店内の掘り炬燵風テーブルを囲んでのアレンジを急遽湾を臨むテラスに切り替え、真夏日の夕刻にも拘らず海からの涼風に吹かれて雰囲気が盛り上がった。
今回は七里さんのお骨折りにより、時あたかも日欧通商摩擦が燃え上がった1983年にサントリーが買収したシャトーラグランジュの日本人責任者として現地で活躍された鈴田健二氏を特別ゲストとして招聘した。氏はサントリー入社後仏ボルドー大学に留学、「近代ボルドーワインの父」と称されるペイノー教授に師事、20年間に亘りシャトーを育てられた間に仏国家認定のエノログ(ワイン醸造士)の資格を有するワインの権威である。昨年にサントリーの定年を迎え、現在は同社国際本部顧問を務められている。通常は自作自演の七里節で大向こうをうならせる七里さんには今回だけは裏方の振り付け役に徹して頂き、専ら鈴田氏にシャトーの買収に纏わる歴史、格調高いワインのご高説、そして本題の「シャトー・ラグランジュのすべて」を語って頂いた。
シャトー・ラグランジュは、ボルドー・メドック地区の赤ワインに公式に格付けされるグラン・クリュの中でも更に上位の3級に数えられる名門である。この度は、シャンパンのローラン・ペリエから始め、グレートヴィンテージ1886年ものをハイライトとして、白ワインのレ・ザロム・ド・ラグランジュ、セカンドマークのレ・フィエフ・ド・ラグランジュ(赤ワイン)、サードマークのレ・シーニュ・ド・サンジュリアン(赤ワイン)などの5種類を賞味した。
響お台場店特選料理は和仏折衷の苦心作で、ワインのアレンジと絶妙な取り合わせであった。今また旬のサンマを急遽西洋料理に合うスズキ(三陸産)に替えたエピソ−ドのある前菜、メインは仏産子羊、そして仏産チーズなど全て原産地表示を徹底したものばかり。
満月が天高く冴え渡り談笑と共に宴が盛り上がる中、旅行研究会との合同ミニ・ツアーの話題が飛び出す一幕もあった。鈴田氏の資料の表紙を飾るシャトーと白鳥が泳ぐ湖畔の写真を眺めながら、ボルドーワインとりわけシャトー・ラグランジュを訪ねる旅情をかきたてられた次第である。
尚、末筆ながら鈴田氏をディレクトフォース会員に招く提案があったこと申し添え致したい。
以上
文責;9月例会幹事 石井勝巳
7月例会は本年4月にオープンしたばかりの高層ビル、サピアタワー3階のイタリア料理店、トラットリア“パパミラノ”サピアタワー店にて24名の参加者で開催されました。丁度ビルのコーナーのガラス張りの個室で、丸の内のビル街を見下ろしながらの例会となりました。このお店の責任者がDFワイン例会のために、わざわざ南イタリアへ出張し、メニューを用意していただき、恐縮しました。お陰さまで、素晴らしい南イタリア料理をいただくことが出来ました。ワインについては七里さんの懇切なレクチャーを受けました。
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会場の 「トラットリアパパミラノ」 サピアタワー店 |
ワイン・テーマはイタリア・ワインの3回目で、3月例会のピエモンテ、5月例会のトスカーナに続く南イタリア・ワインで、これでイタリア・ワインの完結となりました。お店からのウエルカムドリンク、スプマンテで喉を潤し、4種類(白赤それぞれ2種類)のワインを楽しみました。料理は前菜(アンティパスティ)が3種、オリーブのマリネ・カポナータ・イイダコのトマト煮、フレッシュモッツァレラチーズとトマトの“カプレーゼ”、アサリとムール貝のシチリア風ズッパ、そしてパスタは2種、夏野菜のショートパスタとシ−フード一杯のリングィネ・トマトソースをいただきました。ワインはカンパーニャ州のキリストの涙、ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスヴィオ・ビアンコDOC(白)とサルディーニャ州のテッレ・ビアンケ・トルバート・アルゲーロDOC(白)で、いずれも豊な香りと味わいで料理によく合っておりました。この後、ピッツア2種、ナポレターナ(ナポリ風)と定番、マルゲリータで南イタリアの味でした。愈々メインで2種、メカジキのグリルを地中海風ソースで、そして仔牛ロースのビステッカ・シチリア産マルサラ風味と本当に盛り沢山でありました。合わせる赤ワインはカラブリーア州のドゥーカ・サンフェリーチェ・チロ・ロッソ・リゼルヴァDOC(赤)と本日のメインワイン、シチリア州のドゥーカ・エンリコ・シチリア・ロッソIGT(赤)でありました。チロのワインは非常にエレガントで気に入りましたが、皆、驚いたのがシチリアのドゥーカ・エンリコで、円熟した余韻の長さ、力強さ、アロマとブーケ、優雅な味には感動しました。ピエモンテやトスカーナに劣らぬワインで、七里さんもサントリーの湯目さんも絶賛でありました。思いがけず、素晴らしい銘ワインに出会うのは無上の喜びであります。モンテ物産社の輸入販売で市価6,700円はお勧めであります。
ドルチェ、エスプレッソとフルコースで満腹、加えて銘ワインに出会うことも出来、堪能の一夜の7月例会でありました。
お土産にヴェネト州の白ワイン、ハーフボトル、有名なヴェローナの野外劇場の近くのワイナリーのロミオ・エ・ジュリエット・ビアンコ・ヴェロネーゼIGT(白)を用意致しました。甘く切ない恋の味をお楽しみください。
文責:戸成了晟
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5月の例会は眼下に隅田川と浅草の灯を見下ろす、アサヒビール東京本社ビル最上階の特別ゲストルームにて32名の参加者で開催されました。ワインテーマは前回のイタリア・ピエモンテワインに続いて、イタリアワインの第2回目、トスカーナワインで、料理は勿論本格的なトスカーナ・フィレンツェ料理のフルコースで、同フロアの「リストランテ・ラ・ラナリータ」の特別料理とのマリアージュを楽しみました。
この例会の担当幹事、原石根さんの司会で始まり、このリストランテの久野ソムリエからトスカーナワインのレクチャーを受け、5種類のワインを料理に合わせていただきました。
フィレンツェ風前菜盛り合わせにはイタリアを代表する白ワイン、ソアヴェ・クラシコ(トスカーナワインではなくベネト州産)とアンティノリ社のシャルドネ種ヴィラ・アンティノリ・ビアンコ、トスカーナの白の2種類で春らしいアロマとソフトな味がよく合いました。トリッパ(もつ料理)、鴨のラグーのタリアテッレにはヴィラ・アンティノリ・ロッソ(赤)とキャンティ・クラシコ(赤)の2種類のサンジョベーゼ種特有のフルーティなアロマ、そしてしっかりした風味を賞味しました。メイン・ディッシュは牛フィレ肉ステーキであり、トスカーナワインの最高の赤、ピアン・デル・ヴィーニュ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが供されたのは感激でした。イタリアを代表するワインの一つ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(ブルネッロ種、サンジョベーゼ種の一種)は豊なボディ,香りで深い余韻が感じられました。
花の都フィレンツェを州都とするトスカーナ州のトスカーナワインは北部のピエモンテワインと共にイタリアを代表するワインであり、またそのトスカーナを代表するキャンティ・クラシコとブルネッロ・ディ・モンタルチーノをいただけたことは正に至福でした。
ワイン、料理、ゴージャスな雰囲気、夜景……、最高の例会でありました。
まだまだ飲める方々は二次会、浅草名物、「神谷バー」の電気ブランでメートルを上げたようでした。
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ゴージャスな雰囲気の中で、ワインと料理と夜景を楽しんで至福の時を過ごしたみなさん |
(文責:戸成了晟)
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今回から3回シリーズでイタリアワインを楽しむことになっています。
3月26日の例会(場所:「響」丸の内店)では「北イタリアのワインを愛でる」のテーマでピアモンテのワインと料理で春の宵を楽しく過ごしました。
名ワイン「バローロ」もふるまわれ、何の香りか、と講師七里さんの薀蓄に耳を傾けました。
(濱本記)
ワインは薔薇の花のようである。ふくよかな香、優雅な色、華やかな雰囲気で魅了する。ただ、場所をわきまえずに薀蓄を語れば、その場の雰囲気を壊す棘を持っている。また、これ程、知的な刺激を与えてくれる飲物はない。香、色、味、料理とのマリアージュを楽しみ、葡萄の種類、産地、ビンテージ、造り手……のワイン談義で場は盛り上がる。そして、ワインにまつわる文化、地理、歴史、エピソード等へと話題は際限なく拡がる。
この一年間の勉強でDFワイン・クラブのメンバーはかなりのワイン通となった。レストランでのワインの注文に凝り、海外旅行ではワインで多くの思い出を作り、家でも家族とワインを楽しんでいる。ワインをもっと学び、更に豊かな人生を過ごそうではありませんか。
DFワイン・クラブのこの一年間の例会は以下の通りです。
講師はDF会員の元サントリー取締役、ワイン事業本部長の七里淳哲氏でワインのプロです。
最近は例会の参加者は30名を超え、ますます盛会です。
多くの方のご参加をお待ちしております。
DFワインクラブ
代表幹事 戸成了晟
今回は31名の多数の参加者を記録。会を重ねるごとに盛況になってきました。いつものとおり、七里さんの名調子に加え、ワインと西洋風和食の絶妙なアレンジに美女と野獣が酔いしれたひとときでした。
早くも今後の例会が具体化し、ゲーテが憧れて旅行記を著した イタリアまで到達しましたのでしかとご予定ください。