(最終更新日: 2015年2月12日 )
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海外旅行研究会
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「第15回発表会が12月14日開催されました。横井時久氏の「ハワイ旅行」と渡邊 章氏の「南フランス紀行」が、各々DVD及びパワーポイントによる写真投影で、発表されました。懇親会は、マンマミーヤで美味しいイタリア料理をたらふく食べ、8人で5本の結構なイタリア・ワインを飲み干して、お一人様2500円で、一同大満足でした。以下は発表者の要旨です。(世話人 今井智之記)
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第14回海外旅行研究会発表会が、10月25日、3名の新会員を含め14名予定のところ12名が出席し、開催されました。前半は、田中健一氏(DF代表)による「モンゴル紀行」、後半は、曽山高光氏の「Resorts in Europe」が発表されました。両氏ともDVDを使用し時間割を厳守し、且つ200枚にも及ぶ、プロ顔負けの美しい写真を紹介する大変優れたプレゼンでした。懇親会出席者は11名で、毎度のことですが大変盛り上がりました(詳しくは最後の段に報告)プレゼンの概要は下記の通りです。
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![]() 元の都カラコラム跡に建つラマ寺 ![]() 村の相撲大会 ![]() 草原を駆ける少年 ![]() 豪古馬は小さい (馬上の田中代表) |
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懇親会は、3回連続でB1にある《マンマミーア》で開催、今回も安くて美味しいところということで、ここを選びました。7人が生ビール、4人がスプマンテで乾杯。料理は、秋刀魚とスモークド・サーモンのマリネ、つぶ貝のガーリック炒めバケット乗せ、新じゃがのフライにガーリックとアンチョビのソース掛け、チーズ3種のピサパイ、牛肉煮込み掛けペンネ、(追加要請があって)最後にウニとイカのソースのスパゲッティー。ワインは、白ワイン党の曽山さんが、1本、他10人は赤で、コペルティーノ・リゼルヴァ 2000を3本、メルロー・リゼルヴァ 2001 を2本飲み干しました。いずれもイタリア・ワインで前者がブッリッヤ州、後者がフリウリ地方です。世話役の独断と偏見でオーダーし、自画自賛かもしれませんが、大変美味しい料理とワインでした。皆様にも満足していただけたようです。会計は、渡邊さんにお願いして、伝票が出るや瞬時に割勘、集金。世話役が500円足して、一人たったの2500円。「安い、安い、超安い!」などと大声を上げると値上がりしますから、内輪の話に留めておきましょう。
次回のプレゼンテーションは、渡邊 章氏の「フランス南部の旅」横井時久氏の「ハワイ旅行」が決定しました。日時は追って決定します。 (文責 今井智之、曽山高光)
9月3日午後5時より第13回目の報告会が、ゲストの杉山直正氏を含む11名のご出席を頂き、ディレクトフォース会議室にて開催されました。はじめに常信伊佐夫氏より、「北欧の旅、デンマーク、ノルウエー」次に今井智之氏より、「ワインとグルメと古都の旅、トスカーナ編」の発表が行われました。
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写真は右上から、
クロンボー城、ベルゲンのブリッゲン建物群、ウルネスの木造教会、ソルボーン |
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報告会終了後、懇親会が、パレスサイド・ビル地下にあるイタリアン・レストラン「マンマミーア」で開催され、鯛のマリネや牛肉とトマト・ソースのペンネその他沢山の料理とヴェネト産ソアーヴェ2本、キヤンティ産赤3種各1本、アブルッツオ産赤1本、合計6本を9人で平らげ、一人2,900円は一同極めてご満足でした。ヴィーヴァ・マンマミーア (文責:常信・今井)
海外旅行研究会第12回発表会が7月12日(木)ディレクトフォース会議室で開かれました。発表は、横井時久さんの「歴史とロマンの国」と題するドイツとオーストリア旅行の紹介と萩原秀留さんの「ブータン紀行」でした。おふたりとも写真のパワーポイントの貼付けに並々ならぬ努力をされました。結果、スクリーンに映し出された写真は素晴らしいものでした。
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写真は横井さんの撮影 |
横井さんは、今年4月25日から5月2日に亘り、フランクフルトからリュ-デスハイム、ライン川を上ってハイデルベルグへ、そして古城街道を経てオーストリアに入り、インスブルックとザルツブルグ、そしてウイーンを訪ねました。ライン川は全長1300キロメーターで、その内、2時間航行した部分には橋がなく、古城とブドウ畑の景色を美しく描き出している。古城の数は2万箇所もあるという。古城街道に交叉するロマンティック街道は、ローマに通じる道という意味からできたという説が会員より指摘された(筆者注記:正しくは、語源が「ローマへの巡礼の道」であったが、近年になり観光ルート指定の用語とされた。その意味で最初に使われたのがジャン・ジャック・ルソーの「孤独な散歩者の夢想」の第五の散歩の冒頭にあると言われる)同街道の菜の花畑の写真は大変美しかった。フュッセンにあるノインシュバイシュタイン城の紹介があり、これはルートビッヒ2世が19世紀後半に建てた3つの城のひとつで、当時時代錯誤が感じられる城ということで嘲笑されたという。しかし、今では観光の目玉となっている。ザルツブルグは塩の城という意味でも、塩の生産地はインスブルックであり、塩の集散地であった。モーツアルトの生誕地でもる。最後にウイーンでは、マリア・テレジアの宮殿、ベルベデーレとシェーンブルンを訪ねた。後者の建物の色が黄色である謂れは、そもそもマリア・テレジアが黄金にしたかったということだそうな。(こちら に、横井さんの写真をムービー風にアレンジしたものを用意しました
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どちらかというとマイナーな国が好きな萩原さんの「ブータン紀行」は2002年 3月25日カトマンズから飛行機でブータン唯一の空港パロからはじまり、29日にプンツオリンからインドに出るまで見学したもの。パロ、ドチュラ(峠)、ワンデユ・ボダン、プナカ、政都ティンプー、シムトカ、そしてパロに戻り、トンドル開帳を見た後、ドウゲゾン、タクツアン僧院を訪ね陸路プンツォリンを得てインドにでるエネルギッシュな旅であった。ブータンは東ヒマラヤの6,7千メートル級の山々から流れる数本の川の谷間に人が居住しており、谷間と谷間の間には3,500~4,000m級の尾根があり、その尾根を越えないと行き来ができない。このため方言が無数にあるとのこと。数十年前に鎖国を解いて教育を始めようとしたとき先生をインドから招聘した。このため共通公用語として首都のティンプーの言葉を採用したが、教育には英語が使われたことで、子供たちは英語が達者であるそうな。パロのツェチュ祭りは、一週間続き、屋台の店に多数の村民が集まってくる。圧巻はトンドル開帳であるが、開帳は午前2時頃から行われるので、真夜中に目を覚まし出かけねばならない(筆者注記:開帳:パドマサンババを中心にその妃や八変化相などが絹のアップリケで色鮮やかに描き出されたトンドルが静かに巻き上げられると、人々が高徳を祈ってトンドルに触れようと殺到する)ダツェ大会では、洋弓を和弓のように縦にして打ち放すようであるが、何と約140メートル先の的を撃ち当てるという。キラの着方の説明があったが、和服によく似ていて、日本人に一脈通じているような感じであった。自然が美しく、素朴な人々の暮らしぶりは素晴らしいようであるが、トイレが不潔で旅行者は難儀を強いられて苦心されたようだ。
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写真左は「タクツアン僧院」、右は「ブータンの農家」 |
懇親会は、常信さんの手配により、地下一階にある「マンマミーア」で開かれ、イタリア料理とキヤンティーを堪能、大変評判がよく、次回もここで開催と決定しました。
次回は、9月3日(月)午後5時より、ディレクトフォース会議室で開催します。伊東弘明さんが、「スペイン旅行」の発表をすべく、準備しますが、どなたか他に発表希望者があれば、申し出てください。万一、準備が間に合わぬ場合は、今井が、6月に訪ねたヨーロッパ(グルメとワインと古都巡りの旅)の一部を発表します。
海外旅行同好会は、会員(現在16名)の取材・発表能力の向上を鑑み、その名称を研究会と改めました。5月25日に、13名の出席者を迎え、その第1回、通算11回目の発表会を開催しました。今回は、丸山 尚会員による「サンディエゴ再訪」と今井智之会員による「エーゲ海の島々―クルージング紀行」が発表されました。あとニュートーキョーで盛大な懇親会が開かれました。
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丸山会員は、サンディエゴに住まうお嬢さんとお孫さんに頻繁に訪問しています。そこで今回は2回目の発表でした。今回は主として南部の報告でした。バルボアの三景園、オールドタウンではメキシコ人と一緒にメキシコ料理を堪能する事由は興味あるものでした。干した唐辛子、トリフィラ(?)というパン、鳥の丸焼など。ポイント・ロマの自然墓地やダウンタウンの遠景は大変美しく、ついでに海軍基地まで写真を撮るというスパイ活動(?)まで披露。ラフォア海岸でのアザラシ、コロナド島は、新婚旅行者にとって「Best
Destinations in America」賞を受賞したホテル・デ・コロナド(写真右)や、メキシコ国境近くのティファーナ湿地、その他の紹介がありました。丸山さんのプレゼンと撮影技法は相当進歩しました。ひとつ注文をつけることが許されるとすれば、イラストの書き込みは写真の外側に明解にするとよいでしょう。
今井会員は、少々年数を経たアナログ写真を加工してのプレゼンでした。写真が少し色あせていましたが、毎回出場のフリー・モデルが2人とも若々しく且つ美男美女に撮れていたせいか、「出番が多すぎた」との批判(?)が出ました。クルージングはサン・ラインによる5日間の島巡りでしたが、最初にアテネ観光したあと、映画「日曜日は駄目よ」の舞台となったピレウス港を出港、ヒドラ島の美しい夜景を見てヘラクリオン島に直行、最初のギリシャ文明を築いたクノソスのミノア宮殿遺跡を詳細に鑑賞、そのミノア王国を滅ぼした海底地震によってできた島サントリーニの美しさに感激、世界7不思議のひとつである巨像があったロードス島を訪ね、映画「ナバロンの要塞」のロケ地となった岸壁を見定め、トルコ国内クサダシに寄港し、エフィソスのローマ・ギリシャの遺跡を訪ね、最後は魅力いっぱいのミコノス島(写真下)を散策するという、長くて短いクルージング旅行の紹介でした。
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