2021年8月6日 更新
イベント名 | テーマ | 実施日 |
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ワイン会 | 久し振りにワイン同好会がプチワイン会を開催 | 12月21日(火) |
ワイン会 | 第3回オンラインワイン会(DFOW) | 6月26日(土) |
ワイン会 | 第2回オンラインワイン会(DFOW) | 4月24日(土) |
ワイン会 | 第1回オンラインワイン会(DFOW) | 2月21日(日) |
ミーティング | DFWCオンライン幹事会報告 | 1月16日(土) |
久し振りにワイン同好会がプチワイン会を開催

今年はオンライン飲み会(DFOW)が続いていましたが、師走まで持ち越して12月21日(金)に椿山荘「イル・テアトロ」で8名の参加者を得て、漸く実りある宴を開くことができました。同店は料理とワイン提供のサービスに定評があり、持ち込んだワインも含めて、参加者はそれぞれ、ご自慢の蘊蓄を披露しました。
発泡ワイン2種に合わせたアミューズとズワイ蟹と根セロリのインサラータ。白ワインは伊ワインの帝王と称されるトスカーナ州ボルゲリ地方で造るヴィスタマーレとシチリア州で造られるプラネタをアンコウの料理に合わせました。
ハイライトは造り手とヴィンテージのみが異なるアマローネ2品種の飲み比べであった。アマローネは、ブドウを4カ月程陰干しして長期熟成する製法が最大の特徴。牛ほほ肉のブラザートには豪華な3種の赤ワインとの相性抜群でした。ブラザートとは、ピエモンテ州の代表的な郷土料理。


最後のデザートはパネトーネのパルフェは極めて美味でした。パネトーネとは、伊ミラノ発祥のドライフルーツの入った伝統的な菓子パン。パルフェとは、仏発祥のアイスクリーム状の氷菓。
レストラン業界も感染症の影響で、ソムリエや従業員の人材不足に悩まされている様子でした。
🍷 石井勝巳会長のコメントは こちら
2021年7月16日 掲載
第3回オンラインワイン会(DFOW)
- 開催日:2021年6月26日(土)Zoomにて
- 参加者:石井 伊東 今井 櫻井 段谷
菅原 (以下、アイウエオ順 敬称略)
DFワイン同好会(DFWC)の第3回オンラインワイン会(DFOW)が6月26日(土)に開かれ、石井世話役の他、段谷さん、今井さん、伊東さん、菅原の常連に加え、今回は櫻井さんが参加されて、6名での開催となりました。
参加された皆様からの感想を下記リポートいただきましたので、ご一読いただけるとワイン会の雰囲気が少々感じられるのではないでしょうか。 なお、このワイン会は、あらかじめ選定されたワインを通販にて購入し、これを当日用意したそれぞれの料理とともに味わいマリアージュを楽しむという趣旨です。ホストは菅原が務めさせていただきました。(菅原)
◇ ◇ ◇
■ ワイン3点セット
今回は3種類のワインを用意した。
- シャンパーニュ ”Christian Etienne Brut Tradition”(写真下中央)
- 白ワイン”Trimbach Alsace Riesling 2019”(写真下左)
- 赤ワイン”Sarget de Gruaud-Larose 2016”(写真下右)
ワイン3点セット
ワイングラス3点セット
■ ワイングラス3点セット
上記ワインに合わせたワイングラス3点を用意した。
- シャンパーニュ用フルートグラス(写真上右)
- 白ワイン用フィンランド製 ”iittala”(写真上中央)
- 赤ワイン用イタリア製 ”italesse”(写真上左)
A.シャンパーニュ ” Christian Etienne Brut Tradition “


シャンパーニュ好きの小生(石井)が唯一調達。
乾き物にチーズを添えてアペリティフとし、更にシーフード・ミックスにも合わせた。白バラやブリオッシュの香りが特徴。
仏シャンパーニュ地方では、シャンパーニュを食事中の料理に終始一貫して合わせるのが風流とされる。(写真右:乾き物/ナッツ、クラッカー)
B.白ワイン ” Trimbach Alsace Riesling 2019 ”


この白ワインは、熟成感のある酸味が特徴で、比較的低価格で求められる「コスパ」に優れたもの。熟成ポテンシアルがあると言われるのでさらに2-3年保存すると飲み頃となろう。
Vacu vin(保冷剤)でしっかり冷やしたワインを冷菜の酢の物和えに合わせると冷涼感をたっぷりと味わえた。(写真右:シーフード・ミックスの冷菜)
C.赤ワイン ” Sarget de Gruaud-Larose 2016 ”



2種類の肉料理に合わせた。
① インゲン豆の豚肉巻きオリーブ炒め(右上)
② ニュージーランド産仔羊ラムステーキ(右下)
前日に抜栓後1時間放置、試飲したところ、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の所為か強い酸味あり熟成感に欠けていたが、1日経過後の本番では酸味が薄れ、メルローの特徴が出てまろやかになった。特に2種類の肉料理とは抜群の相性であった。
我が家特産のラズベリーのような強い果実の風味、フィニッシュは同じく我が家特産のブルーベリーのニュアンス。
■ ワインの感想とお料理紹介

【ワイン】
白:ニュージーランド駐在時代にソービニオンブランにすっかりハマっていた私ですが、最近は徐々にリースリングやピノ・グリにその範囲を広げています。
そんな中で今回の「アルザス トリンバック リースリング 2019」はクセもなく、程々に深みも感じられ、非常にバランスの取れた味合いでした。流石にアルザスの伝統あるワイナリーの基本ブランド。
コスパも良いので今後折りに触れ楽しんでみたいと思いました。
赤:今回は サンジェ グリュオー ラローズの調達が間に合わず、手持ちの「ボルドー シャトーカップ ド フォジェール 2016」を開けました。
メルロー主体ですが、カシスやブル-ベリーの香りでスッキリとしており、重いワインの苦手な私にとってはなめらかで飲みやすいワインです。
【料理】
自分では全く料理が作れない私は今回も近所の惣菜屋で調達しました。
前菜は「蟹肉入りパスタサラダ」と「トマトとチーズの冷製キッシュ」「アスパラサラダ」、メインは「ビーフの黒酢煮込み」を買い込みました。
翌日に2回目のワクチン接種を控え、ワインは程々にと思っていましたが会話もはずみ、やはり最後にはいつも通りに飲みすぎてしまいました。
皆様、ありがとうございました。
段谷
■ 茹でイカのマリネ
イカは塩と日本酒を入れた湯で茹で、火を止めてしばらく放置して中まで火を通す。トマト、玉葱、青ピーマン(これが意外にアクセントになります)それぞれみじん切り。ドレッシングは、レモン汁、すし酢(甘味として少々)、ワインビネガー、オリーブオイル、塩、黒コショウ。香料はディル。茹でたイカを適当に切って保存容器に入れ、野菜とドレッシングを入れて混ぜ合わせ一番上にディルを載せ、冷蔵庫で冷やす。前の晩あたりに作り置きがおすすめです。梅雨時のじめじめした休日の夕べ、きりりと冷えた白ワインと合わせるには同じように良く冷えたマリネサラダかな‥という趣向です。
■ 兵庫県明石の焼きアナゴ
6月26日土曜日のワイン会当日の午前中、実家の父から明石の焼きアナゴが届きました。毎年この時期に送られてくる明石「魚輝」の焼きアナゴですが、毎年若干づつお味が違っていて、今年はことのほか脂がのって美味でした。人が活動を自粛していると自然界は活気づくのか?と思い知らされた一品でした。甘辛のタレがついていてふだんはアナゴどんぶりでいただきますが、サニーレタスと一緒盛りにしてアルザスのリースリングと合わせるとなかなか良い組み合わせで驚きました。第2回DFOWのときに、スーパーの総菜の魚のすり身揚げと白ワインの相性が良いと書きましたが、濃厚な和風魚介は白ワインとの相性が良いのかもしれません。
この2品、個人的には焼きアナゴのほうがワインとの相性が良かったです(私の味覚が発達していないせいかもですが)。



左から、茹でイカのマリネ 兵庫県明石の焼きアナゴ 茄子とひき肉のトマト煮+ライ麦パン
■ 茄子とひき肉のトマト煮、ライ麦パン
人参、セロリ、玉葱同量程度、みじん切りにしてオリーブオイルで弱火でよく炒める。ここにニンニクと牛ひき肉を加えてさらによく炒め、適当に切った茄子を加え、トマト水煮缶詰と生のトマトのざく切り、ワイン(赤及びソーテルヌ少々)を加えて煮込む。味付けは、工程ごとに塩コショウを少しづつ。煮込むときにローリエの葉1枚。邪道かも?ですが、トマトケチャップとウスターソースも加えました。
いわゆる「ミートソース」で、どこにでもある材料で安価に作ることができ、パスタの具にしたりして、大人も子供も大好きな味かと思います。この日は時間がなくて、ジャガイモ料理を作れず、ありあわせの食パンをトーストして合わせてしまいました。ジャガイモのグラタンか、上等につくったマッシュポテトか、おいしいジャガイモが手には入れば粉吹きにしただけのゆでジャガイモを合わせて、赤ワインを飲むとおいしいと思っています。茄子とトマトがおいしくなる夏の家庭料理ですね。分量は適当で、最後に味を調整すればそれなりになるのでまず失敗はないですが、牛ひき肉を、よいものが選べると余計な調味料を入れずともおいしく出来る気がします。
本日の赤ワイン、翌日の夜に、ふだんは日本酒党の夫が残りを頂戴し「これはおいしい」と大変喜んでいました。DFOWのおかげで、家で普段より上等のワインを飲む機会ができて、ワインのおいしさに目覚めた様子です。外のレストランではとても飲めない値段のワインで、「家で飲めるのは良いね」と言っておりました。日本酒に比べて圧倒的に種類が多いワインは、何を選べばリーズナブルでおいしくいただけるのか、なかなか入り口をくぐりにくい世界だと感じます。DFOWの利点の1つに、家族にも恩恵があるという点があるなと思いました。
伊東
■ ワイン感想とお料理紹介
トリンバック・アルザス・リースリングとサルジェ・ド・グリョ・ラローズ(2014)とのマリヤージュ(2021・6・26 DF Zoom ワイン会)

白ワインは直前に冷蔵庫からクーラー(ポット)に移動
「Zoom会の翌々日、6月28日にコロナ・ワクチンの2回目接種を行ったため、前後飲酒を控えて29日晩に、ヴァキュヴァンしておいたサルジェ・ド・グリュオ・ラローズ(私は2014ヴィンテージ)を試すべく、敢えて飲むことにした。
ファイザー社は飲酒について何の記載も警告もないので問題はないと判断。1回目と同じく副反応は全くなかったこともあり正常な状態で飲むことができた。
ヴァキュヴァンは音を立てて抜くと、先ず心地よい香り(nose)が漂い、口当たり(palate)が素晴らしく、用意した豚ロース料理(下記)を一層美味しくさせていた。正にワインと料理の相乗効果を発揮していたと言える。finish も長く飲む量を自然と抑えていた。26日とは格段の違いを感じたので敢えて追記することにした。

アルザス・リースリングには、J.ロビンソンが Meaty and Oily Fish と言うので、マグロのカルパッチョあんこうキモとほたて貝柱をわさび醤油で味付け、それにサラミとブリーチーズを用意するもマグロのみよく合っていた

レタス、胡瓜、グリーン・アスパラガス、ブロッコリーのサラダは時間が経ちすぎてハリがなくなってしまった

サン・ジュリアンには和牛(3等)シャトーブリアンのステーキにセブンイレブンの冷凍フライドポテトを添えた。タイムリーに出したつもりでもZoomでの話に熱が入り、早くも冷めてしまったが、クリュオ・ラローズは優しく食を進めてくれ満足であった
豚のロースは、先ずフライパンにオリーブオイルを敷き、玉ねぎのスライスにガーリックと生姜のみじん切りを混ぜてよく炒め、一旦皿に出しておき、同じフライパンで豚肉を炒め、後玉ねぎを戻しバターを加えて再度炒め、最後にシャンパンヴィニガー、白ワインとソーテルヌを少量々振りかけて掻き混ぜて完成」。
◇ ◇ ◇
➡ 今井さんによる「ボルドーワイン基礎知識」
- 本稿はすでにDFワイン同好会(情報コーナ)に掲載されており、一般消費者向けとして傑出したボルドーワインガイドとして役立っています。興味のある方は、上のリンクをクリックして是非ご覧ください。
■ 櫻井さん
日ごろ、主として赤ワインを飲んでいますが、例外的に飲んでいる白ワインは仕事でドイツの会社と付き合った時になじんだリースリングです。
今回、”アナゴとリースリング、マグロのカルパッチョとリースリング”という絶妙なマリアージュがあると教えて頂いたのが大きな収穫です。可及的速やかに、これらのマリアージュを試しに行きたいと 思います。
■ 菅原
【ワインと料理】
今回指定された白と赤を事前購入して、当日に備えました。リースリング愛好家の一人として、Trimbachは非常にバランスのよい早飲み型リースリングの醸造家として存じておりました。今回の2019年という2年ものはまさにちょうど良い熟成感があって、期待に応えるものでした。

マグロ肉とよく合うという評価がありましたので、柵でもとめたマグロの赤身を2日間醤油につけ「漬け」を作り、さらに軽く炙ったものを会の直前に配膳しました。すばらしいマッチングでした。また、自宅菜園の胡瓜、茄子が今年は豊作で、そんな新鮮な野菜を牛ロース肉薄切りで巻いて食す料理教室作品を再現しました。こちらは赤ワインSargetにはちょっと軽すぎた感じがしましたが、料理そのものとしては大成功。ワイン会終了後参加してくれた義弟とたくさんいただきました。
【会の運営】
参加者の皆さんがZoomの利用に習熟され、定刻にスタートできたことは大きな進歩です。
料理を作り、ワインを抜栓し、会議用のカメラ位置を決めてZoomに入室する、というかなり準備が大変なオンラインワイン会ですが、これを皆さんがほぼマスターされて、さらに会を楽しむ余裕が出てきたのは素晴らしいことです。
また、オンラインワイン会の両輪はワインと料理ですが、その料理を、調理方法まで含めてご紹介いただけるようになり、レストランでのリアルワイン会ではなかなか望めない、まさにオンラインだからこそやれるワイン会になってきたように感じました。
次なる目標は、参加者をあと数名増やすこと。ワイン同好会の会員にDFOWの楽しみ方をご紹介し、コロナ禍収束後も継続できるような中身の濃いオンラインワイン会を目指したいと思います。
(菅原)
2021年5月11日 掲載
第2回オンラインワイン会(DFOW)
- 開催日:2021年4月24日(土) 18時より Zoomにて
- 参加者:石井 伊東 今井 段谷
菅原 (以下、アイウエオ順 敬称略)
- ワインテーマ:南米ワイン(チリ、アルゼンチン)
- ワインリスト:第2回 DFOW-WineList
- ワイン銘柄別購入者内訳:
①(白)Montes Alpha Special Cuvee Chardonnay 2018 チリ(石井 段谷 菅原)
②(白)Montes Outer Limits Sauvignon Blanc 2019 チリ(石井 伊東 今井)
③(赤)Catena Zapata Angelica Zapata Malbec 2016 アルゼンチン
(石井 伊東 今井 段谷 菅原)
④(泡)Montes Sparkling Angel Brut チリ(石井)
◇ ◇ ◇
小生の用意した料理は、とは言え全て内のマダムの作品なるも、盛りだくさんで、ワインとの相性は総じて良好でした。以下にワインと料理についての雑感を記します。
1.発泡ワイン:チリ "Montes Sparkling Angel
Brut"
料理:①ゴーダチーズ、ベビーチーズ、ナッツ類 ②ミックスサラダ
発泡ワインは、冷やし方が十分でなく、それ自体最初は特徴が感じられなかったが、飲み進める間に、つまみとサラダにより36カ月もの長期熟成感が味わえた。




左から:Montes Sparkling Angel Brut
①ゴーダチーズ、ベビーチーズ、ナッツ類 ②ミックスサラダ
ちなみに、飲み残したボトル半分をBouchon(シャンパン・セーバー)で保管して、翌日飲んだところ、さすがに36カ月間もの熟成期間で造られた所為か、滑らかでスッキリとした味わいで、泡立ちも繊細であった。


仏アルザスで手に入れたシャンパン・セーヴァー
仏アルザスで手に入れたシャンパン・セーヴァーは優れもので、栓を開けると勢いよくポンッというコルクを最初に開けたときのような爆発音が響いた。
発泡ワインは、一気にボトルを開けて飲み干さなくとも、シャンパン・セーバーで保存して数日間は味わいを楽しめる。
2.白ワイン①:チリ ”Montes Outer Limits Sauvignon
Blanc 2020”
本番に先立つ4月22日(木)に試飲し、本番前に飲み干した。購入して先ず、発泡ワインのような重厚ボトルの形状に違和感を覚えた。





左から:Montes Outer Limits Sauvignon Blanc
2020
エンドウ、マグロの中落ち、クラゲとワカメの酢の物
- 合わせた料理:軽くボイルしたエンドウ、マグロの中落ち、クラゲとワカメの酢の物、子持ちカレーの煮つけ(ニンニクとショウガ)。
-
香りと味わい:総じて若すぎる、あと4-5年熟成すると頃合いであろう。レモン、スダチなど我が家特産の果実系の微かなアロマ。柑橘系の果実味とやや強い酸味。Sauvignon
blanc
の特徴がやや弱い!マグロの中落ちとの相性は良い。酸と酸の相性で、酢の物とは良好。やや甘口の味付けた子持ちカレーとはやや相性に欠け、むしろシャルドネの方が合うかも知れない。二人でグイグイとボトルの半分を瞬く間に空けてしまった。飲みやすい!危険!
- 追記
4月23日(金)の夕食時、Vacu vinで保管した前日のSB(ソーヴィニヨン・ブラン)を再び試したところ、果実系の香りが鮮明に、強めの酸味が薄らぎ程よい味わいに変質した。またもやニンニク醤油にボイルしたシュリンプ、それにビーフンを合わせてマリアージュを堪能した。
3.白ワイン②:チリ "Montes Alpha Special Cuvee Chardonnay 2018"
実を言うと本番数日前に予め試飲した。先ず一見してボトルのデザインが素晴らしいのに感嘆した!ボトルにはネットショップの銘柄に説明がなかったJS93点の表示あり、期待感が高まる。スクリューキャップが多い智ワインに反してこれはコルクなのにまず驚く。そして、抜栓中にコルクがボロッと割れて慌てたものの、注意深く下の残りコルクを引き上げた。




Montes Alpha Special Cuvee Chardonnay 2018と折れたコルク
-
料理:我が家特産の、①ホウレンソウの胡麻和え②ニンジンを詰めたちくわ③サラダ盛り合わせ。韓国風カルビ:同じく我が家特産のサンチュウに牛肉、キムチ、ニンニクを包み一気に頬張る。
- 香りと味わい:うん蓄とは異なり、ラズベリーなどベリー系の淡いアロマ、果実系のブーケ。口に含むと酸味の弱い果実味が特徴で、アタックは実にエレガントな味わい。Outer Limitsとは風格が全く異なり、ブルゴーニュの同価格帯のシャルドネと比べても遜色がない。カルビとは本来赤ワインと合わせるべきだが、サンチュウが絶妙な介在をしてくれて、シャルドネとも十分マリアージュしてくれた。
- 本番の料理:スペイン風海老のアヒージョと寿司を合わせ、これまた相性抜群、調子に乗って飲みすぎる程であった。


左から: スペイン風海老のアヒージョと寿司
4.赤ワイン:"Catena Zapata Angelica Zapata Malbec 2016"



Catena Zapata Angelica Zapata Malbec 2016とマルベック
この赤ワインのブドウ「マルベック」はアルゼンチン(亜)産の代表的な品種で、亜では牛がパンパスで飼育され牛肉との相性が良いことで知られる。マルベックはフランス南西部カオール地区原産の赤ワイン用黒ブドウ品種。ボルドーではコット、南西部のカオールではオーセロワとも呼ばれている。実が小粒で果皮が厚いため、タンニンが豊富で非常に濃い色合いのワインが生まれる。
- 料理:山形牛サーロインステーキ (180g、¥6,000でワインより割高!)

- 香りと味わい:口に含むと先ずは微かな果実系のアロマ、そして複雑なブーケの香り。味わいを端的に比較すると、最初はメルロー、次にピノ・ノワールの力強さが感じられた。JS95点と評価されるだけあって、この価格帯にあっては風格のあるワインである。サーロインステーキは別格の味わいで、マルベックとの相性は秀逸なること言うまでもない。この赤ワインはCSやシラーのような力強さは弱く、ソフトな感じがあり、グイグイと飲みやすいので少々危険を感じる。
◇ ◇ ◇
伊東さん
- 前菜:レバーペースト、ブリーチーズ、きゅうり、久我山「ラパン」の石窯焼きバゲット
- 魚料理:西荻窪「飫肥屋」のお刺身(ホタテ、鮪赤身、イカ)鱈のすり身揚げ(既製品)
- 肉料理:アンガス牛のローストビーフ、蒸し野菜(グリーンアスパラ、じゃがいも、さつまいも、にんじん)
段谷さん
- 前菜:蟹肉入りパスタサラダ
- 魚料理:ヒラメのムニエル(和風)
- 肉料理:ハンバーグ(デミグラソース)
いずれも近所の惣菜や調達
今井さん
- レロアのノルウエー産スモークド・サーモン(スーパーオオゼキで購入)
- 牛(5等級)すね肉の赤ワイン煮込み。玉ねぎ、セロリーなど野菜を沢山一緒にし、ルクルーセで4時間煮込みました。仕上げに隠し味としてソーテルヌを少々加え、味がよくなりました。
菅原
- パスタ:じゃがいも(インカのめざめ)のニョッキ、湘南ゴールドクリームソース添え春鯛のセモリナ粉揚げ
- 肉料理:イチボ肉のシチュー
- パン:メアコルンブロート(アーモンド、くるみ、ひまわりの種、白ごま入り)スモークサーモン(ノルウエー産)信州味噌なめろう風ディップ添え



左から:パスタ、肉料理、パン

調理に取り組むキモモ料理教室の面々(手助けいただいた方々へのお礼の意味を兼ねての掲載です)
伊東さん
-
白ワインと鱈のすり身揚げは、とても良い組み合わせでした。これはさつま揚げに似た、総菜コーナーに売っていた日本のおかずです。味が薄い(良く言えば滋味のある)白身魚に濃いめの味付けをし、つなぎを入れてもちもちとした固めの歯ごたえを出し、揚げ油のコクを加える。味わいが強い、良くも悪くも少々「
下種 」な食べ物ですが。教科書的には「グーズベリーの藪の〈猫〉のおしっこの匂い」といわれるソーヴィニオン・ブランのアロマの「強さ」に、意外にも合った気がします。そういえば、フランス料理にも「クネル(quenelle)」という魚のすり身に生クリームを加えて団子にしたお料理がありました。すり身揚げと白ワイン、あながち間違った組み合わせではないのかもしれません。一方で、西荻窪の魚屋「飫肥屋 」さんのお刺身は、武蔵野で入手できるお刺身としては上等なのですが、ただ、これは日本酒のお相手だったなあ、ワインとはちょっと(お醤油が合わないのか?)‥‥ と反省です。
- アルゼンチンの赤ワインであればお相手は牛肉でしょう、というところまではすぐ決まったのですが。ステーキがよいのか、煮込みがよいのか‥‥
調理法は少々悩みました。さっぱりしたアンガス牛の赤身の塊を低温調理でローストビーフにしたところ、家庭料理にしては絶妙にうまくいき、脂臭さが一切なく、柔らかく、お肉の甘味が出ました。牛肉には独特の「甘み」がありますが、マルベックの凝縮していて強いけれどツンツンしないかんじが、牛肉の「甘み」をうまく包み込み、良い組み合わせと感じました。
-
バーペースト、チーズ、レタス、バゲットの組み合わせは、私の定番です。お料理がなくてもこれで十分ということもありますし、お料理がなんだかうまくワインと合わないときもバゲットで口直しをすればよいので、何はなくてもこの人達さえいてくれれば安心の組み合わせです。
- いろいろ偉そうに書きましたが、ワインのおつまみ一式、夫が用意してくれました。私も決して料理が嫌いではないので、次回は自分で準備できるよう頑張ります。
今井さん
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白ワインとよく合いました。以前は同じスモークド・サーモンにニュージーランドのヴィラマリアをマリヤージュさせていましたが、今回のソーヴィニヨンブランは、ピュイ・フュメのような(サンセールと違い)まろやかさがあって、別の意味で美味しく頂けました。
- 赤ワインは、マルベックでアルゼンチンで花を咲かせていますし、さすがH.ジョンソンが高く評価している銘柄ワインでもあり、下手な料理にも大変美味しくよく合いました。
段谷さん
- 前菜は蟹肉がたっぷり入っており美味でした。もちろん白ワイン(今回はシャルドネでしたがソーヴィニヨンブランでも良い)との相性もバッチリでした。
- 赤ワインはさすが牛肉の@消費量が世界一(今回はじめて伺いました)のアルゼンチン産、重厚でステーキやビーフシチュー、ラム料理などにピッタリ。今回のハンバーグとはややミスマッチでした。
翌晩もこのワインの残りを飲みましたが、味が更にマイルドになり一段と飲みやすくなっていました。
菅原
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白ワインとジャガイモニョッキは極めて高い相性を示し、ワインとポテトが長くパートナーに使われてきた理由を再確認しました。また、小田原とその周辺のみで収穫される柑橘類、湘南ゴールドは生クリームを使用したソースに抜群の冴えを香りと色で与えてくれました。白ワインの中でも重厚な今回のシャルドネは、うち飲みワインでなまった舌には強烈なインパクトがありました。チリワイン=テーブルワイン、という図式を十分に書き換えるだけの熟成感豊かでありながら、樽の嫌味を感じさせる、醸造家のレベルの高さを感じました。
- 揚げ物として用意した春鯛のセモリナ粉揚げは、天ぷらほど軽くなく、フライほど重くない、まさにイタリア北部ベネチア地方で食べる食感が再現できました。これにもシャルドネは非常に素晴らしい相性を示してくれて、高級日本料理店にオススメのワインという感じがしました。相性の良さを示す料理も多いことから、さらに本銘柄ワインの追加オーダーを入れたのはもちろんのことであります。
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赤ワインは従来から私がマルベックを好んでいたこともあり、そもそもまったく抵抗感のないワインです。今回は料理教室の先生と相談した結果、アルゼンチンの赤にはビーフしかない、ということで、ビーフシチューが決まりました。
そのビーフは希少部位として最近人気の高い「いちぼ」を使用しました。脂肪分の少ないランプのさらに運動量の高い下部にある赤身部分です。鎌倉でも購入できる店は限られていて、今回は紀伊国屋鎌倉店での購入です。短時間の煮込みで十分な柔らかさが確保されて、非常にまったりしたシチューになりました。
このソースを口に残したまま、マルベックを流し込みます。カベルネ・ソービニオンですと、ここでカベルネの香りで口中が一杯になりますが、そこがマルベックの良いところで、香りの主張がありません。そんなところが大好きで、ロシア滞在中はビーフステーキにはかならずアルゼンチンのマルベックを合わせておりました(ちなみに、ビーフもアルゼンチン産が多かったようです)。レストランのワインがどうしてもフランス重視となる日本では良質のアルゼンチンものがなかなか入りませんので、我慢しておりましたが、今回の石井さんご推薦のマルベックは極めて良質、かつコスパ良好でした。
石井さん
- コロナ禍の収束が不透明感を増す情勢にある中、当面はDFOW形式を継続することは避けられないと思量する。
今回にて2回目の開催を経験したが、曲折はあったもののかなり充実した運営になってきたと確信できる。
Zoom設定は微妙な要素がそもそもあるもので、今後も菅原エキスパートに過分なるご指導を願いたい。
-
参加人数は多いことに越したことはないものの、当面の運営に鑑み8名を限度として少人数会合に絞ると共に、DFOWの理解者を増やす努力を皆さんにお願いしたい。かつて、参加を勧誘したところ「オレは料理をしないからDFOWを辞退する」と誤解する向きもあった。このような御仁は真のワイン好き人間ではないのだろう。
- ワインは、3品種(発泡、白、赤)を軸にして、平均購入単価は@¥5,000、最大予算\15,000程度を目安にしたい。
-
料理は、ワインとのマリアージュを工夫して各自準備するのも楽しからざるや(と思量する。小生のように、料理は苦手でも、「ハウス・シェフ?」にコンセプトを伝えて料理してもらうことで十分目的を達することができる。必ずしも料理店の高級料理を求めることなく、素人料理で十分である。
- リアルのDFWCでなくとも、DFOWでそれ相当の「よいワイン」を楽しめる恰好の場を提供してくれるのはこの上なく幸いなことだ。
今井さん
- Zoomで自分の画像が出ず慌てました。プロセスに他にクリックする箇所が見当たらず{画像を共有}はクリックし、自分の画像をクリックすべきのように思いました。写真はそうしたとき出たものです。改善を図るべく再度娘の指導を仰ぐ予定です。
伊東さん
- 私は、いわゆる「オンライン飲み会」があまり好きではありません。なんだか少々間抜けなかんじで、なんとも盛り上がらず。やはりリアルが良いわねと思っていました。そんな中、このDFOWだけは例外で、1度目より2度目の今回、より楽しい時間を過ごさせていただきました。なんといっても、ワイン好き、食べること好きの諸先輩が真剣にワイン&お料理&マリアージュ談義をされるのを自宅でゆっくり拝聴できるので、時間があっという間に過ぎていきます(リアル会よりも、話題がワインとお料理に集中するような気がいたします)。
- ワインのみ、基本的に参加者が同じものを準備しておくというところもおそらくミソの1つで、ワインも自由選択だと共通の話題がなく議論が発散してつまらなくなるように思います。お料理は、何を用意されるのかという中身の話ももちろん興味深いのですが。おいしそうなデリを買ってくる方あり、お料理教室に通うところからの本格派あり。私も含めて、パートナーの助力を全面に得て整える方略もありと、整え方の多様性に富む点も、皆で同じシェフのお料理をいただくリアル会に比べてなんだか楽しいです。というわけで、次回はどういう展開になるのか、今から大変楽しみです。私は次回はサボらず自分で料理をして写真を撮るぞ‥‥ です。
段谷さん
- Zoomもよいが(これも菅原さんのお陰です)、早く椿山荘でのDFWCを開催したい!その一言です。石井さん、よろしくお願い致します。
皆様、ありがとうございました。
菅原
- Zoom経験が重なり、みなさん十分オンラインワイン会を楽しまれるようになってきました。それとともに、いろいろと料理に工夫をされるケースも増えてきて、単純なワインを楽しむ会から、ワインにあった料理を工夫し、マリアージュを総合的に楽しむ会にだんだん発展しそうな予感がします。ワイン好きは料理好きです。この食材豊富な日本という国にいれば、自然と料理の楽しみは増してゆきます。その興味をどんどん複雑に引っ張ってくれるのはワインの存在です。改めて、料理とワインの深いつながりを感じました。
- 時 期:2021年6月頃
- 参加数:8名を限度として参加者を募る
- テーマ:仏ワイン特選
- ワインの達人3名の方々に3地域からワインの銘柄を特選願う
ボルドー赤ワイン:今井さん
アルザス白ワイン:段谷さん
シャンパーニュ発泡ワイン:石井さん
(文責 菅原2021.04.29)
2021年3月3日 掲載
第1回オンラインワイン会(DFOW)
- 日 時:2021年2月21日(日曜日)18時30分 - 21時
- 参加者:石井部会長、今井会員、伊東会員、段谷会員、
菅原会員 (敬称略) - テーマワイン:
①(白)DOG POINT SECTION 94 Sauvignon Blanc 2015(NZ)
②(赤)BAROLO CASCINA NUOVO 2016(IT)

◇ ◇ ◇
【Zoomセッティングに関して】
今回の参加者は、皆さんPCの利用について習熟しておられたので、Zoom接続には大きな問題はなかった。実際の会議にあたっては、Zoom接続後映像が発信できないというトラブルがあった。従来は音声が出ないというトラブルが多かったが、画像が出ないというのは今回が初めての経験だった。Zoom会議には何が起こるかわからない側面があるので、今回は前日土曜日にリハーサルを実施、これは今後も続ける方針である。
通常のZoom会議と異なるのは、PC内蔵カメラを使用するとテーブルの料理が見えづらくなる。したがい、マイク、カメラは外付けとして、少々離れた場所からテーブル全体を狙う位置にセットしてみた。これにより、話者はカメラに相対できないので、表情が見にくくなるが、やむなしと考える。セット完了時の様子は以下の通り(写真左)。
【今井さん講評】
「オンライン ワイン 会 DFOW に参加して」(PDF 右上図)
【ワイン評価】
- (白)DOG POINT SECTION 94 Sauvignon Blanc 2015(NZ)
NZでも評価が急上昇しているワイナリーで、NZ国内でも価格は高め(3000円程度はする)。同じSauvignon Blancでも、参考比較したVilla Maria Private Bin 2020とは同じマールボロ地区、お互いそれほど離れていない場所にありながら、風味はまったく異なるのは極めて面白い。(段谷) - (白)Villa Maria Private Bin 2020
石井も当該品を事前購入、当日届けられたのを当座試飲した。アロマとブーケとも素人受けするフレーバーで、白アスパラガスのフレンチ風ソース(オリーブ油とバターソース)と絶妙のマリアージュとして楽しめた。ヴィンテージは2020年と若いので、デーリーワインとして買いだめして暫く寝かしておいてもまた別の味わいが出る予感がする。(石井)
今井さんご推薦の「VillaMariaPrivateBin2020」を早速購入して試飲しました。非常に爽やかで、予想していた以上にSauvignon Blancの特徴が出ているワイン。送料込みでも2000円前後で購入できるので、デイリーワインには最適です。今井さん、ありがとうございました。(菅原)



左から:DOG POINT SECTION 94 Sauvignon Blanc 2015
Villa Maria Private Bin 2020 / BAROLO CASCINA NUOVA 2016
- (赤)BAROLO CASCINA NUOVA 2016(IT)
Baroloは何種類も飲んでいるが、このBaroloは最高のうちに入る。ワイングラスは大きく分けて、ブルゴーニュタイプとボルドータイプがあって、Baroloはボルドータイプで供されることが多い、しかし、このBaroloのようにブーケが豊かなワインには、ブルゴーニュタイプが合う。随分味も変わってくるように思う。(今井)
【料理】
自宅で行うワイン会のネックは、レストランのような料理ができないことである。この点を補うべく、各自いろいろと努力をした。
Picard*の利用:今井さんのご推薦で、Picardから料理を取り寄せられたのが今井さん、石井さん、Picardの実店舗で訪問購入された伊東さん。皆さん、すっかりフランスの味を楽しまれたようで、画面から良い香りが感じられるようであった。
(*フランスの冷凍食品
- 今井さんの用意されたメニューは以下の通り。
1.舌平目のムニエル:\1,707
2.フランス南西部産鴨肉のコンフィ:\1,599
3.ジャガイモとトリュフのエクラゼ:\1,059
このうち、舌平目は、少々期待はずれなるも、そのほかは十分楽しめた、とのご感想。



左から:舌平目のムニエル / 鴨肉のコンフィ / ジャガイモとトリュフのエクラゼ
(写真はPicardのサイトより)
- 石井さんの料理
ジャンボ・ピッザ(モッツアレラ、ゴルゴンゾーラ、エメンタールチーズ入り):赤ワインとのマリアージュが最高であった、とのご感想。
チーズ2種(ゴーダ、ベビー)
独産白アスパラとブロッコリ(石井家特産)
本場仏産クロワッサン




左から:ジャンボ・ピッザ / チーズ2種 / 白アスパラとブロッコリ / 本場仏産クロワッサン
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菅原は、通っている料理教室の先生がこの会のために作ってくれたキッシュロレーヌを冷凍保存し、会の直前に電子レンジ800W5分間温めて提供。白ワインとのマリアージュを十分楽しめた。また、赤ワインから白ワインに進む場合の舌先変わりに、グジュール(Gougere)というシュークリームのシューのようなスナックを同じく料理教室の先生が準備してくれたほか、グリーンオリーブ(小豆島産)、チーズ各種のオイル漬け、などを準備。

画面左から:グジュール / チーズ各種のオイル漬け / グリーンオリーブ / キッシュロレーヌ
【総合的感想】
Zoomを利用したワイン会は十分成立する、との結論に全員が到達した。
今回は全員がよく飲み、よく喋り、活発なやりとりがあったのは、マスクなしでの食事にも関わらず、感染の恐れが皆無で、心理的な開放感があったこと、適正な人数であったこと、すでにお互いが十分に個性を知り合っていること、などなどの理由が考えられる。また効果としては、今回のおしゃべり中に、いろいろ新しいアイデアが湧いてきたことが特筆される。
たとえば、ワインアドバイザー、エキスパート資格をお持ちの会員によるワインセミナーや、ワイン旅行の事前学習会など、Zoomの特徴を利用した数々のワイン同好会独自のプログラムが考えられる。コロナ禍さらぬ間は、引き続きこのようなZoomワイン会で会員間の絆が切れぬよう、適宜開催されることを石井会長にお願いをして、レポートとさせていただきます。
(文責 菅原)
2021年2月23日 掲載
DFWCオンライン幹事会(報告)
- 日 時:2021年1月16日(土)13:15-14:30
- 参加者:菅原、段谷、石毛、櫻井、石井(敬称略)
コロナ禍が猛威を振るい例会の開催が先行き不透明感を増している中、今後のDFWCの運営を巡るオンライン幹事会を初めての試みとして開催した。
1.幹事役の改選(敬称略)
- 退 任:段谷
- 新 任:菅原
- 留 任:石毛、櫻井、石井(代表幹事)
2.例会・DFPW(プチ・ワイン会)の運営
- メンバーの拡大
DF活動への参加を通じてDFWC入会の勧誘を随時行う。
逆に、藤井さんのように、DFWC例会に初参加後DFに入会した実例もある。
- 例会における参加者間の相互交流の促進
従来より行ってきた開宴に先立つカナッペをつまみながらの「立ち飲みの懇談」は、相互交流に有益と評価されるので時間配分を考慮しながら継続する。但し、コロナ禍が収束するまでは当分の間棚上げする。
宴会を立食形式にすることについては、過去の実例からして不評が多く、かつ椿山荘におけるようにフルコース料理とワインのマリアージュを楽しむ趣旨から逸脱する傾向もあるので一先ず敬遠したい。
- DFPW(プチワイン会)
DFWC例会とは差別化を図りながら今後とも適宜開催する。
場所:椿山荘「イル・テアトロ」
- 人 数:6-8名の少人数会合とする。
- ワイン:伊ワインを主体に@¥6,000程度
- 幹 事:菅原、石井(従来通り)
3.テーブルワインの楽しみ(
PDF「テーブルワインの楽しみ」)
筆者(石井)が最近愉しんだテーブルワイン3種を席上紹介。
いずれも¥1,400~¥2,000程度の価格帯のワイン。

4.「DFWCオンライン・ワイン会(DFOW)」開催(案)
コロナ禍の収束が見通せない中、リアルの例会に替わるオンライン・ワイン会(DFOW)開催を試みたい。
- 参加人数:
当面少人数に限定して立ち上げる。軌道に乗ってから参加人数を拡大。
- ワイン:
@¥5,000(税込み)程度の赤、白、発泡ワインから1本を幹事が選定して参加者に紹介、参加者各自が主にオンラインから調達(送料は各自負担)。
- 進 行:
参加者各自は適宜つまみや食べ物とワインを味わい、感想などを交換する。
- 初 回:
ワインエキスパートの有資格者から味わい方などの簡単なレクチャーを願う。
- 開催頻度:隔月
- 時間帯:6:30~7:00開始、8:30終了
- 幹 事:菅原(Zoomのセット)、石井
(文責 石井勝巳)