2019年6月9日
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「PPPが日本を再生するーー成長戦略と官民連携」の概略
(最終更新日:
2014年5月22日 )
【各章のタイトルと著者】
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発刊にあたって |
学校法人東洋大学理事長 |
福川伸次 |
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序章 |
成長戦略としてのPPPビジネス |
東洋大学客員教授 |
林原行雄 |
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本書の構成と各章の要約です。 |
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第1章 |
産業政策と官民連携
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学校法人東洋大学理事長 |
福川伸次 |
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産業政策に長く関わった著者から、PPPの考え方がいつの時代にあっても産業政策の原点であったことが、詳細に語られています。 |
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第2章 |
アベノミックスにおけるPPP |
東洋大学教授 |
根本祐二 |
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PPP研究の第一人者である著者は、公共インフラの老朽化が深刻な問題にあることを警告し、PPPが果たすべき役割は限りなく大きいと主張します。 |
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第3章 |
医療制度の課題と展望医療科学研究所 |
理事長 |
江利川毅 |
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厚生労働省の次官を務め、その後人事院総裁を務めた著者による、行政の側からみた日本の医療制度の課題と展望です。 |
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第4章 |
日本の医療改革とPPPがん研究会 |
理事 |
土屋了介 |
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癌の臨床医として令名の高い著者は、医療制度の抜本的変革が必要という意見を、熱く語ります。第3章の意見を読み比べてください。 |
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第5章 |
ドクターヘリの制度設計における官民連携のあり方 |
救急ヘリ病院ネットワーク会長 |
国松孝次 |
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警察庁長官時代に狙撃され、危機ラインの分岐点である30分で手術台に上ることができたために見事に回復することができたという、救急医療の大切さを身をもって体験した著者による、ドクターヘリの効用と普及のあゆみの報告です。 |
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第6章 |
高齢者介護の役割分担と施策 |
ベネッセスタイルケア社長 |
滝山真也 |
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大手高齢者介護事業の経営者である著者による、時代のニーズに応える様々な経営努力の記録です。 |
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第7章 |
保育事業とPPP |
ポピンズ代表取締役CEO |
中村紀子 |
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認可保育所に株式会社形態で初めて参入した経営者による、待機児童数ゼロを目指す民間事業者の奮闘記です。 |
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第8章 |
鉄道経営における官民連携 |
東海旅客鉄道相談役 |
須田 寛 |
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JR東海の社長を務めた著者による、鉄道経営に関するPPPの歴史と現状課題の報告です。鉄道事業の時代を超えた難しさを感じます。 |
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第9章 |
オリンピックに向けた東京再生アクションプラン |
森ビル副社長執行役員 |
森 浩生 |
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東京の都市改造に取り組んできた民間デベロッパー経営者である著者の、オリンピック開催を見据えた、東京再生アクションプランの提示です。 |
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第10章 |
「コンセッション」活用のすすめ |
大成建設営業総本部プロジェクト創造部長 |
土屋雅裕 |
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PFI事業に長年取り組んできた著者が、第2章の根本教授の問題提起に対する具体的な解決手法として、コンセッション方式PFI活用を提言します。 |
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第11章 |
英国のPFIから学ぶ |
キャノングローバル研究所主任研究員 |
柏木 恵 |
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PPP研究者である著者による、PFI発祥国である英国のPFIの概観です。わが国が学ぶべきところはまだ相当あることがわかります。 |
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第12章
(対談) |
PPPでイノベーションを生み出す物流ビジネス |
ヤマトホールディングス社長 |
木川 眞 |
学校法人東洋大学理事長 |
福川伸次 |
(司会)東洋大学客員教授 |
林原行雄 |
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日本のPPP事業の嚆矢である宅配便を初めて作りあげたヤマトホールディングスで、現在社長と務める木川氏と福川理事長が、宅配便を中心とする成長戦略としてのPPPについて率直な意見を交換しています。利用者利便の一層の向上を図るべく、様々な創意と工夫により発展させた、アントルプレナーシップを宅配便事業に強く感じます。 |
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