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一般社団法人 ディレクトフォース

DFの研鑽支援活動

2017年2月18日

見出し定期例会(総会・講演・交流会)

 

見出し 講演内容の概要(2014年)

目 次

例会名 タイトル 講 師
12月講演・交流会 観光立国の推進とインバウンドの最新動向 高橋一郎氏
11月ミニ勉強会 こころの講話『仏教を考える』(4) 茶野浄蓮 氏
11月講演・交流会 福島第一原発 東電協力会社の挑戦 佐藤順英氏 ほか
10月ミニ勉強会(2) こころの講話『仏教を考える』(3) 茶野浄蓮 氏
10月講演・交流会 村山談話の大義と歴史認識 村山富市氏
10月ミニ勉強会(1) こころの講話『仏教を考える』(2) 茶野浄蓮 氏
9月講演・交流会 昨今の政治・外交について思うこと 河野洋平氏
9月ミニ勉強会 こころの講話『仏教を考える』(1) 茶野浄蓮
(善作)氏
8月ミニ勉強会 認知症は予防できる『認知症に強い脳をつくろうー最新認知症予防を考えるー』 宇良千秋氏
7月講演・交流会 改憲論議の問題点と課題について 長谷部恭男氏
6月講演・交流会 夢があるから強くなる 川淵三郎氏
5月ミニ勉強会 超高齢社会に我々はどう対応すべきか 東松文雄氏
5月講演・交流会 ウクライナからパラセルへ 宮家邦彦氏
4月講演・交流会 勝つチーム、勝つ組織はここが違う 坂井保之氏
4月ミニ勉強会 消費税について 山田俊雄氏
3月講演・交流会 アベノミクスと日本経済の課題 岡部直明氏
3月ミニ勉強会 年金はどうなる、我々世代は逃げ切れるか 寺尾勝汎氏
2月講演・交流会 私が見た朝鮮半島の対立と統一への道 蓮池薫氏
1月講演・交流会 中国は今    その深層に迫る    毛里和子氏

2014年12月29日

12月講演・交流会(第148回)
「観光立国の推進とインバウンドの最新動向」

 

12月18日(木)午後3時から学士会館にて第148回講演・交流会が開催されました。寒波が襲来し各地で大雪となり、東京は快晴でしたが冷たい風が吹く中77名の参加者を得て、現役の観光庁観光戦略課長高橋一郎氏から「観光立国の推進とインバウンドの最新動向」について講演をいただきました。

講演当日のデータにアップデートされた最新の情報が盛り沢山のスライド80枚をフルに活用した熱のこもった若さあふれる講演です。平成26年6月「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」が決定、観光が大きな産業の一つとなり得ることを説き、経済に寄与するだけでなく、地域の活力を維持・発展させ、国際相互理解を深め日本の地位を確固たるものとするためにも極めて重要と説き、日本の魅力を伝える継続的なプロモーション、ビザの緩和、円高などが功を奏し、2014年1〜11月の合計では、1,217.8万人(前年比28.2%増)となり、年間では1,300万人を超える見通しと実績を報告されました。

世界第一級のパウダースノーが海外の人々の目に留まり街ぐるみで対応した結果海外からの観光客で賑わうようになった北海道ニセコの事例、「広島を訪れる観光客でどこの国が最も多いと思いますか? 米国です。米国の人々は広島をきちんと見てくれています」。アジア諸国のビザ発給の規制を緩和したところ観光客が急増、免税店の規制緩和で小売業に活気が出てきた政策に関する事例など日本の観光立国政策の概要について具体的な事例と数字を駆使して分かり易く講演していただきました。出席者の中で希望者に配布されることになった膨大なデータ満載のスライド集はこの日の宝物です。

講演後の質問に「ビザの発給規制緩和で近隣諸国からの観光客は増加したが、一部の者は土地を買占め独占する動き等もあり好ましいことばかりではないのではないか?」「温泉でマナーの悪い海外観光客に閉口したが如何なものか?」など海外からの観光客を増やす政策に対する負の側面に関する内容がありましたが、現職の前に就任されていた海上保安庁リスク管理室のご経験から先の質問には丁寧な回答をいただき、観光客のマナーについてはかつての我が日本の例を挙げ、現在はお互いに理解を深めつつある途上の過程でありやがて解決されるはずと結ばれました。

講演後には横井時久世話役から「観光立国研究会」、今井智之世話役から「海外旅行研究会」の活動報告がありました。高橋講師が興味深げに聴講している姿が印象的でした。

講演・交流会に初めて出席した新入会員の布施和夫さん(1052番)と宮本幸始さん(1053番)の自己紹介もありました。

高橋講師はその後の交流会にも出席され、たちまち大きな話の輪が出来ました。気さくかつ熱心に会話が弾みます。しかしアルコールは口にされません。そして終了後はDFで用意した車で職場へお帰りになりました。大変なご多忙の中講演をご快諾いただいた高橋講師に改めて感謝の意を表して一同お見送り致しました。

 

当日のアルバムはこちらからご覧いただけます

記:保坂洋

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2014年11月22日

11月講演・交流会(第147回)
「福島第一原発 東電協力会社の挑戦」

 

11月18日(火)学士会館で行われた11月度の講演・交流会には、今も福島第1原発の現場で奮闘されている企業(株式会社エイブル)の社長(および同社のスタッフ)を講師としてお招きし、原発復旧の現状と今後の展望、課長から現場での体験談を話していただきました。

株式会社エイブルは、福島県大熊町、広野町、いわき市に拠点を置くプラント会社です。福島第1原発で働く企業の中で最大級の一次協力会社です。NHKの原発特集番組には今回の講師佐藤社長がいつも登場しています。この会社なくして線量との戦いである除染も廃炉もあり得ないという存在です。

今回はこのエイブル社の震災から現在に至る挑戦、今後の対応など、写真も多く入れた現場からの生のレポートをお聞きすることができました。

講師
佐藤代表取締役
講師
及川課長
講師
渡辺部長兼室長

初めは佐藤順英代表取締役からのお話です。平成23年3月11日地震が発生した時には長年原子力発電所に従事されているご経験から「原発は大丈夫と確信した」そうです。しかし、その後の経緯は皆さまご承知の通りでした。お話はその後の対応について現場で実行された者でしか語ることのできない内容に移っていきました。あのような予期せぬ事態が発生した後、「関連企業、研究機関が一堂に集まり英知を結集して解決策を練り上げ、チームワークで昼夜を問わずに身を挺して実行、信じられない異様ともいえるスピードで実現、日本のものつくりの卓越性を実感した」と力を込めて具体例を挙げながらお話しをされた時は、マスコミ報道とは真逆の印象で、目から鱗が落ち技術屋の端くれとして思わず膝を打つ感動を覚えました。故吉田所長のリーダーシップに富む逸話も印象的でした。

今回の事故を理解するために、1999年東海村JOC臨界事故では「水を抜く」ことによって臨界を防ぎ、今回は冷却を重視して「水を注入」した「核分裂に及ぼす水の役割」など原子物理に関する講話、さらに再生可能エネルギー発電は原発の代替を満足するには量と運用で大きな壁があることを説明いただきました。

講師
越川頼知事業部長

2番目には同社及川和彦工事一課課長から厳しい状況下でユーモアを忘れない生々しいご自身の体験談をいただきました。

最後に渡辺靖総務部長兼経営企画室長からは現状と今後の展望についてお話しをいただきました。

エイブル社には既に放射線被爆限度の上限を超えた方、上限に近い方が相当数おられるとのお話しと、福島の解決には報道されている以上の長期間が必要であろうとのご見解に、真摯に取り組んでおられる現場の方々のご無事を願うばかりです。

この後、恒例の説明として、越川頼知事業部長から企業支援事業部の概況について説明がありました。同好会へのお誘いは当番の世話役が風邪で欠席し順延となりました。

講演後、講師の方々は懇親会にもご出席いただき、活発なQ&Aが展開されました。

記:保坂洋

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(4回シリーズのため、4回分連続して掲載しています)
2014年9月21日 

9月ミニ勉強会

こころの講話『仏教を考える』1回目

9月19日(金)午後1時から3時過ぎまでDF会議室にて40名の参加者を得て、ビジネス界を退任後60歳で得度し僧侶になられた茶野浄蓮(善作)氏(会員No360)から「こころの講話」として「仏教を考える」というテーマで講話をいただきました。DF初の「こころの講話」という名称は三納吉二氏(会員No156)が名付け親です。

この4回シリーズの勉強会は、茶野氏の貴重な体験談を基に、一般教養の勉強会として企画されたもので、今回の第1回目仏教全般についての概要に続き、輪廻転生、大乗仏教、浄土仏教などについて解説が予定されています。

第1回目の今回はイントロダクションです。意味や考え方が日本に渡来して日本語に翻訳され広まっていく過程で、元々の意味とは異なる誤解が多く生じていることを原典のサンスクリット語から説き起こしての説明に、一同「そうだったのか。なるほど」と感心すること頻りです。話の合間には熟年離婚して元夫の法事に出席した奥様の発した意外な言葉、30歳の貞心尼に慕われた70歳の良寛の逸話を例に引き、我々今の日本男子は「感性ゼロ」と生きざまに反省を促す話しなどを挿入し爆笑を誘います。講話は仏教の深い内容を分かり易い言葉で表現し、硬軟取り混ぜて流れるように進みます。あっという間の2時間で、最後は釈迦が本当に伝えたかったことを解説して講話を終えました。

しばらく残って講師を囲むメンバーもいて、10月8日(水)の次回が楽しみな初回の講話でした。

 

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2014年10月10日

10月ミニ勉強会(1)

こころの講話『仏教を考える』2回目

ーー 輪廻転生について祖師達はどう言っているか ーー

10月8日(水)午後1時から午後3時過ぎまで、DF会議室にて38名の参加者を得て、ビジネス界を退任後60歳で得度し僧侶になられた茶野浄蓮(善作)氏(会員No360)から「こころの講話『仏教を考える』」の第2回目として「輪廻転生について祖師達はどう言っているか」というタイトルで講話をいただきました。

冒頭は前回30歳の貞心尼に慕われた70歳の良寛の逸話を例に引いた「現在の我々日本の男性は感性ゼロ、もっと磨かねば」への質問「感性とは?」について茶野氏自身の体験談を事例に解説、爆笑の中に一同反省を感じつつスタートしました。

「皆さん輪廻転生なんてバカなことがある訳がないと思っているでしょう」このような考えが出てきた歴史と背景を行きつ戻りつ解説、「49日とは死後49日経過すると別のところで生まれ変わるという意味です」など分かり易い事例を挙げ、サンスクリット語から説き起こした説明は目から鱗の連続です。

理系の私は今でも輪廻転生を信ずることはできませんが、とても興味深い考えであることはよく理解できました。出席者の半数が「存在すると思う」に手を上げた天国と地獄の話し、キリスト教、イスラム教との比較も交え、寿司の米粒をシャリと呼ぶ語源と仏舎利の関係、と硬軟取り混ぜた講話が続き、随所に笑いが溢れます。

最後に釈迦が本当に伝えたかったことで第3回目に続くことになりました。質問は4件あり、「悩み多く次は無人島の一本のヤシノキに生まれ変わりたい。こんな私は今後どのように生きたらよいでしょうか」という質問も飛び出し、丁寧な回答に一同納得と感心。ユーモアと才気が溢れるあっという間の2時間でした。

10月29日の第3回目を楽しみに一同散会しました。

(保坂 洋 記)

 

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2014年11月3日

10月ミニ勉強会(2)

こころの講話『仏教を考える』第3回

ーー 般若心経の解説を通じた大乗仏教の概要 ーー

10月29日(水)午後1時から午後3時過ぎまで、DF会議室にて40名の参加者を得て、ビジネス界を退任後60歳で得度し僧侶になられた茶野浄蓮(善作)氏(会員No360)から「こころの講話『仏教を考える』」の第3回目として「般若心経の解説を通じた大乗仏教の概要 」というタイトルで講話をいただきました。

第3回目を迎えたミニ勉強会は出席者もお馴染みとなったメンバーが連なり前回同様満席です。講話は佳境に入り益々快調、興味深いお話しの連続となりました。我々に最も馴染みの深いお経といわれる般若心経で、解説書が多く出版されているが、何を言っているのか理解できないものが多いと事例を挙げての説明に一同うなずきます。

原文のサンスクリット語から説き起こし、歴史、背景を説明、例えば「空」の意味はご自身の20歳代の座禅での経験を事例にするなど奥深く理解し難い内容をとても分かり易く話していただきました。今回もあっという間の2時間強ノンストップの講話でした。

いよいよ次回は最終回です。ガチガチに硬く固まった日本の仏教について全時間を使わず、葬式、戒名、お墓などについても時間を割いてみるつもりですと予告がありました。

(保坂 洋 記)

 

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2014年11月22日

11月ミニ勉強会

こころの講話『仏教を考える』第4回(最終回)

ーー 「歎異抄」の解説を通した浄土仏教の概要 ーー

講師11月20日(木)13:00 – 15:00過ぎまで、DF会議室にて37名の参加者を得て、第4回目ミニ勉強会「こころの講話『仏教を考える』歎異抄の解説を通した浄土仏教の概要」が開催されました。今回がシリーズ最終回の講話となるまとめの講話です。

初めに前回の般若心経の復習で、色即是空、諸行無常についてサンスクリット語から説き起こした補足説明があり、一同理解を新たにしました。

次に本題の日本仏教がテーマとなりました。500年代に仏教が渡来した歴史から始まり、変遷を説明した後、最もよく読まれていると言われる親鸞に師事した唯円が著した仏教書「歎異抄」の解説がありました。その内容には本来の親鸞の教えとは異なる部分があり、それは教団繁栄のために必要ということで後に加えられたもので、このような部分があちこちに見られるのが日本仏教の特徴とのことです。中には親鸞の教えと全く相反する記述があり、本来の教えを封印までしていると実例を挙げての解説に一同驚きました。日本仏教を紐解くときにはどこが本来の教えか、教団繁栄のため書き改められた部分なのかを読み解くことが大切と強調されていました。

苦行とは、悟った時の境地とは等の解説の後、最後にご自身の体験談を話されました。100回以上の葬儀の経験から死に顔がその人のそれまでの生き様を如実に表すこと、戒名の意味など興味深いお話が続き、ご自身が10数年間仏教の研究をして身に付けたことは「自身がスポンジ化したこと」と言われました。それ以前は様々な情報に接しても関係ない、つまらないことと弾いていた状態であったが、今はスポンジが水を吸うようにスーッとわが身に入ってくるようになったという意味です。

そして宗教の出発点は、教えを有難いものと疑問を持たずに受け入れることではなく、「疑問を持つこと」という言葉で講話を締め括られました。

今回で4回シリーズの講話は終わりましたが、毎回定員一杯の40名近い受講者が集まるすばらしい集いでした。このまま終えるのではなく、茶野講師の今後の活動に期待したいと思います。

(保坂 洋 記)

 

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2014年10月22日

10月講演・交流会(第146回)
「村山談話の大義と歴史認識」

 

講師爽やかな秋晴れの下、10月16日(木)14時から18時までの3時間、学士会館で132名の参加者を得て年に一度の(第25回)会員総会と(第146回)講演・交流会が開かれました。

1年間の活動報告と9月からスタートした今期第13期の計画について真瀬代表理事、5部会の世話役、5事業部の事業部長から発表がありました。

第146回会員総会はこちらをご覧ください(会員限定)

 

次いで開かれた講演会は元内閣総理大臣の村山富市氏のお話で、お人柄の滲み出たすばらしい講演でした。その後の交流会には村山氏と中原氏(村山氏の次女で秘書役)も参加され、楽しい交流の輪が広がりました。

当日のアルバムはこちらをご覧ください

 

ご講演のタイトルは「村山談話の大義と歴史認識」で、お住まいの大分から2泊3日で上京されての講演で、嶋矢志郎氏のご尽力により実現しました。

私は内閣総理大臣になるつもりでなった訳ではなく、なろうと思ったこともなろうとしたこともありません。恐らく日本のだれもが私がなるとは思っていなかったでしょう。元総理大臣というのは一生つきまとうものでとても重いものです。先日新幹線の中でおばさん達のグループに「村山さんですか?」と尋ねられ、「いや、どうも」と答えると、「そうでしょう。よく似てますわ」と言われたとのお話しに場内爆笑、緊張がほぐれました。

大分の貧しい漁師の家に生まれ兄弟は11人。中卒で上京し町工場で働き始めてから転職、高校進学、明治大学進学、入隊、大分へ帰ってから政界入り、その後総理になるまでの経緯を話され、"自然に回ってくる運命に背中を押されて歩いてきた。与えられた運命に精一杯努力して生きてきた" というお話が印象的でした。

特に総理に決まるまでの4日間の息詰まる経緯は村山氏のみ話すことができる内容でした。はからずも総理になった後は総理としてやるべきことを実行する決意を固め、戦後50周年の節目に当たる8月15日「村山談話」が閣議決定をした。村山談話は歴代後継内閣は総て継承すると公約、中国、韓国はもとよりアジア諸国など信頼の回復に大きな役割を果たすことができたなどこの経緯や歴史的意義について話されました。あの談話は私が意図することを巧みな表現でまとめられた実によくできた文章でしたと執筆者を讃えていました。

当日は特別に当時内閣官房副長官を務められた石原信雄氏が真瀬代表の計らいで最前列に座られ、村山氏のお話に感慨深げに聞き入っておられました。

1時間以上立ちっぱなしでの講演後、村山氏は交流会にも出席されました。総理時代にファーストレディ役を務められた次女の中原由利氏とご一緒でしたが、ご両人の気さくで快活且つ謙虚な姿勢に、お2人を囲んでの大きな話の輪が咲きました。「総理になったのが70歳、気力体力の問題は全く感じなかったね。最近年齢を問われた時は、"まだ" 90歳と答えるんだよ」と仰有った言葉が印象的でした。

記:保坂洋

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2014年9月25日

9月講演・交流会
「昨今の政治・外交について思うこと」

 

講師9月24日(水)15:00から16:45まで学士会館にて131名の参加者を得て、河野洋平氏(元衆議院議長、早稲田大学特命教授)から「昨今の政治・外交について思うこと」という演題で講演をいただきました。

河野洋平氏は1937年生、早稲田大学政経学部卒業後、丸紅飯田(現丸紅)入社、1967年父・河野一郎氏の急逝により衆院選に出馬し初当選、以来14期連続当選。2009年7月衆議院解散に伴い引退。新自由クラブ代表、科学技術庁長官、内閣官房長官、自由民主党第16代総裁、副総理、外務大臣を歴任、特に2003年から2009年まで第71代、72代衆議院議長を務め、在任2029日の憲政史上最長を記録した日本を代表する政治家の一人です。

講演は最近変動の大きな気候の話題から導入、不安定なのは気候ばかりではないと続き、ウクライナ紛争、イスラム国の台頭に移ります。現在世界では50件以上の紛争が起きており、2国間としても100以上の国、即ち世界の約1/3の国が紛争に関わっていることになると説き、このような憂うべき大きな変動が起きた原因は何か、そして日本ができることは何かについてご自身の体験から得た考えを示されました。会場満席のメンバー達は惹き込まれ身を乗り出して聞き入ります。日中関係、日韓関係についても自身の経験に裏付けられた意見を述べられました。

国内政治についても話しは及び、「真の民主主義とは何か、それが最近守られているか」「アベノミクス」「東京オリンピック」「最近の円安傾向」「消費税アップ」とテーマは尽きることなくあっと言う間の90分でした。

「日本の政治が劣化している。その原因は小選挙区制にあるという説がある。小選挙区制を決めた大きな責任を感じているので、本当にそうなのか調べ、もしそうならば制度を再検討するように現役を促している。」この言葉に象徴されるように基本の軸はぶれることはなく、状況と結果に応じて柔軟に対応される姿勢が印象的でした。

国際と国内政治を俯瞰しご自身の実体験と照らし合わせ、例えば経団連訪中など現在進行中の案件にも触れる幅広い内容で、河野先生でしか語ることのできない我々の視野を広げていただいたすばらしい講演でした。

質問にも丁寧に答えていただき、ご多用で懇親会には出られませんでしたが、満場の拍手を受けて会場を後にされました。

講演会の後、恒例の部会報告として、教育部会理科実験グループの報告が戸田邦男世話役から、次いで囲碁同好会のご案内が宮越正夫世話役からありました。

懇親会は201室へ移動し、河野洋平氏の紹介者嶋矢志郎氏の乾杯で幕を開け、歓談の輪がいくつもできました。

なお、講演会の司会は今回から広報・会員サービス担当の保坂洋が担当することになりました。

記:保坂洋

当日のアルバムはこちら

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2014年8月25日

8月ミニ勉強会

認知症は予防できる
『認知症に強い脳をつくろうーー最新認知症予防を考えるーー

講師 盛夏の8月は恒例の講演・交流会は休み、8月22日(金)日本財団大会議室(赤坂)で67名の参加者を得てミニ勉強会が開催されました。テーマは「認知症は予防できる『認知症に強い脳をつくろうーー最新認知症予防を考えるーー』」

講師は地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 研究所 自立促進と介護予防研究チーム 研究員(心理学博士)の宇良千秋氏(写真右)。認知症を発見するのは自分自身ではなくパートナーであることから奥様にも呼び掛け9名が参加されました。

不安を感じているので、自分は大丈夫だが知識として聞いておきたい等々参加動機はいろいろです。「必要な時に固有名詞を忘れ後から思い出すのは単なる老化現象で認知症ではありません」という言葉にホッとしたり、年齢が進めば何れは我が身にとヒヤリとしたり、参加者一同お話に聞き入りました。

認知症は予防できるのか。認知症の原因となる疾患の主なものは、アルツハイマー病や脳血管障害で、これらの危険因子となる高血圧、高脂血症、糖尿病、心疾患などを治療・管理することが有効ということです。バランスの良い食事、適度な運動、人と積極的に付き合う、知的活動をしようを4つのポイントとして挙げられました。運動にウォーキングを推奨されていましたが「腰痛症でウォ―キングをすることが難しいのだが」という質問には「水中歩行など負担の掛からないもの、または日常の生活の中で動くように心掛けることでも良いのです」という回答が返ってきました。

「誰しも楽しい生活を送ることが目的であって、認知症予防を目的としている訳ではありません。予防することを目的に特別なことをするということではなく、生活を楽しみながら楽しく続けていただきたい」と結ばれました。詳しくは会員限定で公開している配布資料をご覧下さい。楽しく継続して楽しい生活を築いていきましょう。

 

当日使用の資料はこちら(会員限定)

当日配布されたパンフレットはこちら(会員限定)

「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」と、それが掲載されているパンフレット「知って安心認知症」についても、東京都の公式サイト「とうきょう認知症ナビ」で閲覧・入手可能です。

 

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2014年7月22日

7月講演・交流会

「改憲論議の問題点と課題について」

講師 7月18日(金)学士会館で行われた第144回講演・交流会は89名の参加者を得て「改憲論議の問題点と課題について」日本を代表する憲法を専門とする法学者である長谷部恭男氏(写真右 1956年広島県出身、東京大学法学部卒、学習院大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科教授を経て、東京大学法学部政治学研究科法曹養成専攻長(法科大学院長)、2014年から早稲田大学大学院法務研究科教授)に講演していただきました。

集団的自衛権について、個別的自衛権の肯定、集団的自衛権の否定、閣議決定による憲法解釈変更の問題点、7月1日閣議決定の内容上の問題点、積極的平和主義、アメリカとの同盟関係の強化と熱く語っていただきました。

講演後の多くの質問にも丁寧に回答していただきました。今回もスライド投影はなく、配布資料は添付のレジメ1枚のみで、直接講演を聴講した者のみが感動を得るという形となりました。ホットな話題ほどこのような状況を避けることができません。貴重な機会を逃さないようさらなる会員のご出席をお願い致します。

講演終了後、技術部会の紹介が宮下博文世話役から、研鑽会(将棋同好会)へのお誘いが和角清世話役から添付のスライドを使ってなされました。

 

長谷部講師のレジュメはこちら

宮下世話役のレジュメはこちら

和角世話役のプレゼン資料はこちら

 

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2014年6月20日

6月講演・交流会

「夢があるから強くなる」

講師 6月16日(月)学士会館で98名の参加者を得て開催された第143回講演・交流会は、開催中の2014FIFAワールドカップ・ブラジル大会に因み、Jリーグの生みの親で、育ての親でもあるJリーグ初代チェアマンで、JFA(日本サッカー協会)最高顧問(キャプテン)、首都大学東京理事長の川淵三郎氏をお招きし「夢があるから強くなる」という同氏の "信念" を演題に講演をいただきました。

まずは昨日のコートジボアール戦で日本が目指す攻撃的サッカーができなかったことについての見解とギリシャとの第2戦の見どころ、次にワールドカップで "恥ずかしい負け方をしない" ことを目標に始まった日本チームの戦い方の変遷、時代毎の監督、コーチ、選手との関係と続きます。日本のサッカー史にも触れ、8位だった東京オリンピック、銅メダルを取ったメキシコオリンピックの世界と日本のサッカー事情、そしてJリーグ誕生秘話と直接関わった者でしか語ることができない具体的な逸話は「あれはそういうことだったのか!」と再認識させられる感動的なお話しでした。「カズがワールドカップメンバーから外された真相は何か?」という質問にも、私の個人的見解ですがと断った上、丁寧に答えていただきました。

当日は日本チームの初戦コートジボアール戦から一夜明けた翌日です。初戦は敗れましたが皆が1次リーグ突破を願う中、サッカーにかけてはこれ以上の論客はいないといわれるベストなゲストをベストなタイミングでお招きできたことは、何よりの幸運でした。

講演終了後、神山利氏から環境部会の活動報告と、織本聡世話役からユーモアに富んだパフォーマンスで歌舞伎同好会の楽しいお誘いがありました。

続いて行われた懇親会は、川淵氏の紹介者嶋矢氏の乾杯でスタート。川淵氏も出席され、周囲にはいつまでも "夢を語るチーム" の輪が形作られました。

講演は、スライド、配布資料なしで行われ、内容の開示は不可という条件で、今回も出席した者のみが講話を享受することになりました。講演・交流会に皆さまの奮っての参加をお願い致します。

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2014年5月28日

5月ミニ勉強会

「超高齢社会に我々はどう対応すべきか」

講師 5月28日(水)午後3時00分から午後5時00分までDFオフィスにて、35名の参加者を得て、講師に東松文雄氏をお迎えし「超高齢社会に我々はどう対応すべきか」という演題でミニ勉強会を開催致しました。東松文雄さん(会員番号944)は弁護士で、現在法律特許事務所を構え、東京地裁裁判官、法務省検事、日本IBM法務部弁護士、立教大学特任教授を歴任された法律に関する専門家です。

2013年には日本で65歳以上の高齢者が25%を占め世界1位、85歳の25%が認知症という現実に対してどのように対応すべきかを具体的な事例を挙げて示唆に富んだ講演をいただきました。

内容は、認知症への法的対応、任意後見と法的後見、遺言、相続、そして力を入れた項目となった自己信託について、各々事例を挙げて具体的に解説していただきました。

講演が終了しての質疑応答は個人的な相談にまで及び、盛り上がった勉強会となりました。さらに個人的な相談が必要な会員は東松さんへ直接ご連絡いただくことになりました。

配布資料(1)はこちら(会員限定

配布資料(2)はこちら(会員限定

 

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2014年5月19日

5月講演・交流会

「ウクライナからパラセルへ ーー マネーとパワーとジオポリティクスを理解する ーー

講師 5月19日(月)学士会館にて99名の参加者を得て講演・交流会が開催されました。宮家邦彦氏をお迎えし「ウクライナからパラセルへ(DF注:西沙諸島)ーー マネーとパワーとジオポリティクスを理解する ーー」と題する講演をいただきました。

宮家氏は、1953年神奈川県出身、東大法学部卒 1978年外務省入省、外務大臣秘書官、中近東第一、第二課長、日米安全保障条約課長、在中国大使館公使、在イラク大使館公使、中東アフリカ局参事官、2005年外務省退職後立命館大学客員教授に就任 第1次安部内閣では総理公邸連絡調整官を務めた方です。

まず、投影された講演スライドのトップは2枚の緊張感溢れる写真で構成されています。1枚はウクライナ国旗はためく広場の群集、2枚目は日章旗を燃やす中国の群集です。

驚いたのは2枚目のスライド(右図)で、今回の講演の主題が「2014年5月19日の国際情勢」が大きく表示され、続いてその内容が示されたことです。

実は宮家氏は学士会館に講演1時間前にお見えになり、「声を掛けないで下さい」と断った上、カフェの片隅でPCを広げられました。日々目まぐるしく変化する最新の状況を講演に反映させるべく筆を入れておられたのです。このような講師のお話が面白くない訳がありません。ウクライナの歴史から今回の危機に至る経緯、ウクライナの問題が世界、特にアジアに与える影響、それらを考慮して日本外交が取るべき道について、聴講者一同目から鱗の宮家氏ならではの講演をいただきました。質問には真正面から丁寧に回答、懇親会にも出席されたので囲む輪が絶えず、一口も食事を摂っていただけなかったことが気掛かりでした。

講師の許諾を得て、講演スライド10枚を会員限定で掲載いたします。

講演スライドはこちらからご覧iいただけます。

 

講演会後、Eサーチ事業部の説明が宮崎泰雄事業部長から、俳句同好会「泥風会」の楽しいお誘いが眞弓博司さんからありました。

 

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2014年4月22日

4月講演・交流会

「勝つチーム、勝つ組織はここが違うーープロ野球は今、大きな曲がり角ーー

講師 長年にわたってプロ野球球団の代表を務めプロ野球経営の理論指導者の一人として知られる坂井保之氏は、1970年 "永田ラッパ" の名で知られた大映の永田雅一氏に請われ大毎オリオンズのフロント入り。以来、94年福岡ダイエーホークス代表退団までの24年間一貫してプロ野球球団の経営に携わりプロ野球組織の理論的な指導者として大きな足跡を残されています。2004年の球団再編騒動に関し、一部オーナー、コミッショナーの無謀を激しく非難し1リーグ化を阻止したことでも有名な方です。現在は評論家としてスポーツ文化論をはじめ、組織作り、人材育成など幅広い分野で執筆または講演活動をされています。今回は、今シーズンのプロ野球開幕に当たり、プロ野球の魅力と課題について大いに語っていただきました。

演題は「勝つチーム、勝つ組織はここが違うーープロ野球は今、大きな曲がり角ーー」ですが、本屋の棚に沢山並んでいる組織論の書籍のような話はしないと開口一番に明言。

若い頃応援していた南海の別所投手を多額の金で引き抜いて以来アンチ巨人であることから始まり、球団代表を歴任されたオリオンズ、ライオンズ、フォークスのお話し、特に黒い霧事件でバラバラになった西鉄ライオンズの引受先を探し伝手を頼りに奔走、西武に至るまでの表裏の経緯、江川の巨人入団の経緯とチーム内での立ち位置、コミッショナーと求められる資質、日本と大リーグビジネスの違い、最近話題のボールの反発係数問題等々と多岐に亘り、「プロ野球はパッシヨンです!」と熱く訴えられ、プロ野球界表裏の歴史絵巻を鑑賞しているようでした。

このような講演ですから、内容はオフレコで、スライド、配布資料はありません。事務局はタイムリーな内容でその方でしか語ることのできない講師を選ぶよう尽力しています。その結果、参加したメンバーだけがその内容に触れることができるというケースが多くなっています。貴重な機会を逃すことなく、講演・交流会にご出席いただきますようお願い致します。

講演会の後に、企業支援事業部峯脇達也事業部長から事業部の説明と、4月末退任、5月1日から越川頼知氏へ事業部長を交代するとの報告がありました(写真左下)。 続いてスキューバ同好会の佐藤眞樹世話役から同会の活動内容の説明がありました。同好会説明では初のビデオ動画で南の島でのダイビングの様子が軽快な音楽と共に映し出され、百聞は一見に如かず、感嘆の声が上がりました(写真右下)。

佐藤スキューバ同好会世話役の説明ビデオはこちらからご覧ください

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2014年4月9日

4月ミニ勉強会

「消費税について」

講師 4月9日(水)DFオフィス会議室で22名の参加者を得て、ミニ勉強会が開催されました。

テーマは「消費税について」。

講師は現役の企業税務担当職で東京国税局国税調査官のご経験もある税のプロフェショナル山田俊雄さん(会員番号975 / 写真)。今月から8%に引き上げられた消費税率に合わせたタイムリーなテーマで、消費税の歴史、消費税の仕組み、課税の対象、不課税取引、非課税・免税の意義、仕入税額控除とストーリーを追った分かり易い解説をしていただきました。講演後のQ&Aは40分間に及び、一同の関心の深さを表していて、具体的な事例での討議は、一層理解を深める時間となりました。配布資料を会員限定で掲載致しますので参照して下さい。

今回の例会は2月14日に予定していた「確定申告」に関するミニ勉強会を大雪予報で延期し、テーマをタイムリーな消費税に変更して開催したものです。

常信講師「相続」寺尾講師「年金」に続く第3弾で、何れも会員個人の相談が可能です。"初回相談は無料、それ以降はプロとしてお受けする"が基本です。

必要な方は ‥‥

  • DF会員相談室」をご利用下さい(または)
  • 直接各講師へ連絡をお取り下さい。

配布資料はこちら(会員限定

 

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2014年3月24日

4月講演・交流会

「アベノミクスと日本経済の課題ーー 世界経済の中で考える ーー

講師 3月24日(月)学士会館にて93名の参加者を得て、岡部直明氏をお招きし「アベノミクスと日本経済の課題ーー 世界経済の中で考える ーー」をテーマにご講演をいただきました。

日本経済新聞客員コラムニスト、明治大学国際総合研究所フェローを現在務められている同氏ならではの幅広く、かつ深耕された内容でした。まず、前半で「主役なき時代と世界経済リスク」というタイトルで、米国の状況、ユーロ危機、中国経済、新興国危機に触れ、後半は「アベノミクスと日本経済の課題」と題し、「変わる日本経済の風景、国際的信認、アベノミクスの課題、アベノミクスを超えてと」いうサブタイトルで、世界の中の日本経済と今後の指針についての示唆に富んだ講演となりました。

岡部氏は交流会にも出席され、いつまでも議論の輪ができました。お話の微妙なニュアンスは聴講された方のみ理解できるものです。

講演はホットな内容になることを心掛けて企画しています。貴重な機会ですので、メンバーの皆さまは是非ともお時間を調整され、講演・交流会にご出席いただきますようお願い致します。

 

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2014年3月10日

3月ミニ勉強会「年金はどうなる、我々世代は逃げ切れるか
 ーー 公的年金の沿革、仕組み、現状、将来像 ーー

講師 3月10日(月)午後3時00分から午後5時15分、DFオフィスに隣接するパソナテック研修室で「年金はどうなる、我々世代は逃げ切れるかーー公的年金の沿革、仕組み、現状、将来像 ーー」というテーマでミニ勉強が開催されました(参加者33名)。

講師は、DF会員の寺尾勝汎氏(No.72 特定社会保険労務士 元丸紅)で、難い年金の仕組みを、とても分かり易く丁寧に説明していただきました。DFメンバーには該当者は少ないのですが、ひと月ラーメン1杯を我慢すれば2年間で元が取れる付加年金のお得情報や、これもさらに該当者は少ないでしょうが、熟年離婚した場合の(誤解し易い)お互いの取り分の計算法など、時に笑いが響く楽しく有益な勉強会となりました。時間延長しての質疑応答を終え、出席した皆さんは充実した面持ちで、冬に逆戻りの寒風の中、家路へ二次会へと向かいました。

当日ご都合がつかず欠席された方は、こちらのレジメをご覧下さい(会員限定)。

また、ご自身やご家族などの年金についてご相談されたいDF会員の方は、

1回目は無料、2回目以降は仕事として受けるという形が基本ですが、気軽に相談して見ては如何でしょうか。

 

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2014年2月17日

2月講演・交流会

「私が見た朝鮮半島の対立と統一への道
    24年間に及ぶ拉致体験を通して思うこと   

講師 2月17日(月)学士会館にて講演・交流会が、新記録となる194名もの参加者を得て行われ、大盛況でした。講演に先立ち、森川事業部長からHR事業部の、清木世話役から釣り同好会の説明とお願いがあり、次いで、蓮池薫氏から「私が見た朝鮮半島の対立と統一への道-24年間に及ぶ拉致体験を通して思うこと-」というテーマでご講演をいただきました。

概要はこちら

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2014年1月21日

1月講演・交流会

「中国は今    その深層に迫る   

講師 2014年1月21日(火)学士会館にて155名と多くの参加者を得て講演・交流会が開催されました。

今回から、講演会の前に事業部と同好会各一件のプレゼンを実施することになり、Eサーチ事業部は宮崎事業部長から説明とお願い、コーラス同好会SingJoyはコーラスの実演を交えて井上世話役から楽しいお誘いがありました。

講演は、政治学者で早稲田大学名誉教授毛里和子氏から「中国は今 -その深層に迫る-」というテーマで開催されました。

概要はこちら

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