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ディレクトフォース会員 各位

2021年6月1日
一般社団法人ディレクトフォース
事務局長 近藤 勝重
環境部会セミナー企画リーダー
佐々木正延


第46回環境セミナーご案内

ーー 日本の再生エネルギーに関する基礎と課題 ーー

ワクチン接種が始まったとはいうものの緊急事態宣言が再々延長になるなど、まだまだ安心できる状態にはありませんが、会員の皆さまには変わらず元気にお過ごしのことと推察申し上げます。

さて、コロナ禍とは別に、深刻化している環境問題に対処するために、我が国のエネルギー政策は、先に政府が掲げた2050年カーボンニュートラルを目標に、以下のような世界の動向を見ながら、順次対応していくことになっています。

  1. 今年(2021)5月、日本政府は米政府主催の気候変動に関するオンラインサミットで、2030年時点の温暖化ガス排出量目標を、2013年度比46%減少させると宣言した。これは2030年時点での再生エネの構成比を30%後半まで増やし、火力発電を4割まで下げてようやく達成できるものである。(日経5/27朝刊7面より抜粋)
  2. 同じころ、IEA(国際エネルギー機関)は、2050年までに世界で、温暖化ガス排出量を実質ゼロにする工程表を公表した。IEA工程表の主なものを見ると、2030年:再生エネルギー比率30%以上、40年:世界で石油石炭火力発電を段階的に廃止。50年:エネルギー供給に占める再生エネの割合を約7割に増やすというものである。
  3. この2つはいずれもパリ協定で合意した、地球上の気温上昇を産業革命前より1.5C以下に抑えるという目標に沿うもので、温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする、「カーボンニュートラル」を目指す目標でもある。

以上の観点から「これからの日本の動きや再エネの基礎と課題」について、再生エネルギー総合研究所北村和也氏(写真)にお話しいただくことといたしました。
ご多用中とは存じますが、大勢の皆さまに参加いただけるよう、以下の通りご案内申し上げます。

◇ ◇ ◇

■日 時:2021年7月2日(金)14:30~16:30

■方 式:Zoomによるオンライン方式での講演

■参加費:無料

■参加申し込み期限:6月25日(金)

 ■ プログラム

14:00~ Zoomの参加者入室開始
14:30~ 16:00
講 演
講 師:北村和也きたむらかずや
演 題:
これからの日本の動きや再エネの基礎と課題
16:00~ 16:30 質疑応答
16:30 終 了

■ 参加方法

  1. 参加登録をお願いします
    6月25日(金)17時 までに メールアドレスお名前 会員番号を、下欄の「参加申し込みフォーム」に ご記入の上お申し込み下さい。
    ZoomのアクセスID(セミナー参加 URL)は、前日(7月1日)午前中にメールにてお知らせします。
  1. 講師への質問について
    講師への質問や、お聞きになりたい話題などは、参加申し込みフォームの「連絡事項」欄にご記入ください。環境セミナー・スタッフが整理して講師にお尋ねすることと致しますのでご了解ください。

◇ ◇ ◇

北村和也 きたむらかずや 氏 ご紹介

略 歴:


  • 1979年:早大政経学部卒 民間テレビ会社入社
  • 1999年:ドイツ留学 環境工学を学ぶ
  • 2001年:日本の建設会社入社。環境・再生エネ事業、PFI事業など行う
  • 2009年:再エネ技術保有ベンチャーにて、木質バイオマスエネ事業従事
  • 2011年:日本再生可能エネルギー総合研究所設立。代表
  • 2013年:(株)日本再生エネリンク設立。代表取締役
  • 2019年4月より:地域活性エネルギーリンク協議会 代表理事

現在の主な活動:


  • 再生エネの普及のため情報の収集、発信(特にドイツを中心とした欧州情報)
  • 再生エネ、地域の活性化のための講演、執筆
  • 再生エネ関係の民間企業へのコンサルティング
  • 自治体のアドバイザー、地域エネルギー会社(地域電力、自治体新電力を含む)の立ち上げ事業支援など

以上