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(最終更新日: 2015年4月9日

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美術同好会 
世話役:井上 史男 

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見出し 2014年版

彩遊会(美術同好会)
入会ご検討の方へ

2015年4月9日

目 次

イベント名 実施日付
第7回 彩遊会展開催(2014.12.8〜2014.12.14) 2014/12/08 - 14
室内デッサン会(第3回目) 2014/11/14
スケッチ会(10月8日) 2014/10/08
室内デッサン会(第2回目) 2014/07/23
尾道スケッチ合宿(5月21日〜23日) 2014/05/29
室内デッサン会(第1回目) 2014/04/23
彩遊会2014年総会 2014/01/25

第7回彩遊会展開催(12月8日〜14日)

恒例の作品発表会である彩遊会展を上記期間に「ギャラリーくぼた」で開催しました。

メンバーの力作62点を展示し、多数の方々のご来場を頂き盛会のうちに閉幕しました。

一部の方々から「皆さん昨年より上達しておられますね〜」とのご感想を頂き、当然お世辞だとは分かっていても、思わず笑みがこぼれるのを禁じ得ませんでした。

ポスター
上の画像をクリックすると「2014彩遊会展作品一覧」が表示されますので、適宜拡大してご覧下さい。全画面表示やスライドも可能です。 尚、色調は原画と多少異なっている場合があります。

最終日には忘年会を兼ねて三笠会館で打上会を行いました。

話題豊富、中身充実の1時間半。仲間の有難さを感謝しつつ、1年間の活動も振り返り大いに盛り上がり、これにて本年の活動を完了しました。

(文責:中塚晴夫)

室内デッサン会(11月14日)

本年度第3回目の室内デッサン会は、11月14日に神田須田町の「アトリエ・アポロ」で開催されました。講師はいつもの女流水彩画家の小野月夜先生。会場も小野先生の教室。参加者は、秋本番で皆多忙の様子で今までに比し少な目の9人。

今回のモチーフは静物で、赤、黄、白のガーベラのカラフルな組み合わせ。最初はいつもの通り下書き、デッサンから完成までのデモンストレーション。構図のバランスのとり方、主役の強調の仕方や色の出し方、遠近感の出し方、影の出し方など基本的な解説を加えながらの実演。見る見る内に完成。どうして短時間でこんなに立派に仕上がるのか。教えを吸収しようと自分の絵の構想を固めながらの極めて有益な1時間であった。

次は自作の2時間半。2卓に分かれてのスケッチ。頭で分かっても如何に表現出来るか。今教わったことを思い出しながらの制作。でも時間が経つに従い、今までの自分流の描き方に逆戻り。水彩画は一度道を違えると元に戻れないという厳しい世界。しかし、先生のポイント部分の指導により何とか完成。時間が余っても更に加筆する元気も出ないくらい心を込めた時間であった。そして、最後の講評会。1枚1枚に対して先生の丁寧なコメント。ほめ上手の先生の一言でイマイチの出来栄えに沈んだ気分がホッとした気分に様変わり。もう一度描いてみたいとの気持も生まれるなど終わって見れば充実の1日でした。

終了後はいつもの反省会。場所も恒例化しつつある老舗蕎麦屋「まつ屋」。昔ながらのおつまみで美味しいお酒。話題豊富、中身充実の1時間半。仲間の有難さを感謝しつつ、1月後の「彩遊会・展示会」での再会を約し散会になりました。

彩遊会 室内デッサン会当番 安永敬明・高井俊成 (高井記)

スケッチ会(10月8日)

毎年恒例の彩遊会スケッチ会が10月8日に開催された。都立小金井公園は80万㎡の広大な敷地を誇るがその公園風景とその一角に位置する「江戸東京たてもの園」のさまざまな建築物が今回のモチーフである。「江戸東京たてもの園」には江戸時代の農家、高橋是清邸、前川國男邸(建築家)、洋館などが移築されており、また、江戸から昭和初期の商家、銭湯、居酒屋などを集めた下町通りもある。建物の内部を見学することも出来て、知的な休日を過ごすには格好の場所と言えそうである。

今回は12名の参加を得た。11時集合。皆さん、園内を逍遥しターゲットを定める。そして先ずは持参のお弁当を広げたり、園内のレトロな雰囲気の中でうどんを食されたり(行列を並んだ由)。もちろん、直ぐに作業に入るメンバーも多い。油絵、日本画を描く人もこうしたスケッチ会では水彩である。

持ち時間は午後4時まで。時間は十分あるように見えるが、しかし、私のように作業が遅く、その上、日頃ほとんど筆をとっていない者にはあわただしい。この日は結局完成出来なかった。ただ、絵を描いている時間はあっという間に過ぎる。頭の中から日頃の雑念が wash away されるような快感である。

夕刻、場所を移動し今回は吉祥寺で、いつもながらの懇親会。会員のなじみのお店で食事もお酒もおいしい。話題は時に芸術論になる。初心者の私には議論の内容は理解出来ないこともあるが、何かすごいことを話しているようだ、という事くらいは分かる。実に楽しいひとときである。

彩遊会スケッチ会 当番:牧野 守 鈴木信男(記)

室内デッサン会(7月23日)

本年度第2回目の室内デッサン会は、7月23日に横浜市技能文化会館で開催されました。講師はいつもの通り女流水彩画家として人気の小野月夜先生。今回は通算10回目で、今や定番行事として定着している。今回の参加者は14人。彩遊会に入ってから本格的な絵画活動を始めた会員も半数近くいる状況下、先生のアドバイス、仲間からの刺激など貴重な研鑽の場となっている。

今回のモチーフは着衣の女性。若い女性の人物画は描く機会も少なく、期待のデッサン会であり、前日から胸を膨らませての参加である。モデルさんは20分の着席のポーズを6回繰り返す。最初のクールは先生の模範演技。説明をしながら、構図取り、デッサン、色付けがあっと言う間に完成。ここでは絵の構図、色だしの基本が完了。しかし、最後の完成の姿をみると初動の巧拙が如何に大事かということを痛感する。

その後、本番の絵描き作業。無口で必死の観察とデッサン、そして色付け。3時間の時間が過ぎるのはあっと言う間だが、先生から度々の個人指導を受けながら軌道修正を加え、何とか完成。そして、緊張の講評。各人が感想を述べたあと、先生からのコメント。温かい、やる気を高めるような細心な言葉を頂き、回を重ねるごとに、先生の有難さ、人柄を感じる次第であります。デッサン会盛況は先生の人柄のお陰と感謝の言葉もちらほら。講評後、多くの会員から今日は疲れたとの感想が聞かれましたが、若い、美しい女性を描くことは本当に緊張する、と言うことでしょうか。それ位充実したデッサン会でした。

終了後はいつもの反省会。関内駅のすぐ近くのカフェバー「ヤンキース」で懇親会。美術論、政局論、今後の会運営などの賑やかな会話の1時間半。今日も、いつも盛り上がる仲間の有難さを痛感した一日でした。

彩遊会 室内デッサン会当番 安永敬明 高井俊成(記)

尾道スケッチ合宿(5月21日〜23日)

彩遊会の伝統行事であるスケッチ合宿が豊かな歴史文化と風光明媚な展望で人気の尾道を舞台に2泊3日で開催された。今回は羽田からの飛行機利用10名と新横浜、名古屋からの新幹線利用2名の合計12名が参加しました。

正午近くに尾道国際ホテルに全員到着。まずは名物の尾道ラーメンで腹ごしらえ、早速ビールとつぶやいた人もいたけれど、まだ1枚も描いていないことを思い出し、ここは我慢。初日の活動は、チャーターしたホテルのマイクロバスで街並や瀬戸内海を展望することができる高台の千光寺公園に到着。彩遊会の師匠である安永画伯からスケッチポイントの説明を聞き、それぞれお気に入りの場所を求めて行動開始。それにしても雨上がりの晴天下の展望は素晴らしく、尾道大橋がキラキラ輝き、瀬戸内海の島々の明るい緑が目に飛び込んでくる。初日のスケッチ時間は約3時間、この素晴らしい景観をまず1枚描くことに全力投球。夕方5時半、皆さん山を下り尾道水道に面した夕食会場の居酒屋に到着、スケッチ合宿のもう一つの楽しみである懇親会がスタートしました。幹事が事前に店主に平均年齢と食にうるさいメンバーであることを伝え、料理はお任せで酒は飲み放題でセッティング。瀬戸内海の美味しい料理の数々に加え、この地の食にも詳しい安永画伯がタコの天ぷらが食べたいと幹事にオーダー。おかげで柔らかいタコの天ぷらも食べることができ、大満足。

2日目も快晴。まずは昨日同様千光寺公園にマイクロバスで直行。2日目は2枚描くことが目標。スケッチ時間は夕方の5時まで7時間有余と十分。皆さん昼食はコンビニ弁当等を仕入れてあり、今日も描く気迫十分、ただし昨晩のお酒が残っている〜としかめ面の方も数人おりましたが、早速白い画紙に下書きの鉛筆を走らせ始めました。2日目の最高気温は28度、水分補給で熱中症に気を付けながら必死に絵筆を動かした1日でした。夕食会は食後の作品発表と講評を受けるため、割烹料理屋の個室を予約。幹事がネットと電話で色々調べて決めたお店でしたが、ここの料理、部屋の雰囲気が大好評。その上なんと伊東深水の美人画の掛け軸(本物)があるお店でした。美味しい料理と地元の日本酒を堪能した後はスケッチ会恒例の作品発表と安永画伯の講評会となりました。同じ場所で描きながらも皆さんの個性豊かな絵が次々に発表され、素人集団とはいえ芸術家仲間の会話が飛び交い、安永画伯の的確な講評とともに充実したひと時でした。尚、好評の食事処は「割烹食堂とこぶし」0848-20-7730尾道を旅した時に味わってください。

最終日も快晴。午前中ほとんどの皆さんがもう一枚描きました。7時に朝食、8時過ぎにはタクシー相乗りで出かける熱心で元気な彩遊会の面々です。12時から打ち上げ昼食会。スケッチ場所よし、天気よし、料理よし、酒よし、そして、絵を描く楽しさよし、仲間との会話よし、充実の3日間でした。ありがとうございました。

彩遊会スケッチ合宿幹事藤井健、井上史男(記)

室内デッサン会(4月23日)

年間4回開催を目指す本年度の第1回目の室内デッサン会は、神田須田町の「アトリエ・アポロ」で4月23日に開催されました。室内デッサン会は女流水彩画家として人気の小野月世先生を講師に2011年に始まり今回で9回目を迎えました。今回は昨年開設された神田教室での最初の開催でしたが、場所の便利さもあり過去最大の15名の参加者となりました。

今回のモチーフは静物。最初の1時間は先生のデモンストレーション。下書き、デッサンから完成までの手順や色のつけ方、構図の取り方など懇切な説明があっての実演。皆真剣な眼差しで言葉数も少なく、受講生にとってはいつも有意義な時間です。途中で写真をパチリパチリ。如何に吸収し、頭に叩き込むか。先生の描く動きは早く、あっという間に絵は出来上がり、出来栄えの素晴らしさにビックリ。いつもながら、人気の先生の唸らせるさすがの技に感心し、また実践での勉強の有難さを噛み締めた時間でした。

その後15名が3つのテーブルに分かれ、花瓶に活けられたバラを中心とした花のスケッチ実技が始まった。今教わった技法を思い出しながら、また先生からアドバイスを受けながらの各人の画風でのスケッチ。2時間半でも時間が足りなく、各人満足しないながらに始まった最後の講評会。各人のコメントと先生のコメント、このやり取りに耳を済ました真剣な30分。この一言が我々にとっては実に貴重な栄養源となるのである。終了した後の、緊張と疲労の混じった何とも言えない充実感。これからの活動への心構え、気持ちの広がりを実感しスケッチ会は終了しました。

終了後は恒例の反省会。スケッチ会場と背中合わせの老舗蕎麦屋「まつ屋」での懇親会になりました。いつもの大仲良しの酒飲み集団に急変身。美術論、仲間論、政局論など話題は尽きず、人の話を聞くより喋りまくり。何度もお銚子やつまみを追加し、賑やかな1時間半でした。今回も仲間と集う楽しみを満喫した1日でありました。

 

彩遊会 室内デッサン会当番 安永敬明 高井俊成(高井記)

2014年総会開催(2014/1/25)

総会は1月25日に有楽町ニュートーキョーにて21名(会員24名)が参加して開催されました。代表幹事の挨拶に続いて、2013年の活動内容が報告され、昨年12月の作品展では1000名を超える来場者を迎え大いに盛り上がったこと、長野県白馬でのスケッチ合宿や江の島近くの腰越漁港での野外スケッチ会はともに天候に恵まれた楽しい活動であったことなどが報告されました。その後の役員改選では、6年間代表幹事(世話役)を務めて来られた安永敬明氏に代わって井上史男氏が就任することが確認されました。尚、絵画や美術界に造詣の深い安永敬明氏は相談役として新役員をバックアップしていくことも確認しました。

2014年活動計画では、作品展は12月第2週に昨年と同じギャラリーくぼたの2フロアーで開催、スケッチ合宿は5月下旬、野外スケッチは10月での開催を決定、また室内デッサンは今年も人気の水彩画家小野月世先生を講師に迎え、花等の静物と人物をそれぞれ2回ずつ合わせて4回開催すること、さらに7月には美術鑑賞+暑気払いを実施することも確認しました。

2014年 彩遊会役員体制
代表幹事(世話役) 井上 史男
幹事 中塚 晴夫
高井 俊成
会計幹事 木村 峰男
相談役 安永 敬明

また、DF会員でこれから絵を描きたい方、絵に興味がある方などに入会いただくために積極的に働きかけていくことも確認しました。 総会終了後は美味しい料理とワインで大いに盛り上がった懇親会となりました。

タイトル画

DF会員の皆様へ

これから絵を描きたいと考えている方、絵に関心をお持ちの方、またDF美術同好会 (彩遊会)の実際の活動に体験参加してみたい方等々、ご連絡をお待ちしております。

(井上史男 記)