2020年2月19日
環境部会
トピックス(2019年版)
掲載日付 | タイトル |
---|---|
12月17日 | 自然保全活動分科会 「平塚ゆるぎの里遊歩道整備活動(2)」 |
12月12日 | 見学企画分科会 「廃プラ・ケミカルリサイクルプラント(昭和電工川崎事業所)見学会」 |
10月29日 | 自然保全活動分科会 「平塚ゆるぎの里遊歩道整備活動」 |
10月08日 | 第42回DF環境セミナー 「ドイツのエネルギー転換は電力市場をどう変えたか」 |
07月10日 | 「福生市田村酒造場見学」見学記 |
07月04日 | 第41回DF環境セミナー 「日本の電源構成は、 再生可能エネルギーが主役になった?」 |
04月10日 | 2019年「さくら美守り隊」ボランティア活動 |
04月03日 | 第40回DF環境セミナー 「SDGs、世界の飢餓と国連WFPの活動 ~食べるから見える世界」 |
03月27日 | 「NEXCO中日本コミュニケーションプラザ」見学記 |
03月03日 | 「さくら美守り隊」ボランティア募集 のご案内 |
掲載日:2019年12月17日
自然保全活動分科会
「ゆるぎの里活動遊歩道整備活動(2)」
12月5日(木)、平塚ゆるぎの里活動に従事しました。
最も懸念された当日のお天気はすこぶる好天で、15°C と汗ばむほどの暖かさに恵まれました。しかしながら、DFからの参加が3名と史上最低の人数となってしまったのは、同じ環境部会の見学企画分科会で昭和電工の川崎リサイクルプラント見学、経済懇話会の埼玉大規模洪水対策施設、理科実験出前教室と同日にイベントが重なった為、掛け持ちの会員が多い環境部会の欠点が露出した形となってしまいました。半年前からこの日程が決まっていたのですが、会員それぞれの優先順位に依っての判断なので、今後は環境部会内でバッティングしないような日程調整が必要だと痛感しました。
ゆるぎの里活動の拠点である
打ち合わせの後は、おにぎりと共に山岸さん手作りの恒例の温かい豚汁を美味しく頂き、腹ごしらえ出来たところで、いざ出陣!
現地ワークステーションで記念撮影 |
現地ワークステーションに到着後記念撮影をしてから先ず手始めに、地元吉沢地区協議会が作った「トンボ池」を拝見。イノシシの
次に、過日の2つの台風の為ゆるぎの里でも木が沢山倒れましたが、前回の活動で道路に近い場所にあった直径20cmほどの倒木をチェーンソーで2.5mの長さに切断したものを3人でエッサエッサと丸太橋のそばまで運び、次回に実施予定の丸太橋改修用材料としました。
次に、一昨年から昨年にかけて整備した「棚田跡」を丹念に視察、奥の方は見通せないもののそれほどの雑木は無いようだったので、春以降の活動の課題としました。そして、当日の最大目標である階段の修理に取り掛かりました。前回までに階段付近に必要な木の材料を切り備えていましたので、2組に分かれて2か所の階段の補修をあっという間に完了しました。これまで幾多の階段を作ってきた経験の蓄積がものを言ったのでしょう。
その後、階段からさらに上の方にある傾斜地に登って現状確認しましたが、特に階段等の整備は不要との結論となりました。若干急な部分もありましたが、緊急度も低く自然保全という立場からそのままとしました。
丸太橋の工事の様子 丸太4本を渡し仮橋を作った |
次に、丸太橋まで戻ってから、現状の橋の隣に当日用意した丸太4本を仮に川に渡し、次回の整備を待つ形にしました。次回は本格的な丸太橋完成を目指します。
次に暫く見に行っていない「DFの径」の北側に位置する「日之宮神社」(標高182m)に登ったところ、特段の整備の必要の無いことを確認し、帰路は台風でご神木が倒れて社の屋根を壊した「八剣神社」経由で協議会事務所へと戻りました。
着替え後に反省会を開催。先ずは無事作業を終えたことに感謝し、作業内容のレビューを行いました。主な作業内容は、①懸案であった階段2か所の整備完了、②補修の必要な丸木橋の材料収集完了、③棚田跡の現状確認(特段の緊急作業は不要)、④日之宮神社近辺の現状確認(特段の緊急作業は不要)、⑤階段より上方の傾斜地通路現状確認(特段の緊急作業は不要)ということでした。
そして次回の課題は、①丸太橋完成、と②棚田跡整備、の2つであることを確認しました。
反省会で近所の山田のおばあちゃん手作りの「コーヒーゼリー」とお茶を美味しく頂いてから、バスで平塚駅前のいつもの懇親会場「豊」へと移動しました。DF2名+日土地2名計4名の少ない人数での懇親会でしたが、「豊」特製の野菜てんぷらをつまみに、いつもながら話題に富んだ愉しいひと時を過ごしました。メンバー全員、この日のスムーズな作業の進捗に満足し、来年3月に予定している次回での再会を期して帰宅の途に就きました。
以上 (平井隆一 記)
掲載日:2019年12月12日
見学企画分科会
「廃プラ・ケミカルリサイクルプラント(昭和電工川崎事業所)見学会」
2019年12月5日、風もなく穏やかな日差しの中総勢10名のメンバーが、昭和電工川崎事業所のケミカルリサイクルプラントの見学に伺いました(参加者:野村・飯田・西川・三宅・佐々木・金丸・野宮・大谷・庭野・廣島)
ガス化炉を背に |
当事業所は1930年に肥料会社として設立され、アンモニアと硫安を製造した長い歴史のある会社です。
以来種々の有機、無機化学品の開発・製造・販売をしていますが2003年に資源循環型社会の構築に貢献するため、使用済みプラスチックのケミカルリサイクルプラントを建設し、日本最大規模で事業化しています。
私達は近年世界的に問題になっている海洋プラスチック汚染とも密接な関係があるため他に類を見ないケミカルリサイクルプラントに大いなる関心をもって伺いました。
わが国では廃棄物を産業廃棄物と一般廃棄物に大別しており、当事業所では一般廃棄物のうち、容器包装廃棄物として分別収集された「その他プラスチック」を原料として受け入れ、化学的な処理をして水素と炭酸ガスに転化し再利用しており処理能力は200ton/日です。
会議室で説明を聞く |
廃プラの受入工程を見る |
固形燃料化工程 |
石油から生産されるプラスチックは多種多様であり、しかもそれらが廃棄物として排出されたものには金属等の不純物が混入しており、リサイクルするうえで大きな阻害要因になっています。
当事業所は入札によって確保した「その他プラスチック」を人手をかけずに破砕・磁選・固形燃料化して600℃の低温ガス化炉に投入し、異物を除去した後1400℃の高温ガス化炉で水素と一酸化炭素に分解し、各種のガス処理装置を経由して水素と二酸化炭素として取り出し、隣接するプラントでアンモニアと炭酸ガス製品を生産しています。
これらのプロセスを会議室で分かり易く説明していただいた後、バスで現場に行き、入荷したプラスチックの破砕・磁選・固形燃料化といった前処理工程を見た後、ガス化工程・精製工程・アンモニア工程を見学しました。
高さ60mの壮大な化学プラントを見上げると圧倒され、これぞ正しくケミカルプラトンなのだと実感しました。
会議室では
- プロセスに関する技術的な質問
- EUP方式のケミカルリサイクルプラントが当事業所だけなのは何故か
- 海洋プラスチック汚染が問題になっているが中国・インド・インドネシアなどに当プラントを展開する計画は無いのか?
等々時間をオーバーするほど多くの質問が出され、とても充実した時間を過ごしました。
昭和電工の皆様に厚くお礼を言って川崎駅まで戻り、駅前のビヤホールで大いに盛り上がった一日でした。
以上 (大谷浩一 記)
掲載日:2019年10月29日
自然保全活動分科会
「平塚ゆるぎの里遊歩道整備活動」
10月17日(木)、前日までの予報が雨だったにもかかわらず、快適な曇り空の下、DF環境部会自然保全活動分科会の「ゆるぎの里」活動が実施されました。
我が分科会も活動を開始してから十数年経つうちに、ご多分に漏れず高齢化の波が押し寄せて来ており、今回の参加者は4人と少し寂しい活動でした。しかし、ご協力いただいている日土地さんから3名の参加があり、総勢7名で15号、19号と2つの台風の爪痕を残す遊歩道「DFの小径」の整備に取り組みました。
現場事務所での打ち合わせの冒頭に、自然保全活動分科会を長きに亘ってリードし、「ゆるぎの里」活動を積極的に推進下さった故高山重憲様に1分間の黙祷を捧げ、氏の功績と誠実なお人柄に思いを馳せました。
作業開始前に、日土地現地事務所の山岸さんの手作りの豚汁に舌鼓を打ち、おにぎりを頬張っていざ出陣!(分科会の皆さんは、この豚汁が楽しみで来ている方も多いのです)。
久しぶりの現地では至る所に倒木が見られ、風雨の強かった台風の影響の物凄さに圧倒されました。チェーンソーで倒木を数本に切り分けて除去し、通行を確保しました。途中の「丸太橋」(通称中重橋)が老朽化して危険な状態が迫っており、通行の要衝の為速やかな架け替えの必要性を皆で感じました。小径にはアオキや笹がかなり生えてはいましたが、思ったより荒れておらず、私たちで十分整備できました。
また、前回修復した階段も立派に機能しており、横木1本のみ崩れて修理が必要なことだけで、概ね支障なく通行できました。そこから大磯辺へ南下し、「山の神」「山王山」を回って松岩寺経由帰路に就きました。
着替えたのち現地事務所で反省会を持ったのですが、地元のおばあちゃん手作りの差し入れ「コーヒーゼリー」と「卵ゼリー」を堪能させて頂きました。とても美味しかったです。豚汁と言いゼリーと言い、自然保全活動分科会ならではのご馳走でした。
一日の締めは恒例の平塚駅前「居酒屋 豊」での打ち上げです。今回は豪華な松茸と野菜のてんぷら、アジのフライなどをおかずに焼酎とともに賞味させて頂きました。将に贅沢にも最高の旬を味わいました。
(文責:平井隆一)
掲載日:2019年10月8日
第42回DF環境セミナー
「ドイツのエネルギー転換は電力市場をどう変えたか」
第42回環境セミナーは、8月28日(水)15時~16時30分 東京ウィメンズプラザにて、講師に在独ジャーナリスト熊谷 徹氏を迎え、参加者64名を得て開催した。
- 日 時:2019年8月28日(水)15時~16時30分
- 会 場:東京ウイメンズプラザ
- 講 師:熊谷 徹氏(在独ジャーナリスト)
- 参加者:64名
- 詳細はこちらからご覧ください。
講演の要点は次の通り。
- ドイツのエネルギー転換は、
①2022年末脱原発 ②2038年脱石炭 ③2000年~再生エネによる代替
- 電力市場の変化
・欧州連合(EU)が1996年に電力市場の段階的自由化を指令し、98年にシュレーダー政権が独の完全自由化を決定
・2000年独で再生エネのFIT(20年間固定価格での買取制度)開始
・この間、独電力業界再編、豊富に産出される石炭業界への補償などあり
- グレタ・トウーンベリによる、地球温暖化問題への取り組み、国民の意識改革、緑の党の躍進などによる間近い政権交代
- 再生エネへの難関
国民の多くが総論賛成、各論反対で、北部風力発電から南部消費地への超高圧送電線(電力アウトバーン)の建設が遅れていること
風力発電の風車ブレードの騒音と野鳥の被害による地元の反対
- 廃炉・解体に伴う核廃棄物処理
・最終処分場はまだ具体的には決まっていない
・原発を廃止して廃棄物を収納容器(キャスク)に入れるまでは電力会社の責任、
中間貯蔵、最終処分場決定・建設後、核廃棄物を運搬貯蔵以後は国の責任と決定
掲載日:2019年7月10日
環境部会「見学企画分科会」
「東京都福生市の田村酒造場見学」及び「大多摩ハム直営レストラン懇親会」
- 見学実施日:2019年7月4日(水)午後3時30分時~5時
- 見学場所:田村酒造場(福生市)
- 参加者:中西・神山・平澤・渋谷・飯田・戸田(宗)・三竿・野村・西尾・三宅・庭野・廣島(12名)
◇ ◇ ◇
見学場所の位置関連図 |
福生 市は東京都の西部エリアにあり、多摩川・玉川上水と横田基地の街です。
多摩川は奥多摩湖を源流に鳩ノ巣・御岳等の山中渓谷をかたちずくり、青梅からは武蔵野台地を流れ下っています。水質が良く御岳渓流は日本名水100選に名を連ねています。
玉川上水はかって江戸市内に飲料水を供給していた上水であり、福生市に隣接する羽村取水堰で多摩川から取水し四谷までの全長43キロが江戸時代の1653年に築かれました。多摩川・玉川上水は春の桜並木・夏の蛍が有名な日本情緒あふれる散歩道です。
横田基地は日本に於けるアメリカ軍の主要空軍基地であり、在日アメリカ軍司令部がおかれ、現在約1万人の米国軍関係者が駐留しています。トランプ大統領が初来日した際、エアーフォースワンで本基地を利用したこと、東京オリンピックに備えて増便される羽田国際空港への着陸新ルートが横田空域を通過できるよう在日米軍との間で調整合意がなされたとの新聞報道等で最近眼にとまる機会が多くなってきています。
今回は多摩川・玉川上水の日本情緒と横田基地のある異国情緒が融合した福生市を探索すべく掲題見学会を実施しました。
見学会当日は災害級の九州豪雨の報道の中、天候が気になりましたが、福生駅①に着いたときは雨は小降りになっていました。福生駅西口から多摩川方面に歩くこと15分、緑が深まり玉川上水が見えてきました。玉川上水沿いに少し歩き大きな門構えのある田村酒造場につきました。田村酒造場は江戸幕府の天領の福生の名主であった田村屋敷の一隅にあります。田村家は玉川上水より取水した田村分水を整備し、地域の生活用水や灌漑用水として活用しました。華やかな文化・文政時代に幕府は上方の灘・伏見に対抗すべく江戸地廻り酒の生産を奨励し、敷地内に日本酒に適した中硬水の秩父奥多摩伏流水が湧き出ていることを発見した9代目田村勘次郎が1822年に酒造業を興しました。その時の喜びにちなんで酒銘を「嘉泉」とした由にて、2016年には平成天皇・皇后両陛下も行幸されました。
12名の参加者がそろった所で見学開始です。空にむかってそびえたつ煙突④(国の有形文化財)をみながら酒蔵へ移動し、昔ながらの杉玉のある酒蔵玄関前で集合写真を撮りました。スリッパにはきかえ蔵の中③に入ります。蔵の室温は約16度、少しひんやりとした空気です。ガイドさんより日本酒の醸造工程の説明を受けました。
⑧玉川上水 ⑨福生駅東口 ⑩シュトゥーベン・オータマレストラン ⑪大多摩ハム・シュトゥーベンオータマ (クリック⇒拡大)
原料米を丹念に精米し蒸し、麹・酵母を働かせモロミに発酵、酒絞り・火入れ・貯蔵・熟成を経て数種類の原酒にし、これらを調合・瓶詰めして日本酒の完成です。田村酒造ではこれらの工程を昔ながらの杜氏方式を堅持しながら行っています。
精米を蒸すために酒蔵には煉瓦造りの高い煙突が必要だった事が良く分かりました。ただ現在は蒸し工程はボイラーを使い、昔ながらの酒樽も金属製にかわっており、温度管理・発酵管理も可視化されており、伝統的な酒造りの中にも数々の最新鋭の技術革新がなされていることも実感できました。
酒造を出ると、田村屋敷の見学開始です。まず「嘉泉」の由来となった井戸②を見学、この井戸水は今も大切に守られています。井戸の隣の樹齢800年の大欅は、福を呼び込むパワースポット、神聖な気を感じ元気が出ました。田村家本宅⑦は堂々として風格があり、良く整備された日本庭園の緑が目にも鮮やかで本宅に沿った田村分水⑥には鯉が泳いでおりました。最後に裏手にある通用門を出ると源流である玉川上水⑧が流れています。この上水が吉祥寺を経て、四谷まで続いていると思うと江戸時代の灌漑技術の高さを実感しました。敷地見学の後は「試飲コーナー」。まず水で口を漱ぎ、舌と喉を整えた後、幻の酒「嘉泉」の代表銘柄である特別本醸造酒と特別純米酒を試飲しました。「丁寧に造って丁寧に売る」を家訓とする銘柄だけに冷でも燗でも楽しめる、しっかり・すっきりした口当たりで楽しめました。その後、各自大吟醸・生酒・濁り酒など思い思いにお気に入りの日本酒を購入しました。
田村酒造見学終了後、福生駅に戻り横田基地のある東口⑨に廻りました。横田基地沿いの国道16号線は、アンティークやカントリー系の雑貨店・ハンバーガーショップ・カフェ・ライブハウス等が建ち並ぶ異国情緒の味わえるストリートです。今回はその中でローマイヤー氏直伝の伝統製法を堅持する大多摩ハム工場に隣接する直営レストラン「シュトゥーベン・オータマ⑩」で懇親会を行いました。ドイツウインナー・ベーコン・ハムを盛り合わせた大皿を中心に欧州ビール・米国バーボンウイスキー・フランスワインで大いに盛り上がりました。帰途雨も上がり、各自ほろ酔い気分で家路につきました。
以上
(廣島輝文 記)
掲載日:2019年7月3日
第41回DF環境セミナー
「日本の電源構成は、 再生可能エネルギーが主役になった?」
第41回環境セミナーは、令和に入り最初の環境セミナーで、6月10日(月)14時~16時、東京ウイメンズプラザにて、自然電力株式会社 代表取締役社長 磯野 謙 氏をお迎えして、講演1時間、質疑応答1時間、朝から大雨の中60名の参加者を得て開催した。
- 日 時:2019年6月10日(月)14時~16時
- 会 場:東京ウイメンズプラザ
- 講 師:磯野 謙 氏(自然電力株式会社 代表取締役社長)
- 参加者:60名
- 詳細はこちらからご覧ください。
掲載日:2019年4月10日
2019年「さくら美守り隊」ボランティア活動参加報告
ディレクトフォース環境部会「自然保全活動分科会」では、今年も4月1日~2日の2日間「千鳥が淵緑道」での「さくら美守り隊ボランティア」に参加いたしました。
今年は、東京は3月27日に満開を迎え、4月1日、2日とも少し花冷えでしたが「千鳥が淵」のお堀端に咲く満開の桜を楽しみながら活動を行うことが出来ました。
今年は両日で13名の方々にご参加いただきました。活動参加していただいた皆様には心より御礼申し上げます。有り難うございました。
今年もいつもの通り、千鳥が淵緑道から北の丸公園の一周コースでの「清掃活動」、そして「さくら再生のための募金」のお願いのお手伝いを致しました。
「さくら美守り隊」の方にお聞きしたところ、年々ボランティアに参加される企業・大学・団体が増えているとのことです。さくら再生への皆さんの関心の高さ、そして「さくら美守り隊」の活動の輪が広がっていることを感じました。
「さくら美守り隊」ボランティアへの参加は2009年から始まり今年で丁度10回目(2011年は東日本大震災でさくら祭りが取り止め)でした。
来年も皆様と一緒に活動できることを楽しみにしています。
以上
DF環境部会 自然保全活動分科会
神山 利
掲載日:2019年4月3日
第40回DF環境セミナー
「SDGs、世界の飢餓と国連WFPの活動 ~食べるから見える世界」
第40回環境セミナーは、3月11日(月)日本ビル12階ホワイエにて開催。
講師は、現在国連WFP(世界食糧計画)協会のエクスペリエンスボランティアとして活動中で、DF会員もある水口泰介氏。講演終了後には活発なQ&Aがかわされ、盛況裏に終了しました。
- 日 時:2019年3月11日(月)14時~16時
- 会 場:日本ビル12階 ホワイエ
- 講 師:水口泰介氏(国連WFP協力会員、DF会員)
- 参加者:44名
- 詳細はこちらからご覧ください。
掲載日:2019年3月27日
環境部会「見学企画分科会」
「NEXCO中日本コミュニケーションプラザ」見学記
- 見学実施日:2019年3月19日 午後3時~4時30分
- 見学場所:NEXCO中日本コミュニケーションプラザ川崎及び川崎道路管制センター
- 参加者:宮下、中西、河井、佐々木、西川、野村、平澤、廣島、庭野 (9名)
◇ ◇ ◇
NEXCO中日本
中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)は北陸地方を含む1都11県をカバーし、大動脈の東名高速道路は同社の管轄である。この3月17日には新東名・厚木南IC~伊勢原JCTの約4kmが開通し新東名と圏央道の一部が接続した。これに2019年伊勢原大山ICまでの約2km、2020年には御殿場JCTまでの約45kmが完成する予定で、これによって新東名と圏央道が完全に繋がることになり、神奈川県への走行ルートの選択肢が増え、交通分散による一層の混雑緩和が期待できる。すでに圏央道が茅ヶ崎JCTまで開通したことで中央高速、関越高速へは都心を経由せずにアクセスでき、物流効率化、生活利便性の向上に大きく貢献している。
コミュニケーションプラザ川崎
川崎道路管制センターに併設されているコミュニケーションプラザ川崎は東名・東京料金所に隣接し、小中学生、ファミリー向けに親しみやすく高速道路の役割、機能、安全管理、防災等について説明展示している。11分間の映像ツアー、長さ10mもある高速道路をリアルに再現したジオラマを見て、更に地域生態系を壊さない地元の植物を植えるエコロード、休息だけではなくドライブの目的地となる集客力のあるパーキングエリアの建設など興味深い説明を聞いた。
川崎道路管制センター
川崎道路管制センターは東京、神奈川、山梨、静岡、長野、愛知を所掌し、営業中の区間は554.1km、建設中の区間は59.5km。その役割は交通事故、渋滞、災害等の情報収集による交通管制、トンネル非常用換気設備、道路表示板、CCTVカメラ等の制御監視による施設制御で、これらによってパトロール、警察、救急、消防等現場との連携対応、運転者及び関係各署への情報伝達に役立っている。
更に道路建設に伴う自然環境の保護と生物多様性に配慮した取り組みを行っている。具体的には絶滅危惧種であるモリアオガエルを保全するためのビオトープの整備、高速道路下に動物が通れるけもの道になる通路設置、周辺に自生する「地域性苗木」を植栽して他地域の植物との交雑を少なくして、地域が持つ遺伝子レベルの生物多様性の保護などに余念がない。
高速道路は地方創生の拠点となる各地のスマートシティーを有機的に結合させる交通システムの要であり、利便性・防災の両面にわたる不断の拡充・整備が肝要であると実感しました。
以上
(庭野隆 記)
掲載日:2019年3月3日
環境部会 自然保全活動分科会
「さくら美守り隊」
ボランティア募集
のご案内
環境部会自然保全活動分科会では今年も「千鳥ヶ淵」での「さくら美守り隊」のボランティアに参加いたします。
期間は4月1日(月)〜4月2日(火)の2日間、14時から16時までの間です。この時間「DF環境部会自然保全活動分科会」の仲間の誰かがおります。
是非、気軽に参加下さいますようお待ちしております。
- 日 時:4月1日(月)〜4月2日(火 )
- 時 間:14時〜16時までの間ご都合の良い時間だけで結構です。
(「DF環境部会自然保全活動分科会」の仲間の誰かがおります) - 場 所:千鳥が淵緑道中央ボート場先(テントがあります)東京メトロ半蔵門駅からが便利です
- 活動内容:
・千鳥が淵緑道の清掃
・さくら募金への呼びかけ
・ごみ持ち帰り、シート禁止、禁煙の呼びかけ - 連絡先:DF環境部会自然保全活動分科会 神山 利
・電話:042-370-6536
・Eメール:sato-k-er73ak@galaxy.dti.ne.jp
※必要なものは用意してありますので手ぶらでおいで下さい。
※ご家族でのご参加も歓迎です(お孫さんもどうぞ) 。
※雨天の場合は中止です。
以上
DF環境部会 自然保全活動分科会
神山 利
2019.03.03