( 08/11/10 )
10/21(火),この日の「稲刈り体験」参加メンバーは(敬称略)嶋矢,児玉,野村,戸田,佐々木,木村(冨士雄),神山の環境部会有志7名と地球環境財団の方々。
絶好の秋晴れの下,秩父駅から農園ホテルへ。この農園ホテルは,発電による廃熱.利用の「コージェネレーション」システム,生ごみ処理機によるごみの減量化,直営農園・協力農園での自然農法などに取り組んでおり,当日も豊島区の小学四年生が「サツマイモ堀」体験に訪れていました
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たわわに実った稲穂の中で稲刈りを体験した7人の参加者 |
7人は,契約農家の田端農園へ。5月に「農園ホテル」のスタッフの皆さんが田植えをした田圃では自然農法で育った稲穂が我々を迎えてくれていました。たわわに実った稲穂を「鎌」を使って刈り始め,ひたすら「刈って,結束して,稲架にかける」の繰り返し,途中「刈り取り機」の助けを受けながらも1時間半で2畝*ほどの広さの稲刈りを完了。
終わってからは,14代目のご主人(80歳を超えても矍鑠としていました)の昔と今の農家の様子などの話をお聞きして田畑農園を辞去。
当日刈り取ったお米は,脱穀をして参加者の自宅に送っていただけるとのことで,自分で刈り取ってお米を味わうのが楽しみです。
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たわわに実った稲穂の中で ‥‥ |
再び,農園ホテルに戻り,温泉で汗を流してから,この日の「稲刈り体験」にビールで乾杯。
嶋矢氏の「稲作の歴史と抱える課題」(※)のレクチャーをもとに,「日本の稲作」についてディスカッション。ほんの短い時間の「稲刈り体験」でしたが,実りの多い一日でした。
(※)別添参考資料(PDF 1MB):
嶋矢氏レクチャーの「豊かな稲作文化の残る日本は,文化/文明の安住の地」
以上
(文責:神山 利)