(12/09/07)
7月27日(金)、午後2時より環境部会工場見学を日産自動車追浜工場で実施しました。EV車の生産ラインの見学と日産の環境への取り組み状況について勉強するのが目的です。当初20名強の参加者を予定していましたが13名が参加。少人数でしたが大変有意義な時間を過ごしました。特に、追浜工場長をはじめ関係者の皆さんが最初から最後まで案内、説明に付き合っていただき、恐縮かつ感謝の念で一杯の見学会でした。
工場内は、EV車とガソリン車が同じ生産ラインで流れておりEV車用の特別のステージは無く共用化されていました。例えば、ガソリン車のガソリンタンク装着ステージで、EV車のバッテリーを取り付けるという具合です。いろいろな車種を同じラインで生産しており、作業者は各々の車種の作業を覚えていなければならず大変な作業だと感じました。
一般にはあまり見せてもらえないプレス、車体溶接ラインも見ることができましたが、追浜工場の最大プレス機5000tトランスファーマシンは作業終了で動いてなかったのが残念でした。
見学後、ミーティングで「日産の環境への取組み」「EV車への取組み、リチウムイオン電池開発、ユーザーへの対応状況」「スマートシティへの参画と関係」等々ビデオ、パワーポイントを駆使して説明いただきました。また、こちらからの質問に対しても真剣かつ誠意ある回答をいただきました。
見学終了後、追浜駅までバスで送っていただき、見学者有志で横浜駅近くにて美味しいビールを飲みながら感想、意見交換会を実施しました。
猛暑の中の日産自動車追浜工場見学会は、同社がEV車に大変な熱意を持って対応していること、車両の内外装の1部分に再生プラスチックを使用等、環境対応にも熱心であることなどを勉強させていただき成功裏に終了しました。
(戸田邦男記)