掲載日 | テーマ / イベント名 | 実施日 |
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10月13日 | DFWC(ワイン同好会)2022年9月例会報告 | 9月22日 |
6月15日 | 2022年度DFワインクラブ第1回ワイン会 | 4月20日 |
DFWC(ワイン同好会)2022年9月例会報告
- 日 時
- 2022年9月22日(木)18:00~20:30
- 場 所
- ホテル椿山荘東京「バンブールーム」
- 参加者
- 21名
- ワインテーマ
- カリフォルニア/オレゴン ワイン
- ワインノート
- DFWCメニュー /ワイン対比表
- 料理/ワイン対比表
- ワインノート
今回の例会はコロナ禍の収束が不透明感を増す中で、21名もの多数の参加者を得て盛会裏に終えることができた。
カリフォルニア及びオレゴンワインをワインテーマとして取り上げるのは2年ぶりで、参加者には椿山荘の提供するフルコース料理と共にマリアージュを存分に愉しんで頂いたと確信される。
以下に、今井さんから寄せられた感想文に、筆者が関連する画像を追加挿入して「今井さんの講評」として構成した。
今井さんの講評
1. 会場

コロナ禍に対応するホテルのご努力は並々ならぬもので、スタッフの気遣いと経営面の苦心に感謝申し上げたい。只、出席者の対応にはいささか反省すべき点、があったと思う。多数の人がテーブルから離席し、まるで立食パーティーの如く振舞ってしまったことでホテルのスタッフにも心配させたであろう。本来、コロナに関係なくとも、ディナー・パーティーでは、ブッフェ・パーティーと異なり、途中離席し立話などするのはエチケットに反する。ましてやワインと料理をティスティングする会においては、である。ワインを嗜む要素のひとつである、アンビアンスを大切にすべきである。
2. ワイン


"Z Zinfandel Poggio Le Volpi 2020"
先ず、限られた予算の中、大変素晴らしいワインを選ばれた。その結果、同等のフランス・ワインに比し優るとも劣らぬもの揃いと言える。世界的に著名なる評論家の評価を確かめると、(1)全て評価対象になっていた (2)生産者の評価が3星(スパークリングだけが満点4星)であった (3)ヴィンテージはExcellent優良(最良がLegendaryで今回のスパークリングが該当)で全て飲み頃に入っている (4)ワイン・サーチャーの平均評価は90(ベッドロック)から93(スパークリング)
最後にエクストラに出された赤ワインは、ソムリエによるとイタリアのプリミティーヴォ(ジンファンデルの原種)と聞いた。プーリア地方で造られていて、ジンファンデルに比し劣ると思っていたが、このワインは大変よろしかった。
3. 料理




総じて、従来に比し、良かった。特にViande は素材も含め味が良かった。盛り方も美しくいかにも美味しそうに見えた。クリストムのピノ・ノワールとのペアリングがよい相乗効果を生かしていた。Hors-d'œuvreは2皿とも美しく盛り上げていたが、素材の味が理解しにくく、所謂“旨味”が出せていなかった。2種類のHors-d'œuvreにスパークリングと白2種を味わうには時間が足りなかったように思う。チーズに合わせるワインの選別は大変難しいから、種類にもよるが白のブルゴーニュが無難である。ブルーチーズのようにきついものには、繊細な赤ワインなどは殺されてしまうから、ソーテルヌやトカイのような甘口白ワインが望ましい。今回はグラスに残っていた3種の白ワインで試してみたが、カレラのヴィオニエがかろうじて合ったように思う。
2022年度DFワインクラブ第1回ワイン会
- 日 時
- 2022年4月20日
- 場 所
- ホテル椿山荘東京
- 参加者
- 25名
- テーマ
- 「NZ、豪州タスマニア、南アフリカのワインを訪ねて」
- ワイン選定
- 石井勝巳、菅原信夫

ワイン会ではワインが主役、料理は引き立て役になります。 今回は、ソーヴィニヨン・ブランを中心に繊細な白ワインが発泡ワインを含めると3種も続きますので、フォアグラと帆立貝という陸と海の幸をそれぞれ使用したオードブル2種が特徴と言えるかもしれません。メインは鴨肉ですが、付け合わせの蜂蜜と山椒のソースは椿山荘ならではと、参加者の好評をいただきました。
メニューとワイン:下記添付リストのとおり
当日配布されたワイン・ノートはこちら

石井勝巳会長のコメントはこちら(会員限定)