掲載日 | テーマ / イベント名 | 実施日 |
---|---|---|
6月27日 | 令和5年 第1回室内デッサン会 | 6月18日(日) |
6月9日 | 悠久の都「奈良」にてスケッチ合宿開催 | 5月16日 ~5月18日 |
1月24日 | 第15回彩遊会展 出展作品一覧 | — |
1月20日 | 第15回彩遊会展開催報告 | 2022年11月27日 ~12月4日 |
令和5年 第1回室内デッサン会
彩遊会恒例の活動となっている室内デッサン会が6月18日(日)午後より神田須田町アトリエ・アポロで開催された。人気の水彩画家・小野月世さんを講師に迎え年2回開催されるこの活動は、小野先生が参加者の前で課題のモチーフを解説付きで描き上げるデモンストレーションが魅力の講座で、プロの一流の技が習得できる。
今回のモチーフは、小野さんが英国に旅行した時に訪れた馬の牧場の風景。風景画ではあるが参加者全員が馬を描くのは初めて。馬体の骨格や筋肉の付き方、毛並みの光り具合など生き生きとした馬の姿を描くのは難しく、小野さんのデモを参考に3時間半私語もなく必死に描き上げた。最後に描いた絵を並べての講評では、いつもながら技量に合わせた的確な評価と指導をいただき、午後5時に終了した。
次回は9月17日(日)午後1時より。オープン参加大歓迎です。
悠久の都「奈良」にてスケッチ合宿開催
昨年につづき5月16日から18日まで、奈良にて2泊3日のスケッチ合宿を行いました。コロナ禍の影響か、運動不足による体力の衰えでキャンセルが続出し10名の参加と、ちょっと寂しくなりましたが、それでも奈良に思い入れのある強者が会を盛り立てたのは言うまでもありません。 初日は近鉄奈良駅に集合し、近くのスケッチポイントに思い思いに散っていきました。
二日目は斑鳩の里へ向かうグループとその他にわかれ、それぞれ腕を振るいました。 両日とも好天に恵まれ過ぎて、修行のごとくなったのは、ご愛嬌でしょうか。
夜は各自作品を持ち寄り、豪華な料理と酒を楽しみながら、辛口のコメントを肴に大いに盛り上がりました。
第15回彩遊会展 出展作品一覧
ギャラリーくぼたで久々の開催となった彩遊会展に出展された全作品41点を動画にまとめました。力の籠もった作品ばかりですので、是非ご覧ください。
PDF版はこちら
彩遊会はここ数年の厳しい環境下においても、オンラインでの会合や、工夫しながらの感染防止策を講じて、スケッチ会、デッサン会を開いて会員の結束を維持してきました。
また、DFホームページの20周年特設ギャラリーのトップを飾るなど、益々活動の幅を広げて活躍しています。
作品のサムネイル
第15回彩遊会展開催報告
第15回彩遊会展が京橋のギャラリーくぼたで、令和4年11月27日~12月4日の一週間に亘って開かれました。出品者は総勢22名。いずれも年は取っても衰えぬ色香を身にまとった強者揃い。コロナ禍を挟んで3年ぶりの、リアルな展覧会開催に勇み立ったことは云うまでもありません。
出展された画種は、油彩・水彩・日本画・アクリル・木版画・水墨と多種多彩です。師事する先生もそれぞれ異なるため、画風の違った作品ばかり41点が揃いました。風景画が主体ですが、抽象画に近いもの、自画像や中には愛猫を偲んでの作品があるなど、観て頂いた人を退屈させなかったのでは、と自負しています。彩遊会は毎年、泊まり込みのスケッチ旅行や複数の日帰りスケッチ会を催しています。そんな時の同じ風景が出品されていても、絵になると全く別の風景になるから不思議です。
来館者は440人余り。コロナ前は5~600人を数えていましたので8割ぐらいに減ってはいましたが、DF会員の皆さんや友人・家族、中には学校や職場のOB仲間が誘い合わせて来場し、普段は出来ないコミュニケーションの場と化すことも多々ありました。出展者同士の品評会も頻繁で、毎年腕が上がっていることを互いに認め合ったところですが、来年の開催予定も決まっており、更なる上達と研鑽を誓いました。コロナ禍の先が見えない中での開催でしたが、ご来場いただいたお客様方と出品した仲間に感謝しつつ、幹事の役割を終わらせることが出来ました。幹事は安永敬明氏、坂田徳雄氏、本田忠生会員、牧野守会員でした。
(追記)昨年、残念なことに仲間の三納吉二さん、金子勇雄さんが逝去されました。ご遺族とも相談の上、お二人の遺作も同時に展示させていただきました。改めて、お二人のご冥福をお祈りします。