第19クール企業ガバナンス部会

第4回企業ガバナンスセミナー 「パネルディスカッション:現役社外取締役が語る社外取締役のあり方」 実施報告

2024年2月5日

企業ガバナンス部会第19クール第4回の月例セミナーは、数年振りに「パネルディスカッション」を開催しました。DF会員でありかつ現役の社外取締役の3名の方々にパネリストとして、忌憚のない実践的なお話をして頂きました。また、Q&Aにおける鋭い質問に対しても率直に回答して頂きました。お3方とも現役ということもあり、議事録や録画は残さないことにし、本音で議論して頂く環境を整えました。

開催日時
2023年12月11日(月)10:00~12:00
開催場所
DF751スタジオ+Zoom
視聴者
DF会員限定40名(リアル+Zoom)
パネリスト
  1. 市川誠一郎 会員(1106)プライム・非鉄金属 社外取・監査等委員
  2. 小松百合弥 会員(1268)プライム・自動車部品 社外取ほか2社
  3. 千崎滋子 会員(1326)プライム・非鉄金属 社外取・監査等委員ほか1社
モデレータ
平井隆一 会員(1022)企業ガバナンス部会長

ディスカッションテーマ :

  1. 長期投資家から社外取締役に期待される役割は何か?
  2. 情報の質と量が社外取締役としての判断にどう影響するか?
  3. 取締役会の実効性を向上させるために社外取締役の果たす役割は何か?
  4. ご自身が考える社外取締役のありたい姿は?

Q&A :

  1. 不祥事が起こった時の社外取締役の対応は?
  2. 取締役会で本来議論すべきことを議論していないのでは?
  3. 社外取、監査役、常勤監査役など役職によって権限が異なるが、どう考えるか?

アンケート結果:(回答23名/全視聴者40名) :

  1. 全体的感想:とても良かった18+良かった5=23
  2. 現役の社外取の活動範囲と内容、取組方、考え方が良く分かった。
  3. 現役の社外取の実体験、実務・実践面、生の声が聞けて良かった。
  4. 今回のパネリストの発言を聞いて、社外取の実際の仕事内容を聞くことができ良かった。
  5. 視聴者をDF会員に限定したことで、at homeな雰囲気の中でパネルが進行でき良かった。

次回のパネルディスカッションは、今年の5月に予定しています。

以上(平井 隆一)