環境部会トピックス

平塚・ゆるぎの里
作業報告

撮影:保坂 洋
2023年5月10日

環境部会自然保全活動分科会では、春も盛りの4月24日(月)に、本年最初の平塚のゆるぎの里のハイキング道整備作業を行いましたので報告します。

作業日和

当日は曇りで少し肌寒いぐらいの日でしたが、作業にはちょうど良い気候でした。日頃よりご協力を頂いている中央日土地様にご挨拶をした後、ちょうど居合わせたゆるぎ地区活性化協議会の方々にもご挨拶して、早速現地に向かいました。

ゆるぎの丘で昼食

いつものようにゆるぎの丘で各自が思い思いに買ってきた弁当、おにぎりなどで早速昼食。先回は地元の保育園児たちに遭遇しましたが、今回は一面の菜の花が迎えてくれました。

メンバーは先回の中西、三竿、平井、高橋に加え、3年半ぶりに参加の中重、浜口の6名。腹ごしらえをした後は各自、のこぎりや手ノコ、スコップ、かけや(大ハンマー)等の得物を携えていよいよ作業場所に向かいます。

丸太橋の状況

久しぶりに参加のメンバーもいるので、活性化協議会が中心となって活動しているトンボ池に立ち寄り、その状況を確認した後、丸太橋へ。

丸木橋の状況はしっかりと結束され、丸太橋の渡り具合も良かったのですが、丸太の中2本の痛みが早く、取り替える方が良いと判断、次回の作業で行うことにしました。

階段の設置作業

さらに、道をどんどん進み今日の目的地である尾根に登る最後の急坂に到達。ここには昔、我々が作った階段がありますが、自然崩壊した箇所が5~6段ほどあり、前回一部補修し、今回はその続きを行いました。早速、階段の材料(横木と杭)集めに取り掛かります。自然の材料を使って人力で施工するのが我々自然保全分科会の基本です。材料がある程度集まったところで、杭打ち開始。スコップで少し穴を掘って、杭をかけやで打ち込みます。杭打ちが終わると横木を置き、周辺の土をスコップで整備、足で土を固めて完成。

次回作業の準備

途中、休憩をはさみながら、階段の補修を終了。作業が思いのほか順調に進みましたので、次回作業予定の丸太橋の補修材料を調達しながら帰ることにしました。途中、手ごろな木を見つけましたが、かなり重く3人で担ぎ、さらに途中で別の3人と交代しながら、丸太橋へ。余計な部分を切り落とし、丸太橋の横に設置したところで今回は終了。次回、結束を行うことにしました。

帰路に藤の花

皆、充実感に浸りながら、帰路へ。途中でふと上を見上げると高木に絡みつくように藤の花がきれいに咲いていて春を感じた一時でした。その後は松岩寺の横を通って、着替え場所である日土地さんの作業事務所へ。いつもお世話になっている山岸さんに茶菓子をふるまわれ、スナップエンドウと新玉ねぎをお土産にいただいて、皆感謝。

懇親会と反省会

松岩寺停留所からバスに乗り、平塚駅前へ。いつもの酒どころで、今日の作業の満足感に浸りながら、まずはビールで乾杯。この店では新鮮な刺身とどれを飲むか悩むほど種類が多い日本酒を味わえます。今回もおいしい料理と広島の限定酒を堪能しました。反省会も終え、皆大いに満足して次回の集まりを約しながら、帰宅の途に着きました。

以 上(環境部会自然保全分科会サブリーダー高橋 淳)