2024年1月12日
12月22日(金)地域デザイン総合研究所のメンバーに同行して行方市を訪問。行方市教育委員会にDF理科実験グループの紹介とともに、グループが次世代の展開として推進している「種子まく活動」への同地域での実施検討についての提案を行った。
行方市学校教育課からは、第4期に入った“変化に対応できる子供作り”の活動の説明があり、DFへの要望として次の3点が挙げられた。
- 新たな学びの場
- 心の教育
- 理科実験教室の充実
同市では、『青少年のための科学の祭典』(公益財団法人日本科学技術振興財団主催)を、近隣5市合同で開催しており、2024年度は行方市の当番年度に当たるとのこと。また、同市内にある県立玉造工業高校の生徒による小学生対象の放課後理科実験教室なども行っていることがわかった。
このような素地があることもあり、DF理科実験グループに対する理解、賛同は得られたものと思われ、一定の支援については受入可能性ありとの見解もいただいた。
「種子まく活動」については、支援要請があれば当面、出張で理科実験出前授業を実施するなどの活動を通して、同地区の教育支援に対するニーズ、理科教育者、近隣企業の退職技術者などの人材状況、自治体による経費負担の予算化、企業のCSR、メセナなど、更に会話を重ねていくことが肝要と感じた。
以上(戸田 邦男、得丸 英司)