地域デザイン総合研究所

DFの明日は地域と共に
撮影:保坂 洋 会員

「地域デザイン事業」の開始にあたって

地域デザイン

DFは20周年を終え、"Next 10 Years" の新たな活動フィールドとして「地域への社会貢献活動」に挑戦します。

DFの持つ全ての活動資産(教育支援、企業支援、各部会研究会等)と人材を動員して、各地域の自治体、教育機関、特徴的な地場産業等地元組織と連携しながら、それぞれの地域社会の課題解決に向けて、地域に寄り添ったデザインの提案と実施を行っていきます。

これを我々は「地域デザイン」と名付け、今期から本格的に進めます。

人生100年時代の到来に従い、これからを生きる人々の幸福は、身の回りの小さな社会、則ち地域社会の充実の中にこそあると考えます。

シニアである我々自身が今日に至るまでに受けてきた様々な「恩」を改めて認識した上で、子供たちや次の世代に「恩送り」として引き継いでいく責任があると考えています。

地域の人々や子供たちが安心し、希望を持てる社会を実現したいという想いです。

この活動はDFの社会貢献の幅を更に広げ、また多くの会員がこれに参画することによって、DFの更なる活性化、魅力化にも資すると確信しています。

この活動はシンクタンクとしての活動を考えており、現在ある「百歳社会総合研究所」を「地域デザイン総合研究所」と改称して取り組みます。

今後活動の概要を会員の皆さまに提示していきますので、全会員の支援と参画をよろしくお願いいたします。

※ “地域デザインとは”

日本各地の地域社会がかかえる社会課題は共通認識がある。自治体がかかえる人口減問題、地域の子供たちの教育課題、中小企業を中心とする地域経済の課題であり、DFはここに焦点を絞り、20年の活動によって培い、蓄積してきた経験を活かして、その課題解決へのデザインを描き、それに向けて実践の協力支援を行うことを「地域デザイン事業」と定義したい。

旧・100歳社会総合研究アーカイブ