山崎雅史会員が「モビリティを考えよう」シリーズの動画を公開

活躍する会員(2023)

2023年5月11日

山崎雅史さんは「モビリティを考えよう」シリーズの動画をユーチューブに次々と公開しています。今回は「2022年電動車の動向実績と今後」です。
次に山崎さんのコメントをご紹介します。


2022年の世界の電動車の動向実績を整理し、今後を考える上でまとめてみました。

マスコミの報道では電気自動車の普及が当初の想定以上に早く進んでいるというものが殆どです。しかし、プラグインハイブリッド車やハイブリッド車の普及にも焦点を当てると、中国では電気自動車に勝るスピードでプラグインハイブリッド車が普及している現実や、ドイツでは電気自動車以上にハイブリッド車が売れている事実が浮かび上がります。

クルマのカーボンニュートラルの最終形は100%電動化の可能性が高いですが、消費者が選択するクルマのカーボンニュートラルに至る道筋はいろいろあり、その道筋は温暖化ガスの削減だけでなく、鉱物資源やその採掘、精錬を含む地球環境にも配慮した持続可能なものであるべきだと思います。

今回も実際の市場で起きている状況を、データを元に整理してみました。マスコミの断片的な情報に惑わされない正確な判断をするうえでご参考にしていただければ幸いです。

テスラが今年3月の投資家とのミーティングで「2030年に2000万台の電気自動車を生産する」と公言しました。そのためには指数関数的に増加する生産・販売が必要になりますが、テスラはヘンリー・フォード以来120年以上続く、現行のクルマの生産方式を根本から変える生産革命を起こそうとしています。このテスラの生産革命についても現時点で分かる範囲内でまとめてみました。

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山崎さんはテスラの新しい挑戦に注目しておられ、日本の自動車メーカーにもそろそろ底力を見せて欲しいと話されています。

以上(小林 慎一郎)