2022年度学年暦 新規校事情理科実験グループ トピックス

2022年度は132回のうち約20％が新規校からの要請でした。感染症蔓延の中、2020年以降、出前授業の依頼が減少していたところ、2022年度に入り、回復基調に推移しています。

• 各地区のイベントリーダーの教育委員会等への地道な紹介活動
• 新規テーマの開発による豊富な選択肢
• ホームページのスマホ対応、授業申し込みフォームの設置
• 対面でないと難しいと考えられていたオンライン授業方法の開発、研修などが、奏功していると思われます。

新規校の一例としては、本年３月の杉並区立高井戸小学校では、２年生５クラス150名近い児童に対して、２日間に亘り、延べ18名のDF講師が出向き、「香り粒」の実験授業を行いました。学校からは今後の継続を期待されています。

また、１月から３月に掛けては「カイロ」の授業が10回行われ、このうち、杉並区立松ノ木小学校など３校が新規の要請でした。冬場の鉄の酸化発熱反応を体感することにより、子どもたちの気付きを引き出す探究授業で、鉄が錆びる原理を知ることは、児童、教諭、保護者にも好評でした。