ブラジル人学校の理科実験3年ぶりに再開

2023年11月15日

ブラジル人学校の理科実験授業は、茨城県常総市のオプション校、茨城県つくば市のエドカレ校、埼玉県児玉郡上里町のTS学園の3校で毎年実施してきました。2020年2月28日に当時の安倍首相が新型コロナ蔓延防止のため、小・中学校の休校を発しました、奇しくもこの日実施したエドカレ校の理科実験を最後にコロナ禍の影響で中断せざるを得ない状況が続きました。

今年の5月に新型コロナの5類移行に伴い理科実験再開の環境が整い、10月6日(金)にオプション校で「マヨネーズ」、参加生徒10名、講師6名、10月23日(月)にTS学園で「飛行機」参加生徒22名、講師6名の理科実験が再開しました。

ANBEC(日伯経済文化協会)の協力を得てポルトガル語に翻訳したスライドやワークシートを用意し、ANBECの方に日本語/ポルトガル語の通訳をお願いして生徒の理解促進を図って授業を行っています。両校の校長先生から「生徒が集中力を切らさずに講義を受け、目を輝かせて実験に取り組んでいる姿は素晴らしい」との評価を頂きました。

以上(小林 健)