8月2日(水)と3日(木)、霞が関こども見学デーが開催されました。このイベントでは、霞が関の28の府省庁が子どもたちに向けて様々なプログラムを実施しています。主な目的は、子どもたちが夏休みに社会を知る機会を得ることや、業務説明や職場見学を通じて親子の触れ合いを深めることです。
文科省もこのイベントに参加し、10の出前授業プログラムを選定して、その中で、今年もDF理科実験Gの活動が採択され、8月3日に小学2年生から中学2年生までの51名を対象に60分間の「磁石でマジックタワーを作ろう」という理科実験授業を3回行いました。
このイベントでは小学校低学年から中学生までが事前登録して参加するため、教室には学習レベルが異なる児童生徒がランダムに混在すること予想されました。そこで、適切な講義方法を考えるために、いままでの経験を生かして、慎重にテーマプログラムを検討し、幅広い階層に適応させる工夫をしました。
授業では、磁石が身の回りのどんなものを引きつけるかを調べる実験をしながら、N極・S極の間の「目に見えない力を体感し、鉄粉を使った実験では磁力の様子を観察して、子どもたちが感動していました。
当日の保護者のアンケートでも、
- 児童4人の小グループにそれぞれ先生がついてくれるのがとても良い、学校でもこの方式が出来るといいのに
- 知識と実験のバランスが良かった
- 磁力が見え、動画もありわかりやすかった
- 地球は磁石やオーロラと磁気層などへの導きが良かった
また、児童生徒の感想では、
- 磁力線が3Dだった、新しい事を知ることが出来た
- 学校では出来ない事が出来て良かった
- イメージと全く違い、楽しかった
- 磁石の秘密がわかり、くるくるタワーも楽しかった
など、それぞれの学年に応じた感想が寄せられており、磁気の根源についての質問や重力との関連など中学生レベルの発言も印象的でした。
保護者も参観した授業になったので、子どもたちの学びの様子をみて、一緒に親子の触れ合いが図られたと感じました。我々も、素晴らしい1日を過ごすことが出来ました。
更に、DFは土曜学習応援団による企業・団体のポスター展示、およびWEB配信プログラム掲載にも参加しています。ディレクトフォースは子どもたちに向けた楽しい学びの機会を提供し続けます!