一般社団法人 ディレクトフォース

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DFの社会貢献活動
2022.06.10

ロシア研究会

ロシア研究会
2022年6月10日 掲載

第133回DF経済・産業懇話会 ロシア研究会共催
「日本産業は何を目指せば生き残れるか
 -ウクライナ情勢検討会 その2-」

開催日
2022年6月6日(月)13時30分~15時50分
講 演
「ウクライナ情勢検討会 その2」ロシア研究会共催
キーノートスピーカー
 朝妻幸雄会員(1329)ロシア研究会会長
ホストスピーカー
 菅原信夫会員(1150)
場 所
スタジオ751 + Zoom

1. 趣旨並びに本日の取り進め(司会 浅野)

今回はロシア研究会との共催で、ウクライナ情勢検討会の第二回を臨時会合として開催した。ロシア研究会の朝妻会長からの詳細なレポート並びに、菅原さんから日本の影響の現状などの報告があり、現状認識を深める有益な会になった。
質疑と下記の理由で時間を延長した。
会合の開催で菅原さんのZoomホストであったが、Zoomへの参加への手間が従来と異なったため、参加できない方からの問い合わせが赤堀さんに集中して、10分遅れての開始になった。さらに数名のかたは参加を断念された。
本件について次回は対処方法につき注記することとします。

2. 説明と資料について

講演資料は講演者からの要望で、参加者への配布(別便にて)のみで他用禁止となっています。
また、ファイルは圧縮していますが、それでも大きいので参加者で資料が届かない方はご連絡ください。
講演の要旨は概要のみを記載しました。

3. 今回の話題について

朝妻さん報告要旨

次の項目について、資料に基づき説明があった。

朝妻さん報告要旨
  • 今回の軍事侵攻の目的 ウクライナの非武装化と中立化
  • ロシアが戦っている相手は米国 米国の狙いはロシアの弱体化
  • プーチンは米国の挑発に乗ってしまった。ロシアはクリミア併合で甘く見ていた。
  • NATO東方拡大とロシアの脅威 歴史的背景 ウクライナへの拡大懸念
  • ウクライナの混乱と歴代の親ロ親米のせめぎあい
  • 日本マスコミの嫌ロヒステリー、米国発報道重視
  • ウクライナの現状 経済は破綻状態
  • 米ロ確執の背景 ロ/中の挑戦への対抗
  • 日ロの関係(貿易、外交等) 今後失ったものはどうなるか
  • ロシア制裁の現状
  • 制裁の障害 サプライチェーンの破壊 対ロシアビジネス阻害
  • ロシア/中国の経済関係強化
  • ロシア/アフリカ諸国との経済関係強化
  • 軍事バランス 核兵器等
菅原さん報告要旨

次の項目について、資料に基づき説明があった。

菅原さん報告要旨
  • ウクライナ侵攻以降の日ロ経済関係の現状 (漁業、日ロ協力プラン、等)
  • 日本企業の活動の現状
  • エネルギー対ロ姿勢
  • 今後の経済パートナーとして
以上(浅野 応孝)
2022年5月24日 掲載

第1回ロシア研究会【朝妻幸雄会長ご挨拶】

朝妻幸雄会長

はじめに今回第一回のロシア研究会に参加できないことを心よりお詫び申し上げます。

菅原さんのご尽力によって、DFの中にロシア研究会が発足したことは誠に嬉しいことです。ロシアという国はいろいろな側面がありますが、その歴史や文化や経済、自然など独特な面があって理解することが難しい国でもあります。
その一つが今回のウクライナ事変に現れています。
ウクライナへの侵攻によって、ロシアは世界中で糾弾されています。ロシアについては2014年のクリミアで味を占めたプーチン大統領が、またしても力による領土の変更を行おうとしている、あくなき版図拡大の欲望を止めないなど、短絡的な理解による批判が支配しています。そしてメディアは連日ウクライナの一般市民が殺害されたり難民として避難したりする映像を流し続けています。その結果、視聴者は非道で邪悪な国ロシアというイメージを心に刻まれます。そのようにして作られた印象は定着して、もはやそれに抗することは事実上不可能です。人道論の前ではあらゆる理屈は屁理屈にしかならず、抗弁は強弁にしかなりません。ですからロシアが実戦で勝ったとしても世界の一般世論を味方につけたウクライナの勝利となります。
TVの報道番組では連日コメンテーターや専門家が出演して解説をしていますが、異口同音で“力による現状変更を許すな”という意見に集約されています。そして多くの国がゼレンスキー大統領による世界の国会での演説を受け入れ、スタンディングオベーションをするが決してプーチン大統領にスピーチを依頼することはありません。何故ならこの問題が発生した時からロシア悪玉論が先行して、その背景や、何故プーチン大統領がウクライナ東部に軍隊を入れなければならなかったかの理由についてロシアの言い分を聞くことは最初から拒絶してきたからです。専門家と称する人たちもその重要な点を説明することはなく、あっても気が狂ったプーチン大統領という的外れなものばかりです。

このロシア研究会では会員の皆さんと歴史や経済、文化その他の分野で広くロシアの研究をしていこうという趣旨で菅原さんの音頭取りで発足しました。その直後に今回のウクライナ問題が発生してしまい、まずこの点からスタートを切ることになりました。この問題について皆様の広い視野と知見で有意義な意見交換を行い、必要に応じて外部にも発信することができればたいへん有意義なことであると考えています。

本日のロシア研究会のミーティングではこうした点に焦点を充てて、意見交換をして頂くことができれば意義あるものとなるのと考えています。

第1回の議事録はこちらをご覧ください
(第130回経済産業懇話会の議事録)

以上