晩秋の江ノ島花火
例年だと10月中旬に華麗で豪華な「江ノ島花火」が開催されるところ、群衆が一ヵ所に集まる危険を回避するため、今年は晩秋の11月14日(月)から18日(金)の連続5日間、夕方6時からたった3分間の刹那に移っている。その代わり、毎日いろんなところから花火見物が楽しめる。
昨日は境川の橋の上、今日はモノレール江ノ島駅の屋上、明日は江ノ電の鵠沼駅から、いろんな角度から堪能できる。恐らく江ノ島花火史上初めての試みではないか?
腹の底に響くような花火が打ちあがると、怖いもの見たさに来ていた子供たちが、やはり「怖―い!」とママに縋ってしまう。しかし、真夏の風物詩だった花火が、肌寒い空の下で凍えながら見物するのもコロナ禍のお陰だと思うと、何だか興醒めである。