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2013/08/16(No155)

「小説を楽しむのに地図、年表、メモ用紙を活用」

松倉 哲

筆者1日24時間が短いと感じるほど、寝る間を惜しんで雑多なことをしています。

好きな1つに小説を読むことがあります。偏っていますが、好きなジャンルは推理小説、歴史小説とSF/ファンタジー小説です。私の読み方として、1冊の小説を数倍楽しもうと考えてあることを実行します。本を読むときにはいつも傍らに地図帳、年表そしてメモ用紙を用意することです。推理小説を読むとき気にかかるのは人物相関図、地名と鉄道路線であり、歴史小説を読むときは人物相関図、当時の古地図と世界の歴史的背景です。SF/ファンタジー小説を読むときに気になるのは人物相関図、宇宙天体図と創造された巻末の地図です。

推理小説を読み始めるとすぐに地名が出て来ます。更にXXX線とか○○○駅とかYYY温泉とかZZZ通りとか出てくると、なにやら訳が分からなくなります。活字を目で追っていくだけだと頭の中がトンネル状態です。自然と地図帳を片手に調べ始めます。そこで地名などを地図でプロットしながら追っていき、作者の思考や登場人物の行動などを推理していく。そんな楽しみ方をしています。更に登場人物の相関図を書きながら読んでいくと小説1冊で結構な時間がかかります。

手書きの相関図例

その土地の風土や歴史などを更に詳しく調べたり、話題の美味しいグルメ情報も収集すると一段と楽しめます。

人物相関図で苦労した小説は、ギリシャ神話の「トロイア戦争」、英雄叙事詩「イーリアス」と日本SF小説「銀河英雄伝説」です。メモ用紙を何枚もつなげて絵巻物になった記憶があります。

最近では本からTV番組にもこの癖がついてしまい、韓国ドラマやNHK大河ドラマなどには、地図帳と年表を欠かさず傍らに於いて楽しんでいます。一度嵌ると泥沼になりますが、一粒が数粒に味わえる過ごし方だと思っています。

次は旅に出てプロットした鉄道,地名を確認しながら、探偵か刑事になったつもりで歩いてみるのが目標です。皆さまもぜひお試しあれ!エンドマーク

まつくらあきら ディレクトフォース会員(会員番号926)元富士ソフト
勧角コンピューターシステム、東証コンピューターシステム

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