一般社団法人 ディレクトフォース

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DFの研鑽支援活動

定期例会(総会・講演・交流会)

DF関西勉強会・交流会(2022年)

掲載日付 イベント 実地日
7/6 第12回DF関西勉強会開催 6月28日
15:00~17:00
4/21 第11回DF関西勉強会開催 4月12日
15:00~17:00
2/28 第10回DF関西勉強会開催 2月15日
15:00~17:00
2022年7月6日 掲載

第12回DF関西勉強会開催

6月28日(火)15:00~17:00 Zoom オンライン方式で第12回DF関西勉強会を行いました。

  • テーマ : ドローンと「空飛ぶクルマ」
  • 講 師 : 中村 洋明 会員(関西)

DF交流リモート推進室の協力を得て、関西以外の会員も含め65名の参加をいただきました。
第一部(ドローン)では、ドローンの定義から種類、構成要素等基礎的な説明をしていただき、その利用方法も目視操縦飛行、目視無操縦飛行、目視外無人地域飛行、目視外有人地域飛行の4段階に分けいろいろな分野で利用が拡大していく様子と将来の姿を描いていただきました。ドローンについてはすでに軍用、公用、産業用、個人用と様々な分野でリアルユースが実現していますが、安全性の確保、プライバシーの保護面からの規制強化への対応、飛行時間、距離の増加等が今後の課題となりそうです。

ドローンと「空飛ぶクルマ
資料はこちら 会員限定

第二部(空飛ぶ「クルマ」)も定義から始まり、形式(飛行機タイプ、ヘリコプタータイプ、チルトタイプ)と地上走行ができる、できないの組み合わせで様々な種類があることを教わりました。ドローンと違い、まだ、実用面で実績が少ないため、遠い将来の話のように思っていましたが、世界各国で多くの航空機メーカー、自動車メーカー、ベンチャー企業が参入し、製品を出しています。リサーチ会社の予測でも本格化は2030年以降とみているにもかかわらず、これほど多くの企業が開発を競っているのに驚かされました。それと、こんなにも早い段階から、着手しないと生き残れないのだということを痛感させられました。

ドローンもそうですが、空飛ぶクルマも中国企業の活躍がめざましく、なぜ中国はこんなにも強いのかという質問が会場からも出ました。中国は国家戦略で重点産業には力を入れ、またスタートアップ企業の買収にも積極的で開発のスピードアップを実現しています。航空機分野は非常にすそ野の広い産業であり、単にモノ作りだけではなく、様々なビジネスが立ち上がり、波及効果の大きい産業です。中国が重点産業に位置づける狙いはこのあたりにありそうです。

日本では、単独ではトヨタ、ホンダが参入を表明していますが、空飛ぶクルマ実現のための官民協議会が設立されています。通産省、国交省を中心に民間では、自動車、航空、流通、通信等多くの有力企業が参画しています。また地方では福島県、三重県、大阪府(万博)で空飛ぶクルマに挑戦しています。まだまだ、越えなくてはならない大きな課題がいっぱいありますが、2040年には130兆円市場ともいわれています。リスクの大きな産業だけに、中国のように国の大きなバックアップが必要になるような気がしました。

日本の将来を占う面白いテーマです。参加できなかった方もぜひ、勉強会のビデオをご覧ください。

この講演動画は会員限定です。PWのわからない方はこちら
以 上(DF関西 岡本 正敏 639)
2022年4月21日 掲載

第11回DF関西勉強会開催

4月12日(火)15:00~17:00 ZOOMオンライン方式で第11回DF関西勉強会を行いました。

  • テーマ : 2次電池ーコードレスの開花から電気自動車
  • 講 師 : 元三洋電機 柳 泰生 氏

今回もDF交流リモート推進室の協力を得て、関西以外の会員も含め34名の参加をいただきました。
使い切りの電池(1次電池)に対し、充電することにより繰り返し使える電池を2次電池といいます。我々が日常的に使用している代表的なものとして鉛蓄電池(自動車バッテリー)、ニカド電池(トランジスタラジオ、電気カミソリ他)、ニッケル水素電池(ノートパソコン他)、リチウムイオン電池(ノートパソコン、スマホ他)等があります。これらの2次電池が順次開発され、コードレス社会を実現し、私たちの日常生活にとってなくてはならない部品となりました。

柳さんは1965年に三洋電機に入社、洲本工場に配属されました。柳さんは、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池の事業を推進されました。三洋電機はこれらの電池で世界をリードしました。しかし、スマホ全盛の現在、残念ながら、その座は、中国、韓国に取って代わられています。

ところで、脱炭素社会の実現のため、全世界で電気自動車の開発競争が激化しています。この電気自動車の最も重要な部品が2次電池です。世界の自動車メーカー、電池メーカーは提携関係の構築、合弁等戦略的な目まぐるしい動きが始まっています。2次電池の世界では、リチウムイオン電池が主流となっていますが、このリチウムイオン電池の電解液を固体化した全固体電池が夢の電池として脚光を浴びています。この全固体電池の第一人者である東京工業大学の菅野了次先生の対談ビデオでこの電池の長所、今後の課題等を説明していただきました。先生の話では、全固体電池についてはまだまだ日本にアドバンテージがあるとのことです。

電気自動車の市場は、現在は、中国と欧州がけん引しています。これに呼応し、主要な電池メーカー各社は欧州に工場を設置していますが、日本のメーカーは1社もありません。日本でもトヨタをはじめ各社が増産計画を打ち出し、電池メーカーも大きく動き出しております。しかし、いまのところ、出遅れ感は否めません。

電気自動車用の普及には航続時間の拡大、充電時間の短縮等、電池の高性能化が必須であります。本当の競争はこれからであり、柳さんの願いは、今後、日本が産官学共同で、全固体電池を含め、高性能電池を開発、量産技術を確立することにより、自動車産業の地位を維持、電池業界の復権を実現したいということでした。

電池業界の歴史と現状の課題が非常によくわかりました。参加できなかった方もぜひ、勉強会のビデオをご覧ください。

この講演動画は会員限定です。PWのわからない方はこちら
以 上(DF関西 岡本正敏 639)
2022年2月28日 掲載

第10回DF関西勉強会開催

2月15日(火)15:00~17:00 ZOOM オンライン方式で第10回DF関西勉強会を行いました。

  • テーマ : 「日本人と太陽」
  • 講 師 : DF関西会員 1262 瀬川滋氏

今回もDF交流リモート推進室の協力を得て、関西以外の会員も含め34名の勉強会になりました。初日の出、ご来光、朝ぼらけ、日没、夕まぐれ、影富士、ダイヤモンド富士、ブロッケン現象等の神秘的な太陽の写真の紹介があって、その太陽を日本だけでなく、世界的に太陽神としてあがめる例を紹介していただきました。

写真1 : 我が家からの明石海峡大橋に沈む太陽
写真2 : 伊弉諾神宮を中心にした太陽運行圏

そして日本における太陽神である天照大神の天岩戸伝説とその生みの親である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る淡路の伊弉諾神宮を起点とする太陽の運行圏や、淡路を起点とする太陽の道という不可思議な事実(講演ビデオ参照)等参加者全員がひきつけられました。太陽の黒点を元にしたといわれる三足烏が火鳥(中国)、三足烏(韓国)、ヤタカラス(日本)ひいてはエジプト、ギリシャ、ローマにも形は違うが太陽の鳥として繋がり、日本では神社、寺院、宮中、日本サッカー協会のシンボルマークにまで使われている経緯なども説明されました。

写真3 : さまざまな三足烏

さらに日本の国号についても太陽が源であり、国旗も太陽がベースになって日章旗となった経緯等詳しく説明いただきました。このように、日本においては、現代でも、太陽の塔を代表格にどこでも太陽と共存する姿がみられ、日本人がいかにいにしえより太陽を身近に感じてきたかをよく理解できました。

講演ビデオはこちらから
以 上( DF関西 岡本正敏 639 )