一般社団法人 ディレクトフォース

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DFの社会貢献活動

教育部会 授業支援の会

掲載日: 2022年6月22日

新たな試み:出前講義@都立産業技術高専

授業支援の会 池上 眞平(859)

出前講義@高専の開拓への挑戦の一環として、5月17日に出前講義@都立高専を担当した。

高専サイドの要請を踏まえて、 AIスマート工学コースの2年生の学生38名を対象にタイトル‟研究開発の醍醐味‟の講義(90分)を実施した。

この講義を‟彼らの心に響く/沁みる一時‟とするには、「私の実体験を取上げるのがベスト」は、明白である。
また「‟銀塩写真フィルムを全く知らない学生達が、私の体験を別世界の遠い過去の出来事と思うリスク‟への対策が必要である」も論を俟たない。(注:私の主たる専門分野は、物理化学、固体物理学および写真科学)
さらに、「‟講話後のグループ討論への全員の積極的な参加の実現‟は難しい」を以前から感じていた。

下記点が、出前授業への新たな試みに繋がった。

  • 様々なバックグラウンドの人達との意見交換の結果を踏まえた、「‟生徒/学生にとって必要な学び/気付き‟に関する仮説構築」(注:私の独り善がり防止のために、以前より様々な機会を捉えて実施して来た。)
  • 「‟学生が私を身近な存在である‟と少しでも感じる」のを狙って、子供〜学生の時代の小生の経験&小生の若手社員時代の経験を導入部に挿入
  • ‟他人の意見に惑わされずに自分自身の意見を簡潔に纏めるトレーニング‟を狙った‟感想/意見/質問の文章化の個人ワークのセッション‟の導入
    • 個人ワークの充実を最優先するためにグループ討論を省略し、学生達の意見/感想/質問への返信を後日に実施
    • 「このトレーニングは、英語による意見交換/討論のスキル向上にも有効」が、私の経験

下記点より「学生達の高いポテンシャル」および「講義@高専開拓への好感触」が、私の印象に残った。

  • 学生達からの「68個の多様かつ鋭い質問」と「多様かつ本音を感じさせる感想/意見」(注:個人ワークのセッションでは‟落ちこぼれゼロ‟の方針を取った。先に書き終えて遊ぶ学生が居なかったお蔭で、‟慣れない課題のために筆が進まなかった学生達‟が書き終わるまで静かに待てた。)
  • 講義後の担当の先生達のポジティブな感想と彼らとの共鳴を感じる活発な意見交換
  • 出前講義@高専に関する国立高専機構の理事長との意見交換の際に‟新たな試み‟も提起したが、‟高専開拓‟に対する我々の努力に対する感謝&励ましの言葉も貰った。

私は、「‟授業支援の会の皆様の多様な経験に裏付けられた講義が、高専の学生達の貴重な成長の糧となる‟のを期待できる」と感じた。

‟この新たな試み‟の実施のために周到な準備をして下さった大野准教授およびこの講義の実施のための事前準備にご協力下さった先生方に感謝するとともに、出前講義@都立産業技術高専の更なる発展を期待している。

以上
掲載日: 2022年6月16日

学生どうしがお互いにアドバイスし合い、学生自からが気づきを得る

東京都立産業技術高等専門学校 情報システム工学コース

講義の背景と概要

東京都立産業技術高等専門学校は「社会と協働し学生の礎を築く」を大きな目標とした教育活動をされています。具体的な教育到達目標のひとつに「コミュニケーション」があげられており、今回の講義はそれに焦点をあてることにしました。

講義概要は次のとおりです:

  • 講義テーマ:「自分の未来を創ろう!スーパーエンジニアの先」
  • 参加学生:東京都立産業技術高等専門学校 情報システム工学コース2年生 38名
  • 実施日:2022年4月25日 90分 x 2

講義の進め方

以下の進め方としました。この中ではステップ3にもっとも時間を割きました。:

  1. 講師からの説明#1
  2. グループディスカッション#1
  3. 全グループからの発表と、その発表に対する全学生どうしおよび講師からのツッコミ#1
  4. 上記1、2、3を、異なるテーマを取り上げもう一度繰り返す

1. 講師からの説明#1:

まず、講師自身の、グローバルな場における仕事で体験した、成功や失敗あるいは学んだことで、学生のみなさんの将来に役に立つと思われる事例を具体的にお話ししました。その中で、特に、「コミュニケーション力(言語、自分の意見+相手の意見)」を具体的に学生の皆さんに考えてもらうよう講義を組み立てました。グローバルな場でのコミュニケーション力というと、すぐに「英語力」と言われますが、それだけではないことをここでは強調しました。

講義風景

2. グループディスカッション#1:

ここでは、「コミュニケーション力をあげるにはどうすればよいか」という課題に対して、その答えを学生自ら考えてもらうために、彼らに大谷翔平選手のマンダラチャートを使ってもらい、学生のみなさん自身で解決策を議論してもらいました。

 グループディスカッション中に、講師による各グループへの「ツッコミ」
 グループディスカッション中に、講師による各グループへの「ツッコミ」
グループディスカッション中に、講師による各グループへの「ツッコミ」

3. 全グループからの発表と、その発表に対する全学生どうしおよび講師からのツッコミ#1:

学生の皆さんの講義への参加意欲を上げるために、ここでは、ややユニークな方法をとりました。例えば次のとおりです。

  1. グループ1が発表
  2. 予め講師が決めたツッコミ・グループ(例えばグループ2)の4人全員(4人全員です。)は、グループ1の発表を聞きながら、その発表に対して良い意味での「ツッコミ」をメモし準備する。
  3. グループ1の発表が一段落したら、グループ2は、ひとりずつ、かつ全員、考えたツッコミをグループ1に対して発言。
  4. 発表しているグループ1は、グループ2の4人それぞれからの想定内もしくは想定外のツッコミに対し、発表しているその場で頭をしぼりながら回答。
  5. さらに、講師がより深堀した「ツッコミ」を行い、発表グループに、より深く考えてもらう。
  6. 上記をすべてのグループが発表グループ、ツッコミ・グループとなるよう繰り返す。

上記の①から⑤の間では、グループ1もグループ2も真剣勝負になります。また、その時点では未だ発表やツッコミの順番がきていない他のグループも、必ず自分の発表あるいはツッコミの番が回ってくることがわかっていますから、この発表グループとツッコミ・グループのやりとりを真剣に聞かざるを得ません。

このやり方に学生の皆さんが馴れてもらった後、より難しいテーマである「講師が外資系IT会社・日本法人の社長の時に実際に経験した、非常に難しい問題を取り上げ、学生のみなさんならどうするか」について、同じやり方でグループディスカッション・発表・ツッコミを行ってもらいました。

伝えたかったキーメッセージ

二つのグループディスカッションのテーマは、表面的には異なるものでしたが、その底流にあるのは、以下の共通したキーメッセージでした。

  • 「真のコミュニケーションを図るためには、英語や日本語といった言語だけでなく、相手の文化や価値観まで、お互いに理解し合う必要がある。」
  • 「世の中の課題の多くは、答えが多様であるか、答えのないものすらある。この課題を解くには、自分の頭で、深く、深く、考え、行動し、その結果に自分で責任をとる必要がある。」
  • 「上記のことは学生の皆さんが、チーフエンジニア・スーパーエンジニアになっても、どのような職種に就こうとも通用するし、今から準備したい、今から準備できるスキルである。」

学生の皆さんからの感想:

  • 現実のケースを用いたディスカッションは楽しかったので、もう少しやりたかった。付箋を使って考えを広げていくのは楽しかった。英語シャワーなら、自分にもできそうなので、ラジオAFNの聞き流しをやってみようと思う。
  • 高専は基本的にエンジニアを育成する学校であるので、自分はエンジニアになるという狭い視野でしか将来について考えられていなかった。しかし、今回の講師のようにエンジニアから営業、そして社長というキャリアもあるのだなと知ることができ、さまざまな可能性を考えながら自分のやりたいことをしようと感じた。
  • 失敗するよりも、失敗を恐れて何もしない言わないことの方がいけないと思うことができました。ときには失敗することも大切で、それを経験して次にどう活かすかが大切だと考えられるようになれました。
  • コミュニケーションを鍛えることが将来の就職活動や、生きるために大切だと感じた。これからは、言葉のキャッチボールや自分の意見をしっかり持つということを意識して生活しようと思った。
  • 日本国内だけで生きていく(成り立っていく)のは不可能のため、海外とコミュニケーションを取れるように、また、海外の技術も活用できるようにしていかなくてはならないと感じた。

ご担当の先生からの感想:

  • 本講義やグループディスカッションでは、講師の学生への熱いメッセージに学生も感化され、活発なグループディスカッションが展開されていた。
  • 日本と他国のコミュニケーション力の違いを学生に体感させることができた。
  • 国際的に活躍した方が講師ではないと実施不可能な講義であった。
  • 若い学生に国際的な肌感覚を考えさせるよい機会となった。
  • 国際ビジネスの中で活躍された講師を通じ、国際的なビジネス感覚とはどのようなものか教育機関だけでは得られないものを学生は得られたのではないか。

講師の感想

この講義を通じて非常に印象的だったのは以下のとおりです。

  • 全学生が、ひとり残らず、自分の意見を発言してくれた。
  • グループディスカッションやツッコミは非常に活発であった。
  • コミュニケーション力を強化するために学生が自ら考え、自ら気づきを得たのではないか。

このような講義ができたのは、以下の要因があったからだと考えます。

  • 学生自身に、高いモチベーションや授業への参加意欲があった。
  • 先生方との事前の打ち合わせにより、先生方の狙い・目的等が理解できていた。
  • 講義時間が合計90分 x 2という異例の長さを確保いただいた。

全般を通じて、全学生が積極的に参加した、とても活動的な講義になり、学生の皆さん自身が、グローバルな場でのコミュニケーション力の重要さを自ら気づいていただく一助になったのではないかと考えます。

以上
(授業支援の会 根塚 眞太郎)
掲載日: 2022年4月8日

授業支援の会 10周年記念合宿を実施

授業支援の会は昨年10周年を迎え、「変化に対応する/変化を仕掛ける/変化に挑戦する」を統一テーマに3月16日~17日にセミナーハウス クロス・ウエーブ府中で記念合宿を行いました。

研修スケジュール

3月16日
  • 記念講演:
    「高等学校側から見たディレクトフォースの意義と期待について」
    仙台市立仙台青陵中等教育学校 教頭 若林春日先生
  • 会員の講義例紹介:
    藤村、太田、牧草 3氏の講義紹介と意見交換
3月17日
  • 各分科会の進捗状況の発表:
    • 「授業内容の充実」
    • 「授業スキルの向上」
    • 「新たな会員獲得と新規開拓」
  • 5年後に向けてのアンケート結果報告と討議

【記念講演】

『高等学校から見たディレクトフォースの意義と期待について』

仙台市立青陵中等教育学校 教頭 若林春日先生

若林先生には、宮城県仙台第二高等学校ご在職中に、同校の東京研修をお手伝いする機会を頂いた(グループワークの講師として10名以上を派遣)。現職にご異動後も、仙台二高の授業支援を続けることができ、昨年で6年目を迎えた。また青陵中等教育学校でも、昨秋に高校1年生を対象に基調講演&パネルディスカッションを行わせて頂いた。

教育現場の話を学びたいという私共のたってのお願いに、年度末のお忙しい中にも拘わらずご快諾頂き、今回の講演の実施に至った。

講演は二部構成で、第一部では「授業の展開方法」についての講義、第二部ではDF授業支援の会の活動に関わるお話をいただいた。
第一部では、ご自身の専門である高校の「生物」の模擬授業をしたうえで、教え方についての解説があった。私たちにとっては、生徒として聞く体験と、教授法を学ぶという二つの機会を得ることができた。 第二部では、まず、様々な学校での経験を踏まえながら教育の現状を教えていただいた。教師にとって「異動は、転職に等しい」という言葉に、現場の多様さ、難しさを痛感した。
次に、DFの活動の意義について、さらに、学校の教師や地域の制約や限界を超えて、日本の未来を担う若者に対して期待するメッセージや活動を語っていただいた。

【会員の講義例紹介】

若林先生の講演に多くを学び、今後の活動への指針を頂いた後に、日頃なかなか聞く機会のない他のメンバーの講義例の紹介を通して自分の講義を見つめ直した。

【各分科会の進捗状況報告】

各分科会からの更なる活動のレベルアップに向けての中間報告を受けた。

  • 「授業内容の充実」
  • 「授業スキルの向上」
  • 「新たな会員獲得と新規開拓」

【5年後に向けてのアンケート結果報告と討議】

事前に実施した「5年後に向けてのアンケ―ト」結果に基づき将来を語り合った。

コロナ感染のまん延防止等重点措置の終了が翌週に見込まれたものの、まだまだ収束を見ない中、感染対策を充分に行った上での合宿開催でしたが、久々の皆さんとのリアルでの真剣な討議と笑顔との再開で充実した時間であった。

以上
(授業支援の会 内山正人、藤吉文子、川﨑有治)
掲載日: 2022年3月3日

SDGsも意識した、社会にでるための準備とは?:
オンライン環境下の双方向授業へのチャレンジ

沼津市立沼津高等学校

沼津市立沼津高等学校より下記のようなご依頼がありました。
  • 日時 : 2022年2月1日(火)、13:20~16:10
  • 方式 : 対面授業 講義(50分)+ W.S.討議(50分)+ 発表、意見交換(50分)
  • 生徒 : 高校2年生 200人を12グループ分割
  • 統一テーマ :「社会に出る為の準備、必要なことは? SDGsも意識して」
  • 学校のご要望 :「生徒たちができるだけ討議、意見交換、質疑応答をしてほしい。講師一人に3コマの時間を取ったのはその願いがある。」

講師選定と準備まで

このご要望にお応えすべく、授業支援の会では様々な経歴を持つ講師陣12名の応募を受け、学校側と数度にわたりご相談の上次のような進め方にしました。①講師それぞれが実施したい授業概要を学校側にご送付。②その授業概要を生徒が見て、自分の参加したい授業を選択。(先生による人数調整一部あり)

学校側の強いご要望である討議・意見交換・質疑応答に対して、どの講師も一方通行の授業でなく、グループディスカッションや発表を含む授業方法を準備。また、生徒のみなさんが授業に興味を持ってもらうために、授業に動画やゲームを取り入れようと準備する講師、グループディスカッション中に各グループを移動してアドバイスしようと準備する講師もいたほどです。

急遽オンライン授業へ

2022年1月になって、急遽、コロナ禍のために当初想定した対面授業からオンライン授業に変更せざるを得なくなりました。とはいえ、先生方からは「オンラインでも、生徒たちの討議、意見交換、質疑応答のために、可能な限り工夫してほしい。」というご要望があり、本番の2月1日までの時間的余裕のない中、学校側との様々な検討の結果、本番に近い環境でのリハーサルを実施。その結果、グループディスカッション中の生徒の皆さんの議論内容はリモートにいる講師には聞き取れない、しかし教壇に生徒が来て発表してもらえば講師は聞き取ることができることが判明。そしてこのリハーサル結果をもとに各講師は様々な工夫をこらしました。

各講師のサブテーマ : SDGを意識しつつ、以下のサブテーマを取り上げました : SDG全体・SDGsを自分の問題としよう・自分の将来・活躍するために切り札・ジェンダー・食べること・多様性・エネルギー問題・異文化・貧困・不平等・医療

本番と振り返り

本番を迎えた2月1日。各クラスでは欠席者が数名出ましたがそれらの生徒も一部は自宅からオンラインで参加してくれたほど積極的な姿勢でした。

グループディスカッションする生徒のみなさん

授業直後の先生方と講師全員によるオンライン反省会では、講師一同から、生徒のみなさんの、グループディスカッション発表時の内容のすばらしさ、議論の活発さ、自立していること、など賞賛の声が相次ぎました。

生徒のみなさんおよび先生方の振り返りシートを拝見すると、オンラインでも、学校側が当初からご要望された「生徒たちができるだけ討議、意見交換、質疑応答をしてほしい。」について、限界は感じつつもかなりの程度までは達成できたのではないかと考えています。主な要因は、①コロナ禍でご多忙を極めながらも先生方の大変なご尽力と学校側の協力体制、②自立し自分の考えや意見をきちんと持っている生徒のみなさんのすばらしさと授業参加意欲、③ディレクトフォース講師陣の熱い思いと準備、そして④3コマ・合計150分の授業時間という比較的余裕のある授業枠などが挙げられます。

生徒・先生のコメント :

以下に生徒のみなさんからの振り返りシートの抜粋をご紹介致します。
  • 生徒 A:
    「本当の失敗は、失敗しても立ち上がらないこと」という言葉をいただきました。これからの生涯も、失敗することがたくさんあるだろうけど、失敗を活かしてそれを次にどのようにつなげられるかを考えながら行動することが大切だと学びました。
  • 生徒 B:
    答のない問題をぶつけられたときは状況を理解し、深く考えることである。人と話すときは、相手の発言をまず肯定し、リアクションする、そして自分の意見と照らし合わせて、より具体性のあるよいものにできるよう吟味しとりこむ、ということが重要であるということを学んだ。人の意見は自分の見方を広げるすばらしいものである。
  • 生徒 C:
    私は将来海外の人たちと関わる職業につきたいと思っています。実際に海外の方と働いる方のお話を聞いてより意志が強くなりました。異文化とうまく付き合うためには広い経験を持つこと、固定概念をなくすことが大切だとうことがわかりました。早いうちからチャレンジすれば転んでも何度でも起き上がれることができるので目の前にあるチャレンジをつかめる人になりたいです。
  • 生徒 D:
    SDGsはあまり身近なことからでは解決しづらいと思っていたが、授業を通じて、自分たちにできること、早寝早起きなどの、健康管理から通じることができることを学んだ。進路で学びたいことは決まっていてSDGsにはつながらないと思っていたが学んだ知識を活かして、社会に役立つことを考えていきたいと思った。
  • 生徒 E:
    みんなと同じ多数派は安心するかもしれませんが、今後必要なのは確かな自分を確立し、自分の軸を作ることが大切だと思います。そのためにはネットで分かったつもりにならず自分の五感でいろいろなことを体験する、世界がどうなっているかを知ることが大切だと思います。これらのことはこれからの生き方で実践していきたいです。
  • 生徒 F:
    僕は教員を目指しています。やはり、クラスの中で平等に接してあげることができるのだろうか。そんな事が不安になります。僕は差別を厳しく言っています。(特に男女差別)自分の言っていることが正しいのかよくわからなくなります。今日の授業を通じてそのヒントを得ることがきたような気がします。
以下に先生方からの振り返りシートの抜粋をご紹介致します。
  • 内村優 先生コメント(今回の授業の学校側責任者) :
    (クラス別ではなくテーマ別グルーピングであったため)普段と違うメンバーと話し合うことで刺激があった。具体例を講師の実経験から聞くことで実世界の出来事として認識できた。生徒が発表し、問題点を指摘してもらい、再度考えて発表できたのはとてもありがたかった。当初は内容が難しいかと思ったが、生徒の振り返りシートを見ると、興味を持ち、内容理解もできたようだ。自分の人生に還元していきたいと思えるようで、言葉だけにならないように期待したい。
  • 稲木美聡 先生
    今、世界で起こっていること、異文化体験など、具体例を多く紹介していただいたので、生徒もイメージをもって話しを聞くことができたと思います。グループディスカッションを通して今まで当たり前に使っていた言葉、考えについて理解を深めることができました。オンラインでしたが、発表に対してコメントいただいたり質問にも答えていただいたりしていたので、特に問題なく講義を受けることができました。
最後にディレクトフォース講師陣の感想をご紹介します。
  • 見目久美子 会員 :
    SDGsの基本および社会に出た時に必要なこと(講師の経験をふまえ)の2テーマについて、講義、グループディスカションと発表をおこないました。SDGs各項目について現状(数値)を生徒さんに説明を進めたところ、興味を持って参加し自分ごととしてとらえてくれたのが印象的でした。グループディスカッションではひとりひとりが意見を出し合い、発表もその後の意見交換も素晴らしく頼もしく感じました。オンラインのため講師のファシリテーションには限界があり、担当の先生の細やかなサポートに感謝いたします。
  • 盤若浩孝 会員 :
    オンラインとなり、画面越しに討議の様子を見守りながら、正直もどかしさを感じました。しかしグループ発表を通じ、「異文化に接することで、私たちは、様々な価値観に触れ、新しいルール、価値観を生み出すことにつなげる」とのメッセージをまとめてくれたのを見て、確かな手ごたえを掴むことが出来ました。彼・彼女たちの未来への期待が大きく膨らむ一方で、その分、リアルで直接話し合いたいとの思いがますます募りました。
  • 内山正人 会員 :
    オンラインでの授業になりましたが、先生の協力を得てエネルギーに関するシミュレーションゲームをやってみました。4チームに分かれて、生徒は楽しくも真剣に将来のエネルギーをどうするかを話し合い、トレードオフに悩みながら方針を決めて競い合っていました。このゲームと講義を通じて、エネルギーや環境について身近で自分たちや将来世代の問題だ、ということを体感し、加えて、エネルギーが十分に供給されないことが、貧困やジェンダーなど様々な社会課題に繋がっていることにも気づいてくれたことは、大きな成果だったと思いました。
以上
(授業支援の会 矢ケ崎隆二郎、根塚眞太郎)