2019年7月4日
環境部会
トピックス(2018年版)
掲載日付 | タイトル |
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2019年 01月08日 |
第39回環境セミナー 「電力システム改革とTEPCOの挑戦」 |
11月12日 | 「池袋防災館(東京消防庁池袋都民防災教育センター)見学記」 |
09月27日 | 第38回環境セミナー 「外国と比較して日本の再エネを考える」 |
07月14日 | 「恵比寿ガーデンプレイス地域冷暖房センター」 「エビスビール記念館」見学記 |
07月4日 | 第37回環境セミナー 「エネルギー産業2050年への展望」 |
04月28日 | 第36回環境セミナー「異常気象を知る〜異常気象に備えるために〜」 |
04月16日 | DF創立15周年記念植樹「サトザクラ」開花しました |
04月16日 | 「見学企画分科会」 Jaxa(宇宙航空研究開発機構)相模原宇宙科学研究所見学記 |
04月02日 | 2018年「さくら美守り隊」ボランティア活動参加報告 |
03月17日 | 「さくら美守り隊」日にち変更です! |
03月12日 | 新宿の環境学習応援団「第17回まちの先生見本市」に初参加 |
03月03日 | 「さくら美守り隊」ボランティア募集 のご案内 |
02月05日 | 第35回環境セミナー「不透明感増すエネルギー政策」 |
01月31日 | 「DF創立15周年記念桜植樹」を実施 |
掲載日:2019年01月08日
第39回DF環境セミナー
「電力システム改革とTEPCOの挑戦」
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講師は、2011年の福島第一原子力発電所の事故後は計画停電、廃炉、除染等の危機対応に専念。国有化以降は経営改革の事務局として福島復興の責任を負う組織設立やプロジェクトを担当。現在はリスクコミュニケーションや広報などを担当しておられます。
- 日 時:2018年12月17日(月)14時~16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ視聴覚室A・B・C
- 講 師:見學 信一郎氏<東京電力ホールディングズス(株)常務執行役>
- 参加者:46名(今回は会員のみに限定)
- 詳細はこちらからご覧ください。
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(2018年11月12日 掲載)
環境部会「見学企画分科会」
池袋防災館(東京消防庁池袋都民防災教育センター)見学記
- 見学実施日:2018年11月8日(木)午後3時~4時40分
- 見学場所:池袋防災館
- 参加者:金丸 神山 野村 三神 大谷 矢澤 西尾 杉山 佐々木 西川 渋谷 廣島(12名)
◇ ◇ ◇
- 冒頭「君の命を守りたい」とのタイトルのビデオ(約20分)を観賞した。東京ではマグニチュード7級の直下型地震が今後30年間に70%の確率で起こると予測されている。家具の転倒防止、備蓄食料・水、懐中電灯、携帯用ガスコンロ・ボンベなど日ごろの準備が重要である。また、地震が発生した場合に、如何に身の安全を守るかを考えて置く必要がある。キーワードは「自助と共助」である。
上段:救助、中段:煙、下段:地震のそれぞれの体験コーナーにて
- 体験学習として以下の3つのコーナーを体験した
(1)救助・救出コーナー
毛布や棒を使った応急担架の作り方、担架の運び方、ブロックの下敷きにになった人の救助の仕方を体験し、大変参考になった。
(2)けむり体験コーナー
火災によるけむり発生時の避難方法について実体験した。誘導灯に従う、口をハンカチなどで覆う、姿勢を低くする、最後の人は必ずドアを閉めるなどがポイントである。
(3)地震コーナー
「地震とは」のビデオを観賞した後、東日本大震災、阪神淡路大震災、関東大震災などの震度7(10段階のうちの最高震度)の地震の揺れを実体験した。初めての体験であったが、想像を絶する揺れで身動きできなかった。机の下に隠れるなど、素早い初期動作が重要である。 - 見学後近くの居酒屋で懇親会を開催、いつ襲うか分からない激甚災害に対し、心と体の準備を怠らないことが肝要であることを参加者一同確認しました。
以上
(三神 明 記)
掲載日:2018年9月27日
第38回DF環境セミナー
「外国と比較して日本の再エネを考える」
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講師は、三井物産に勤務経験あり広い見識のある方。わが国は、再生エネルギーを主力電源として位置づけたが、外国と比較して問題点を探る大変興味あるセミナーであった。
- 日 時:2018年年9月10日(月)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ
- 講 師:小野章昌氏/エネルギー・コンサルタント
- 参加者:70名
- 概要はこちらからご覧ください。
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(2018年7月14日 掲載)
環境部会「見学企画分科会」
「恵比寿ガーデンプレイス地域冷暖房センター」 「エビスビール記念館」見学記
- 日時:平成30年7月3日(火) 14:30〜16:30
- 場所:恵比寿ガーデンプレイス地域冷暖房センター 14:30〜15:30
エビスビール記念館 15:30〜16:30
- 参加者(敬称略・順不同):広島、西川、飯田、織本、金丸、神山、小林、渋谷、野村、間、
平井、平澤、三神、宮下、矢澤、貝塚(16名)
1.恵比寿ガーデンプレイス地域冷暖房センター
- 地冷センターがある恵比寿ガーデンプレイスは、サッポロビール恵比寿工場跡地(9.7ha)を、ホテル、ショッピング・プロムナード、ミュージアムなどの多様な施設群を擁する複合都市として再開発したところである。
- サッポロビールは、この地区に熱供給サービスを行うため1989(H元)年4月(株)東京エネルギーサービスを設立、1992(H4)年10月に地冷センター着工、1994(H6)年9月恵比寿ガーデンプレイスのオープンに合わせて熱供給事業を開始した。
- 地冷センター事務所において井上・三浦両氏から地冷センターの概要説明を受けた。
- 恵比寿ガーデンプレイスへの来場者:1300万人/年(参考 ディズニーランド 1700万人/年、ディズニーシー 1300万人/年)
- 地冷センターは、恵比寿ガーデンプレイス地区に冷水(冷房に使用)、蒸気(暖房・給湯と業務用蒸気として使用)、電気を供給。冷房用が最も多い。
- 地域冷暖房は、大阪万国博覧会時に世界各国のパビリオンに地冷センターから冷水を送り、冷房に使用したのが最初*。
- 日本全国で地域冷暖房を行っている地区は130ヵ所を超える。その中で恵比寿ガーデンプレイス地区は、新宿・みなとみらい・丸の内と並んで、中くらいの規模である。サッポロビール本社をはじめ、デパート、3つのマンションなどの客先にサービスしている。
大阪万博以降 各博覧会で利用され、また北海道をはじめ各地の住宅団地やマンション群などで実施されるようになった。熱源もいろいろで、ごみ焼却の熱や今まで未利用であった排熱で冷暖房サービスを行っている例もある。
- 地冷センター現場見学
・設備概要
①小型貫流ボイラー 10台
炉筒煙管ボイラー1基
②電動式ターボ冷凍機 2基
二重効用蒸気吸収式冷凍機6基
③廃熱投入型吸収式冷凍機 2基
冷却塔 5基
電力 3回線
④ガスエンジンコージェネレーション
ガスエンジン 2基
発電機 2基
廃熱ボイラー(小型貫流ボイラー) 2基
非常用発電機 1基
・恵比寿地区地域冷暖房システムの特徴は、
①ガスタービン・コージェネレーションによる発電時の廃熱を有効利用する地域冷暖房システムで、一次エネルギーはすべてクリーンな都市ガスと電力を使用した環境保全型・省エネ型の「ガス・電気併用型地域冷暖房システム」
②燃料に天然ガスを使用し、CO?(二酸化炭素)、SOx(窒素酸化物)の排出を削減
更にNOxバーナー、排ガス再循環システムの採用でNOxの排出を低減
③大型発電機にインバータ制御システムを採用し、省電力化を図った。
④冷凍機は、超低騒音型大口径軸流送風機の採用で周辺環境に配慮している。
⑤恵比寿ガーデンプレイス内6か所の雨水槽を利用し、雨水を冷凍機冷却水として利用(補給量の20%)。
岩盤がしっかりしているところに設置され、東日本大震災時にも影響を受けなかったとのこと。各設備とも外装の汚れ・錆などもなくきれいに保持されていた。
大阪万博に始まった地域冷暖房に多少関わった者として、今回の見学は当時を懐かしく思い出すとともに、設備のコンパクト化、低騒音化等々技術の進歩も感じさせられた。
2.エビスビール記念館
東京エネルギーサービス見学後、隣接するエビスビール記念館に移動。国産のビー ルができるまでの歴史を、展示に従い親切丁寧な説明を聞いた後、上手なビールの注 ぎ方を教えてもらいながら、おいしいビールを試飲した。
飲み終わるまで泡が残っているのが、“通”の飲み方だそうである。
終了後は、有志でビアホールへ!
今回お世話いただいたサッポロビールOBの織本さんに感謝です。
以上
(2018年7月11日 貝塚 正彦 記)
掲載日:2018年7月4日
第37回DF環境セミナー
「エネルギー産業2050年への展望」
ーー 日本のエネルギーが直面する5つの激流とUtility3.0への挑戦 ーー
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今回は、特定非営利活動法人 国際環境経済研究所 理事・主席研究員 竹内純子氏をお迎えして、「エネルギー産業2050年への展望」 と題してお話をいただきました。
- 日 時:2018年6月19日(火)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ
- 講 師:竹内純子氏/特定非営利活動法人 国際環境経済研究所 理事・主席研究員
- 参加者:65名
- 概要はこちらからご覧ください。
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掲載日:2018年4月28日
第36回DF環境セミナー
「異常気象を知る」
ーー 異常気象に備えるために ーー
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今回は、気象庁 異常気象情報センター予報官 新保明彦氏をお迎えして「異常気象を知る 〜異常気象に備えるために〜」 と題して、異常気象についてお話をいただきました。
- 日 時:2018年3月22日(木)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ
- 講 師:新保明彦氏/気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 異常気象情報センター 予報官
- 参加者:59名
- 概要はこちらからご覧ください。
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(2018年4月16日 掲載)
DF創立15周年記念植樹「サトザクラ」が開花しました
昨年、会員の皆様にご協力をお願いしました「DF創立15周年記念 桜植樹募金」は、お陰様で総額336,957円が集まりました。これを基に、去る1月22日の雪が降りしきる中、「サトザクラ」1本を 千代田区道路公園課長などの関係者の立ち合いの下、真瀬代表以下のメンバーで植樹したことは既にこちらでご報告いたしました。
その「サトザクラ」の苗木はまだ植えたばかりなので、今年の開花は無理だとのお話を聞いていましたが、3月の末に千鳥ヶ淵公園内の半蔵濠の現地を見に行きましたところ、見事に開花していました。その後暖かい天気が続いた為一気に開花が進み、4月8日頃にはほば満開になりました。添付の写真をご覧ください。 半蔵濠 の現地は、英国大使館の対面のお堀端で、地下鉄半蔵門線の半蔵門駅から歩いて6〜7分で行けます。
10年前のDF創立5周年記念には「 寒緋桜 」3本を竹橋のたもとに、そして今回は八重桜の一種である「サトザクラ( 関山 )」を1本半蔵濠に植えましたが、「寒緋桜」は例年ですと3月の中頃に紅色の豊かな花弁を付け、4月上旬に開花する「ソメイヨシノ」を挟んで、私どもの「サトザクラ」は少し遅い4月の中頃にピンクの多重の花弁を付けて旬を迎えます。これから毎年3月から4月にかけて、皇居のお堀端を竹橋から半蔵濠まで半周するととても素敵なお花見が長く楽しめます。
尚、「サトザクラ」の植樹費用一切は植木屋さんの見積り通り 312,120円でしたので、残額24,838円(1円は利子)を「千代田区さくら基金」に寄付をさせて頂きましたことをご報告致します。
以上
(環境部会 平井隆一記)
(2018年4月16日 掲載)
環境部会「見学企画分科会」
Jaxa(宇宙航空研究開発機構)相模原宇宙科学研究所見学記
- 見学実施日2018年4月6日(金)午後1時-2時半
- 見学場所Jaxa相模原宇宙科学研究所
- 参加者渋谷・金丸・神山・野村・間・廣島・飯田・西川(8名)
1. 宇宙研究とは
この度、Jaxa相模原宇宙科学研究所を見学した。
その時、通常の説明員の他、別の研究者が見学に同行されていた。
私は偶然にも、その研究者に専属に近い形で宇宙研究についていろいろなことを教えていただく滅多にない機会を得た。
研究者の説明によるとロケットの技術としては、①燃料の燃焼技術、②ロケット本体の姿勢制御、③機体の軽量化等のハード技術、が主なものである。
2燃焼技術とロケット技術の応用
説明いただいた研究者は燃焼技術が専門ということで、燃焼技術についてさらに詳細に教えていただいた。ロケットには液体燃料を使う場合と個体燃料を使う場合がある。
液体燃料の場合、自動車のエンジンのようにあらかじめ気化するようなことはせずに、液体のまま燃焼させる。個体燃料の場合は、発電所の場合等微粉炭燃焼が多いが、ロケットの場合は固体燃料と酸素発生成分を練り合わせて、そのまま燃焼させる。
液体燃料の場合、燃料は気化しやすいので発射直前に燃料を注入しなければならないが、燃焼効率は固体燃料に比較して良いとのことである。
この「燃焼効率」と言う言葉が曲者で、完全燃焼率のことを示すのか、燃料の熱エネルギーから動力エネルギーへの変換効率を示すのか、また設備の燃焼室の利用効率を示すのか分かりにくい。例えば水素燃料の航空機燃料の利用の可能性について質問し、現実は難しいとの回答だったが、「燃焼効率」の定義の共有化ができず、十分な理解には至らなかった。
またロケット技術とミサイル技術とどこが違うのかと聞いたら、違うのは呼び名だけで、その他は全く同じとのことであった。
いずれにしろ実物大の模型と共に各種説明を聞くと、宇宙研究は民生も含めた多くの分野の技術の集約であり、また宇宙研究は民生も含めた多くの分野の技術に適用できそうである。
3宇宙研究の意義
研究者にしてみると、外部からの来訪者が来て、宇宙研究の意義に賛同していただけることは大そう嬉しいそうである。
宇宙研究所の敷地を眺めただけで、宇宙研究には多くの費用が掛かっているようである。研究者の満足だけでこの費用に見合うのか。
研究者の反論では、今後民生用に外国からも多くのロケットの注文が期待できるとのことであったが、商売べたな日本人が、国際競争の中でロケットビジネス競争に勝ち抜いていけるのか疑問を禁じ得ない。
また、研究者の中には、将来ロケットを国の防衛のために活用してほしくないと考える人もいるとのことである。しかし、この研究者は現在既に偵察衛星として、日本の防衛に寄与している現実をどう考えているのだろうか。
東北地方にロケットの燃焼実験装置があるが、アメリカには国内のいたるところに多くの同様な設備があり、研究の規模はけた違いとのことである。そのような話を聞くと、宇宙開発は世界の多くの国にとって中核になる科学技術であり、日本はくだらないお金の使い方を止めて、宇宙研究にもっと湯水のようにお金を使った方が良いのではないか。
4工場見学の面白さ
特に環境関係は研究にしろ、実用化設備であれ、やってみただけで、これで終わりと思える案件が多い。しかし、今まで幾多のハードルを乗り越えてきた当事者としての迫力はすごい。
実際に見学に行くと、さらにがっかりする場合も多いが、今回の宇宙研究のように当事者としての生の声はセミナ等での説明と違った面白さがある。
これからも、面白い工場見学を期待したい。
以上
(飯田 孝司 記)
(2018年4月2日 掲載)
2018年「さくら美守り隊」ボランティア活動参加報告
今年は3月に入ってから気温が高くなり、東京の桜は平年より9日も早い3月17日に開花致しました。
当初4月2日〜3日を予定していた「さくら美守り隊のボランティア」への参加も急遽3月28日に繰り上げて実施いたしました。
当日は満開の桜で,例年に比べ「千鳥ヶ淵緑道」のお花見客も多く,ボート乗り場には長い列ができていました。
活動参加していただいた皆様には心より御礼申し上げます。有り難うございました。
千鳥が淵緑道から北の丸公園の一周コースでの「清掃活動」、そして「さくら再生のための募金」のお願いのお手伝いを致しました。我々の活動と呼びかけが少しはお役に立てたのかなと思っています。
来年も皆様と一緒に「さくら美守り隊」でのボランティア活動ができることを楽しみにしています。
以上
(文責:環境部会「自然保全活動分科会」神山利)
掲載日:2018年3月17日
環境部会 自然保全活動分科会
「さくら美守り隊」
ボランティア募集
のご案内
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環境部会自然保全活動分科会では今年も「千鳥ヶ淵」での「さくら美守り隊」のボランティアに参加いたします。
本日(3/17)東京のさくらの開花の発表がありました。 満開が3月25日~27日頃と見込まれ、さくらの見ごろが早まりましたので,DFの 「さくら美守り隊」ボランティアを,予定していた4月2日~3日から3月28日(水) に繰り上げることとになりました(1日限りとします)。 時間・場所などは変わりありません。14時から16時までの間です。この時間「DF環境部会自然保全活動分科会」の仲間の誰かがおります。
是非、気軽に参加下さいますようお待ちしております。
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- 日 時:3月28日(水)
- 時 間:14時〜16時までの間ご都合の良い時間だけで結構です。
(「DF環境部会自然保全活動分科会」の仲間の誰かがおります) - 場 所:千鳥が淵緑道中央ボート場先(テントがあります)東京メトロ半蔵門駅からが便利です
- 活動内容:
・千鳥が淵緑道の清掃
・さくら募金への呼びかけ
・ごみ持ち帰り、シート禁止、禁煙の呼びかけ - 連絡先:DF環境部会自然保全活動分科会 神山 利
・電話:042-370-6536
・Eメール:sato-k-er73ak@galaxy.dti.ne.jp
※必要なものは用意してありますので手ぶらでおいで下さい。
※ご家族でのご参加も歓迎です(お孫さんもどうぞ) 。
※雨天の場合は中止です。
以上
DF環境部会 自然保全活動分科会
神山 利
2018.03.03
(2018年3月12日 掲載)
新宿の環境学習応援団「第17回まちの先生見本市」に初参加
教育部会理科実験グループと環境部会環境教育分科会は、1月27日(土)に新宿区立戸塚第三小学校で行なわれた「まちの先生見本市」に参加しました。
この催しは、新宿区・NPO法人新宿環境活動ネットが主催し、「まちの先生」がブースを開設して子供達や保護者・教員や教育関係者などの来場者に対して環境学習、学校における出前授業や地域におけるワークショップ実施に向けた情報交流のきっかけを提供するものです。参加団体は70団体(内54が出展)、来場者は888名でした。
このイベントに向けて理科実験グループから5名のメンバーが参加し、全17テーマと理科実験グループの活動状況を展示紹介すると同時に、滑車と風車の実験器具を持ち込み省エネルギーや再生エネルギーを実際に体験学習してもらいました。
来場者からはテーマ数の多さ、手作り実験器材や実際に体験出来る出前授業に感心の言葉を頂きました。当該校の服部校長先生からも「素晴らしい」との評価とともに出前授業について具体的に進めるご提案がありました。
また、環境教育分科会は8名が参加して、「地球が暑くなっている!楽しく学ぼう、環境教育授業」というテーマでポスターを掲示出展しました。ディレクトフォースの理科実験と環境課題の幅広い教育関連活動には、多くの参加者から高い関心と評価が得られたと感じました。
本イベントの参加団体は「“まちの先生”登録資料集」に掲載されます。この冊子は区内小中学校全ての先生に配布されますので理科実験グループおよび環境教育分科会の小中学生向けの新たな機会創出に繋げて行きたいと思います。
(酒井和幸・中西聡)
掲載日:2018年2月5日
第35回DF環境セミナー
「不透明感増すエネルギー政策」
ーー 電力自由化、原発、温暖化対策の狭間で ーー
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今回は、年初にふさわしく我が国の重要なテーマ「エネルギー問題」を取り上げ、講師として日本経済新聞社・編集委員・滝 順一氏(写真)にお願いしました。
- 日 時:2018年1月15日(月)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室A・B・C
- 講 師:滝 順一 氏 日本経済新聞 編集委員
- 参加者:74名
- 概要はこちらからご覧ください。
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掲載日:2018年1月31日
「DF創立15周年記念桜植樹」を実施しました
昨年「DF創立15周年」を記念して、「創立5周年」に引き続き記念の桜を植樹したいと考え、環境部会から会員の皆さまにご寄付を募りましたところ、皆さまのご理解とご協力により、募金額が目出度く目標に達し、去る(2018年)1月22日(月)午後、皇居の千鳥ヶ淵公園内のお堀端で「DF創立15周年記念の桜植樹式を実施」することができました。ここに、皆さまへの感謝とともにご報告申し上げます。
当日は数年振りの大雪が横殴りに降りしきる中、寒さに震えながら千代田区環境まちづくり部・基盤整備計画担当課長の千賀行氏、道路公園課の原係長と岩井係長、植栽担当の富士植木の竹嶋次長、そしてDFから真瀬代表、保坂事務局長、横井時久氏、河井環境部会座長などが見守る中、高さ4m、幹の太さが8cmの立派な「サトザクラ(関山)カンザン」が植えられました。植樹後には臨席したDFの全員でスコップを手に取り、土を桜の苗木の周りに掛け、無事植樹式を終える事ができました。
(写真は合成です)
サトザクラ(関山)は、(植栽を担当している富士植木の竹嶋さんによると)皇居の周りに多く植えられているそうで、別名「八重桜」とも言われ、派手やかな桃色の花を付け、ソメイヨシノより少し遅い4月中旬頃に開花するとのことであります。ただ、今回植樹した桜は今年の開花は難しく、来年の春まで待たねばならないとのこと、残念ではありますが来年の開花を心待ちにしたいと思っています。
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植樹したサトザクラと銘板 | サトザクラの開花の様子 |
植樹場所は、皇居の千鳥ヶ淵公園内半蔵堀のたもとで、ちょうど内堀通りを挟んで対面にイギリス大使館がありますが、若干半蔵門寄りのお立ち台のそばになります。
DF創立15周年記念の桜植樹基金は、昨年9月から10月にかけて、環境部会・自然保全活動分科会が主催してDF会員の皆様にご寄付をお願いし、10月26日に開催された15周年記念総会の日に、目標額の35万円に到達し、晴れて千代田区に記念植樹の申し出をしました。区の方もとても協力的で、丁寧に対応して下さり、植樹当日の大雪にも関わらず、わざわざ担当課長以下が揃ってご臨席頂きました。
ご寄付を頂いたDF会員の皆様、寄付金募集に奔走して下さった環境部会の方々、そして千代田区担当課の皆様、その他関係する多くの方々に対し、深甚の感謝を申し上げます。
どうか、来年の開花を楽しみに!その節には是非お出かけくださいますよう、お礼方々ご案内を申しげます。
以上
(環境部会 平井隆一 記)