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2011/01/01(No92)
松村 洋
会員の皆様に於かれては御機嫌良く新年をお迎えのことと存じます。
DFの昨年を振り返って
9月の総会でご報告したとおり、DFにとって財務的には大変厳しい1年でしたが、会の活動は一回り大きく厚くなりました。
昨今の経済情勢の影響で事業部門の収入は前年に較べ約1割(14百万円)の減少で、事務局の再度の給与引き下げ、組織のスリム化等運営費の圧縮に努めたものの第8期(2010年8月)の収支(税引き後)は約2百万円の赤字計上を余儀なくされました。
一方、会の活動の方は、会員数は順調に増加し(12月末実働会員数(569名)、活動分野ではコンサル部門が収益面での中核である点は変らないものの、大学からの講師派遣要請、会員の支援を希望するベンチャー企業の増加が顕著となり、また理科実験活動への高い評価、監査役研修会に多くの新しい会員の参加、更には環境部会の発足等、会員の参加の場は着実に充実して参りました。
新しい年に目指すこと
依然として厳しい環境下での運営で課題は少なくありませんが、前向きに取り組んで行きたい点は
いずれも内外でDFに対する認識を深め、活動の場を更に大きくするために欠かせない分野だからです。今年も〈社会の役に立ちたい〉というDFの旗印を堅持しつつ、会員皆様が楽しく活動出来る場を広げることに力を注いで参りたいと思っております。 ■
(まつむら ひろし 一般社団法人ディレクトフォース代表理事)