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粋山会

すいざんかい

登山同好会(2020年版)

世話役 立石裕夫

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2020年2月1日 更新

目 次

テーマ / イベント名 実施日(2020年)
1月月例山行 
富岳12景・山梨百名山 高川山山行で富士・南アルプスの絶景を楽しむ
1月20日(月)

2020年1月31日 掲載

「粋山会」1月度月例山行

富岳12景・山梨百名山 高川山(975.7m)で
      富士・南アルプスの絶景を楽しむ

  • 日 程:1月20日(月)晴
  • 参加者:柳瀬、中重、立石、江村 (計4名)(敬称略、順不同)
  • 行 程:①初狩駅9:00 → ②登山道入り口9:25~9:35 → ③高川山11:10~11:50 → ④天神峠13:25~13:40 → ⑤むすび山14:47~14:52 → ⑥大月駅15:25
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◇ ◇ ◇

ここのところこの時期は冬場で空気も澄んでいるところから、富士周辺の山で展望を楽しむ山行が多くなっているが、今年も富士山に近く、その頂上からは遮るものなく富士を眺められる 高川山 たかかわやま の登山を計画した。実行の2日前には東京でも雪が降り、積雪の状況が心配されたが、登山には支障はなく、最高の天候と無風のコンディションの下、雪を踏んでの登山となりちょっとした冬山気分も味わえた。また山頂からは期待通りの最高の展望が楽しめ、申し分のない山行となった。

8:52着の列車で皆さんが初狩駅①に降り立つ。当初は8人参加の予定だったが、風邪をひかれる方も数人出て、結局4人の参加となった。

トイレ等準備をすませ出発、駅付近の集落を抜けると、後ろに 滝子山 たきごやま お坊山 笹子雁ケ腹摺山 ささごがんがはらすりやま などがよく見える。これ以上ないほど空は晴れ渡っていて風もなく登山には最高のコンディションだ。寺の墓地の横を通って林道を登っていくと、20分程で、駐車場と仮設トイレの設置されたちょっとした平坦地に到達する。2日前に降った雪がこの辺りでも少し残っている。ここでスパッツ(ズボンのすそに装着する泥除け)を付ける。

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登山口にて 正面に滝子山が見える
登山口にて 正面に滝子山が見える

すぐに登山口②につき、本格的な登山道となるが、いきなりの急登でしかも凍結気味の雪道になってきたので、10分も歩かないうちに今度はアイゼン(雪等で滑る恐れのある時に靴側に装着するスパイク)を付けることにする。

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アイゼンをつけ新雪の中を登る
アイゼンをつけ新雪の中を登る

途中男坂・女坂の分岐があり、どちらを行っても上部で合流するのだが、今回はより短距離な男坂を選択する。男坂といっても鎖場があるわけではなく、途中岩の間を抜けていく程度だが、やはり急登ではある。20分程で女坂から来る道と合流、さらに少し登ると小ピークに出て傾斜は一旦緩くなり、もう一登りすると待望の高川山山頂③である。

この山は360度の展望で知られているがその期待に応えてくれる。まずは富士山が真正面にそびえている。左にほんのわずかの雲がかかっている程度でその全容をよく見せてくれる。心なしか例年より雪は少なく見える。富士の右には南アルプスの甲斐駒ケ岳鳳凰三山 間ノ岳 あいのだけ も山々の間からほんの少し顔をのぞかせている。

左には、 御正体山 みしょうたいやま )、 丹沢の 菰釣山 こもつるしやま 畦ケ丸 あぜがまる 等も見える。山名の表示盤を見ながら、山座同定でわいわいとやってから、記念撮影をして食事に移る。みなさん冬だけにポットに入れた暖かい飲み物持参で食事を楽しんでいる。

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快晴の高川山山頂にて 周囲の山々を背景に記念撮影
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高川山頂にて 富士がそびえていた

到着後40分で、再び用意をして出発、ここから大月駅まで、稜線を縦走する長丁場のコースだ。まずは山頂直下の急下降に挑む。ところどころ凍結気味の雪が残っている急斜面をロープに頼って下降する。徐々に雪の部分は減っていくが、その分ぬかるみが増えてきて滑りやすい斜面が続き、アイゼンが有効である。みんなで「泥にアイゼンを使うとは」と笑いあう。40分程で田野倉方面の分岐を通過、一旦アイゼンを外すかどうか迷い、結局もう少し様子を見て付けたままで行くことにするが、これは正解であった。急斜面の雪交じりのぬかるみの下降はアイゼンがないと大変だったろう。

更に40分程歩いて天神峠④に到着、ようやくアイゼンを外してみると泥と枯葉がびっしりと付着していて、それらを一通り取り除いてケースに収納するのが大変だった。

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天神峠にて アイゼン収納に悪戦苦闘 おむすび山 展望台(昔防空監視廠)にて
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おむすび山 戦時中の遺跡(防空監視廠)
おむすび山 戦時中の遺跡(防空監視廠)

峠から10分余り登り返すとこれまでに比べれば多少穏やかな道になるが、それでもところどころ小さな登り返しがありいやらしい。1時間余りでおむすび山⑤着、ここは戦争中の防空監視廠があったらしく、石垣などが残っているが、今は大月市の展望台になっている。足元すぐ下に大月市街が広がっていてベンチも設置されている。

小休止の後最後の下りにかかる。ほんの10分程度のつづら折の下りだが、ここもぬかるんでいてすべりやすい道を慎重に下ると、民家が現れて舗装道路となり山行は実質的に終了。あとはゆっくりと市街地を大月駅に向かう。いつも思うのだが、下り終えて山行を振り返りながら談笑しながら歩くのは幸せな瞬間だ。

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打ち上げ
打ち上げ

打上げはここ3年連続して使用している大月駅前の「濱野屋」。いつもの如く大いに飲んで食べて17時半ころの電車に乗って家路についた。

(文責:江村泰一)

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① 相模湾の絶景を眺める見晴茶屋 
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② 旧街道の石畳を踏みしめて歩く 
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③ 昼食を摂って満足気な一行 
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④ 鎌倉時代からの箱根越えの路、湯坂路の入口 
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⑤ 湯坂路を湯本まで下る 
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⑥ 地元の居酒屋「入船」で大いに盛り上がる