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スキューバアニメ

スキューバ同好会

世話役 佐藤 眞樹(2018年版)

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2019年3月27日 更新

目 次

イベント名 開催年月日 行き先
第23回 「グレートバリアリーフダイビング紀行」 2018/11/13〜 11/29 グレートバリアリーフ
2016年3月28日

第24回 「グレートバリアリーフダイビング紀行」

11月中旬、長い間の夢だったオーストラリアのグレートバリアリーフ(以後GBRと表記)でのダイビングが実現した。何年も前から行きたい行きたいと言っていた同好会の仲間はそれぞれの理由で今では引退してしまっている。彼らの分も楽しんで来なければと思う。

夢が叶ったりすると、豪州の首相の様にサメにでも食べられて命を落とすかも知れないなどと不吉な予感を感じ、正夢にならない様に敢えてその不安を口に出して友人達に喋ったりもした。幸い何事もなく、無事、長谷川、水口、佐藤の3名はダイビングを大いに楽しみ、素晴らしい思い出を胸に帰国した。

(右画像クリック⇒拡大)

GBRはオーストラリアの北東岸に2600キロにわたり連なる世界最大のサンゴ礁地帯で珊瑚海に在り、世界遺産にも登録されている。現在生育しているサンゴ群は最終氷期の最終期である約2万年前から生成が開始したとされている。

今では1500種程度の魚が住んでおり、サンゴは何と400種が確認されている。

13日、山梨県の私立高校の修学旅行の生徒達と乗り合わせ、ケアンズに14日早朝到着。ホテルに入り、先ず朝寝をし、昼頃ラーメン屋を求めて街に出掛けた。

タクシーのドライバーによると、この町の紫外線は東京の7倍強く、暑い昼は無人で、涼しくなる夜からが活気づくのだそうだ。

ラーメン屋でラーメンと餃子を頼んだが、ライセンスが無いのでビールは飲めないと言われ大いにがっかりする。流石に法治国家。

ホテルに戻り、昼寝をして夕方に海岸通りの美しい遊歩道に在るDUNDEESと言うレストランでステーキを食べた。DUNDEESとはワニのことで、昔はワニのステーキが有名だったそうだ。確かに夜は海風が気持ちよく、多くの着飾った人達や観光客が港の夜景を楽しみながら食事をしたり、そぞろ歩いている。

ダイビング初日(11月15日)

15日朝、8人乗りのセスナ機でスペイン、デンマークからの2人連れとケアンズ郊外の飛行場から海岸線に沿って2時間北上し、クックタウンの北東に在るリザード・アイランドに降り立つ。その名の通り、キャプテン・クックがこの島に到着した時にはトカゲしか住んでいなかったそうだ。そこで迎えに来ていた SPIRIT OF FREEDOM 号と言う37メーターの豪華クルーザーに乗り込んだ。

(クリック拡大可)
同行の人たちと

スタッフは10名、乗客はアメリカ15名、デンマーク2名、スペイン2名、日本が我々と就活の終わった大学生の計4名他で25名。タクマさんと言う日本人のスタッフが1人居てくれてホッとする。船は東に走り、GBRの北の一部であるリボンリーフに到着。早速2つのポイントで潜った。

恐ろし気な姿のコブシメと対象をなす鮮やかな赤や黄色の色に輝くキンギョハナダイの群れが陽を浴びてサンゴ礁に遊び、ヤクザみたいな怖い顔をしたバラフエダイの群れと白く見えるのにクロハギの群れが共に縄張りを共有している様に泳ぎまわる。未だ幼いナポレオンフィッシュがキョトキョトと迷い出し、蛍光色の青い線が鮮やかなクマザサハナムロの群れが一挙に斜めに泳ぎ去る。不気味な顔をした大きなジャイアントスイートリップが我が物顔に徘徊し、宝石の様な瑠璃色をしたスズメダイが群れ、ケショウフグや黒点模様のサラサハタが悠々と泳ぐ。真っ黒な体に後部だけが見事に白いコントラストの鮮やかなスパイニークロミスやツバメウオの群れがのんびりと行進していく 。

ハナゴイ

インストラクターがナイトダイビングに誘ってくれたが、僕は2本目で左足太ももが吊ってしまい、真っ暗な海の中では危険が大きすぎると思い諦め、長谷川さんだけが参加した。真っ暗な中で、手に持ったライトの目の前でサメやローニンアジが小魚を捕食したり、ウツボがタコを捉えてかみ殺す様は壮絶でド迫力満点のショーだったそうだ。

夕食後、船は北東に走り、GBRの外海に出て、ケアンズからは300キロ離れたオスプレイリーフに向かった。外海は波が荒いので酔い止めを飲むよう指示された。お陰様で3人とも酔わないで済んだ。

オスプレイは米軍のヘリとして有名だが、ミサゴと言う鳥のことである。

ダイビング2日目(11月16日)

翌日、オスプレイリーフの1本目で中層を泳いでいる時に、何と群青色の海の中から、4畳半は有るマンタがこちらに向かって泳いで来て、僕に気が付き、目の前で大きく右に旋回し、再び群青色の海の中に消えて行った。何度見てもマンタは凄い。荘厳な感じ!今回は冷静にビデオにマンタを納めることが出来た。マンタは多くの場合、体に着いた寄生虫などをベラなどの小魚に食べて貰う所謂クリーニングの為に、海中の大きな岩根にやって来るのをダイバーは岩陰に隠れて待ち伏せして見ると言うのが、普通なので、こうして中層で直に遭遇することは珍しい。以前、パラオでマンタの子供に中層で遭遇した時は興奮の余り、カメラの操作を間違えて、まったく動画は撮れなかったので、今回は大成功である。

悠然と泳ぐマンタ

2本目では食事をダイバーに邪魔され、静かな所を求めて逃げて行ったタイマイや川の流れの様なホソカマスの群れ、悠々と泳ぐグレイリーフシャークやギンガメアジの大群など大物に出会うことが出来た。

シャークフィード

4本目の後半はローニンアジの群れが真っ黒な鋼鉄の鎧を付けた様な大きな雄から未だ若いのまで船底の下で密集して我々を待ち構えていた。

船に上がると夕焼けがとても美しかった。

ダイビング3日目(11月17日)

17日もオスプレイリーフで潜った。バラクーダの大群を追いかけ、イソマグロなどの大物を間地かに見、ハタタテダイやお気に入りのパープルビューティーなども実に美しかったし、2本目のシャークフィードは圧巻だった。ダイバーが水深15m位に在る岩の上に腰かけて待っていると、マグロの頭を4個入れた鉄製の籠が船から降りて来て、その匂いで何十匹と言うサメが集まり、籠の周りをグルグルと遠巻きにして泳ぎ回わる。おこぼれにあずかろうとするバラフエダイやたくさんの小魚が籠の近くで待ち構える。インストラクターの一人がカゴノ蓋を開けると同時に一斉にサメ達が餌を求めて競い合う様は圧巻だった。僕の大好きなツノダシがビフテキを食べた後の御新香のおもむき宜しく爽やかだった。

この回が長谷川さんの丁度800本目のダイビングで、海中で記念撮影をした。800本は本当に凄い。

(クリック拡大可)
800本目のダイビングを達成した長谷川さん(中央)

その晩は最後の晩だと言うので美しい夕焼けのデッキの上で随所の集まり、シャンパンを開けたり、牛、羊、カンガルーのステーキディナーに舌鼓を打ったり大いに盛り上がった。

そしてその夜遅く、船はオスプレイリーフにさよならをして夜通し走り、帰路に着いた。

ダイビング4日目(11月18日)

翌日早朝、立ち寄ったリボンリーフで潜る。アカヒメジの大群やキンギョハナダイやアカネハナゴイの群舞、ハナビラクマノミのの端正な姿にうっとりする。朝飯後、今回の最後のダイビング。浅い海はキンギョハナダイとアカネハナゴイの乱舞、可愛らしいミスジチョウチョウウオの夫婦、ぱっと辺りが明るくなるようなヨスジフエダイの群れ、僕の大好きなツノダシまたまたキンギョハナダイとハナダイダマシの群舞に竜宮城に居るかの様な錯覚を覚え、孤独なミノカサゴと映画ニモのモデルになったバリアリーフアネモネフィッシュ一家に別れを告げてダイビングは無事終了した。

◇ ◇ ◇

興奮冷めやらぬまま、帰りの飛行機に乗る前には次回はモルジブに行くことが機関決定されていた。

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ジンベイザメ
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