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隈取り

歌舞伎同好会

世話役 若松 常美(2018年版)

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2018年7月6日 更新

目 次

テーマ / イベント名 実施日
6月歌舞伎鑑賞会 観劇記 6月23日(土)

2018年7月7日 掲載

6月歌舞伎鑑賞会 観劇記

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毎年6月は、国立劇場の歌舞伎普及のための「歌舞伎鑑賞教室」に参加してきました。この公演は、中高生の課外授業として採用されており、この日の午後の部にも大勢の女子高校生の団体が参加していました。

恒例の「歌舞伎のみかた」解説では、坂東巳之助が若手ホープらしいさわやかな案内で、舞台に女子高校生を招きあげての、歌舞伎の所作のお稽古に万雷の拍手がありました。

こうした催しから、演じる方、観る方共次世代へ歌舞伎が受け継がれていくことを願ってやみません。

演目は、歌舞伎舞踊劇(所作事と呼ばれます)の内、「松羽目物」と類別される「連獅子」でした。明治34年、河竹黙阿弥の原作を改作して初演されたということでした。

松羽目物」とは、所作事の内、能舞台を模した舞台で、能と狂言を歌舞伎舞踊化したものです。この演目の引用は、能「石橋(連獅子の小書き)」と狂言「宗論」。

親子の獅子の精は中村又五郎と歌昇の親子の競演。長い毛を勇壮に振り回す「毛振り」は能とは違った歌舞伎固有の技です。「重労働やなあ!」との感嘆の声が客席から聞こえてくる熱演に拍手喝采でした。


国立劇場(本館)幕開き

鑑賞後は、2階食堂「十八番」に移って、15名の皆さまと恒例の懇親会をもちました。

「松羽目もの」と類別されるジャンルが、明治時代の政府から歌舞伎改良の強請を受けて現れた歴史的所産である事を紹介させていただきました。

次回は、9月15日に「文楽」公演です。演目は、傑作浄瑠璃の「夏祭浪速鑑」(通称「夏祭り」です。

団七九郎兵衛と一寸徳兵衛の義兄弟と老侠客釣舩三婦の義侠、高津神社の宵宮の神輿囃子が高まり近づく中での主家への義理のため心ならずにも犯す凄惨な団七の舅殺しの場、三婦の女房お辰の男勝りの義侠等々、浪速の夏の風物を彩る名作を楽しんでいただけます。多数のご参加をお待ちいたしております。

(神村記)