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【目 次】

Canadian International School プレゼン聴講 および
昭和小学校見学会

Canadian International School プレゼン聴講 および
昭和小学校見学会

2021年11月16日(火)10:00~15:00昭和女子大学にて、9名の参加者を得て、Canadian International School 理事 植松基員氏から、「日本のインターナショナルスクールの現状」についてプレゼンをいただき、次いで、昭和小学校(昭和女子大学初等部)教頭 渡邉直人氏から説明をいただいた後、校内の見学を行ないました。

両氏の話は、目から鱗の連続です。小学校見学では、整った環境の中で、伸び伸びと授業を受ける生徒たちを見て、自身の体験と重ね合わせて、隔世の感を覚え、感激しました。 その時の状況は、以下の参加者有志3名の感想文で表現致します。

現在、OVER80では、日本を良くするためには小学校の教育を改正することが最も大切と考え、改正案を練っています。今回はその一環で、より優れた提案をするための勉強会として実施したものです。メンバーの平尾光司さんが、かつて昭和女子大学理事長であったことから、ご尽力いただき実現することができました。深謝致します。

インターナショナルスクールについてのプレゼン前。右端が植松理事

インターナショナルスクールについてのプレゼン前。
右端が植松理事

◇ ◇ ◇

参加者有志感想文(河原春郎)

大変ありがとうございました。感想を以下にまとめました。

1. Canadian International School

本校はカナダであるが、今は独立した日本の学校ということであった。 私立であり、日本の教育制度に制約されず、全て英語での授業とか独自の教育方針と内容の授業は、新しい日本の担い手を育てる意味では期待したい。

ただ、現状は高校までであり、日本人の生徒が、日本の一般の大学に進学するケースが多く、卒業後の活躍の様子も定かではないので、日本にいる外国人子弟や帰国子女の受け皿的な感じもあり、日本の次世代が発想を変えていくプラットホームにどこまで機能しているかは良く分からなかった。

他のInternational Schoolの紹介もいただき、IB(国際バカロレア*)を導入して国際的な教育を進めている所が多く、これから、これらInternational Schoolから日本人が沢山卒業して、日本の社会の中で活躍が広がり、日本を変えていく力になるのを期待したい。 なお、見学した昭和女子大学の中にもBritish School Tokyoがあるが、同大学とは関係のない、独立した学校とのことであった。

(*編集註:国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム)

渡邉教頭から、小学校教育の取り組みについてプレゼン

渡邉教頭の、
小学校教育の取り組みについてのプレゼン


2. 昭和女子大の小学校

生徒の皆さんが大変快活で挨拶も大変良く、糸鋸を女生徒がみな自分で作業しているのは大変ビックリ、何でも体験させ、自分で模様を作るなど、型にはまらない授業ぶりは大変印象的、他のクラスも生徒同士の会話がすごく活発で、素晴らしかった。

自分の子供の参観で見た公立の小学校のイメージを一変するもので、昭和女子大乃至私立の特徴なのか、今は変わってきているのか、大変期待が持てた。

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参加者有志感想文(南井克之)

平尾光司さんにより設定頂いたことで実現した、昭和女子大学構内の付属小学校の此度の授業見学と日本在の多くのインタ―ナショナルスクールに関するCanadian International School 植松理事による講演内容は、我々DF OVER80の教育改革への取り組みベースの出発点となり、今後の DF内の討議・作業や提言に向けての良い切っ掛けになるものであったと思いました。誠に有難い機会でした。

日本在の外国学校のことについて、事前には知らなかったことが、小生には余りにも多くありましたが、日本の教育改革を提言するには、ただ、今後、更に深く諸実態を知る為のDFの活動が必要であるとも感じた次第。全ては、我々 DFOVER80 が目論む「小学校教育の在り方について、外国学校が力を入れている教育の内容、制度や仕組みを知り、更に、海外での教育制度、仕組みにも目を向け、それらを知ろうと努めることにより、将来の日本全体の教育改革に結び付けて考える」、「特に人間形成上に大事な幼少期に真にあるべき学びの基礎を身に付ける為の仕組みを考える」、その結果として、その後に(複雑になり、我々DFOVER80の取り組む範囲・分野ではないが)幼少期に続く中高大までの入試、進学の制度や仕組みの在るべき姿・在り方への改革の流れに繋ぐ、そのベースをつくることが出来れば‥‥と思うところである。

平尾さんから、昭和女子大学の沿革を説明

平尾さんから、昭和女子大学の沿革の説明

これまでの発言を繰り返しますが、全てが入試の為に動いている、画一的になりがちな日本の現状の教育制度や仕組みとは違う、何らかの視野の広い改革の道を開くべきとの思いを強めており、特に日本の小学生段階での教育制度や仕組みは、「井の中の蛙、大海を知らず」‥‥という面が多いのだと、自分自身の海外での経験から思うので、教育の現場が、日本内だけではなく、世界的視野を広げる為の具体化に向けて、行動を起こせるように、DF の皆様と共に、何らかの仕組みの提言に向けて取り組みたいと、改めて思っております。

刺激を貰った、此度の機会には心から感謝しております。気を引き締めて、改革の道を拓きたい、その為に取り組みたいという気持ちでおります。

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参加者有志感想文(西村二郎)

昨日の見学とても参考になりました。とくに、渡邉教頭とのやりとりは、南井さんが指摘されたように、第一線で創意工夫を凝らし奮闘されている姿が覗え、明るい気持ちになりました。ありがとうございました。

紅葉のキャンパスの中、小学校へ移動

紅葉のキャンパスの中、小学校へ移動

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参加者:金井勇司、河原春雄、小林恒夫、中尾誠男、西村二郎、平尾光司、真瀬宏司、南井克之、保坂洋 (敬称略・アイウエオ順)

(記、撮影:保坂 洋)