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一般社団法人 ディレクトフォース

2020年3月10日

見出し教育部会

教育部会理科実験グループ>トピックス

見出し 理科実験グループ「トピックス」2020年版

掲載日付 タイトル 実施日
3月05日 横井時久さんが小学校で戦争体験を語る
3月05日 今年度もブラジル人学校3か所で理科実験授業
2月24日 新規開発テーマ「熱」を科学技術館サイエンスクラブで実施
2月20日 横浜市通級指導教室の理科実験
1月21日 駿河台大学の文系学生に理科実験 1月8日(水)
1月15日 学研プラス「開け科学の扉第8巻」に理科実験グループの授業風景紹介

(2020年3月5日 掲載)

横井時久さんが小学校で戦争体験を語る

横井時久さん(会員番号0)が2020年1月18日に渋谷区立加計塚小学校と1月30日に大田区立中萩中小学校で、ご自身の戦争体験とその時代背景の授業を行いました。 太平洋戦争に関しては社会科の教科書にはあるものの、実体験に基づく迫力ある授業は、児童にとっては新鮮なものであり、校長はじめ教諭や保護者も聴講し、感銘を受けた様子でした。

このような戦争体験の話は、横井さんが小学生向けに温めていたもので、ご自身の母校である加計塚小学校で実施したところ、DF会員の実力を学校側が高く評価し、理科実験もお願いしたいと言うことになり、2月14日に「墨流し」の理科実験授業を行う運びとなり、今後継続して理科実験授業の要請がありました。

また、逆に、日頃、理科実験グループが出前授業を行っている中萩中小学校には、DF会員の戦争体験授業を紹介したところ、1月30日に実現したものです。今後、理科実験グループもこのような戦争体験などのコンテンツを小中学校に折々に紹介し、DFの教育活動の範囲を相互に広げていきたいと考えています。

本文はこちらからご覧ください。

以上(赤堀智行)


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(2020年2月24日 掲載)

今年度もブラジル人学校3か所で理科実験授業

今年度(2019.4 - 2020.3)もブラジル人学校3校で理科実験授業授業を行いました。

訪問した学校は次の3校でした。

  • 令和元年10月9日(水)には茨城県常総市のオプション校で「光の花」
  • 令和10月16日(水)には埼玉県児玉郡上里町のTS学園で「光の花」
  • 令和2年2月28日(金)には茨城県つくば市のエドカーレ校で「カイロ」

ブラジル人学校はブラジル国家公認で小学校、中学校、高等学校まであります。児童生徒は主に日本で働く家族の子弟で、ポルトガル語しかわからない生徒もいれば、日本語はわかるが、母国に戻り生活できるように中学からブラジル人学校に通う生徒もいます。DFの授業は主に中高生中心で、スライドとワークシートはすべてポルトガル語に翻訳して、講義や実験は日本語とポルトガル語通訳で実施しています。この出前授業は(財)日伯経済文化協会ANBECの在日ブラジル人子弟教育・職育(移民の子供の未来を拓く)の支援事業の一環です。同ブラジル人学校の特別授業の理科実験にDFが協力して毎年実施しています。当日の運営と準備はDFとANBECの日伯の社会人・学生ボランテイアメンバーが連携して行われ成果を重ねて本年度で7年目を迎えました。

(クリック⇒拡大)
オプション校集合写真
TS学園集合写真
エドカーレ校授業風景
オプション校集合写真 TS学園集合写真 エドカーレ校授業風景

日本とブラジルでの理科の教科はほぼ同じレベルなので、問題なく実験授業を行うことが出来、光の花の実験では、曲がっているビニールチューブの中を光が全反射しながら伝わる様子を観察して、胃カメラや光通信で応用されていることを実感してもらいました。また、カイロの実験では、生徒の皆さんには、カイロが温かくなる時間変化をグラフにして、各自の結果の違いをお互いに相談しながら考えさせる授業にすることが出来ました。

(クリック⇒PDF)
光の花(ポルトガル語版) ほかほかカイロをつくろう
(ポルトガル語版)

◇ ◇ ◇

このような海外校での理科実験授業は、今年度、ドイツ人学校でも実施しており、若人の自然科学への理科が深まることは、DFとしての国際貢献にもつながるものと考えています。

以上(小林 健)


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(2020年2月24日 掲載)

新規開発テーマ「熱」を科学技術館サイエンスクラブで実施

予てより、開発改良を重ねてきた理科実験テーマ「」を、2月11日(祝)に科学技術館サイエンスクラブで実施しました。

DF理科実験グループ9名の指導の下、90分授業を2回行い、3年生以上41名の児童に体験をしてもらいました。火と水をテーマに、人類が2足歩行で道具が使えるようになり、更に、火を制することにより、蒸気機関で産業革命が起こった結果、現在の人類の発展があることを子どもたちに易しく説明しながら、アルコールランプでビーカーの水を加熱して沸騰と蒸発の過程を体験させました。

水蒸気は水の約1700倍の容積があることを応用した蒸気機関の発明が人類史上で如何に重大な出来事であったことか、また、水の存在が太陽系の惑星の中でも生命をはぐくませる特殊な存在であることなど、実験を通して、幅広い総合学習を心掛けました。

熱を実験で扱うことは、なかなか難しく、理科実験Gでは、衆知を集めた検討会、数次にわたる試行実験を重ね、ようやく、自信を持てるものが出来上がったと考えています。今後も時代の要請に即応したテーマの開発改良を継続して、自然科学に興味を持つ子どもたちのために、努力する所存です。

以上(森山健一)


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(2020年2月20日 掲載)

横浜市通級指導教室の理科実験

2019年の理科実験グループの活動は、年間182件と約10件増加しましたが、その内、神奈川地区の理科実験の実施回数は、48件と前年比11件も増加しました。その中で、特筆すべきものとして、小学校での通級指導教室での実施が3件(2019学年度としては4件)ありました。

通級指導教室とは、発達障害のような情緒障害・注意欠陥多動性障害、言語障害など軽度の障害をもつ児童生徒が対象で、ほとんどの授業を通常の学級で受けつつ、通級指導教室で、自立活動や各教科の補充指導などの授業を受けるものです。

横浜市は、積極的な取り組みを行っており、8月には下の写真で見られるように、すばらしい設備を備えた綱島通級指導教室を設立し、2019年度は15の小学校に通級指導教室を設けています。

◇ ◇ ◇

各指導教室では、種々の取組みが行われていますが、知的障害のない高機能の情緒障害児に対しては「専門分野の特別指導」として、理科実験のような「児童に考えさせる授業」の導入が提案され、我々DFの理科実験グループに依頼があったと思われます。

2019年度は、各指導教室に希望調査を行った結果、15校の中で、下記4校から希望が出され、テーマも共通の「食塩水電池を作ろう」を実施しました。

実施日、参加児童数、講師数は以下のとおりです。
実施日 学校名 児童数 DF講師数
R1年  9月26日(水) 左近山小学校 9名 6名
  11月13日(水) 綱島小学校 5名 4名
  12月 5日(水) 荏田東第一小学校 6名 5名
R2年  1月22日(水) 仏向小学校 11名 6名
食塩電池でモーターの羽が回った 食塩電池のアルミが電気になり消耗した

通級指導教室の担当の先生方は、各児童の個別の状況に合わせた慎重な対応を心がけているとのことから、我々の実験でも、児童2名1組に担当の しょう 先生1名を基本とする形で、十分な人数のDF講師が参加して、高学年の4~6年生を対象に、2時間の枠の中で90分の実験を行いました。中には、児童1人に指導教室の担当の先生が付き、さらにDFの小先生がつくようなケースもありましたが、参加した児童は、皆、知識も豊富で、何ら問題もなく、積極的に取り組み、質疑応答も含めて、スムースに実験授業を進めることが出来ました。

理科実験に対しては、非常に関心が強い児童が多く、楽しみにして参加しているとのことで、最初は緊張気味でしたが、リーダー役の だい 先生の質問にも率先して答える児童がほとんどで、一言もしゃべらなかった6年生の女児も、日頃は不登校の5年生も、実験には集中して取り組み、明るい顔を見せてくれたことは、意義ある充実した授業になったものと感じました。

私たちの知る偉人の中には、若い頃はいろいろな経験や経歴をもった人も多かったとの話を聞きますが、我々の理科実験を通じて、児童たちが持っている能力が磨かれ、すばらしい活躍をしてくれればと念じています。

以上(金子勇雄)


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(2020年1月21日 掲載)

駿河台大学の文系学生に理科実験

1月8日(水)に駿河台大学の文系学生に「現代物理化学講座」の中で、「水溶液の分析検定」の理科実験実習を行いました。

文部科学省では、教育の質的向上に向けた大学教育改革のための取り組みに対し、大学に財政的なサポートや情報提供を行う各種のGP(Good Practice)プログラムを実施しています。

その一つとして、文系学生が実験や実習を通じて、総合的な科学的思考力を醸成するためのプログラムを開発し、実験等により得られた理論を、根拠と結論をしっかり文章と口頭で表現できる数理リテラシーを持つ学生を育成することを推奨しています。

今回は駿河台大学からの要請に基づき、DF理科実験Gでは、見た目では区別できない8種類の透明な水溶液を何らかの方法で分類、検定するテーマを提案しました。生活に身近な食酢、レモン水(ポッカレモン)、炭酸水、水道水、食塩水、尿素水、重曹水、キンカン(アンモニア水)を五感や試薬で、ゲーム感覚で順番に仕分けていき、最後にすべてを区別する実験に30名の学生が参加し、熱心に取り組んでいました。学生たちは身近なところに科学原理が応用されて、豊かな社会が発展していくことを実感した様子でした。

以上 
(源田 廣司)


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(2020年1月15日 掲載)

学研プラス「開け科学の扉第8巻」に理科実験グループの授業風景紹介

学研プラスが出版している「開け科学の扉(第8巻)- 科学をもっとおもしろく」に、清瀬第三小学校 大谷憲司校長が執筆された、「ゲストティーチャーによる指導のメリット」の記事が掲載され、その中で、DF理科実験グループの授業風景が紹介されました。

清瀬市内では、昨年6月にはDF理科実験Gが主催した「サイエンスフェスティバル in 清瀬のイベント」で理科実験授業を実施したほか、清瀬市教育委員会学校支援本部の依頼を受け、各小学校の放課後等で2019年に3回授業を行っています。

「科学をもっとおもしろく」
の表紙
(クリック⇒拡大PDF)

以上 
(文:小林慎一郎)

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