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一般社団法人 ディレクトフォース

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DFの社会貢献活動

見出しモンゴル研究会

見出し トピックス(2021年)

目 次

2021年3月29日

No. 掲載日付 イベント
2021年
02 2021年3月26日 「第13回モンゴル研究会」をZoom会議で開催
01 2021年3月02日 「モンゴルの高専3校へのオンライン授業」を開催

2021年3月29日

「第13回モンゴル研究会」をZoom会議で開催

3月17日(水)10:30より「モンゴル研究会」をZoomによるオンライン会議で開催しました。
出席者は、研究会会員12名、オブザーバー1名に加えて、在日モンゴル留学生会・会長と、同卒業生でNPO法人の会長を務めている方の参加により、計15名でした。


審議・検討された内容を以下に記載する。

1. モンゴル研究会に関係する動き(2021.1月~3月)
  1. 新たにモンゴル研究会に参加されることになった3名の方々の紹介。
  2. 在日モンゴル留学生会・会長になったエルデネマーさん、および、NPO法人「あたたかい心 in Japan」の会長を務めるデルゲルさんの紹介。
  3. 「モンゴルの3高専支援・社会学習オンライン講義」の第3回を実施した(2/26)。
    今回は、コロナ禍のため学生が自宅学習していることに対応して、教室に集合するのではなく、Zoomによるオンライン授業で全員がそれぞれPC・スマホからZoomに入る形にした。DF授業支援の会・若松常美さんが講師となり、「超高層ビルを造る(失敗を恐れず挑戦する)」というテーマで講義した。
    モンゴル学生の関心が高く、3高専合計80名が聴講した。
  4. 茨城県の3市町*が、東京オリンピック・パラリンピックのモンゴル選手団ホストタウンになっており、モンゴルの柔道・空手道を振興するために、柔道着・空手道着の古着を収集して寄贈するプロジェクトを実施した。当研究会の若山さんが柔道着を提供され、城里町に寄贈した。
    (*桜川市、行方市、城里町)
  5. モンゴルから日本に留学し、卒業後、日本で会社を経営しているトゥブシンバトさんの会社「タブソリューション(株)」を、DFが支援している企業に紹介することとなり面談打合せが実施された。委託業務内容のすり合わせを行うなど、契約への進展が期待される。
2. 「モンゴルの3高専支援・社会学習オンライン講義」今後の進め方
  1. 第3回の講義内容の概略を報告した後、今後のモンゴルへの遠隔授業の在り方について議論を進めた。
  • 講義テーマ:授業のテーマの基本は高専側のニーズの把握にある。その上で、DFならではのテーマをどう選ぶか。
    DFメンバーの実務経験を伝えるもの、学校と社会を繋ぐものに重点を置く。
  • 講師:モンゴル研究会、授業支援の会だけでなく、講師の幅を広げるべく、DF全体を見渡す組織のアカデミー本部、企業支援本部などとも相談して、適任者を選ぶ。
  • 纏め役:プログラム全体の纏め役は引き続き水谷さんにお願いする。講義内容については、テーマ全体を見渡せる人に纏め役になってもらう必要がある。企画委員会のような形で、今後の講義計画を検討する場を作る。
    なお、留学生会のエルデネマーさんからは、「高専は理系の授業が多く、文系の授業が少ないので、文系のテーマ(経済・経営学など)も入れてほしい。また、講義できる科目をリストして、学校側で選べるようにしてもらえると幅広く選択できる」という意見があった。

在日モンゴル留学生会・会長のエルデネマーさん

  1. 次回Zoom講義のスケジュール
    第4回を、3月31日(水)17:15~19:15(日本時間)に実施する。
    講 師:元・キューピー(株)授業支援の会・守屋 雅夫さん
    テーマ:「失敗から多くを学ぶ‥‥ 食品産業での経験から考えるー高専の先にあるもの」
3. 「あたたかい心 in Japan」会長 デルゲルさんの講演

デルゲルさんより「あたたかい心 in Japanの活動状況*の説明があり、DFメンバーからの古着やマスクなどの寄贈品もその活動ルートで現地に支給されたことが報告された。

(註*)

  • 「ようこそ in Japan」:新しい留学生の歓迎会・ガイダンス
  • 「ミゲン(みんなで元気)」:祭りの収益金でモンゴルの保健機関に医療器具を寄付
  • 「ありがとう 日本」:留学生から日本のみなさんへのお礼の活動
  • 「あたたかい冬をモンゴルへ」:厳寒用の衣料品、毛布、寄付金をモンゴルに寄贈

2021年の活動の仕方について相談が始まったら、モンゴル研究会も参加して相談する。


「あたたかい心 in Japan」会長のデルゲルさん

4. モンゴルの最近の状況
  1. コロナ禍では、最初に国際空港を閉鎖して感染防止に成功したが、昨年末から感染増加。
    観光が激減、鉱業は順調。首相、健康保健相がコロナ増加を理由に辞職。
  2. PCR検査は約190万人、ワクチン注射が始まっている(インドのワクチンなど)。
    ゴビ砂漠の大砂嵐で死者が出ている。北京などにも飛来。
5. その他

まもなく、「日本―モンゴル国交50周年」となる。これを機会にDFメンバーでもう一度モンゴル訪問することを検討する。

また、2022年5月に「日本―モンゴル学生シンポジウム」が開催される。
(注:千葉工大では、モンゴルの高専卒業生が大学3年に編入できる制度がある)

以上
(文責)櫻井三紀夫

2021年3月04日

「モンゴルの高専3校へのオンライン授業」を開催
(モンゴル研究会、授業支援の会)

2021年2月26日(金)日本時間17:00~19:00(モンゴル時間16:00~18:00)に、モンゴル研究会と授業支援の会の共同で、モンゴルの高専3校*の学生(約80名)に対して、オンラインでの社会学習授業を開催しました。コロナ禍により、モンゴルでも学生は自宅学習となっており、各家庭からパソコン・スマホでZoom講義に参加しました。

(*モンゴルの高専3校:モンゴル科学技術大学付属高専、モンゴル工業技術大学付属高専、新モンゴル高専)


当日の参加者(画面半分)

講義全体の企画はDFモンゴル研究会の水谷 晃さん、講師は授業支援の会の若松常美さんで、テーマは「超高層ビルを造る失敗を恐れず挑戦する)」でした。モンゴルでのビル建設ラッシュとその将来性という観点から、学生の関心が高く、多くの受講者が活発に質疑応答して盛り上がりました。


講義資料と講師の若松さん

モンゴル側通訳のウラナーさんの流暢な翻訳が学生の理解を大いに助けてくれました。

講義では、まず、元駐モンゴル大使(DF会員)の清水武則さんから学生への激励の言葉を送り、企画者の水谷さんから講義が社会学習6回シリーズの第3テーマに当たるという位置づけを示した後、本題の超高層ビル建設の話に入りました。

共有画面にモンゴル語のパワーポイント資料を表示し、講師が日本語で解説したものを一段落づつ通訳がモンゴル語に翻訳して学生に伝えるという方法を採りました。超高層ビルの建設計画から始まって、設計・施工・エレベーターの性能・耐震性・完成後のクレーンの撤去法など、ビルの基本概念を理解できると共に、近未来に向けて夢のある超高層建造物のアイデアまで、学生の興味を引く内容が講義されました。

企画者の水谷さんと通訳者のウラナーさん

モンゴル高専校長 セルゲレン氏と元駐モンゴル全権大使 清水さん(DF会員)

質疑応答では、10件以上の質問が出され、学生の疑問点解明や探求心の充足に役立ったと考えられます。

今回の遠隔授業は、Zoomによる国際的オンライン授業であり、聴講者全員がそれぞれ会議に入り、通訳を介して講義を受け、それぞれの質問と回答を通訳者を通してやり取りするという、何重にもわたる壁がありましたが、それらを克服して安定したオンライン授業が実施できたということで、今後の広域(グローバルな)授業支援に新たな道を開けたと考えられます。

以上
(文責)櫻井三紀夫