2017年3月8日
環境部会
トピックス(2016年版)
掲載日付 | タイトル |
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10月16日 | |
09月26日 | 東京都下水道局森ヶ崎水再生センター見学会 |
07月17日 | DF環境セミナー 「企業におけるR&D 〜障壁を乗り越えるには……リチウムイオン二次電池(LIB)開発を例に〜」 |
06月25日 | 平塚ゆるぎ地区に加え新フィールド神武寺の里山再生活動 |
04月15日 | DF環境セミナー 「新しい地震予測の展開」 |
04月10日 | 2015年度「さくら美守り隊」ボランティア活動参加報告 |
01月18日 | DF環境セミナー 「エネルギーの地産地消による地域の自立」 |
DF環境セミナー
「気候変動と人間社会」
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ーー 人間が気候をも変える時代 ーー
地球の歴史を振り返ると、気候は大きく変動してきました。その気候変動に人間の歴史は影響を受けてきましたが、20世紀に入ると、人間の活動が気候に与える影響が無視できなくなってきています。
今回は、日本気象予報士会東京支部長の田家康氏(写真)をお迎えして「気候変動と人間社会 ~人間が気候をも変える時代~」と題して、気候変動と人間の関係についてお話をいただきました。
- 日 時:2016年10月3日(月)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ
- 講 師:田家 康 氏/日本気象予報士会東京支部長
- 参加者:56名
- 概要はこちらからご覧ください。
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東京都下水道局森ヶ崎水再生センター
「再生エネルギー発電施設(汚泥消化ガス・小水力・太陽光)見学会」
2016年9月9日、環境部会の13名が東京モノレール昭和島駅に参集し、東京都下水道局森ヶ崎水再生センターの見学会を開催しました。
センター到着後、担当の桃木課長代理から約1時間かけ(1)森ヶ崎水再生センター概要(2)汚泥消化ガス発電事業(常用発電事業)(3)小水力発電事業(4)太陽光発電事業 全般につきオリエンテーションを受けました。
丁寧なオリエンテーションの後、東施設を見学。施設見学後、センターに戻りラップアップ・ミーティングと質疑応答を行いました。
桃木課長代理は技術にも現場の運転にも精通しておられ、様々な角度からの私どもの質問に的確に回答していただき理解が深まりました。
こうして2時間に及ぶ本日の見学は終了しましたが、東京都のライフラインである下水処理と再生エネルギーの総括的な融合を確認することが出来、大変有意義でした。
見学会の詳しい内容はこちらに書かれています。参加されなかった方も是非ご一読ください。
- 日 時:2016年9月9日(金)13時〜16時
- 場 所:東京都下水道局森ヶ崎水再生センター
- テーマ:「再生エネルギー発電施設(汚泥消化ガス・小水力・太陽光)見学」
- 説明とご案内:桃木伸行氏 (東京都下水道局森ヶ崎水再生センター課長代理)
DF環境セミナー
「企業におけるR&D 〜障壁を乗り越えるには
……リチウムイオン二次電池(LIB)開発を例に〜」
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今や、世界中で使用されている携帯電話、パソコン、デジタルカメラ、電気自動車、航空機など産業機器、AVなど電子機器、輸送機器等に電源として搭載されているのがリチウムイオン二次電池であることは誰もが知るところです。
講師の西美緒氏(写真)はそのリチウムイオン二次電池(LIB)を開発し、その功績が認められ工学分野のノーベル賞と云われるチャールズ・スターク・ドレイパー賞を2014年に受賞し、現在、ノーベル化学賞の有力候補の1人と云われています。
今回、西美緒氏より、LIB開発の苦労、電池の構造、再生エネへの応用、地球環境への貢献、今後の課題など多岐にわたる講演を、沢山のスライドとともにユーモアを交え分かりやすくお話しいただきました。
当日の出席者は約80名で会場はほぼ満席となり、環境セミナーとしては初めての懇親会にも大勢の方が参加して西講師と親しく会話を交わしておられました。
講演の詳しい内容はこちらに書かれています。参加されなかった方も是非ご一読ください。
- 日 時:2016年7月6日(水)14時〜16時
- 場 所:東京ウィメンズプラザ
- テーマ:「企業におけるR&D 〜障壁を乗り越えるには
……リチウムイオン二次電池(LIB)開発を例に〜」 - 講 師:西 美緒(ニシ ヨシオ)氏
【略歴・業績等】 | ||
1966年3月 | 慶應義塾大学工学部応用化学科卒業 | |
1966年4月 | ソニー株式会社入社 | |
1991年〜 | リチウムイオン二次電池を世界で初めて製品化 | |
株式会社ソニー・エナジーテック 専務取締役 | ||
マテリアル研究所 CTO(最高技術責任者) | ||
ソニー株式会社 業務執行役員上席常務 | ||
現 在 | ソニー社友、コンサルタント業務を営む | |
【受賞歴】 | ||
2014年 | チャールズ・スターク・ドレイパー賞(工学分野のノーベル賞) | |
電気化学協会技術賞・加藤記念賞・市村賞他多数 |
2016年6月25日
環境部会自然保全活動分科会
平塚ゆるぎ地区に加え新フィールド神武寺の里山再生活動
環境部会の「自然保全活動分科会」では、ここ数年平塚市の「ゆるぎ地区」で里山再生活動を行ってきました。その様子は時折「トピックス」で報告してきましたが、この1年は散策路網の完成と案内標識の設置を行い、ハイカーや学童の野外学習など散策路を歩く人も徐々に増えています。去る5月の活動では新たに藪に覆われている棚田跡の復旧にも手を付けました。
一方、新たな活動フィールドとして逗子市東部の神武寺を中心とした「寺町プロジェクト」への参加が具体化し、去る6月6日(月曜)神武寺において当分科会として第1回目のボランティア活動を行いました。
地元でいくつかの自然保全に関わる団体が集まり動き出す機運があるなか、DFの有志により本年1月に行われた地元打合せ会に出席、また4月に現地調査と簡単な作業を行ったうえ、今回の活動に至りました。分科会メンバー11名の参加により、時節柄雨が心配されましたがまずまずの天気のもと、地元からも各種団体が集い総勢40名近くで作業にあたりました。
神武寺は724年(奈良時代前半)開山の古刹で長く山岳信仰の霊場として敬われてきたといわれ、今もなお鬱蒼とした森に包まれています。境内はシダが多く茂り、また苔むした植生がとても神秘的な空間を作り出しています。鎌倉時代の横穴式墓跡である「櫓(やぐら)」が、アオキやササが生い茂る崖地にあり、今回はそこまでの散策路を開通させ、里山を回遊出来るようにしました。
7月には地元有志がその回遊路を通るジュニア・トレイルラン大会を計画しており、200名程度の未就学児童から中学生までが集まり、里山を走り回り自然に親しむそうです。
逗子市東部には隣接の池子の森の一部が米軍から返還され、この神武寺を囲む森と併せて広大な緑が残されています。神武寺を中心に周辺の寺院もこの里山保全の動きに同調してきており、今後地域一帯の大きな動きになってくることが期待され、DFの活躍の場も増えてきそうです。今後年間2回程度の活動を続けてゆく予定です。
分科会リーダー 平井 隆一
サブリーダー 杉野 恭(神武寺世話役)
サブリーダー 高山 重憲(平塚世話役)
DF環境セミナー「新しい地震予測の展開」
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我々が忘れることが出来ないあの東日本大震災から5年が経過しました。また、折しも昨日(2016.4.14)熊本で震度7の大地震が発生し、大きな被害をもたらしました。
今回は東京大学名誉教授/株式会社地震科学探査機構顧問の村井俊治氏を講師にお招きし、「新しい地震予測の展開」と題して講演をいただきました。
講師の村井俊治氏は、工学的アプローチから「地球は地震の時に大きく動くだけでなく地震の前にもわずかだが異常に動く。この地震の前に異常に動く前兆を測量すれば地震予測に役立つ」と考え、新しい地震予測を展開されています。
- 日 時:2016年3月31日(木) 14時〜16時
- 会 場:東京ウイメンズクラブ
- テーマ:「新しい地震予測の展開 」
- 講 師:村井俊治 東大名誉教授(株)地震科学探査機構顧問
- 詳細は こちら をご覧下さい
環境部会 自然保全活動分科会
2016年度
「さくら美守り隊」ボランティア活動参加報告
ディレクトフォース環境部会「自然保全活動分科会」では,今年も3月28日~29日の2日間「千鳥が淵緑道」での「さくら美守り隊ボランティア」に参加いたしました。
東京は3月21日に開花し,3月28日,29日は二分から三分咲きでしたが,「千鳥が淵」のお堀端に咲く桜を楽しみながら活動を行うことが出来ました。
今年は両日で13名の方々にご参加いただきました。活動参加していただいた皆様には心より御礼申し上げます。有り難うございました。
千鳥が淵緑道から北の丸公園の一周コースでの「清掃活動」,そして「さくら再生のための募金」のお願いのお手伝いを致しました。我々の活動と呼びかけが少しはお役に立てたのかなと思っています。
本年で7回目の「さくら美守り隊ボランティア」への参加でしたが,来年も参加する予定です。
来年も皆様と一緒に活動できることを楽しみにしています。
以上
文責:環境部会「自然環境保全分科会」神山利
DF環境セミナー「地球温暖化抑止COP21の焦点 〜 課題は克服できるか 〜 」
1月13日10時から12時まで、会員38名と友人・知人21名の計59名の参加を得て,日本経済新聞社編集委員の滝順一氏「地球温暖化抑止COP21の焦点 〜 課題は克服できるか 〜 」と題して,パリ協定が採択されたCOP21についての解説をして頂きました。
記録がまとまりましたのでご一読下さい。
- 日 時:2016年1月13日(水) 10時〜12時
- 会 場:東京ウイメンズクラブ
- テーマ:「地球温暖化抑止COP21の焦点 〜 課題は克服できるか 〜 」
- 講 師:日本経済新聞社編集委員 滝順一氏
- 詳細は こちら をご覧下さい
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