( 2021年3月5日 掲載 )
発行:2021年3月5日 世話役:矢島 健児 副世話役:清水 範夫 編集・文責:清水 範夫
小林慎一郎会員より以下の報告があった。
東レ、東レインターナショナルにて、プラスチック関連の国内外営業、海外の事業運営に携わる。
東レインターナショナル常務取締役、東レ先端素材(韓国)副社長、ドイツ、米国、韓国に駐在。2016年リタイヤ以来、国連WFP(世界食糧計画)協会のエクスペリエンツボランティアとして企業対応、学校連携担当。
グローバリゼーションの急速な進展とSDGs(持続可能な開発目標)が生まれた背景を説明し、次に、SDGsの前身となるMDGs(ミレニアム開発目標)に関する国連の自己評価と問題意識をレビューした。
MDGsは、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ、一定の成果を挙げた。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までの国際目標である。17のゴール・169の目標から構成されている。WFP(世界食糧計画)は国連組織として、2020年度ノーベル平和賞を受賞したのであるが、SDGsの目標2は飢餓をゼロにすることになっており、世界の飢餓問題とWFPの活動を紹介した。
緊急事態宣言が発出している中でZoom方式を主体として開催しました。それにもかかわらず、651スタジオへの参加とZoom方式での参加を合わせて、48名という多数の会員に参加していただきました。
水口氏の講演会では、世界的に取り組まれているSDGsと国連WFPの活動などについて、動画を用いて分かり易く説明していただいた。とくに、飢餓に対する食糧支援やロジスティックス(物資輸送)の活動などにはその重要性を強く認識できました。Zoomによるオンライン形式ではありましたが、いくつかの質問も出され、盛会であったと思われます。(清水)。