瓦版

( 2019年5月18日 掲載 )

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DF技術部会瓦版第52号

発行:2019年4月30日 世話役:酒井 和幸 副世話役:横山 祐作 編集・文責:横山 祐作

例 会

  • 開催日時 4月18日(木)
    13時30分:例会 ウィメンズプラザ 第一会議室B ‥‥‥‥出席者31名
    17時00分:懇親会 福縁 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥出席者19名

【目 次】

  1. 活動報告:酒井 和幸 世話役
  2. 分科会活動報告
    理科実験グループ:関口 洋一 会員
    リスクセンス推進研究会:梅里 泰正 会員
    経済産業懇話会:浅野 応孝 会員
    医療懇話会:赤堀 智行 会員
  3. 講話 Ⅰ「共生社会を考える」
    ・大田区地域包括支援センター 統括センター長 渕上 虎平 氏 
  4. 講話 Ⅱ「市場消失と新規事業展開ー富士フィルムのケース」
    ・DF会員(富士フィルム技術系役員OB)山田 澄人 会員
  5. 今後の技術部会の お知らせ 
  6. 編集後記 横山 祐作 副世話役

活動報告 酒井 和幸 世話役

技術部会
  1. 2019年度4月以降の活動予定 (酒井世話役)
  2. 2019年2月例会の会計報告 (酒井世話役)
    酒井世話役の説明資料はこちらをご覧ください。
  3. 10月技術部会工場見学(三菱MRJ工場見学)の概要(横山副世話役)
    実施日 10月17、18日
    見学場所 愛知県春日井市 岐阜県各務原市
    1) MRJ工場見学 2)あいち航空ミュージアム 
    3)かがみはら宇宙航空博物館 (宇宙博)
    全員宿泊を原則とする(合宿形式)
    計画の詳細は追ってメールで連絡する
    横山副世話役の説明資料はこちらをご覧ください。

分科会報告

1.理科実験グループ

  1. 4月の理科実験は3件、5月は4件しかなく昨年より減っている。
  2. 4月1日、11日開催された意見交換会の報告があった。
    無理のないボランティア活動として、外部の要請に応えるには、どのような課題があるか意見交換会を実施した。
  3. サイエンスフェスティバルin清瀬は、ゆめ基金が不採択となったが、理科グループの自主企画として実施を検討する。
  4. 毎日新聞社主催の「学びのフェスタ2019春」の参加報告
    毎日新聞に我々の活動が取りあげられた。

関口リーダーの説明資料はこちらをご覧ください 。

2.リスクセンス推進研究会 技術部会

中田リーダーに代わって梅里会員より以下の報告があった。

  1. 3月9日に開催されたスクセンス研究会主催の「リスクセンスフォーラム」の報告があった。
  2. リスクセンスシステム研究の進め方、およびリスクセンスシステム採用推進活動報告された。

梅里会員の説明資料はこちらをご覧ください 。 

3.産業懇話会技術部会

懇話会 浅野 応孝リーダーより以下の報告がありました。

  1. 2019年度4月までの実施済み活動報告があった。
  2. 5月13日(月)に竹本勇一さん 「薬開発の歴史と認知症」、6月に技術部会見学会(荏原製作所 廃プラ処理)、7月に金井英夫さんの「林業問題の現状について(仮)」が計画されている。

浅野リーダーの説明資料はこちらをご覧ください 。 

4.医療懇話会

技術部会赤堀 智行リーダーより以下の報告がありました。

  1. 2019年度12月の開催報告があった。
  2. 4月は、再び大田区地域包括支援センターの渕上虎平氏による「認知症・ひきこもり・介護」の講演をお願いした。その後の予定は、学童の健康問題の実情、救急医療の現状等を企画しているが、テーマ、最適な演者の推薦をお願いしたい。

赤堀リーダーの説明資料はこちらをご覧ください。  

講話Ⅰ「共生社会を考える」 
    渕上 虎平 氏 大田区地域包括支援センター 統括センター長

技術部会赤堀世話役より12月に続いて、今回も同じ演者による講話を取り上げた背景の説明と演者である大田区地域包括支援センター統括センター長 渕上虎平の紹介があった後、上記の講話に入った。

行政のみに頼らず、「地域包括ケア」による地域住民を巻き込んだ地域共生社会の構築と、地域住民の協力体制が、地域の治安の安定、主観的健康観増加、ボランティア活動の重要性等が解説された。また、人口減少に伴う介護の未来予測と政府の施策なども解説された。

高齢者が増加していく中で、我々自身が主体となって助け合っていく世の中を構築していく必要があることを痛感した。また、“高齢者自身が生き甲斐を持って社会の中で役割を果たすことが健康寿命を伸ばすことになる”という具体的なデーターを示されたことが、大変印象に残った。

淵上氏の講演資料はこちらをご覧ください。

講話Ⅱ「市場消失と新規事業展開 ~富士フィルムの構造転換を例にとって~」 
    山田澄人氏(富士フィルム技術系役員OB DF会員)

技術部会酒井世話役による山田澄人会員(富士フィルム技術系役員OB、DF会員)の紹介と今回講話に取りあげた背景の説明の後、上記講話にはいった。

富士フィルムは2000年代に入って急激に銀塩カメラの需要がなくなり、それにともなって主力事業であるフィルムの需要が激減した。市場のニーズを取り込んだ商品開発をどの様に行ったかが講演された。山田氏が開発似深く関わったインスタントカメラ「チェキ」の開発過程、あるいは大ヒットとなった理由等が説明された。さらに、医薬品開発、再生医療、医療機器等の新規事業を立ち上げ成功させた社内体制等にも言及された。富士フィルムが全く新しい会社に変容することに成功した理由など難しい質問にも誠実に答えられ、大変示唆に富んだ講話であった。

山田氏の講演資料は非公開です。

今後の技術部会の お知らせ

2019年第3回の技術部会は6月27日(木)13時より、昭和電工川崎事業所にてリサイクルプラントの工場見学と、終了後に川崎駅近くの会議室で定例会とリスセンス推進研究会報告、および医療懇話会の講演を行う予定です。また、終了後懇親会も開催する予定です。多数の会員の皆さんのご出席をお待ちしております。

編集後記

技術部会平成から令和へと大きな時代の変わり目です。社会構造、考え方も大きく変化しつつあります。その中で我々シニア世代が同生き甲斐を持って生きていていくかを考えされられた二つの講話でした。生き甲斐を持って生きていくことが、健康に生活する上で大切であることを痛感しました。 (文責:横山祐作)